国指定史跡「称名寺」仁王門にて。

2014年11月21日

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国指定史跡「称名寺」仁王門の前。
山門から境内の中心、阿字ヶ池にいたる参道を進み、
クライマックスとなる最後の門です。

どうしたことか、
木の柵があり、少々残念。。
この門を、くぐることが出来ません。
門はくぐるためにあるのでは?笑

ところが、これによって仁王門のまわりは
人通りがなく、心地良い日だまりとなっていました。

子供たちが、ゆったり安全に過ごすことが出来る場所。。
人が通らないので、
門の正面に座り、絵を描いている方も。。
きっと、門を通して見える、有名な赤い太鼓橋が
じっくり描けますね。素敵です。

本題は関東学院大学2年生設計課題
「金沢文庫ミュージアム」の敷地視察を行う授業。
集合場所が、称名寺境内でした。
学生の皆様と共に、風光明媚な紅葉を楽しめました。

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第一課題「馬車道のオフィスビル」提出

2014年11月15日

 
関東学院大学 建築環境学部2年生必修授業。
第一課題「馬車道のオフィスビル」の提出でした。

学生約170人の模型がズラリ並び圧巻です。
いびつな形状に挑んだ提案。。
通りを引き込んだ提案。。
馬車道の風情を強く意識した提案。。
オフィス空間そのものの新たなあり方を目指した提案。。

様々なプレゼンが見られましたが、
要求図面、模型、イメージパースなど
バランス良く提出され総合力が発揮できた案の
評価が高かったように思います。

◆始めに際立った案を選定します。
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◆先生方々全員で意見を出し合い一つずつ評価します。
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皆さまお疲れさまでした。
第二課題は昨年同様「金沢文庫ミュージアム」
次週は、実在する課題敷地に現地集合です。

悔いを残した学生諸君?
くやしい思いをした皆さま?
リベンジです!!
また、頑張って参りましょう。
 

◆集合場所を発表し授業終了です。みんな来てね。
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「建築デジタルデザイン演習」 授業と発見。

2014年11月5日

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芝浦工業大学システム理工学部 環境システム学科2年生
後期選択科目「建築デジタルデザイン」エスキス授業
を担当しています。

学生の皆さまは、授業前に進めているデジタルデータを提出。
1人ずつ教室のスクリーンにデータを投影し発表して頂き、
講師が講評するかたちでエスキスが進行。

皆互いの進み具合や問題を共有し、
見方によっては、競い合いながら学ぶことになります。

また、全ての提案に対し「講師がどんな事をいうのだろう」
という熱い学生の眼差しも、授業の緊張感を生み出します。
比較的少人数だからこそ出来る機会です。

修士2年 荻野君、写真ありがとう!

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授業後半は、次回課題の準備学習となる澤田先生の
レクチャーがありました。

研究室のアーカイブデータや、スクリーンを使った説明など、
教育の現場でも、無限の表現方法があることに気付かされ、
指導で伺う私にとっても、新たな発見があります。

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第一課題「馬車道のオフィスビル」敷地見学

2014年09月26日

 
関東学院大学 建築環境学部2年生必修授業の初日。
第一課題「馬車道のオフィスビル」の敷地見学でした。
学生約170人、私を含む講師12人で大移動。
馬車道を歩き、敷地やその周辺を、全員で視察です。

赤いマルタパンの彫刻、横浜関内ホールと
馬車道をはさんで対峙する対象敷地。
どんな案が生まれるでしょう。

来週は配置計画を主とした、エスキス一回目です。
学生の皆さん、頑張って参りましょう!

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課題「金沢文庫ミュージアム」の提出。

2014年02月4日

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関東学院大学 建築環境学科2年生の必修授業「建築設計製図Ⅳ」
第二課題「金沢文庫ミュージアム」。
提出模型がズラリ。力作が多く熱いものを感じました。
各模型は敷地模型にあてはめ、様々な観点から意見交換。
10人の講師全員で図面とともに1つずつ評価・講評しました。

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金沢文庫の実際の学芸員の方からのご指導により求められた、
ワークショップ機能を重視した課題。
強い自然光など外部の影響から距離をおく収蔵・展示室に対し、
ワークショップスペースは、
道や広場に開いた配置や、最上階で展開することで、
開放的な空間とする提案が多かったと言えます。
以下、発表会に選出された2作品の、個人的感想です。

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周囲の山並みと呼応させた、サーカステントのような屋根から、
柔らかい光が広がる空間。上階のワークショップから下階
収蔵・展示までのグラデーションが想像でき魅力的。
一律である風情や周囲との関係性に課題はあるが、
地下から立ち上りテントを支える2本の柱は、
意匠・構造・設備が一体で考えられ、明快な提案でした。

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既存の金沢文庫と山の散策路につながる動線を
目の覚めるような広場で構成。また既存の東屋をそのまま残し、
屋外展示・屋外ワークショップスペースとして構想。
より丁寧な配置・ボリュームスタディは課題であるが、
建物だけで考えがちな全体を、内外含めたランドスケープ
として計画したシャープで勇気ある提案でした。

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2年生にとって、必修の設計授業は今回で最後。
春からは、みな様々な専門分野に枝分かれします。どのような道に
進んでも、課題で学んだ苦しくも楽しい「自ら考え生み出す力」
を思い出して頂けたら幸いです。

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建築環境学科ホームページより

「建築デジタルデザイン演習」エスキス授業

2014年01月15日

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芝浦工業大学 環境システム学科2年生の選択授業
「建築デジタルデザイン演習」で指導にあたっています。
デジタルデザイン環境を最大限に活かした建築設計の基礎を学ぶ授業。
あえて、製図台に向かい図面を描いたり模型を作製したりせず、
計画の初期段階から、3次元オブジェクトCADをつかい、
見えない情報の可視化や、空間の立体的計画を進めるトレーニング
を行います。ちなみに、CADツールの操作や指導はTA
(ティーチングアシスタント)の大学院生が2名体制で支援。
いつもありがとう!

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従って、課題の提出は全てデジタルデータ。
毎週のエスキス(各自検討作業を持参し講師が指導・アドバイス
する作業)は、主に講師と学生のマンツーマンで行う事が多い
と思うのですが、この授業では全員参加。各自順番に発表し、
エスキスデータはスクリーンに映すことで情報共有する形で
授業が進行します。
計画の最適化や、相手にコンセプトを伝えることの大切さを
学ぶことになるのですが、小人数スタイルで、とにかくみな真剣。
~私自身も、毎回新たな何かを強く学んでいるように思います。

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課題「金沢文庫ミュージアム」敷地視察。

2013年11月22日

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関東学院大学 建築環境学科2年生の必修授業「建築設計製図Ⅳ」
学生の皆さんと一緒に、
第二課題「金沢文庫ミュージアム」の敷地を視察しました。

日本最古の図書館「金沢文庫」発祥の地。
1990年に建設された、神奈川県立金沢文庫に隣接する
公園内に、その別館としての「ミュージアム」を設計する課題です。

金沢文庫で実際に活動されている学芸員の方に、
設計する敷地の真ん中で、お話をお聞き出来るという貴重な機会。
歴史や文庫の保存・研究活動など、とても具体的なお話でした。

夕日をあびた少々控えめな公園。
学生諸君の新たなアイディアを待ち望んでいるようでした。笑

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課題「馬車道のオフィス」の提出でした。

2013年11月16日

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関東学院大学 建築環境学科2年生の必修授業「建築設計製図Ⅳ」
第一課題「馬車道のオフィス」。
100人を超える学生諸君の提出模型が並びました。
指導にあたっている10人の講師全員で1つずつ評価。

オフィスと街を、工夫あるスペースで繋ごうとした案。
通りに面する壁面を、大胆に構成した案など様々。
予想を超え、魅力ある提案多数でした。うれしい。
お疲れさまでした。
次週からは第二課題「ミュージアム」。
さらに、頑張って参りましょう!

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建築環境学部ホームページより

課題設計の敷地をゆっくり視察!

2013年09月27日

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後期授業の初日です。
関東学院大学 建築環境学科2年生の必修授業「建築設計製図Ⅳ」
10人の先生方と100人を超える学生諸君と一緒に、
第一課題「馬車道のオフィス」の敷地を視察しました。

横浜関内の馬車道を、普段歩かないような速度で
ゆっくり体験。学生だけでなく、実は指導の立場である
自分にとっても新鮮な出会いや、驚きがあったように思います。

今回の課題は、敷地も出題内容も昨年と概ね同じですが、
どのようなアイディアが現れるか今年も楽しみです。