「むかえる家」 敷地から計画へ。

2014年01月5日

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施主ご主人と敷地で待ち合わせ、ご一緒に視察する
ことからスタート。
ねじれた地形の角地。道との高低差を活かした楽しい住まいを
構想したいと思いました。

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敷地の高さや形状に強い特徴があるケースとして、
早い段階で敷地模型を作成。
常に手に取り、眺めながら計画を進めています。

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3案にしぼり、
模型をつくりながら、アイディアの特徴を整理する進め方
となりました。
1階は居間と繋がるテラスのあり方の違い。
2階は将来間取りを変えられるよう大らかな構成です。

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どの案も共通している点は、バリアフリーの観点から、
1階に、居間とお母様の寝室。
2階に、夫婦と4人の元気な子供たちのスペースを確保。
初回プレゼンテーションは、
住まいへのアプローチのあり方、
居間の広がりにつながるテラスのあり方など、
ご家族としっかりお話しすることができ、既に
大きな方向性と目標が明確となっています。

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プレゼンテーションの始めから終わりまで
全て一緒に参加してくれた娘さんから、絵手紙を頂きました。
感動です。ウレシイ!
さらに案をみがいていきます。

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コンセプトモデル「むかえる家」

2013年12月28日

「むかえる家」A案
敷地の高低差を活かし、プライバシーと開放性を両立させた
テラスを配置した案。テラスとつながるリビングでは、
アイランドキッチンを中心とした、大らかな空間が特徴です。
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元気な4人の子供たちが飛びまわれる住まい。
訪れる人を楽しく迎えることが大好きなクライアント。
テーマは来訪者をお迎えする工夫です。
・来客をむかえる木の壁。
・祖母をむかえるスロープ。
・子供たちをむかえるテラス。
・友人をむかえるジャンボキッチン、など。
今後、A案を中心に愛猫をむかえるつくりを検討しつつ、
さらに案を進化させていきます。

「むかえる家」B案
玄関をテラス側に配置。全てのアプローチをテラスに集中する案。
駐車スペースからの動線が長くなることや、様々な来訪者による
アプローチの多様性が確保しにくいことが分かった。
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「むかえる家」C案
駐車場と連続するテラスを正面に配置し、開放性を追求した案。
勢い余った子供たちの飛び出しが問題となった。来客を含め、
前面に車が停まっている場合の快適性が課題となった。
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