竣工お引渡し。@店舗併用住宅「和定食屋さんの家

2018年12月28日


店舗客席の薪ストーブに火入れ。いつまでも見ていたい。

 

竣工お引渡し。
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

上越市の店舗併用住宅「和定食屋さんの家」建築本体が竣工。
外構の一部、住まいや店舗の購入家具などを除き完成です。
施工の各担当者による、取扱説明をもってお引渡しとなり
設計監理者として立会いました。

じっくり時間を掛け、互いに暮らしをイメージしながら
施主・施工・設計みなで、建物内を一緒にまわります。
キズなどのリタッチや不備チェックなど、法的検査・
施工者検査・施主検査などは、この日までに概ね終えて
いるので、お引渡しでは主に、利活用の視点で見ていくこと
が一般的。従って、全ての設備を試運転、各所使い方や
メンテナンス方法等を、順良く確認する会話が本来です。

しかし一方で、イイ意味で常に話題が脱線します。
各場所で、施工時の苦労や、計画時の思い出、暮らしへの
期待、作り手と住まい手が、互いの思いを感じる対話が始ま
ると話題がつきないのです。
実はその時間を施主・施工・設計みなで共有出来ることが
一番大切なのではないかと感じます。
顔が見える設計、顔が見える施工。顔の見えるものづくりが、
我々の大切にしていることだからです。

夜は一階店舗で、店主(施主ご夫妻)に食事会を開いて頂き
職人の皆様と一緒に、楽しい時間を過ごしました。
薪ストーブで煮込んだ竹の子汁。美味しかったぁ!!
ありがとうございました。

 






◆水蓄熱システム関係:本件は薪ストーブの熱を、特殊な
水袋アクアレイヤー(株式会社イゼナ)で蓄熱し、その
輻射熱で、2階住居と1階店舗の両方を暖める仕組みを、
なんと日本初採用。担当の前田さんに、火入れした薪スト
ーブからの熱の広がりを測定頂きつつ、システム全体の
取扱説明をして頂きました。
 



◆窓サッシ・建具関係:開き方や注意点、お掃除方法など
確認出来ました。
 


◆キッチン周り関係:キッチン本体やレンジフードの掃除
方法など確認出来ました。
 



◆電気設備関係:照明や各設備のオンオフ、配線系統、
分電盤、エアコン等の広範囲を情報共有出来ました。
 




◆給排水設備関係:屋内では特に厨房排水における、
グリーストラップの仕組みや掃除管理方法の確認。
あいにくの雨天でしたが、屋外では道路からの設備幹線
引込み、水道メーター、屋外機器など情報共有出来ました。
 




◆薪ストーブ:火入れ確認どころか、店主(施主ご夫妻)
に開いて頂いた食事会で大活躍。薪ストーブで煮込んだ
竹の子汁も最高でした。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有
足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ
確認検査&フラット35S適合証明「完了検査」

 

確認検査&適合証明の「完了検査」終了@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年12月20日

 

確認検査&フラット35S適合証明
「完了検査」が無事終了
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

建築基準法に合致していることを証明。建物完成時に
必ず行う、指定確認検査機関による「完了検査」が
行われました。

今回は、建築基準法確認検査と、フラット35S(耐震
等級3取得による金利Aプラン)適合証明を、
同じ検査機関で申請しているので、検査員が現地入りし
同時に行う検査となりました。

施工担当のカネキヤ工務店、現場監督小林さんに
検査立会いをお願いし、検査員の指摘なく無事終了との
ご連絡を頂きました。ありがとうございました。

検査終了後、清々しい夕暮れを迎えた照明の試験点灯。
現地におられた施主ご夫妻が、その様子をスナップ撮影し
写真を送って下さいました。素敵な夜景です。
嬉しい夜となりました。
 

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有
足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ

 

足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年12月8日


足場が解体され、外観のお披露目となりました。
職人さんがコテを使い、繊細かつ力強く仕上げたグレー色
の左官仕上げ(アイカ/ジョリパットJP-100水墨淡色)
が印象的です。

 

足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計で行ってきました現場三者定例の最終日。
屋外では、足場が解体され外構工事全体の仕上げに向けた
方針整理。建物本体アプローチ部のコンクリート土間仕上
げと、周りのアスファルト舗装との境目位置や処理等を
しっかり確認出来ました。

屋内では、内装工事が大詰め。特に課題となっていた
店舗客室の左官壁仕上げについて、少しずつニュアンスを
変えた、数種類の実物サンプルを事前にご用意頂き、
皆で意見交換。この日一番はじめの議題となりました。

「これでいこう!」

意匠性や施工性、掃除がしやすいことや、ザラザラし
過ぎて来客の衣類等を傷つけない配慮など、バランスの
とれた左官仕上げであることが検討項目。
可能性のあるサンプルを、大きめに作って頂き、
それぞれのメリット・デメリットが明瞭だったことが
何よりでした。

なんと、全く意見が割れることなく、施主・施工・設計
みな満場一致で仕上げが決定。その後の打合せもずれ込む
ことなく進行し、最後の定例を終えることが出来ました。
ありがとうございました。


◆屋外の様子


大工さん・左官・塗装・建具・電気・給排水など担当の
皆さまの車両が敷地内にならんでいました。


足場が解体され、屋外のディテールがより身近に。
雁木(正面ポーチ屋根)の先端は、すっきりした意匠の
ガルバリウム鋼板製雨樋(タニタHACO)を採用。


雁木(正面ポーチ屋根)下は、バリアフリー動線として
スロープを設置。冬の凍結時も出来るだけ滑りにくいよう
皆で相談し、コンクリート洗出し仕上げを採用。
まさに施工中でした。


◆屋内の様子



店舗客室の左官壁仕上げについて、実物サンプルを前に
施主・施工・設計みなで意見交換。外壁と同じ仕上げ
(アイカ/ジョリパット)ですが、仕上げ工程における
素材の扱いや、コテの押さえ方等でニュアンスも様々。
なんと、満場一致で仕上げが決定しました。



店舗入り口風除室の展示コーナーの構成。ご家族ゆかりの
魚拓です。最終的に施主ご夫妻が選ばれたヒラメの魚拓を、
バランスよく配置できるよう、皆の意見をまとめ、古川が
その場で手描きスケッチの図面を作成。
どのようにおさまるか楽しみです。
参考:風除室展示コーナーの事前検討。



一階店舗、厨房と客室の様子。皆で仕上がりを想像しながら
施主ご夫妻に各部をご確認頂きました。



二階住居、リビングダイニングの様子。畳室の掘り炬燵
(ほりごたつ)のスケール感を座って確認する古川。
Jさん写真ありがとうございました!

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有

 

遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年11月25日


遠方の施主とSNSでやり取りしながら、手描きスケッチ。
こうしてスマートホンで撮影。
そのまま写真を送信し、情報共有しています。

 

遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

建設場所やクライアントが遠方の場合、例えば現場打合せ
として、概ね数週間に一度の施主・施工・設計三者定例だけ
では、確認や変更などスピーディーな対処が難しくなります。
従って、電話やメール等のやり取りは必須。
写真・図面データなども、きちんとやり取り出来ますから、
遠方でも多くの情報を受発信し、進めることが可能です。

一方、今困っている、出来れば今直接相談したい、等々
瞬時の情報共有や、ちょっとしたニュアンスをリアルタイム
でやり取りしたい時は、メールに物足りなさがあります。
もちろん時と場合によると思うのですが、本件現場では
互いを尊重し気遣いつつ、とても自然なかたちで
SNSを活用したコミュニケーションで、情報共有する
場面が多くなっています。

施主・施工・設計三者とも日常的に使っている
LINEを活用。気軽に意見交換することになりました。
タイムラグ等ストレスなく、様々なニュアンスを共有。
方針をスムーズに決定し、現場進行しているように思います。

例えば、未決定で保留だった店舗前室のミニ展示コーナー。
施主:「どうしましょう?少し希望やイメージもあるけど、
形にならない、どう決めたらよいか分からない。」

コメントを受信しつつ、いらない紙やスケッチブックに
古川がグリグリとスケッチ。
即興だから、スケッチは美しく整っている必要なし。
なぜか、メールで送りにくいラフなスケッチも、
ハードルが下がるのかLINEでは送りやすい。
古川:「参考ですが、こういうイメージでしょうか?」
スケッチをスマホで撮影。
言葉を送るようにスケッチを送信します。

そうそう、そんな感じよねー!
スケッチのこの部分は良く分からないけど、、
こんな感じですかねー。
直後互いにネットで検索した写真を送り合い。
そうそう、それですー!と、イメージ共有。

つまり、スケッチで正解を当てるのではなく、
スケッチがきっかけとなり、かしこまった図面を作って
並べているより、意見や感想が出しやすくなる状況。
また、どんな長電話、どんな長文のメールより
具体的で早い。

私自身のライフワークでもある、気軽な手描きスケッチ。
比較的コッソリ?公私で個人的に使っていた
スケッチブックは、ちょっと出番が増えてきています。

 


飾り棚の高さは、低めがいいかな?
魚の絵(魚拓)はラフな額装をした方がいいかな?
考えをめぐらせる過程そのもののスケッチ。
これも送信。


以前に考えたことがあるイメージもスケッチして送信。
活かすところや、やめるところも、結構幅広く
意見交換出来ました。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ

 

屋内塗装と屋外塗装の打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年11月15日


この日現場では、屋外仕上げ前のモルタル下地工事が終了し
仕上げ工事に入る前の、大事な準備工程として、
サッシ周りや周囲ジョイント部のコーキング施工中でした。

 

屋内塗装と屋外塗装の打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計三者定例(月一回)。
現場は、屋内外とも仕上げ工事に入る前の、各種下地の
工事に入っています。

本工事は、現場敷地内にプレハブ仮設事務所を建てて
頂いたので、書類資料の多くなる打合せが多い時は
事務所内。現場内の実物を見ながら話した方が早い場合
は現場内と、臨機応変に行き来しながら、効率よく
打合せが進行しているように思います。

屋内外とも、意匠性や機能性、耐久性やメンテナンス性等
様々な角度から整理が必要となった塗装材料が議題。
設計段階で考えていた仕様を採用して頂いたり、
より適したものに見直すご提案を頂いたり、とても大切な
意見交換です。

塗装材の性能や特徴など、細かなデータを記載した資料は
現場事務所内で確認。色味や塗装場所の細かな確認は、
小さな図面でなく、事務所から出て直ぐに現場の実物を
前に皆で確認するという打合せ。
とても明確に情報共有し、方針を皆で決定することが
出来ました。ありがとうございました。

 


現場敷地内の仮設事務所内で打合せ。奥からカネキ屋工務店
現場監督小林さん、共和塗装 本山さん、
岩崎塗装 岩崎さん、施主奥さま


屋内の木部塗装。


屋内店舗客室床コンクリート土間に採用予定の保護塗装。



屋外の木部塗装。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」

 

フラット35S適合証明「中間現場検査」@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年10月5日


防蟻材の施工状況を確認する日本ERI検査員の様子。
撮影:カネキ屋工務店

 

フラット35S適合証明「中間現場検査」
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

指定確認検査機関(今回は日本ERI横浜支店で申請。
新潟支店から検査員が現地入りし検査)による、
フラット35S※適合証明「中間現場検査」が
行われました。

フラット35は通常、共同住宅含む新築・中古・
リフォームなど住宅が対象なのですが、実は店舗併用住宅
の場合でも、その住宅部分のみを対象として申請すること
が可能です。意外と知られていないことかもしれません。

検査に立ち会えませんでしたが、
現場監督のカネキ屋工務店 小林さんが立会い、検査の
様子が分かるスナップ写真を送って下さいました。
検査も無事指摘なく終了したとのこと。
ありがとうございました。

※フラット35とは
住宅金融支援機構のもと、返済期間が最長35年、
保証料が不要で、金利が上昇することがない融資商品。
機構の融資条件に適合した質の高い住宅を建てることが
条件になるため、自ずと性能の高い住宅が取得でき
る上、資金計画が立てやすいメリットがあると言えます。
デメリットとしては、機構の条件に適合する建物仕様を
正しく守る設計、きちんと設計通り出来ているか審査
するための、申請や現場検査・適合を証明する書類の
受領等が必要となり、当然手間が掛かることです。
そのスケジュール管理も、慣れている設計者や施工者の
スピーディーな対応が必須となります。
35Sは35よりさらに優れた基準が認定された住宅
について、貸付条件の緩和や貸付利率の引下げが
可能となります。

 


中間検査時の外観。構造用合板やサッシが付き、主要な
耐力壁が概ね完成したあたりで、検査を受けられます。

 

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◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ

 

工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年10月3日


左から左官工事担当の嶺村建材工業 佐藤さん、
カネキ屋工務店 現場監督小林さん、施主奥さま。
小林さん舵取りで打合せが進行。出来る工夫やメリット
・デメリットなど、とても自由に意見交換できる場を
設けて頂きました。
屋内外で予定している、左官工事仕上材の素材や色等の
方針を、一つ一つ確認・検討する機会となりました。

 

工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計三者定例(月一回)で現地へ伺いました。
現場は柱・梁が組み上がり屋根が完成、外壁の窓サッシが
取り付けられ、屋内側工事も着手できる段階。
ちょうど建築本体工事の中盤と言えます。

この段階で重要なことは、屋内外とも具体的な建物の仕上
げ材や造作を予定した上で、間違いのない下地工事を行う
ことです。つまり目に見えるものに対し、完成後見えなく
なったり、手を入れられなくなったりする下地の部分を、
しっかり作っていくことが重要になります。

逆に言いますと、色や素材など仕上げ材が決まらず、
曖昧だったり保留にしたり、唐突に変えたりすると、
順良く下地工事が進まず、現場の遅れや間違い、修正工事
による無駄が、現場に悪影響を及ぼす原因にもなります。
つまり、工事中盤は、特に現場監督さんの舵取りが
非常に大事な時期と言えるのです。

現場では、建具工事 土肥木工所 土肥さん(なんと施主
奥さまの同級生!心強いです。)と意見交換。
建具本体を理想的なかたちで据えられるよう、建具周りの
調整やご提案を持参され、とても助かりました。

工務店オフィス内では、厨房機器 マルゼン長岡営業所
田中さんと調整。天ぷらやフライなどをあげるフライヤー
を設計時のガス式から電気式に変更する場合の準備を
共有する意見交換。配線や電気容量なども変わるので
電気工事 荻井さんも同席、調整頂きました。

この日最後は、左官工事・金属工事全般ご担当の
嶺村建材工業 佐藤さんと意見交換。
屋内外の壁で予定している左官仕上げや、ポーチ床で予定
している洗い出し仕上げ(豆砂利洗い出しなど)等の
サンプルを持参され、方向性を決めることが出来ました。
より良いおさめ方など、多くのアドバイスも頂き、
仕上がりが楽しみになりました。

いずれも全てが下地工事にかかわる内容。
関係者相互に内容理解を深め、現場に活かせる
打合せが出来たと思いました。ありがとうございました。

 



建具工事打合せ。



厨房機器打合せ。



左官工事打合せ。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子

 

上棟式と「お餅まき」 @和定食屋さんの家

2018年09月10日



本建物の特徴でもある下屋の上から勢いよくお餅まき。
とても盛り上がりました。

 

上棟式と「お餅まき」 @和定食屋さんの家

台風上陸の影響が心配された新潟県上越市でしたが、
9月8日(土)大安吉日、
木造2階建て「和定食屋さんの家」が無事に
上棟(じょうとう)しました。
上棟とは、屋根の最も高い位置に棟木(むねぎ)を
取り付けること。
組み上がった建物の中で上棟を祝い、工事の無事を祈願する
上棟式が行われました。
建物四方へ棟梁が酒をまき、建主ご夫妻が塩・米をまいて
清める儀式。関係者皆さまのご挨拶など、
ほどよい緊張感のなか、とても心温まる時間でした。

そして今回は、上棟式の最後に「お餅まき」です。
直前まで降っていた雨があがり、嬉しい開催となりました。
事前に、ご案内ちらしや新聞掲載などでお知らせしていた
こともあり、開催時間近くまで徐々に増え、最終的に
概ね100名ものご参加になりました。
嬉しい。有り難いことです。
建物2階高さにあたる、なだらかな勾配の下屋が
お餅をまく舞台。
紅白のお餅やお菓子が、思い切ってまかれ、爽快。
晴れやかな風情と、地上で受け取る皆さまの、笑顔と歓声。
大変盛り上がりました。

上棟式後、施主ご夫妻にお招き頂き、近接するご実家
でお夕食を頂きました。地のお魚、野菜、きのこ、天ぷら
等々、とにかく全て美味しく時間を忘れて楽しんで
いたのですが、食事の最後にサプライズがありました。
サワラ材で出来た「おひつ」が登場。
実は、本工事和定食店の大事なメニューとなる、
「おひつ」に入った、香りのよい白ご飯です。
なんと!私が最初のお客とのこと。
施主であり店主でもあるご夫妻のご厚意に感動。
そして、とっても美味しいご飯でした。

 



台風上陸を見極めながら、良き日を迎えるため数日前から
柱梁を組み上げ、万全の準備を重ねて下さいました、
カネキ屋工務店皆さまに感謝申し上げます。



屋根下に設けられた上棟式祭壇のお供え。
関係者皆さまの思いが集まります。







カネキ屋工務店代表武田信幸さんの舵取りで、滞りなく
進行。建物四方へ棟梁が酒をまき、建主ご夫妻が塩・米を
まいて清めました。参加者全員、お酒・スルメ・昆布を
頂き、式のしめとなりました。




施主とご親族で準備された、紅白のお餅やお菓子。
思い切ってまかれる晴れやかな風情。笑顔と歓声。
大変盛り上がりました。



上棟式後、施主ご夫妻にお招き頂き、近接するご実家
でお夕食を頂きました。
サワラ材で出来た「おひつ」登場。ご飯が美味しい。

 


カネキ屋工務店さんオフィス玄関のご案内看板。

上棟式は関係者が集まれる良い機会

上棟式は、ご親族や工事関係者が集まれる良い機会でも
あります。現場から近い、カネキ屋工務店さんオフィスで
早めに集まり、工事進捗の確認や、上棟後スムーズに現場
が進行するよう打合せ出来ました。
オフィス玄関に、現場監督小林悟さんのお嬢様が
作られた、素敵な上棟式お餅まきのご案内看板を発見。
とても嬉しく思いました。



水蓄熱システム担当イゼナ前田さんと、電気設備工事担当
荻井さんの細かな調整打合せ。現場監督小林さんと
施主ご夫妻は、厨房壁仕上げのステンレス材範囲を打合せ。
膝を突き合わせた個別進行で、密度があがりました。
皆さまお疲れさまでした。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。

◆以前に設計した建物で行われた「お餅まき」の様子。
横浜市都筑区で上棟式の『お餅まき』@ぐるっと回れる家

◆以前に設計した建物で行われた、上棟式の様子。
祝上棟!@木造住宅の家づくり「心地よい風と緑のある家」
祝上棟!新築住宅計画「中庭ガレージの家」
「緑景の家」 が上棟しました。
「むかえる家」 が上棟しました。
「もう一つある家」祝上棟

 

上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。@和定食屋さんの家

2018年09月2日



上棟式「お餅まき」のご案内が
新聞掲載されました。

読売新聞の上越地域版として、市内の出来事、
スポーツの結果、様々なイベント情報などを伝える
市民新聞『上越よみうり』。
上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」
現場で開催予定の「お餅まき(※2)」について、
完成イメージの模型写真と共に、詳しいご案内が
本日掲載されました。
模型写真は、古川都市建築計画で情報提供しています。

近年、非常に珍しくなった「お餅まき」。
9月8日の上棟式(※1)の際、行われる予定です。
地域交流の輪が、より広がると嬉しいですね。

※1
「上棟(じょうとう)」とは、屋根の最も高い位置に据える
部材となる棟木(むねぎ)を取り付けること。従って、上棟
のことを棟上(むねあげ)とも言います。縁起を考慮した
吉日に決行。木造住宅では一般的に、組み上がった建物の中
で、建物四方へ塩・米・酒をまいて清めるなど、建て主や
工事関係者が、共に上棟を祝い工事の無事を祈願する行事を
「上棟式」と言います。

※2
「お餅まき」とは、災いを払うための神事が広まったもので、
上棟式と合わせて行い、建て主が建設中の建物の上から紅白の
お餅やお菓子等をまき、地域交流を深める風習です。
上棟の喜びのおすそわけとして行われた文化といえますが、
建売り住宅の増加や、地域との繋がりが薄まる社会的変化など
から、昨今は行うケースも、より減少していると思われます。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ

◆以前に設計した建物で行われた「お餅まき」の様子。
横浜市都筑区で上棟式の『お餅まき』@ぐるっと回れる家

◆以前に設計した建物で行われた、上棟式の様子。
祝上棟!@木造住宅の家づくり「心地よい風と緑のある家」
祝上棟!新築住宅計画「中庭ガレージの家」
「緑景の家」 が上棟しました。
「むかえる家」 が上棟しました。
「もう一つある家」祝上棟

 

融雪を考慮した外構計画の現場打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年08月18日


積雪対策の一つとして重要な、融雪を考慮した外構計画の
施工図。店舗営業にも影響する毎日の積雪対策について、
出来るだけ店主(家主)の負担軽減になるよう練られた、
計画図です。赤ラインは、冬のあいだ地上より暖かくなる
地下水を汲み上げて流す、ゴム製ホースの敷設位置を
現しています。関係者による意見交換から、地域の慣習を
取り入れた融雪のしくみに学び、本計画で採用しています。

 

融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計三者による現場定例(月一回)打合せ。
建物本体の基礎コンクリート工事が終了し、建物に対する
周りとの関係が、かなり想像出来るようになったところで、
敷地内、建物まわりの主要な外構について、意見交換を
行ない方針を決める打合せになりました。

特に、冬の積雪に対する融雪がポイント。毎日のことなので
出来るだけ店主(家主)の負担にならないよう、経済的で
合理的、シンプルな仕組みに着地させなければなりません。

多くのご実積や経験による、地元施工者カネキ屋工務店さん
のアイディア。敷地の所有者で土地勘や慣習を具体的に知る
施主・お身内のアドバイス。
それぞれの立場による、貴重な気付きを最大限に活かし、
計画を磨いていくようなかたちで打合せが進行。
現場監督の小林さんが、最終的に皆の意見を整理し、
施工図(実際に工事をする最終図)でまとめて下さいます。
理にかなった良い方針を、関係者皆で共有出来たと思います。


基礎コンクリート工事が終了。




敷地内、建物まわりの主要な外構について皆で意見交換。
現場監督の小林さんが、施工図(実際に工事をする最終図)
をまとめるメモをとっています。

 

現場からカネキ屋工務店さんオフィスへ移動。
主に建物本体の屋外仕上げについて、素材や色等の打合せを
行いました。
カタログや実物サンプルを皆で確認。
特に雨樋含む屋根の先端や、仕上げ材料が切り替わる部分を
おさめるディテールの調整など、現場監督小林さんの準備や
ご提案を中心に意見交換が円滑に進行。とても助かりました。

一方、概ね一か月後に控え日程の決まった「上棟」に向けた
準備についても確認出来ました。
施主ご夫妻の希望により「上棟式お餅まき」のイベントを
開催することになり、施主奥さま自らお知り合いと協力して
作成した、お知らせチラシが完成。近隣に配布するチラシを
持参されていました。楽しみです!




カネキ屋工務店さんオフィスで打合せ。
現場監督小林さんが準備された、屋根詳細施工図や建材
サンプル等がずらり。
施主奥様は、地域にお配りする「上棟式お餅まき」
イベントの楽しいご案内チラシを、持参されました。

 

※合わせてご覧下さい。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型