木陰のある「立ち寄りベンチ」♪

2016年08月14日

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木陰のある「立ち寄りベンチ」♪

住まいの敷地と道路のちょうど境に設けた木製ベンチ。
花壇の可愛らしい花。背の高い植栽による木陰。
街並みを和らげ、道行く人々に、
どうぞご自由にお座り下さい、と
語りかけてくれる、素敵な街角です。

これは、古川都市建築計画で設計しました
永く楽しむ家」の外構で、
「立ち寄りベンチ」と名付けています。
お住まいのご家族から、嬉しいスナップ写真を
送って頂いたので、ご紹介させて頂きました。

ささやかでも、住まいが街に開くと素敵ですね。

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「永く楽しむ家」 リビング家具選び

2015年12月14日

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◆ボーコンセプト横浜港北店内。展示されているソファ
に座り、皆で意見交換。

竣工間近の「永く楽しむ家」。
以前からお持ちの家具や、本体工事に合わせて製作する
造作家具など、新旧が混在する空間となります。
新しく購入するリビングソファの選択が悩ましい、
と施主ご家族よりご相談がありました。

私の場合、実は、こうしたご相談が、とても嬉しい。
ご依頼がある場合は、意匠やコストなど加味しながら
出来る限りバランスのとれた家具をご一緒に検討します。

長野で進めているプロジェクト。従ってご家族は長野に
おられるのですが、今回は観光を兼ね横浜に出掛けて
頂けることが分かったため、オススメ家具店めぐりの
日程を、私の方でコーディネートしました。

デンマーク家具を扱うボーコンセプト横浜港北店で
店長の斎藤さんに、機能性・快適性・意匠性など
細かくアドバイス頂きました。事前に皆で候補を検討
してあったので、当日は色合いや生地選びなど
限られた時間内で、順良く実物サンプルを体感。
心地よいソファが、選定出来たと思います。

斎藤さん、ありがとうございました。
ご家族皆さま、良いお買い物が出来ましたね。
お住まいへの搬入が楽しみです。

※ボーコンセプト家具は今年竣工した【図書館のある家】
 でも採用しています。

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◆店内での家具選びでは、PCを使った家具配置
 シミュレーションをして頂けます。

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◆実物サンプルを使った、色合いや生地選びを納得
 いくまで試すことが出来ました。

「永く楽しむ家」最後の3者打合せ

2015年12月8日

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◆震災で瓦が落下した入母屋形式の大屋根は、なだらかな
片流れ屋根に改築。被害の大きかった土壁の外壁も耐震補強し
修繕の目処が立ちました。これで安心です。

震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」は、
年内に概ね竣工を予定しています。
施主・施工・設計が集まる、最後の現場打合わせを終えました。

概ね竣工とはどういうことか?
本件は、工事全てが竣工していない状態で一端お引渡しします。
施主ご家族は、仮住まいから引っ越し、住み始め、
暮らしながら、適切なタイミングで残りの工事を行う工程。
来年4月に全体の完成を予定しています。

長野市のプロジェクト。工期・工程の状況から、
外壁のモルタル下地が乾くタイミングで雪が降る可能性があり、
吹付け仕上げを、あわてて行うことが得策でない。
気候が安定する春に、外壁や庭などの外構工事を行う方針と
して、施工の飯島建設様からご提案頂き、施主ご家族と
相談の上進めています。

結果として、住みながら窓から見える外構計画等を練り直し、
諸々微調整できる良い機会となりました。
少し先になりますが、より全体の仕上りが楽しみです。
関係の皆さま、よろしくお願い致します。

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◆屋根仕上げの検査立会い。ガルバリウム鋼板仕上げによる
大らかな一寸(1/10)勾配の屋根下端に、雪止めも
しっかり付き安心。飯綱山は雪化粧です。

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◆外壁モルタル下地の下塗り。順調です。

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◆屋内の最終打合せ。手際良くメモを取る現場監督竹内さん
による施工図を中心に、内装おさめの最終チェック。

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◆新築と違いリフォーム工事は、現場の進捗に合わせ
図面をおこし、臨機応変に調整が必要な場面が増えます。
写真は屋内建具まわりの施工図。

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◆リビングダイニングの天井は、床仕上げと同じ信州唐松
仕上げ。下地や照明設備の位置を確認しつつ慎重に施工。

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◆既存の塀を一部解体することで、バリアフリーに配慮した
伸びやかな外構へリニューアル。完成は少し先になります。

番外編?
長野~東京間の新幹線乗車による移動で進めてきました
現場監理。東京駅ホームのキオスクで、いつも購入していた
私の定番、5色おにぎり「むすっこ」。
時間があるので、食べながら図面チェックしたり、新たな
プロジェクトのアイディアもねったり。
少し前なのに、ちょっぴり懐かしい。笑
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「永く楽しむ家」 改築における基礎工事。

2015年11月14日

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◆土間コンクリート打設前の状況(撮影:飯島建設 竹内氏)
 

「永く楽しむ家」は、基礎工事の工程。

既存の基礎補強として、屋内側地面が露出している部分に
土間コンクリートを打設し強度を高める、
改築ならではの工程といえます。

湿気が上がらないよう地面に防湿シートを敷き込んだ上に、
鉄筋を配します。アンカーにより既存の立上がり(布基礎)
にしっかり緊結することで、基礎全体を一体とする方法を
採用しています。

コンクリートの打設が終了。施主・施工・設計の3者で、
きれいに打ち上がった土間コンクリートを確認。
しっかりした足元が確保され安心しました。

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屋内床下となる土間コンクリートの上は、各設備配管の
ルートになります。ガスの床下配管ルートなど、仕上がる
と隠れてしまう部分の打ち合わせが、しっかり出来ました。
また、居間の床に設けるガス取出し口は、実物サンプル
を使って検討させて頂くなど、
関係の皆さま、様々事前準備ありがとうございました。

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「永く楽しむ家」 改築における土工事。

2015年10月20日

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◆手押し車の往復ルートを確保しながら、土を排出。

「永く楽しむ家」現場は、コンクリート土間基礎工事に
先立ち、屋内側既存の土をすき取り運び出しています。

ゴロゴロ出てくる石とともに、土を手作業で運び出す作業。
新築工事と決定的に違う点は、
作業車両や機械が持ち込めないところ。
ほぼ全て手作業で土を掘り、手押し車(通称:ねこ)で
往復し、排出を繰り返す。

近日着手の土間コンクリート配筋作業に備え、
基礎底の状態や基礎の構成にかかわる重要な工程。
よろしくお願い致します。

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「永く楽しむ家」 解体作業の終了

2015年10月7日

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◆床・壁・天井が解体され、長い間隠れていた主要構造の状況
 が明確となりました。
 

震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」。

解体作業がほぼ終了し、隠れていた部分を皆で確認するため
施主・施工・設計の3者で集合。
選択肢がひろい屋内外の仕上げ素材や色なども、色々な
立場や見方で話をしながら決めるという主旨もありました。

打合せに先立って、既に現場監督の飯島建設竹内さんより
施工図を頂いてました。
乗り越えるべき課題や問題が共有でき検討内容が一目瞭然、
明快な手描きの施工図です。
現場に向かう新幹線車中で、頂いた施工図を再度確認させて
頂きました。現場で話したいことも、しっかりイメージ
でき心強いです。

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◆施工図確認 @新幹線はくたか

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◆施主ご夫妻とサンプル確認。

現場を皆で確認。
温存する部分や、一時撤去し最終的に戻す考えの部分など
全て解体する作業に比べ、手順が複雑で、時間もかかる
作業であったことが、ひしひしと伝わってきます。
下地となる構造部分の確認が出来たことにより、
設計時の方針で、屋内外各仕上げが概ね予定通りの仕様で
進められそうです。

現場監督竹内さんによる、事前の施工図作成、
全ての検討用建材サンプル・色見本の持参、打合せ手順の
メモ用意。打合せでは、そのメモの上に決定事項を議事録
としてしっかり記録。全て順良く進めて頂きました。

私自身、横浜からの遠方現場監理。この日も
打合せ時間が少しでも無駄になることがないよう、
施主ご夫妻のご協力、飯島建設大久保さん、宮入さんにも
各場面サポート頂きました。

皆さまありがとうございました!

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◆竹内さん打合せ記録の様子。

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◆施主ご主人と古川で、既存柱の欠損・不備状況を確認。
 飯島建設大久保さんよりご提案のあった、構造補強方針
 をお話することが出来ました。(飯島建設宮入さん撮影)

 

震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」着工。

2015年09月23日

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◆図面と解体状況を見比べながら、全体を視察しました。
屋内では脚立なども活用し、天井裏等隠れていた部分も確認
出来て、良かったです。(飯島建設宮入さん撮影)

震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」が着工し、
解体工事が始まりました。
温存し、活かす部分を残しながらの解体作業。
慎重に進めて頂いています。

築35年(1980年竣工)旧耐震基準で竣工した
木造2階建ての住宅ですが、施工 飯島建設の皆さまと、
実際に現場を回りながら、感じたことがあります。

残っている当時の図面の通り、基礎や筋交もきちんと施工
されており、目立ったシロアリ等の害もなく、
見えていなかった下地部分等も、比較的健全な建物と
いう印象です。
つまり、しっかり設計され、しっかり施工されている
住まいであったにもかかわらず、震度5強の地震に対応
出来ず、屋根瓦の落下、雨漏りや内外壁の割れ、
仕上げの脱落などが、全体に渡ってあったという事実。

想定外の状況が重なったのかもしれない、という見方も
出来ますが、やはり改定された1981年以降の
新耐震基準をみつめ、改めて学ぶ機会と考えるべきです。
気を引き締めて参ります。

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◆飯島建設 宮入さん、竹内さん、大久保さんに
 立会って頂きました。ありがとうございました。

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◆1階外壁の解体。温存する屋根の軒天井と外壁が互いに
 繋がり、解体工事を難しくしています。皆で今後の方針を
 話し合いました。

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◆屋内外とも、小舞竹(こまいたけ※)を使った土壁を下地
 とした壁であったことが良く分かります。
※粘土質の土壁を塗込むため、割り竹を格子状に編んだ下地。

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◆キッチン部分の外壁も解体。キッチン本体は温存なのですが
 外壁是正工事を行うため一端撤去し、再び戻す工程です。

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◆2階居室の天井を先に部分解体し、小屋裏部分を確認。
 大屋根を支える梁は図面と比較的整合した太鼓梁※でした。
※無垢木材の円形断面材料で、両側を切り落とした梁。 
 

震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」工事契約へ。

2015年09月8日

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◆和やかな雰囲気のなか工事契約を進めて頂きました。

春より進めて参りました、
リフォーム住宅「永く楽しむ家」
先日、実施設計が終了し、
同じ図面で、施工会社様3社に見積りを依頼。
精査・検討を行って参りました。(相見積り)

本日は、決定しました長野市の飯島建設株式会社様と
施主ご夫妻との工事契約に、設計者として立ち会いました。
場所は、工事を行うお住まい。
改築ならではの工事の段取り、ご契約内容や
ご入金の日程など、皆で一つ一つ丁寧に確認出来ました。

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◆激しく割れた床の間の壁。

本件は、2014年11月22日に発生しました、
長野県神城断層地震により被災した個人住宅を
より永く楽しく住まう家に全改築する
震災再生リフォーム住宅プロジェクトです。
和やかな工事契約の一方で、お住まいの切迫した状況を、
皆で再確認するという貴重な機会でもありました。

既存の庭、自然通風や採光を活かした心地良さ、
バリアフリー化やご親族皆が集まり楽しめる住まい
を目指し、いよいよ着工です!

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◆随所にみられる外壁の亀裂。屋根や外壁からの
雨水進入も心配されます。