以前に設計した住宅を視察してまわりました。

2015年01月27日

 
設計中の個人住宅「遠くを望む家」施主ご家族と一緒に
以前に設計した住宅を視察してまわりました。

主旨は「外壁仕上げ」のイメージ共有。
カタログや写真、小さなサンプルを眺めて検討するより
実物を見た方が早いということで、お時間を頂きました。

マイカーにご同乗頂き、AM10時スタート。
途中ランチ休憩(ご馳走して頂きありがとうございます!)
をとりつつ、横浜市内4つの住宅をまわり、
PM16時終了。
車中では、各建物設計時のエピソードや、
外壁仕上げを決めた経緯などもお話できて良かったです。

嬉しかったことは、
3つの住まいで、実際に暮らして頂いている皆さまに
お会いし、皆で直接お話が出来たことです。
見ず知らずのお施主様同士でお話する、とても貴重な
機会だったと思いました。
皆さま、本当にありがとうございました。

※お知らせ
本プロジェクトのご紹介は、今後のプライバシー保護等
の都合により、今回をもって終了となります。引き続き、
お住まいの実現に向かい、さらに邁進して参ります。
 

◆「小さな広場の家」視察。ガルバリウム鋼板 ホワイト色。
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◆「洗たく屋さんの家」視察。ガルバリウム鋼板 ダークブラウン色。
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◆「ウッドフェンスの家」視察。ガルバリウム鋼板 ホワイトグレー色。
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◆「ハマ大工の家」視察。ジョリパット吹付け ベージュ色。
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新築住宅「遠くを望む家」 現地打合せ。

2014年12月26日

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前面道路から2.7m上がった既存住宅(右)を建て替えます。
鉄筋コンクリート地下車庫の上に木造住宅を計画。
RC+木造による混構造の住宅となります。高低差のある
横浜に、大変多いケースの敷地形状を活かした設計です。

 

実施設計中の新築住宅「遠くを望む家」。

施主ご家族+STYLE田代さん+古川で現地集合。
実施設計に必要な、敷地の細かな状況を一緒に
確認致しました。

道路境界のヨウ壁寸法、隣地との境界壁形状など、
視察しながら同時にメモ。
採寸などもお手伝い頂きました。

その後、設計に活かすポイントなど、
皆でそのまま現地打合せ。ざっくばらんに
考えや意見が出し合えたので、とても良い機会でした。
ありがとうございました。

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「遠くを望む家」 構造検討に向けた打合せ。

2014年10月9日

 

~ 遠くを望む家 ~

先日の打合せで、施主ご夫妻と共有出来た全体のテーマです。

「遠くを望む家」は、概ねの方向性がみえた基本計画を終え、
徐々に実施設計としての検討に移行しております。

本件は、前面道路から2~3m上がった土地形状が特徴。
横浜では、とても多くみられるケースです。
土地を掘り込み自家用車をおさめるコンクリート造の地下車庫。
その上に、2層分の木造住まいを建てる、
3層構成の混構造を採用するため、
早い段階から構造設計者と検討を行う作業に着手しました。

本日は、構造設計を担当して頂く二連木さんの事務所で打合せ。
スタディーモデルを持参し、
各所空間イメージをお伝えしながら、
必要な地盤調査や、採用できそうな構造の方向性など、
私自身が気が付いていなかった工夫を、
様々ご指導頂くかたちの打合せとなりました。

◆構造設計の二連木さんと打合せ。@レン構造設計事務所
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基本計画が概ね終了です。

2014年09月18日

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新築住宅計画。
ご自宅にお伺いする5回目の打合せでした。

◆1回目
事前の敷地視察から、ご自宅でヒアリング。
◆2回目(ファーストプレゼンテーション
・上下階の機能配分や、大きなテーマを共有。
◆3回目
・水周りを中心に、間取りのバリエーションを検討。
◆4回目
・新たな価値を生み出す案を確認した上で、元に戻る。
◆5回目
・3回目の最善案に4回目のエッセンスを掛け合わせる。

5回目の本日は、
間取りの違いが現れる外観の変化に注目。
切ったり張ったり、鉛筆で開口部のイメージを
書き足すなどしたスタディ模型を持参しました。

クライアントご夫妻に、直接手にとって見て頂くことで
目指すイメージをかなり共有出来たと思います。
基本計画が概ね終了。
次の段階へ進めて参ります。

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ファーストプレゼンテーション。

2014年08月7日

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ざっくばらんな初会ご自宅での面談から、3週間。。
新築住宅計画の、
ファーストプレゼンテーションでした。

前面道路から2~3m上がった土地。
ご夫妻+小さな3人の娘さん達の5人家族が住まう住宅です。

ご家族の夢やご要望を受け、まず最初にまとめた案は、
全体が上下に3層構成。
特徴が、皆で共有出来ますよう、縮尺1/100の
スタディ模型をご家族皆に見て頂きながら、
プランニングの考え方や、構成についてお話しました。

◆最下階:ビルトインガレージ(シャッター付き駐車場 etc)
◆中間階:庭やテラスと連続したリビングダイニング。
◆最上階:高台の眺めを活かしたプライベート空間。

ドキドキの瞬間。。~ご家族の感想はいかに? 

外観がシンプルでイイですねぇ~凹凸感がイイ!
無駄がなく、コンパクトなのに自由度がある!
キッチンの位置は、さらに工夫出来たら嬉しい。。などなど

3人の娘さん達が、
模型を取り囲み、模型撮影会。笑
第一印象は上々?!
まだまだ工夫して、進化させますよー!
頑張って参りましょう。よろしくお願い致します。

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スタディ模型。

2014年08月6日

 

新築住宅計画の「スタディ模型」。

設計の様々な段階で、模型をつくるのですが、
中でも、計画のかなり早い時期に、
大づかみのボリュームや方向性をスタディ(検討)
するため、いつも簡単な模型をつくります。

主に材料は、
薄い紙でサンドされたスチロール素材のスチレンボード。
軽くて、子供でも簡単に切れます。
1・2・3・5・7mmを良く使うので常備。
家庭用工作カッターを使いますが、
ポイントは45度でなく30度の刃を使うことで
細かなカットに対応。
そして、手放せないのはスコヤー(金属製直角定規)です。

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その昔、建築模型を作るといって
スコヤーとカッターの替え刃(頻繁に変えるので)
の用意が出来ない人に、模型の上手い人はいないと
先輩から叩きこまれた記憶あり。今や懐かしいですね。笑

わたくし古川の場合、簡単なプランのスケッチが
何となく出来たぐらいから、ほぼ例外なく
こうしてスタディ模型をつくり、
切ったり張ったり、足したり引いたり、色を付けたり、
様々なバランスを、
自身のやり方で、直感的につかみます。

計画はここから、どんどん変わっていくわけですが、
課題やテーマを検討したり、共有したり
出来ますので、図面と合わせて
クライアントに、そのままお見せすることも多いです。

気軽に手にとって、
様々な角度で見て頂けるので、とてもお喜び頂いてます。

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※さらに屋内外の空間イメージを検討する場合、
設計業務の中で、検討用にもう少し大きな「イメージ模型」
も制作します。具体例はこちら→
 

ランチタイムのスケッチ。

2014年07月26日

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既存家屋を建て替える、新築住宅計画。

道路から2~3m高い位置に地盤がある。
従って、見晴らしの良い方向もあるが、
隣家が接近し日あたりが微妙だ。。

眺めを活かしたい。
コンパクトなのに自由度がある。。
何より通風と採光が大事だ。
明快な空間だけれど、遊び心のある住まい。。

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たまたま自家用車が故障し、
お直しで預けた、待ち時間のランチタイム。。

食後のドリンクを頂きつつ、
常に持ち歩いている、スケッチブックに
メモをするように書き留めます。
施主ご家族の表情、
視察した環境が、頭に浮かび、重なり合い。。
そして、いくつか試みたいアイディアが
浮かんだところで。。時間です。

車は無事なおり、洗車もして頂きスッキリ。
車のように合理的で、無駄がなく、
だけれど、愛着がわいて、ワクワクする住まい。。
そんな思いも、よぎった一日でした。

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新築住宅計画の初会。

2014年07月18日

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新築住宅計画の初会。

ご夫妻と、3人の小さな娘さん達が住まう、
現在のご自宅アパートを訪問しました。

暮らしのご様子を感じながら、
新居で実現したい空間や機能など、ざっくばらんに
お話を伺いました。

設計から建設にいたるスケジュールの確認。
ご予算目標など、現実的な課題も、皆で共有でき、
とても良かったと思います。

打合せを行った部屋の片隅。
「おかいもの。。。」と描かれたメッセージボード。
この子供たちが、のびのび楽しく過ごし、
成長が見届けられる住まいにしたい、、。
既に少しずつ、アイディアが浮かび始めています。

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