第2課題「野島公園の図書館」提出。

2017年01月22日

建築環境学科_1
建築環境学科_2
◆関東学院大学 建築環境学科ブログより
 

2年必修第2課題「野島公園の図書館」提出。
講師全員で意見交換しながら、作品一つずつ評価します。

全体として密度の高い力作が多い印象。
敷地形状に逆らわない、柔らかい曲面の屋根が印象的な提案。。
来客の動線を、そのまま書棚の壁や空間に置き換えた提案。。
あえて外周に施設を引き延ばし、水の中庭を囲む配置した提案。。
などなど、とても見応えある提出でした。

講師の皆さま大変お疲れさまでした。
学生の皆さま提出お疲れさま。
また会いしましょう!^^

@関東学院大学製図室

IMG_0382_2
IMG_0371
◆最優秀作品を選出する最終場面。敷地模型に各案模型を入替え
 しつつ図面をみつつ、講評・評価。和やかかつ真剣な議論の
 中に、建築の文化や未来も見え隠れしているように思います。

IMG_0386
IMG_0388
◆優秀作品数名の、提出図面と模型をデータで取り込み
 スクリーンに投影。学生自身に発表してもらいます。
 それぞれ、選ばれた戸惑いと自信にあふれた良い発表でした。

 

第2課題「野島公園の図書館」敷地視察

2015年12月6日

20151120_1
シーサイドラインからみる野島。

関東学院大学 建築環境学部2年必修、建築設計製図Ⅳ授業。
本年の第2課題は、図書館となりました。
大学から歩いてすぐの野島公園が対象敷地。
初回は現地集合。講師と学生全員で、敷地を視察しました。

敷地の隣りには、
横浜市指定有形文化財の旧伊東博文金沢別邸があるなど、
おだやかで風光明媚な環境です。
誰もが心地よく利用できる、図書館を提案する課題。
既存樹木の大きさや位置をメモする学生もいて頼もしい。
場所の魅力を活かした提案を期待します。

@野島公園内

20151120_2
野島公園内の対象敷地に集合。

IMG_2444
旧伊藤博文金沢別邸も皆で見学。

IMG_2437
集合前、廣田先生とご一緒に、地のアナゴ丼を食べました。
このあたりのアナゴは、築地市場では高値となるとのこと。
美味しい!

新築住宅『図書館のある家』 竣工写真のご紹介です!

2015年07月14日

 
<概要>
大らかな河川敷に面する、自然豊かな環境。約9600冊の書籍を所有するご夫妻の住まいとして、将来移り住むことも視野に入れた、終の棲家(ついのすみか)としてのセカンドハウスです。建物半分は住宅、もう半分は私設図書館で、互いに連続します。書架空間は、建物竣工後、施主自身で楽しみながら、徐々に書棚を造作していく予定。広いデッキテラスと繋がることで地域に開かれ、気軽に来客をお迎えする空間となります。 → 着手時のエピソードはコチラ

場所:長野県長野市   
用途:住宅(移住を視野に入れた別荘)
構造:木造2階建て
敷地面積:546㎡(165坪)
建築面積:102㎡(31坪)
延床面積:110㎡(33坪)
建築設計:古川都市建築計画
構造設計:レン構造設計事務所
施工:飯島建設株式会社イイケンハウス
屋内建具工事:中村木工所
居間家具:ボーコンセプト横浜店
写真:GEN INOUE

Library house_01_3
将来のバリアフリーに配慮した、ほぼ平屋の構成。主要諸室は
全て1階です。一部を2階とすることで、目前に広がる川の
水面を上から眺められるようにしています。

Library house_02
河川敷からみた南側外観。屋根は2寸勾配(2/10勾配)の
シンプルな片流れ形状。雪国であることを考慮し、雪解けが
玄関側に影響しない屋根の形を追求しています。

Library house_03_2
遮るものなく広がる河川敷の景色を存分に楽しむ、大きな
開口部を配置。別荘として利活用し易いよう、シャッター
雨戸付きの窓(YKKap)を採用しています。

Library house_04_2
接道している東側正面。左は河川敷、右は駐車スペース。
景色を取り入れたい河川敷の方角以外は、プライバシー
配慮から出来るだけ小窓にしています。

Library house_05
玄関アプローチ。バリアフリー配慮から、積雪メンテナンス
し易い、コンクリート刷毛引き仕上げのスロープを設置。
オリジナル製作手摺、及びオリジナル木製引戸を採用しました。

Library house_06_2
玄関ホールは書庫そのもの。住まい手も来客も、沢山の本に
迎えられます。本の背表紙に誘われ、手に取りそのまま読書。
今後本が入ると、楽し過ぎて居間にたどり着けないかも。笑

Library house_07_2
河川敷に面する心地良いテラスに、そのまま本を持ち出して読書
出来る空間。また、大勢の来客がある場合は、テラスがそのまま
玄関になる考えです。

Library house_08-2
全ての居室から、河川敷の緑が楽しめる構成。広いテラスに
フラットで連続することで、心地良い環境を満喫できます。居間
と寝室は4枚引込戸により、しっかり間仕切ることも可能です。

Library house_09_2
日ごろはご夫妻での暮らし。水周り・居間・寝室が各々孤立せず
コンパクトに繋がる構成。居間は屋根勾配を活かした高い天井。
寝室上部は、広い小屋裏収納です。

Library house_10_2
書棚のある、居間と寝室。オーディオ機器やTVなどの家電は
書棚の一部に組み込む構成。

Library house_11_2
心地良い景色を感じながら調理出来るキッチン。経済性と機能性
を重視したシステムキッチンを採用。背面カウンター戸棚は、
細かく利活用を相談しながら設計した、オリジナル製作です。

Library house_12
水周りがコンパクトに隣り合う家事にやさしい空間。採光と通風
を重視、景色を垣間見ることも出来る洗面が心地いい。段差の
ない機能的なユニットバスは、引戸採用のバリアフリー仕様です。

Library house_13_2
低めの天井で落ち着いた寝室から、高い天井の伸びやかな居間と
テラスへ繋がる空間。書棚の向こうに書斎が見える、心地良い
距離感を大切にしています。

Library house_14
居間と吹抜けで繋がる2階多目的室。川の風景が楽しめる、
眺望スペースです。主にご親族や来客用の客間として活用。
引戸で分割可能です。手前は寝室上部の、広い小屋裏収納。

_MG_8089
2階多目的室からの眺め。夏は深い緑、冬は樹木の葉が落ち、
どこまでも続く山並みや、ゆっくり流れる川の水面を見渡せます。

Library house_16
Library house_17_2
木デッキテラスと吹抜けのある居間は、引戸によって微調整可能。
季節や時間帯、暮らしのリズムに合わせ、様々な居心地を生み
出すことが出来る空間です。

Library house_18_3
大好きな本と、借景としての緑豊かな環境を、存分に味わう
ことが出来る住空間。

Library house_19
アウトドアライフを、より楽しむための庇がある木デッキテラス。
少々の雨でも、心地良く外の風情を楽しめます。

Library house_20
居室の延長としての、木デッキテラス。コンクリートテラスは、
家庭菜園の野菜を洗ったり、火鉢を楽しんだりする目的もあり。
早朝のコーヒー、バーベキュー会、夕暮れ時のビール、などなど。

Library house_21
テラスは、もう一つの玄関。来客をテラスでおもてなしする機会
が増えそうです。

Library house_22
日が暮れたら、例えば、お酒を飲みながら読書。。
やってみたいことが増える。。 時間の使い方が変わる。。
そんな住空間に、育っていく予感です。

 

「図書館のある家」 イメージ模型。

2014年07月20日

20140719_9
◆「図書館のある家」計画概要
大らかな河川敷に面する、自然豊かな環境。約9600冊
の書籍を所有するご夫妻の住まいとして、将来移り住むことも
視野に入れた、セカンドハウスです。建物半分は住宅、
もう半分は私設図書館で、互いに連続します。書架空間は、
建物竣工後、施主自身で楽しみながら、徐々に書棚を造作
していく予定。広いデッキテラスと繋がることで地域に開かれ、
気軽に来客をお迎えする空間となります。

 

イメージ模型について

プロジェクトにより、進め方は違うのですが、
当社では、設計のかなり早い段階で、模型を作ります。 
本件でも、ごく簡単な平面図が出来た段階、つまり高さ方向を
明確とする立面図や、断面図などの無い早い段階で
模型を作り、施主ご夫妻との打合せに持参しました。

模型は、概ね図面や案が出来上がってから、確認で作るケース
が多いと思うのですが、
当社の場合は、むしろ全く逆で、案が出始め、固まっていない
検討段階で作るケースが、ほとんどです。
古川自身、単に模型が好きだということもあるのですが。。笑

家具や植栽などの添景は、単なる飾りが目的ではありません。
暮らしの楽しみ方や、空間の大きさなどを、少しでも
施主ご夫妻がイメージ出来るきっかけになると嬉しいという
思いで表現しています。
 

模型の活用について

模型は軽いので、施主自身で手に取り、実際の目線に近い見方や、
様々な角度で自由に眺めて頂き、変更点や活かしたい点も
気軽にお話頂けたと思います。

大事な点を、再度確認です。
着工を迎えた現在の最終案と模型の形を比較すると、
実は、随所で違いがあります。
なぜなら模型は、出来上がった案の確認のために作ったのでなく、
案を練るための、途中で作ったからです。
最終案との違いは、そのまま打合せの検討成果。
施主ご夫妻と積み上げた、検討のあかしとなっています。

※この模型は、施主ご夫妻の許可を頂き、団体主催の展示会
などで、展示公開しています。
詳細は古川都市建築計画まで、お問い合わせ下さい。
 

◆庭とテラスの関係、テラスと居室の関係が分かります。
20140719_6

◆書架と居室が並びます。寝室の上は小屋裏収納です。
20140719_7

◆1・2階が吹き抜けを介して繋がる関係。
20140719

◆こうして簡単に撮影し、写真そのものも打合せ等でフル活用します。
20140719_10