店舗併用住宅の設計実例を巡る “個別見学会”

2017年08月6日

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7年前に竣工した店舗併用住宅「洗たく屋さんの家
道路側に開放された家庭菜園などの外構を見学するご夫妻。
住まい全体の佇まいや、街との繋がり方など、高いご評価を
頂きました。
 

店舗併用住宅の設計実例を巡る “個別見学会”

住まいの一部に店舗を併設する住宅を「店舗併用住宅」と
言います。住まいの心地よさはもちろんのこと、店舗の
あり方や、住まいと店舗の繋がりなど、敷地や地域の
特徴を最大限に活かした、住宅と店舗の快適な関係性を
計画することが必須。時節の移り変わりに伴う、
店舗や家族の変化に対応する、柔軟性や自由度も大切です。

店舗併用住宅の新築を検討されているご夫妻より、
古川都市建築計画で以前に設計しました店舗併用住宅の
実物を、是非見学したいとご要望頂きました。

設計実例を巡る”個別見学会”を企画。
横浜市内で設計しました実例を、ご一緒に見学する機会です。
<見学の流れ> 全約3時間コース
古川都市建築計画近くでAM9時集合。古川の車で移動。
・「洗たく屋さんの家」(クリーニング店併設)見学、内覧
・「小さな広場の家」(歯科医院併設)見学
・「ウッドフェンスの家」(理容室併設)見学 

特に、ご家族構成や街との関わり方・佇まいなど、参考になる
とのことで、店舗併用住宅「洗たく屋さんの家」では、
事前にお住まいのご家族にご承諾頂き、内覧が実現。
リビングダイニングで、ご家族から暮らしの様子を、
直接お聞きする貴重な機会となりました。
・その後お変わりなく、楽しんで住まわれていること。。
・店舗と住まいの間合いを使いこなし、暮らされていること。。
・竣工後7年、店舗の進化に合わせたカスタマイズのこと。。
・日頃のライフスタイル等々。。
貴重なお話の数々。O様、大変お世話になりました。

ご一緒しましたご夫妻に、リアルな店舗併用住宅の様子を
体感頂けて良かったと思います。
そして実は何より、素敵に住まわれている各お住まいの様子を
拝見でき、私自身が元気をもらいました。
ありがとうございました。

皆さまへ
古川都市建築計画では、設計実例”個別見学会”を随時企画
して参ります。ご希望等ございましたら、
古川都市建築計画ホームページお問合せ ・お電話など、
是非気軽にお問合せ下さい。

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洗たく屋さんの家」内覧の様子。
高い天井の大らかなリビングで、お住まいの奥さまが
暮らしの様子について、たくさんお話し下さいました。
ありがとうございました!
古川オリジナルデザインの「畳台」で、ご長男が
プラレール妙技をご披露。楽しい時間でした。

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左「小さな広場の家」(歯科医院併設の住宅)見学。
右「ウッドフェンスの家」(理容室併設の住宅)見学。

 

『根岸小学校 放課後キッズクラブ』 竣工スナップ写真

2017年06月24日

 

『根岸小学校 放課後キッズクラブ』

<概要>
横浜市こども青少年局と建築局施設整備課による、小学校校舎内の児童福祉施設(教育施設内の福祉施設)。平成31年度までに横浜市全ての小学校(341校)で開設を目指している「放課後キッズクラブ」事業です。放課後の遊び場であり生活の場であることをテーマとし、1年生から6年生までの子供たちが、楽しく安全に過ごせる施設として設計。横浜市の詳細な標準仕様に学びながら、学校ごとの個別事情や環境を活かした施設づくりが求められました。本件は既存の理科室からキッズクラブへのリノベーション。校長先生、キッズクラブ運営スタッフ、横浜市ご担当皆さまとの事前意見交換や合同調査を実施。地域で子供たちを見守り育てる視点、活用出来る建築や設備を余すことなく活かしつつ新しい機能を盛込む取組み。関係機関の枠を超え知恵を出し合い、公共空間を無駄なく有意義なかたちで実現する一つのモデルとして位置付けられるプロジェクトです。

場所:神奈川県横浜市   
用途:放課後キッズクラブ(児童福祉施設)
   理科室からキッズクラブ教室へ改修
構造:鉄骨造+RC造2階建て
   1階部分の改修(2階は体育館)
敷地面積:7877㎡(2382坪)
居室面積:126㎡(38坪)
建築設計:横浜市建築局施設整備課
     ken-ken有限会社
     古川都市建築計画
設備設計:アーバンクルー
積算:オガコストプランニング
施工:株式会社大勝
写真:古川達也
 

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内装仕上げ概要
床:仕上 発泡系下地シート厚3mmの上ビニル床シート貼り厚2.8mm
  下地 合板厚12mm乾式二重床システム既存のまま(一部補修)
壁:仕上 シナ合板の上EP-G※既存のまま(一部補修)
  下地 LGS厚65グラスウール敷込の上石膏ボード厚12.5+12.5mm
天井:仕上 有効石膏ボード厚9mm既存のまま(一部補修)
収納棚:本体棚板ともシナ合板面材・国産杉芯材厚25mmの上UC
※EP-G:つや有合成樹脂 エマルションペイント塗装
※UC:ウレタンクリア塗装
※床の置型カラー・マットは計画で想定し運営により配置

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既存理科室の実験器具洗い場や、旧型の授業用モニターなど不必要となる部分を撤去。新設のランドセル棚やクツ箱など
の収納棚は、過不足ないよう横浜市の指導に基づき、横浜市立小・中学校標準図の仕様に準拠し配置しています。
理科室は、同じ校舎内に移動新設
 

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理科実験道具などの教材収納棚を温存。授業で活用されたスライド式のホワイトボードは、子供たちの創作作品やイベントに合わせた飾り付けが出来る壁面として、そのまま再利用しています。居住性を高めるエアコンの設置は、将来の用途変更など柔軟に対応出来るよう、脱着し易い場所、建物構造に最も負担を掛けない場所など関係者による入念な調査の積み上げから決定しています。
 

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横浜市こども青少年局の要領標準に、手洗いシンク設置は無い。本件運営スタッフの希望から、手洗いシンクを設置。校内で不要となったシンクの再利用品を採用、運営上の合理的配置など、関係者間の柔軟な意見交換から実現しています。
 

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既存理科室の準備室を、事務スペースに改修。木製の間仕切りを温存しフル活用することで、視界を妨げず合理的な管理運営が出来る空間です。スタッフロッカー棚や書類棚など旧施設で使っていた備品をそのまま移設。コスト縮減や運営上の混乱がないメリットを活かしています。好例としてご評価頂き、他校で予定している施設整備の関係者による見学会が行われているとのこと。
 

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横浜市は「旧はまっ子ふれあいスクール」から「放課後キッズクラブ」への転換を順次進めています。以前との大きな違いは、子供たちの滞在可能時間延長で、食事提供が出来ること。標準的なミニキッチン設置が決められています。
 

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小学校敷地内、子供たちや迎えの親御さんの放課後アプローチ動線として外構を整備。放課後の学校開放にともなう夜間照明や防犯セキュリティ計画など、ハード面、運営面、様々な角度から協議を重ね、より良いかたちを実現しています。
 

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本施設は1階。2階体育館利用との動線、他施設との連携した活用を想定。長い目でみた自由度や融通性、多目的性が確保された施設となりました。

 

指定確認検査機関の完了検査 @心地よい風と緑のある家

2017年05月10日

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◆完了検査を終えた、出来たてホヤホヤ?の2階リビング。
オープンキッチン・スタディコーナー・ラワンベニヤ目透かし
張りの傾斜天井・ニッチ・ご家族が時間を掛けて選んだ照明
など、皆で生み出した工夫が、夕暮れ時に浮かび上がり感動!
 

指定確認検査機関の完了検査 @心地よい風と緑のある家

建物建設では、国の定めた建築基準法に基づく建築である
ことを審査し確認するための「確認申請書」を、自治体
又は民間の指定確認検査機関に提出。審査に合格した旨の
確認済証を受領することで、工事を着工させることが出来ます。
また、建物の完成では、確認申請で認められた建物が、
申請通り出来ているか、審査するための現地検査をともなう
「完了検査」の申請が日本では必須。合格し「検査済証」
を受領することで、全ての建物は竣工が迎えられます。

川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」が工事の
終わりを迎え、指定確認検査機関の完了検査が行われました。
確認申請を提出したSBC(湘南建築センター横浜支店)に
必要書類を提出し完了検査を申請。現地検査が行われ、
大きな指摘なく無事合格、後日「検査済証」を受領しました。

完了検査の立会い日に合わせ施主・施工・設計の3者で集合。
住まい本体工事終了後に予定していた、玄関ポーチ・植栽
・駐車スペースなど、外構計画の調整打合せを行いました。

本体工事が終わっているので、空間の特徴や日々の使い勝手
等も、皆で想像し易くなっている状況です。
車で帰ってくる動線、新聞配達・来客等の視点、子供や
お年寄りの視点など、その場でスケッチしながら、皆で
意見やアイディアを出し合う打合せとなりました。
住まいご家族の気持ちや雰囲気がそのまま表れる
素敵な外構となりそうです。

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◆完了検査の様子。検査員が現地隅々を検査します。
 中山建設中山さんと古川で、検査に立ち合いました。

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◆皆のアイディアを取り入れ、古川がその場でスケッチ。
 スケッチと現地を見比べつつ方針を決めることが出来ました。

 
 

基礎工事と残土&ランドスケープ。

2017年03月16日

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基礎工事と残土&ランドスケープ。

敷地内に約1.7mの高低差がある環境。木造2階建て建物
が地面へ食い込むように配置する計画です。
地面に埋まる部分の空間は土を掘り下げ、コンクリート
基礎の垂直壁部分を、一般的な高さより高く立ち下げる、
深基礎形式とすることで空間を確保します。

ショーホーム計画「クラフトマンの家」が着工。
地盤の掘削工事から順調に基礎工事の工程に入りました。
深基礎形式とするため、土圧に対する耐力への対応と共に
防水性能を確保するため、コンクリートに特殊な液体を
混ぜ打設する方針(コンクリート躯体防水工法)を
採用しています。

基礎工事にともなう大量の残土(地盤の掘削で出る土)
は、本来排出することも大変なのですが、今回は建物本体
の周囲に盛ることで最大限活かし、丘のような前庭とします。
経済的に心地良い環境をつくる、目からうろこのような
このアイディアと工夫により、建物と外構が
一体的に連続したランドスケープ(諸要素による景観)
を生み出す予定です。お楽しみに!

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木陰のある「立ち寄りベンチ」♪

2016年08月14日

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木陰のある「立ち寄りベンチ」♪

住まいの敷地と道路のちょうど境に設けた木製ベンチ。
花壇の可愛らしい花。背の高い植栽による木陰。
街並みを和らげ、道行く人々に、
どうぞご自由にお座り下さい、と
語りかけてくれる、素敵な街角です。

これは、古川都市建築計画で設計しました
永く楽しむ家」の外構で、
「立ち寄りベンチ」と名付けています。
お住まいのご家族から、嬉しいスナップ写真を
送って頂いたので、ご紹介させて頂きました。

ささやかでも、住まいが街に開くと素敵ですね。

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「永く楽しむ家」最後の3者打合せ

2015年12月8日

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◆震災で瓦が落下した入母屋形式の大屋根は、なだらかな
片流れ屋根に改築。被害の大きかった土壁の外壁も耐震補強し
修繕の目処が立ちました。これで安心です。

震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」は、
年内に概ね竣工を予定しています。
施主・施工・設計が集まる、最後の現場打合わせを終えました。

概ね竣工とはどういうことか?
本件は、工事全てが竣工していない状態で一端お引渡しします。
施主ご家族は、仮住まいから引っ越し、住み始め、
暮らしながら、適切なタイミングで残りの工事を行う工程。
来年4月に全体の完成を予定しています。

長野市のプロジェクト。工期・工程の状況から、
外壁のモルタル下地が乾くタイミングで雪が降る可能性があり、
吹付け仕上げを、あわてて行うことが得策でない。
気候が安定する春に、外壁や庭などの外構工事を行う方針と
して、施工の飯島建設様からご提案頂き、施主ご家族と
相談の上進めています。

結果として、住みながら窓から見える外構計画等を練り直し、
諸々微調整できる良い機会となりました。
少し先になりますが、より全体の仕上りが楽しみです。
関係の皆さま、よろしくお願い致します。

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◆屋根仕上げの検査立会い。ガルバリウム鋼板仕上げによる
大らかな一寸(1/10)勾配の屋根下端に、雪止めも
しっかり付き安心。飯綱山は雪化粧です。

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◆外壁モルタル下地の下塗り。順調です。

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◆屋内の最終打合せ。手際良くメモを取る現場監督竹内さん
による施工図を中心に、内装おさめの最終チェック。

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◆新築と違いリフォーム工事は、現場の進捗に合わせ
図面をおこし、臨機応変に調整が必要な場面が増えます。
写真は屋内建具まわりの施工図。

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◆リビングダイニングの天井は、床仕上げと同じ信州唐松
仕上げ。下地や照明設備の位置を確認しつつ慎重に施工。

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◆既存の塀を一部解体することで、バリアフリーに配慮した
伸びやかな外構へリニューアル。完成は少し先になります。

番外編?
長野~東京間の新幹線乗車による移動で進めてきました
現場監理。東京駅ホームのキオスクで、いつも購入していた
私の定番、5色おにぎり「むすっこ」。
時間があるので、食べながら図面チェックしたり、新たな
プロジェクトのアイディアもねったり。
少し前なのに、ちょっぴり懐かしい。笑
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「つなぐ庭の家」屋外の方針打合せ。

2014年08月30日

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◆「花台手摺」の原寸模型?を据える中山さん。

新築住宅「つなぐ庭の家」。
屋外建物まわりの方針について、現場打合せでした。

2階バルコニーでは、
オリジナル「花台手摺」のスチール製支柱の方針確認。
制作前に、中山建設:中山さんが木材で1/1(原寸)模型を作り
実際の施工場所に据えることで、注意点や改善点があるか
検討出来ました。

外構では、
施主のお二人にもご参加頂き、
門扉や塀。駐車スペースやポーチなどの方針確認。
既存の植栽を活かすことや、
親族が住まう住宅「白楽の長い家」との繋がりや
バランスなどを、関係者皆で確認することが出来ました。
ありがとうございました。

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「むかえる家」 屋内外の仕上げ打合せ。

2014年08月14日

 
新築住宅「むかえる家」は、
屋内外の仕上げ工事に向けた、各所方針の打合せでした。

概ねの方針は、関係者間で共有していると思うのですが、
やはり具体的製作や、待ったなしの工程となると、
机上の理屈だけでなく、
現場で、実質的な意見交換が必要です。

◆外観確認で佇むスタイル田代さん。←バイクで登場^^。
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屋内では、
既に出来つつある、建具や造作家具扉の、塗装色に関する
住まい全体の方針や、今後製作する造作の調整など。

屋外では、
モルタル下地に対する、外壁吹付け塗装の仕様確認と、
一部木板張りとなる部分の詳細確認。また、足場解体後
の外構工事に関する、大まかな仕様や構成の確認など。

◆図面と現場を見比べながら、意見交換。
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◆サンプルを現場に直接あてて、意見交換。
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打合せをしている時間帯。
屋内壁・天井のクロス張りが、同時進行中でした。
下地プラスターボードのジョイント部や、
ビス頭のパテ処理中でしたが、
棚や手摺といった造作打合せの話し声を
横で聞きながら、手を止めず作業。
クロス張り工事と関係がありそうな部分を、逃さず聞いて
いて声を掛けて頂きました。
そういう事が、とてもありがたいですね。

◆クロス張り作業中の鈴木さん。→娘さん結婚おめでとう^^。
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