新築住宅計画「雪深い町の家」イメージモデル

2016年03月29日

 

新築住宅計画「雪深い町の家」イメージモデル

雪深い町で快適に住まう工夫がテーマとなった
「雪深い町の家」では、
設計時に1/50イメージモデル※を製作。

可能な限り屋根の雪下ろし作業の無いよう、
自然落雪する片流れの勾配屋根。
厳しい冬を快適に過ごすための空間として
薪ストーブのある「縁側サンルーム」の提案。等々
模型で表現することで、大事なことがより
鮮明に確認出来たように思います。

※イメージモデル
設計時、施主ご家族やプロジェクトの関係者間で
出来るだけ空間イメージを共有するため、
その都度状況に応じた密度や大きさで製作する
簡単な模型。

IMG_2561
◆アプローチ方面からみる。玄関前に風除室を設けます。

IMG_2578
◆薪ストーブの煙突が住まいの顔となっています。

IMG_2497
◆自然落雪の勾配をいかした小屋裏収納。縁側サンルーム
 は、自然光を沢山取り入れるため、上部の荷重を軽減し
 開口部を大きくする構成としています。

IMG_2522
◆冬の物干し、シイタケや干柿の乾燥、炎を楽しむゆとり、
 暮らしを楽しむ、縁側サンルームの様子。

IMG_2532
◆キッチン方面からみるリビングダイニング。縁側サンルーム
 との境は、引戸で仕切ることが出来るようになります。

新築住宅『図書館のある家』 竣工写真のご紹介です!

2015年07月14日

 
<概要>
大らかな河川敷に面する、自然豊かな環境。約9600冊の書籍を所有するご夫妻の住まいとして、将来移り住むことも視野に入れた、終の棲家(ついのすみか)としてのセカンドハウスです。建物半分は住宅、もう半分は私設図書館で、互いに連続します。書架空間は、建物竣工後、施主自身で楽しみながら、徐々に書棚を造作していく予定。広いデッキテラスと繋がることで地域に開かれ、気軽に来客をお迎えする空間となります。 → 着手時のエピソードはコチラ

場所:長野県長野市   
用途:住宅(移住を視野に入れた別荘)
構造:木造2階建て
敷地面積:546㎡(165坪)
建築面積:102㎡(31坪)
延床面積:110㎡(33坪)
建築設計:古川都市建築計画
構造設計:レン構造設計事務所
施工:飯島建設株式会社イイケンハウス
屋内建具工事:中村木工所
居間家具:ボーコンセプト横浜店
写真:GEN INOUE

Library house_01_3
将来のバリアフリーに配慮した、ほぼ平屋の構成。主要諸室は
全て1階です。一部を2階とすることで、目前に広がる川の
水面を上から眺められるようにしています。

Library house_02
河川敷からみた南側外観。屋根は2寸勾配(2/10勾配)の
シンプルな片流れ形状。雪国であることを考慮し、雪解けが
玄関側に影響しない屋根の形を追求しています。

Library house_03_2
遮るものなく広がる河川敷の景色を存分に楽しむ、大きな
開口部を配置。別荘として利活用し易いよう、シャッター
雨戸付きの窓(YKKap)を採用しています。

Library house_04_2
接道している東側正面。左は河川敷、右は駐車スペース。
景色を取り入れたい河川敷の方角以外は、プライバシー
配慮から出来るだけ小窓にしています。

Library house_05
玄関アプローチ。バリアフリー配慮から、積雪メンテナンス
し易い、コンクリート刷毛引き仕上げのスロープを設置。
オリジナル製作手摺、及びオリジナル木製引戸を採用しました。

Library house_06_2
玄関ホールは書庫そのもの。住まい手も来客も、沢山の本に
迎えられます。本の背表紙に誘われ、手に取りそのまま読書。
今後本が入ると、楽し過ぎて居間にたどり着けないかも。笑

Library house_07_2
河川敷に面する心地良いテラスに、そのまま本を持ち出して読書
出来る空間。また、大勢の来客がある場合は、テラスがそのまま
玄関になる考えです。

Library house_08-2
全ての居室から、河川敷の緑が楽しめる構成。広いテラスに
フラットで連続することで、心地良い環境を満喫できます。居間
と寝室は4枚引込戸により、しっかり間仕切ることも可能です。

Library house_09_2
日ごろはご夫妻での暮らし。水周り・居間・寝室が各々孤立せず
コンパクトに繋がる構成。居間は屋根勾配を活かした高い天井。
寝室上部は、広い小屋裏収納です。

Library house_10_2
書棚のある、居間と寝室。オーディオ機器やTVなどの家電は
書棚の一部に組み込む構成。

Library house_11_2
心地良い景色を感じながら調理出来るキッチン。経済性と機能性
を重視したシステムキッチンを採用。背面カウンター戸棚は、
細かく利活用を相談しながら設計した、オリジナル製作です。

Library house_12
水周りがコンパクトに隣り合う家事にやさしい空間。採光と通風
を重視、景色を垣間見ることも出来る洗面が心地いい。段差の
ない機能的なユニットバスは、引戸採用のバリアフリー仕様です。

Library house_13_2
低めの天井で落ち着いた寝室から、高い天井の伸びやかな居間と
テラスへ繋がる空間。書棚の向こうに書斎が見える、心地良い
距離感を大切にしています。

Library house_14
居間と吹抜けで繋がる2階多目的室。川の風景が楽しめる、
眺望スペースです。主にご親族や来客用の客間として活用。
引戸で分割可能です。手前は寝室上部の、広い小屋裏収納。

_MG_8089
2階多目的室からの眺め。夏は深い緑、冬は樹木の葉が落ち、
どこまでも続く山並みや、ゆっくり流れる川の水面を見渡せます。

Library house_16
Library house_17_2
木デッキテラスと吹抜けのある居間は、引戸によって微調整可能。
季節や時間帯、暮らしのリズムに合わせ、様々な居心地を生み
出すことが出来る空間です。

Library house_18_3
大好きな本と、借景としての緑豊かな環境を、存分に味わう
ことが出来る住空間。

Library house_19
アウトドアライフを、より楽しむための庇がある木デッキテラス。
少々の雨でも、心地良く外の風情を楽しめます。

Library house_20
居室の延長としての、木デッキテラス。コンクリートテラスは、
家庭菜園の野菜を洗ったり、火鉢を楽しんだりする目的もあり。
早朝のコーヒー、バーベキュー会、夕暮れ時のビール、などなど。

Library house_21
テラスは、もう一つの玄関。来客をテラスでおもてなしする機会
が増えそうです。

Library house_22
日が暮れたら、例えば、お酒を飲みながら読書。。
やってみたいことが増える。。 時間の使い方が変わる。。
そんな住空間に、育っていく予感です。

 

「図書館のある家」 イメージ模型。

2014年07月20日

20140719_9
◆「図書館のある家」計画概要
大らかな河川敷に面する、自然豊かな環境。約9600冊
の書籍を所有するご夫妻の住まいとして、将来移り住むことも
視野に入れた、セカンドハウスです。建物半分は住宅、
もう半分は私設図書館で、互いに連続します。書架空間は、
建物竣工後、施主自身で楽しみながら、徐々に書棚を造作
していく予定。広いデッキテラスと繋がることで地域に開かれ、
気軽に来客をお迎えする空間となります。

 

イメージ模型について

プロジェクトにより、進め方は違うのですが、
当社では、設計のかなり早い段階で、模型を作ります。 
本件でも、ごく簡単な平面図が出来た段階、つまり高さ方向を
明確とする立面図や、断面図などの無い早い段階で
模型を作り、施主ご夫妻との打合せに持参しました。

模型は、概ね図面や案が出来上がってから、確認で作るケース
が多いと思うのですが、
当社の場合は、むしろ全く逆で、案が出始め、固まっていない
検討段階で作るケースが、ほとんどです。
古川自身、単に模型が好きだということもあるのですが。。笑

家具や植栽などの添景は、単なる飾りが目的ではありません。
暮らしの楽しみ方や、空間の大きさなどを、少しでも
施主ご夫妻がイメージ出来るきっかけになると嬉しいという
思いで表現しています。
 

模型の活用について

模型は軽いので、施主自身で手に取り、実際の目線に近い見方や、
様々な角度で自由に眺めて頂き、変更点や活かしたい点も
気軽にお話頂けたと思います。

大事な点を、再度確認です。
着工を迎えた現在の最終案と模型の形を比較すると、
実は、随所で違いがあります。
なぜなら模型は、出来上がった案の確認のために作ったのでなく、
案を練るための、途中で作ったからです。
最終案との違いは、そのまま打合せの検討成果。
施主ご夫妻と積み上げた、検討のあかしとなっています。

※この模型は、施主ご夫妻の許可を頂き、団体主催の展示会
などで、展示公開しています。
詳細は古川都市建築計画まで、お問い合わせ下さい。
 

◆庭とテラスの関係、テラスと居室の関係が分かります。
20140719_6

◆書架と居室が並びます。寝室の上は小屋裏収納です。
20140719_7

◆1・2階が吹き抜けを介して繋がる関係。
20140719

◆こうして簡単に撮影し、写真そのものも打合せ等でフル活用します。
20140719_10