「緑景の家」風致地区内建設の完了届へ

2015年12月19日

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新築住宅「緑景の家」。
足場が解体され、落ち着いたダークグレイ色の外観が
現れました。素敵です。

さて、本件は市街化を抑制することを意図し定められた
市街化調整区域内にあると同時に、
横浜市風致地区条例第2条の規定に基づいた
4種類(建築物の新築・宅地造成・工作物の新築・木竹
の伐採)の許可条件を満たし、許可申請を行うことで
住まいの建設が可能となっています。

従って、竣工に合わせ許可申請の通り、実施出来て
いるか確認できる現地写真を撮り、資料をまとめ
横浜市に提出しなければ、許可が完了しません。

許可の対象箇所を一つ一つ写真撮影。
道路後退により建設したヨウ壁、全ての既存樹木
については、温存を証明する写真など順調に撮影。
施工の中山建設 中山さんに必要箇所全て立会って頂き
ご協力頂きました。ありがとうございました。

既に指定検査機関による完了検査も無事終了。
もうすぐ竣工です。

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2m以上の高木、中木などスケールをあて全て撮影。

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建築基準法上求められた、道路後退によるヨウ壁建設も
無事終了しました。

市街化調整区域許可、風致地区許可、確認済証 トリプル受領

2015年06月19日

 

新築住宅「緑景の家」。

横浜市建築局にて、各許可申請を提出し約2週間。
全ての許可がおりたという連絡があり、受け取りに行きました。
其々たった一枚の許可書のために、7カ月近く取組んできたと
考えると、重い、重い、とっても重い一枚です^^。

◆6F調整区域課より、市街化調整区域の許可
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◆7F建築環境課より、風致地区の許可
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2つの許可証原本と写しを持参し、既に準備してあった
書類を持って、そのまま指定確認検査機関(今回は湘南建築センター
横浜店)に向かい、確認申請書を提出しました。
フラット35利用のため、設計検査申請書も同時提出です。

そして、なんと!
事前相談における修正や、図面の差し替えをしつつ、待っていれば
決裁にまわり、その場で確認済証及びフラット35設計検査合格証が
受領できるということになりました。ありがたいことです。
何よりクライアントご家族に、嬉しい報告が出来ます。
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市街化調整区域許可 & 風致地区許可 & フラット35含む確認済証
トリプル受領。
私にとって、全てを同じ日に受け取る機会は、
これからも中々無いかも。

喜びをかみしめ?、夜は自宅でお酒を呑んで祝おうと
思っていたのですが、
テレビを見ながらそのまま寝てしまうという、
もったいない夜を過ごしました。笑
役目を果たし、少々ほっとしたのかもしれません。

いよいよ現場着工です。
関係の皆さま、よろしくお願い致します!

 

市街化調整区域・風致地区の許可申請提出

2015年06月2日

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新築住宅「緑景の家」。

JR関内駅近くの横浜市建築局で、各許可申請について
受領頂き、許可の手続きに入りました。

①市街化調整区域における許可
 市街化を抑制するよう定めた地域内の、建替え・崖・
 擁壁等に関する許可申請。→6F調整区域課
②風致地区における許可
 建物・擁壁建設、木・竹林伐採等に対する補植や、
 自然美の維持保全計画の許可申請。→7F建築環境課

それぞれ問題が無ければ約2週間で許可がおりるとのこと。
許可後は、いよいよ通常の確認申請です。
こちらは既に申請機関に対し事前相談してありますので
比較的スムーズに、おろして頂けると考えています。
関係の皆さま、あと少しです。よろしくお願い致します!
 

市街化調整区域・風致地区の許可申請について

さて、本件は自然豊かな環境にある古家を新居に
建替える計画。
敷地が「市街化調整区域」及び「風致地区」に属すため、
いかなる建設であっても、内容を事前に市と協議。
最終的に必要書類を提出し、許可がおりることにより、
はじめて建設可能となるプロジェクトです。

実は、提出物には実施設計図が含まれるので、設計が
全て終わった状況から、許可申請に着手し、万が一許可が
おりなかった場合は、設計が全て無駄になります。
さらに、施主ご家族は、古家付きの土地を購入するところから
はじめているので、建たない土地では、土地購入自体が
破綻しますので、あってはならない事態です。

従って、土地購入前の段階からご相談を受け、施主ご家族と、
間取り等住まい自体の打合せを重ねつつ、
同時に、市の建築局へ通い、考えている住まいの建設は
可能か、規制や守るべき条件は何か等の協議を重ね、
今回の許可申請手続きを迎えています。
許可後の「確認申請」も、許可と同じ実施設計図が
添付書類となりますので、これまで同時進行で、
事前相談を重ねてきました。
全ての歩みがかみ合い、一番良い形で進むよう願いつつ
全力で取り組んで参ります。

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一番左は、後日提出の「確認申請書」正副(フラット35
設計検査申請含め、既にいつでも出せるよう準備済み)
その他が、今回横浜市建築局へ提出した書類です。
結果的に外構計画の整理が最も重要となりました。
◆中央の書類(調整区域課へ「市街化調整区域」関係提出)
・建物の新築許可申請書等
◆右4つの書類(建築環境課へ「風致地区」関係提出)
・風致地区内行為許可申請書、及び建築物設計書
・工作物設計書(道路後退による敷地内の擁壁計画)
・宅地の造成等設計書(1.5m超の切土が伴う造成計画)
・木竹伐採設計書(擁壁建設に伴う竹林伐採と補植計画)

 

許可申請に必要な外構計画

2015年06月1日

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新築住宅「緑景の家」。

敷地が、都市計画法上、以下2つの対象地にあるため、
建設にあたっては、市に対する許可申請が必要となります。

①市街化調整区域
 新たに建築物を建てたり、増築することを極力抑え、
 市街化を抑制するよう定めた区域。
②風致地区
 都市内外の自然美を維持保存するため、建築形態や
 樹木の伐採など、一定の制限が加えられる地区。

住まいの建設ですから、建物について設計を行う事は
誰もが想像出来ることなのですが、上記対象は
敷地内全てに及ぶので、建物のまわりとなる外構計画
も許可申請の対象となるところがポイントです。
 

許可申請に必要な外構計画

外構計画と言えば、庭や塀など建築と連続して考え、
楽しく快適な住環境を目指すことは、日頃常に取り組んで
いるところですが、許可申請に必要な外構計画は、
ちょっと違ってきます。

端的にいうと、
実際の「効果」ではなく「数量」が判断基準。
◆植栽
例えば樹木であれば、隣地や周囲の緑を借景で活かすこと
で心地良い、などという設計の話でなく、自身の敷地内に
決められた大きさ以上の樹木が、何本あるかを示す
植栽図をつくることが、許可申請の外構設計となります。
以下、本件の法的必須事項。
・建築行為があるため敷地面積の割合から
 2m以上の樹木が、敷地内に10本以上必要。
・1.5m超の宅地切土があるため敷地面積の割合から
 3m以上の樹木が、敷地内に5本以上必要。
・擁壁建設で竹林伐採があるためその範囲の割合から
 1m以上の樹木が、敷地内に3本以上必要。
必要な樹木は、既存の樹木も兼ねられる代わりに
既存の樹木の位置や大きさを、全て図面化することが
求められ、それが許可申請に必要な植栽図となります。
◆擁壁
擁壁や地盤の切土・盛土では、高さなど一定規模以上
有るか無いかにより、許可申請の要不要が問題となるので
土を動かした分量や、擁壁の高さを明確にした図面が
許可申請に必要な、外構設計図となります。
また、擁壁施工部分が前述の竹林伐採となるため、その
施工水平投影面積が、竹林伐採面積の根拠図となります。

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◆中山建設 中山さんにお手伝い頂き、既存樹木の数量調査。
中山さんが計測、私が記録ということで進行。お疲れ様でした。

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◆植栽図の作成。既存樹木の配置、数量を示し、風致地区
許可に必要な樹木数量を満たしていることを示します。

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◆当初、擁壁はコンクリート造擁壁とする予定でしたが、
コスト縮減や既存斜面を出来るだけ温存する等考えから、
横浜市標準仕様に従った「間知ブロック擁壁」に変更。
ku-kan設計建築士事務所 川西さんに設計協力をお願いし、
まとめて頂きました。ありがとうございます。