店舗併用住宅の竣工スナップ写真紹介【住宅編】 @和定食屋さんの家

2019年01月10日

 

店舗併用住宅の竣工スナップ写真紹介【住宅編】
@和定食屋さんの家

新潟県上越市の店舗併用住宅「和定食屋さんの家」が竣工。お引渡し時にスナップ写真撮影しました。1階部分が和定食店。お店を営むご夫妻の住まいが2階(ロフト付き)です。天井の高いゆったりとしたリビングが特徴の2階住居部分をご紹介します。1階店舗に設置した薪ストーブの熱を蓄熱。その熱を住環境に活かし雪国の寒い冬を暖かく過ごせる住まいです。

 



道路に面する視認性の高い場所に店舗の入口を配置。また道路に面する1階窓から店舗屋内の様子も垣間見られます。住宅の玄関(左)と厨房勝手口(右)は裏側とすることでプライバシーを確保。お客様と動線が交錯しないよう工夫しています。
 




住宅は展示コーナーのある緩やかな屋内階段を上って2階で靴を脱ぐスタイル(店舗客室からもアプローチ可能)。玄関は階段下を余すことなく活用したスペースで、農機具や雪掻きの道具など十分置けるようになっています。2階の造作靴箱は特に工夫満載。下段オープン棚は来客対応・濡れた靴・ブーツなど長靴対応、上段の戸棚は家主のTPOに備えた靴置場です。下部にはスツールを置けるようにし、座って靴を履けるように備えます。多くの来客を迎える住まい手の心配りから計画されています。
 



1階から上がってくると、リビングダイニングと畳室それぞれに入室可能。襖戸の開閉により多目的に活用します。畳室はプライベートな活用だけでなく、独立させ来客を招く客室としても活用し易すいようになっています。
 



なんと畳室はリビングを客席とした落語の舞台となる予定。落語を本格的にされるご親族を招くなどミニ劇場としての楽しみな活用が想定されています。掘コタツを収納し、畳とそろった床にすることで、舞台となったり、来客の就寝スペースになったりする多目的スペースです。
 




薪ストーブの熱で暖められた空気が、掘コタツの下部スリットから出てくるしくみ。掘コタツ床全体も底冷えせず温かい。
 



天井の高い大らかなリビングダイニング。薪ストーブの熱で暖められた空気が床スリットから出てくるしくみ。また、床全体に敷き詰められた水袋(アクアレイヤー)が、薪ストーブの熱を蓄熱しているため底冷えせず温かい。床下(1階と2階の間の空間)全体に薪ストーブの熱が行き渡るようエアコンで空気を動かしています。従って薪ストーブを使わない日はエアコンの暖房機能を活用し暖気を送ります。また、夏季はエアコンの冷房機能を活用し冷気を送るよう考えられています。
 



2室を分けるシンプルなウォークインクローゼットとロフトに上がる梯子階段を中央に配置、手前が主寝室です。ロフトはご主人のスペース。クローゼット奥は奥さまのスペース。それぞれのスペースが主寝室と緩やかな間合いで繋がる構成です。
 




リビングを見下ろすことが出来るロフト。オープン棚は客布団の収納を想定しています。
 



洗面脱衣室やトイレにもヒートショックの無いよう、薪ストーブの熱で暖められた空気が床スリットから出てくるしくみです。広い洗面台の一部が座ってメイクや身支度の出来るカウンターになっています。忙しい店主ご夫妻が気持ちのON・OFを切り替える大事なスペースとして考えられています。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有
足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ
確認検査&フラット35S適合証明「完了検査」
竣工お引渡し。
竣工スナップ写真紹介【店舗編】
竣工スナップ写真紹介【住宅編】

 

竣工お引渡し。@店舗併用住宅「和定食屋さんの家

2018年12月28日


店舗客席の薪ストーブに火入れ。いつまでも見ていたい。

 

竣工お引渡し。
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

上越市の店舗併用住宅「和定食屋さんの家」建築本体が竣工。
外構の一部、住まいや店舗の購入家具などを除き完成です。
施工の各担当者による、取扱説明をもってお引渡しとなり
設計監理者として立会いました。

じっくり時間を掛け、互いに暮らしをイメージしながら
施主・施工・設計みなで、建物内を一緒にまわります。
キズなどのリタッチや不備チェックなど、法的検査・
施工者検査・施主検査などは、この日までに概ね終えて
いるので、お引渡しでは主に、利活用の視点で見ていくこと
が一般的。従って、全ての設備を試運転、各所使い方や
メンテナンス方法等を、順良く確認する会話が本来です。

しかし一方で、イイ意味で常に話題が脱線します。
各場所で、施工時の苦労や、計画時の思い出、暮らしへの
期待、作り手と住まい手が、互いの思いを感じる対話が始ま
ると話題がつきないのです。
実はその時間を施主・施工・設計みなで共有出来ることが
一番大切なのではないかと感じます。
顔が見える設計、顔が見える施工。顔の見えるものづくりが、
我々の大切にしていることだからです。

夜は一階店舗で、店主(施主ご夫妻)に食事会を開いて頂き
職人の皆様と一緒に、楽しい時間を過ごしました。
薪ストーブで煮込んだ竹の子汁。美味しかったぁ!!
ありがとうございました。

 






◆水蓄熱システム関係:本件は薪ストーブの熱を、特殊な
水袋アクアレイヤー(株式会社イゼナ)で蓄熱し、その
輻射熱で、2階住居と1階店舗の両方を暖める仕組みを、
なんと日本初採用。担当の前田さんに、火入れした薪スト
ーブからの熱の広がりを測定頂きつつ、システム全体の
取扱説明をして頂きました。
 



◆窓サッシ・建具関係:開き方や注意点、お掃除方法など
確認出来ました。
 


◆キッチン周り関係:キッチン本体やレンジフードの掃除
方法など確認出来ました。
 



◆電気設備関係:照明や各設備のオンオフ、配線系統、
分電盤、エアコン等の広範囲を情報共有出来ました。
 




◆給排水設備関係:屋内では特に厨房排水における、
グリーストラップの仕組みや掃除管理方法の確認。
あいにくの雨天でしたが、屋外では道路からの設備幹線
引込み、水道メーター、屋外機器など情報共有出来ました。
 




◆薪ストーブ:火入れ確認どころか、店主(施主ご夫妻)
に開いて頂いた食事会で大活躍。薪ストーブで煮込んだ
竹の子汁も最高でした。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有
足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ
確認検査&フラット35S適合証明「完了検査」

 

足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年12月8日


足場が解体され、外観のお披露目となりました。
職人さんがコテを使い、繊細かつ力強く仕上げたグレー色
の左官仕上げ(アイカ/ジョリパットJP-100水墨淡色)
が印象的です。

 

足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計で行ってきました現場三者定例の最終日。
屋外では、足場が解体され外構工事全体の仕上げに向けた
方針整理。建物本体アプローチ部のコンクリート土間仕上
げと、周りのアスファルト舗装との境目位置や処理等を
しっかり確認出来ました。

屋内では、内装工事が大詰め。特に課題となっていた
店舗客室の左官壁仕上げについて、少しずつニュアンスを
変えた、数種類の実物サンプルを事前にご用意頂き、
皆で意見交換。この日一番はじめの議題となりました。

「これでいこう!」

意匠性や施工性、掃除がしやすいことや、ザラザラし
過ぎて来客の衣類等を傷つけない配慮など、バランスの
とれた左官仕上げであることが検討項目。
可能性のあるサンプルを、大きめに作って頂き、
それぞれのメリット・デメリットが明瞭だったことが
何よりでした。

なんと、全く意見が割れることなく、施主・施工・設計
みな満場一致で仕上げが決定。その後の打合せもずれ込む
ことなく進行し、最後の定例を終えることが出来ました。
ありがとうございました。


◆屋外の様子


大工さん・左官・塗装・建具・電気・給排水など担当の
皆さまの車両が敷地内にならんでいました。


足場が解体され、屋外のディテールがより身近に。
雁木(正面ポーチ屋根)の先端は、すっきりした意匠の
ガルバリウム鋼板製雨樋(タニタHACO)を採用。


雁木(正面ポーチ屋根)下は、バリアフリー動線として
スロープを設置。冬の凍結時も出来るだけ滑りにくいよう
皆で相談し、コンクリート洗出し仕上げを採用。
まさに施工中でした。


◆屋内の様子



店舗客室の左官壁仕上げについて、実物サンプルを前に
施主・施工・設計みなで意見交換。外壁と同じ仕上げ
(アイカ/ジョリパット)ですが、仕上げ工程における
素材の扱いや、コテの押さえ方等でニュアンスも様々。
なんと、満場一致で仕上げが決定しました。



店舗入り口風除室の展示コーナーの構成。ご家族ゆかりの
魚拓です。最終的に施主ご夫妻が選ばれたヒラメの魚拓を、
バランスよく配置できるよう、皆の意見をまとめ、古川が
その場で手描きスケッチの図面を作成。
どのようにおさまるか楽しみです。
参考:風除室展示コーナーの事前検討。



一階店舗、厨房と客室の様子。皆で仕上がりを想像しながら
施主ご夫妻に各部をご確認頂きました。



二階住居、リビングダイニングの様子。畳室の掘り炬燵
(ほりごたつ)のスケール感を座って確認する古川。
Jさん写真ありがとうございました!

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有

 

建築家アルネ・ヤコブセンによるデザイン「セブンチェア」の修理

2018年09月14日


購入から約10年。ある日食事中にパキッという鈍い音。
自宅のダイニング椅子4脚のセブンチェアのうち、私の座
っている椅子1脚の背座板が取れ、壊れてしまいました。

 

建築家アルネ・ヤコブセンによるデザイン
「セブンチェア」の修理

北欧デンマークの建築家、アルネ・ヤコブセンによる
デザインの「セブンチェア」。
フリッツハンセン社が製作、同社を代表する椅子で、
世界で初めて、背座一体三次元曲面の成形合板による形状
を実現したアントチェアの後継として、
1955年に誕生したと言われています。
座った時に背もたれがしなる柔らかい座り心地。
軽く持ち運びが容易であるだけでなく、傷つくこと無く
スタッキングが出来て、重ねても美しいデザイン。
個人住宅のダイニング椅子だけでなく、店舗やオフィス、
公共施設などの椅子としても幅広く活用され、
世界中で愛されています。

自宅のダイニング椅子として、購入してから約10年。
一か月前のある日、食事中にパキッという鈍い音。
4脚あるセブンチェアのうち、私の座っている椅子1脚の
背座板が、特に前触れなく取れて壊れてしまいました。

こんなディテールになっているのか?!

金属製の脚と合板の接続部分が、プラスチックのパーツ
により接着剤のみで取り付けてあることが、壊れて
みてはじめて分かりました。
中央のたった一本のビス止めは、おそらく接着剤固定の
位置出し等に必要なもので、強度を約束するような
おさまりではありません。もしかすると、背座板が外れた
際、一瞬で脱落してしまうことを避ける、最後の安全確保
が主旨なのかもしれませんが、定かではありません。
とにかく、残念であるというよりは、驚き。
性能やコスト等あらゆるバランスを考えた選択のはず。
考え抜かれたディテールに、接着剤のみの貼り付けを
採用していることに驚きました。

そしてさらに驚き。

なんと、製作したフリッツハンセン社では、修理不可。
本当?!
再生する場合は、新たな背座板を購入するかたちで、
金属の脚と接着剤で固定する方法しかないようなのです。
つまり、正規店では今まで使ってきた愛着ある背座板を
使えないことになります。(もし正規店で修理可能と
いう情報がありましたら知りたいです。ご一報を。笑)

インターネットで調べたところ、ありました。
ヴィンテージ家具を扱うDECO-BOCO横浜店
きちんと修理できる方法をみつけ、修理を受け付けている
お店です。しかも有り難いことに、偶然にも
自宅から車で20分ほどの場所。
問い合わせたところ、車で持ち込み、2週間以内で
出来るということで、早速お願いしました。
無事もと通り、なおりました。全く問題ありません。

大切なものづくりです。

詳しい修理方法は、DECO-BOCO横浜店のホームページで
確認出来ますが、概略としてはオリジナルのプラスチック
のパーツを、独自開発した木製パーツに変えることにより
ビス等でしっかり固定するアイディア。家具の癖や
個体差に注意しながら、都度ハンドメイドで対応する
確かな技術と精度が、家具再生を支えていると感じました。
大切なものづくりです。


ヴィンテージ家具を扱うDECO-BOCO横浜店



フリッツハンセン社オリジナルのプラスチックパーツを、
DECO-BOCOで独自開発した木製パーツに変えることにより
ビス等でしっかり固定し、再生している。



DECO-BOCO横浜店の飯島さんから、直ったセブンチェア
の受け取り。金属の脚もピカピカにして頂き嬉しい^^

 

家具・建具や人を入れたイメージ模型 @店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年08月1日


縮尺1/50イメージ模型。来訪者にとって正面となる北東側
外観です。雪国である新潟県上越市の地域性として、
商店が並ぶ街並みでみられる雪よけの屋根「雁木(がんぎ)」
をモチーフとした構成です。

 

家具・建具や人を入れたイメージ模型
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

古川都市建築計画では設計時、図面と同時進行で模型を
作ります。プロジェクトの性格に合わせて、大きさや
表現密度なども変えつつ製作。形態や空間の特徴など
関係者皆で共有することが、模型の主な利活用です。

従って、屋根・壁などの主要な骨格だけを早めに作って
おき打合せで活用。計画の進行に合わせ、仕上げや
ディテールを後から足し引きします。
実は、工事が着工してからも打合せの深度に合わせ、
その都度模型に手を加えることも、非常に多いです。

つまり、設計が全て終わり、確認のために実施設計の
成果品として模型をつくるのではなく、むしろ案が
定まっていない状況下で、各部の方針を一つ一つ決めて
いく、検討用の道具として模型を位置付けています。

本件縮尺1/50イメージ模型も、関わる方々のアイディア
やアドバイス等に合わせ、風合いや素材感、家具や建具、
佇む人の風情なども、着工後に手を加えています。
建物が竣工するまで、少しずつ進化する模型として、
プロジェクトの進行に役立てています。
 

※合わせてご覧下さい。
着工後、工事関係者と模型を使った意見交換の様子
地鎮祭と工事契約の様子
 


北側外観。1Fは店舗で2Fが住宅です。雪国である新潟県
上越市の街並みでみられる雪よけの屋根「雁木(がんぎ)」
が店舗の入り口となり、待合いとしてベンチも配置。
雁木は、雪かきを軽減する快適なバリアフリー動線として、
車椅子にも対応するスロープを備えています。


北西側外観。西側1Fの庇下に、住居出入り口と店舗厨房
の勝手口を配置しています。


雁木の店舗入り口から入ると正面に薪ストーブが見えます。


オープンスタイルの厨房。客室は20席で、施主ご夫妻が
全体を丁寧にケアできるワンルーム。
手前のリラックスしたスペースと、奥の落ち着いたスペース
が緩やかに繋がる構成です。


開口部に、あえて格子を設けることで、落ち着いた雰囲気
のスペースを生み出します。


客室全体の構成。客席は椅子テーブルの移動で、様々な
人数構成に対応。レジの上は神棚を設置。


厨房からみた客室。お客様の出入りを把握出来るよう、
店舗出入り口が見通せる工夫をしています。


客室と厨房の境は、食の提供や飾り棚など、和定食屋さん
としての利活用や風情など模索中。まだまだ進化の予定。



2F店主ご夫妻の住居、リビングダイニングと畳室。
掘りコタツのある畳室は、リビングと建具で仕切ること
が可能。公私で活用するフレキシブルスペースとして
位置付けています。

 

模型に屋内家具・建具や人を入れる検討

本件は工事が着工してから、具体的な仕上げや造作などが
決まってきていることもあり、施工担当者の皆さまとの
打合せ日程に合わせて、皆で確認したい造作家具などを
付け足しています。
やはり、家具・建具や人などを入れると、各部のスケール
感や空間の目差すところが、とても分かり易くなります。




1F和定食屋さんに、造作家具等を入れる前と後の状況。




2Fリビングダイニングと畳室に、造作家具等を入れる
前と後の状況。



リビングと畳室の関係も、家具・建具・人などを入れる
ことで、風情や課題が関係者間で共有し易くなります。

 

<「和定食屋さんの家」概要>

和定食のお店を独立開業するご夫妻の住まいです。1階が店舗スペース、2階がご夫妻の住まう居住スペース。来客が多いライフスタイルから、店舗だけでなく住空間においても、来客を楽しくお迎え出来るよう工夫しています。外観は雪国である上越市の地域性として、商店が並ぶ街並みでみられる、雪よけの屋根「雁木(がんぎ)」をモチーフとした構成が特徴です。

場所:新潟県上越市
用途:店舗併用住宅(1F店舗、2F住宅)
構造:木造2階建て(ロフト有り)
敷地面積:381㎡(115坪)
建築面積: 96㎡(29坪)
延床面積:157㎡(48坪)

施主・設計と各工事担当者の初打合せ @店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年07月26日


工務店さんオフィス内。模型を使い、目指すところを
確認しながら進行。途中から、施主奥さま自ら模型を
回転させ、空間の特徴を解説する場面もあるなど、
和やかな打合せとなりました。

 

施主・設計と各工事担当者の初打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

無事着工し現場では基礎コンクリート工事が進行する中、
施主・施工・設計三者定例(月一回)の、初回打合せ
が行われました。

現場監督担当の小林さんにコーディネート頂き、
工務店オフィス内で、順番に各種工事担当の皆さまと
顔合わせを兼ねた初回打合せを行うという段取りです。
給排水衛生設備 みつわ住設株式会社 小杉さん → 電気
設備 株式会社矢野電機工業所 荻井さん → 屋外サッシ
株式会社保坂屋 村松さんと概ね一時間おきにお会いし
ました。特に設備配管に関する内容は、既に進行中の
現場基礎コンクリート工事に関係する部分もあるので、
関係者相互の内容理解が大切です。

設計意図や内容を情報共有、工事ご担当からの現場調整
や変更のご提案など、意見交換をする大事な初回。
設計時に作製したイメージ模型をフル活用しました。
「こういう事だったのね、、」
「この部分が邪魔になることが課題ですね、、」等々。
模型は、全てを詳細に表現したものではありませんが、
概ねを理解するには充分。誰もが口を出せる状況を
生み出し易いアイテムと言えます。
図面で分かりにくい部分も、模型を囲み、皆で見て触れて
意見交換することで、様々な気付きや発見に繋がりました。

途中から、模型を見易いように回転させたり、携帯照明
をあて、暗い部分を照らしたり、設計者である私が行う
はずのサポートを、施主ご夫妻自ら行う場面もあり、
和やかに進行。とても良い打合せが出来ました。
 




模型、図面、建材サンプル、カタログを行き来しながら
情報共有の確度を上げていく打合せです。



模型を至近距離でのぞくと、とても臨場感があります。
写真は1階店舗部分の様子。入り口正面に薪ストーブが
見える構成です。

 

現場では、基礎コンクリート工事の配筋作業が進行中。
設計者の立場(現場監理)で検査をさせて頂きました。
1階が店舗のため、コンクリート土間を居室床仕上げ
高さまで上げることや、基礎の外側に断熱処理をするなど、
少し特殊な方針を採用しています。
厨房となる場所だけは、配管のためコンクリート土間を
下げる繊細な調整も、きちんと施工頂いていることを
確認しました。関係の皆さまありがとうございました。



 

※合わせてご覧下さい。
地鎮祭と工事契約の様子

 

『店舗併用住宅』が相談できる建築家としてご紹介頂いてます。@東急電鉄

2018年01月26日


街歩きで目にするショーウィンドウでご紹介頂く機会。

 

『店舗併用住宅』が相談できる建築家
としてご紹介頂いてます。

二子玉川駅改札から直結する人通りの多いコンコース。
土地探しや住まいづくりなど、気軽にアドバイス頂ける
東急電鉄住まいと暮らしのコンシェルジュ
二子玉川店にて、『店舗併用住宅』の計画や具体的設計
が相談できる建築家として、ご紹介頂いてます。

期間は1/25(木)~2/9(金)の2週間。
店内では、古川都市建築計画の設計した
住まいの一部にクリーニング店のある店舗併用住宅の
実例【洗たく屋さんの家】模型等が展示されています。
建築家31会メンバーとして、
コンシェルジュにおける予約制の個別セミナーや、
ざっくばらんなご相談もお受けいたしますので、
詳しくは二子玉川店までお問合せ下さい。
 

店舗併用住宅とは?

店舗併用住宅とは、住まいの一部に店舗がある住宅の
ことです。理容室やカフェ、アクセサリー店や
駄菓子屋さん、アトリエやガレージ等々、
住まいの一部に店舗や仕事場等がある住まいは多く、
ライフスタイルも様々です。

一方、住まいに店舗の看板を付けるだけでは
暮らしに活きる、店舗併用住宅には成りません。
そこには、機能性や経済性、快適性や意匠性、
法的な整理や、永く使うための柔軟性、
街並みや、まちづくりの視点からも、地域に愛される
住まいづくり・店舗づくりのノウハウが必要です。

古川都市建築計画一級建築士事務所は、
店舗併用住宅の設計を、大変得意としております。
簡単なアイディア提案から、具体的な設計・監理まで
様々なかたちで対応できますので気軽にご相談下さい。
古川達也

 



東急電鉄住まいと暮らしのコンシェルジュ二子玉川店。
住まいや暮らしの情報が集まり、一般のお客様が
利用し易い多くの工夫が成されています。



店内に特設コーナーを設けて頂いてます。
ありがとうございます。

 

AA STUDIO 『建築家と話そう!』ご案内

2016年10月6日

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AA STUDIOの様子。実例写真パネル、模型、家づくりなどの
参考書籍、建材サンプルなど、ゆったり楽しめる空間です。

AA STUDIO 『建築家と話そう!』ご案内

「建築家と話そう!」は、横浜元町で、店舗デザインや
家づくり等々のお悩みなど、リラックスした空間で
気軽に建築家と話せて、無料で建築相談が出来る企画です。
担当建築家の日程など、AA STUDIOホームページで
いつでもご確認頂けます。

毎週水曜日、土曜日、日曜日の13:00~18:00
建築家が元町のスタジオに在席していますので、
港散策、元町中華街お買い物、食べ歩き?など楽しみつつ
ぶらりお立寄り頂けるのが特徴です。

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リラックスした雰囲気の空間で、暮らしや建築、家づくりなど
漠然とした疑問や、専門的なご質問まで、予約不要で
ざっくばらんにご相談頂けます。

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みなとみらい線 元町中華街駅から、何と徒歩1分!
美味しいパンの老舗「ウチキパン」さんのお隣です。

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階段を上がった2階が、AA STUDIO
階段でも、展示パネルやカワイイ模型が皆さまをお迎えします。

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通りのにぎわいが感じられる窓際。開放的で心地良いスタジオです。
クラフトマンシップ・ストリート(通称CS通り)を上から
じっくり眺められる場所は、以外と少ないかもしれません。

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実は、老舗「ウチキパン」さんのパンを買って、スタジオ内で
食べながら休憩できます。(ウチキパンさんと提携?してます)
パンをかじりながら、建築の話が出来ちゃうのはココだけかも!笑

夕暮れ時のスタジオも、落ち着いたイイ雰囲気です。
終了時間ギリギリまで、お立ち寄りOKですよ!
皆さまのお越しをお待ちしております。是非一度お訪ね下さいね。
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買いたくなる前に行きたくなる、がある。@蔦屋家電

2016年02月13日

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二子玉川蔦屋家電を訪れました。

店舗なので、もちろん商品が並んでいるのですが、
様々な居場所、居心地が計画されており感心しきり。

商品の充実や行き届いたスタッフのサービスも
あると思いますが、何より店舗としては、
圧倒的に椅子が多く、あちこちで休めて快適。
長く楽しく居られる場所なのだと、
誰もが感じる工夫が、伝わってきます。

買いたくなる前に行きたくなる、がある。
と感じました。

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柔らかくて寛げる椅子

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携帯機器が使える椅子

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内緒話ができる椅子?^^