愛猫と楽しく過ごせる家のご提案

2018年06月19日


愛猫Hanimaruくんの居場所でもある「縁側サンルーム」
のアイディアスケッチ。

愛猫と楽しく過ごせる家をご提案

横浜市内で土地を買って家を建てたいとお考えのご夫妻。
ご夫妻とも獣医のお仕事をされています。
欲しい家は、家族としての愛猫Hanimaruくんと、
快適に楽しく過ごせる家。
例えば帰宅時、窓越しに愛猫が出迎えてくれるような家。
ご夫妻が購入検討中の土地に、
そういう夢のある家が建てられるかが課題です。

リビングとの繋がりで、畳コーナーや縁側のような空間が
あると嬉しいと話された奥様。
多くの本をお持ちのご主人からは、沢山書棚があると
いいなあ、と話して頂きました。

以上、はじめてお会いした時にお話し頂いたことを
思いながらスケッチ&スタディを重ね案をまとめ2週間。
参考間取り図とイメージ模型を製作。
ご一緒にプロジェクトに取り組む中山建設さんの
ショールームにて、本日プレゼンテーションをさせて
頂きました。

「楽しい。こんな空間が考えられるんですね!」
「この土地を具体的に購入することを検討したいです。」
と、お話し下さいました。良かったです。


初回面談の時、奥様のスマートホンで見せて頂いた
愛猫Hanimaruくん。ぐっとイメージがわいてきました。


提案内容の工事費をご説明する中山建設中山さん。
工事費概算金額を算出して頂きました。

新築住宅『中庭ガレージの家』 竣工写真公開

2017年05月7日

 

『中庭ガレージの家』

<概要>
モーターライフを楽しむご家族にとって、車・バイクなどを置くスペースは居室と同じように大切。車・バイクのある中庭とガレージを、居住空間の中心に配置した住まいです。バイク3台を出し入れ出来る玄関ガレージを境に、東棟は主寝室と子供室などのプライベート空間。西棟は開放的なリビングダイニングとした、来客と気軽に過ごせるパブリック空間。玄関ガレージの屋根は全体が天然芝の屋上緑化バルコニーで、東西の居住空間を互いに立体的離れとして繋ぎ、楽しみながら行き来できるよう意図しています。

場所:神奈川県横浜市   
用途:住宅
構造:木造2階建て
敷地面積:196㎡(59坪)
建築面積:91㎡(27坪)
延床面積:126㎡(38坪)
建築設計:古川都市建築計画+STYLE
構造設計:レン構造設計事務所
照明設計:マントルデザイン
家具設計:STYLE
施工:STYLE
写真:平剛

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住まいの中心に、中庭とガレージがあるライフスタイル。
どこにいても愛車を愛でる楽しさと、車・バイクを楽しむ
友人が集い、情報交換やメンテナンスも出来るガレージライフ。

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バイク出し入れのため中庭と床レベルをそろえた玄関ガレージ。
玄関扉と別に設けた2.5m幅の木製ガラス引戸を採用する
ことでスムーズにバイクを出し入れ出来ます。
リビングと中庭は腰掛けると丁度よい高さ。メンテナンスや
バーベキュー、知り合いが立ち寄れる縁側のような場所です。

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玄関ガレージは、バイクの乗り入れを考慮した床タイルを採用。
天井の無垢木板・壁の漆喰・左官(モールテックス)・造作家具
・自然を感じる地窓の植栽。全てが手作りの空間は、施主ご家族
の愛するモーターライフのエッセンスを表現しています。

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玄関ガレージの照明もハンドメイド。黒革仕上げのアイアン素材
によるパイプに、位置・角度を自在に調整できるスポットライト
を設置。マントルデザイン久保隆文さんによる照明デザインです。

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隣家の緑を借景として、道・中庭・玄関ガレージが繋がる空間は
面積以上の奥行きと心地良さを生みます。住まいのどこにいても
愛車を愛でることができる空間構成。リビングは、折れ戸サッシ
によりフルオープンで中庭と繋がります。

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構造の梁を現わしとした、天井高5mのリビングダイニング。
天井:野地板ヒノキ材現わし、構造梁ベイマツ材現わし
壁:フェザーフィール漆喰(ドイツ漆喰)ローラー仕上げ(プラネットジャパン)
床:オーク材厚15mm×150幅オイル塗装、床暖房仕様
※設備システムではエネファーム(東京ガス)を採用してます。

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施主ご家族が所有していたアジアンテイストのソファや
オリジナル造作棚など、様式や新旧を自由に受け入れられる
大らかなリビングダイニング。ウッドデッキは道路から
プライバシーを守る、物干しスペースになっています。

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キッチン上部はミニ螺旋階段(アイエム社イタリア製)で上る
ロフト空間。ガレージのブルー壁と同じ左官(モールテックス)
仕上げのダイニングテーブル(STYLEによるデザイン&施工)
が広い空間のアクセントになっています。

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全ての梁間に調光できる間接照明を入れ、季節やイベントなど
に合わせ、様々な演出ができる空間です。

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隠れ家のようなロフト。リビング吹抜け空間を存分に使い
200インチの映像を寝転んで楽しめるよう工夫しています。
スポーツ観戦、レーシング観戦、大スクリーンを使った
ゲーム対戦など、パブリックビューイングような風情。
天然芝バルコニーからも出入りできるので、住まいの中の
非日常空間として、離れのようなスペースになっています。

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玄関ガレージの屋根全てが、天然芝バルコニーです。
東の子供室と、西のロフト空間を行き来できる空中の庭、
住まいの中のピクニック空間といえます。
中庭の見下ろし、ビール片手に休息、夏はプール、何と
お湯が出るようになっているので、置型のバスタブを
設置して楽しむ露天風呂構想も。笑

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車・バイクが最も出し入れし易い敷地の真中を中庭とし、
居住空間をコの字型に、敷地外周いっぱいに寄せた配置。
東棟と西棟を平屋の玄関ガレージで繋ぐ構成。
隣家の生垣を借景で活かし、ガレージの屋上を全て
天然芝のバルコニーとして緑化しています。

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装飾のないシンプルな外観。要所でエッジを滑らかな
曲面にした優しい表情です。愛車フォルムの曲面やスリット
形状のモチーフを取り入れています。
外壁:モルタル左官下地の上高耐久弾性リシン吹付け

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2階子供室。リビングダイニングと同様、天井は構造の梁を
現わしとしています。壁面の一部をアカシア材粗板仕上げ
とすることで、釘を打ったり棚を付けたり、自分で手を加え
られるように工夫。中庭を眺めたり、天然芝のバルコニーに
直ぐ出られるなど、想像力を育む楽しい空間です。

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1階主寝室。中庭の愛車を眺められる配置。ベッドコーナー
に腰壁を設けることで、開放性とプライバシーを確保する
工夫をしています。ブルー壁の部分はトイレ、その奥に
洗面所・洗濯機置場・バスルーム等水周りを配置。

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トイレ・洗面所・バスルームは、洗面器本体を左官
(モールテックス)仕上げにするなど、ハンドメイドによる
手触りや心地良さを重視したオリジナル造作です。
(STYLEによるデザイン&施工)
敷地境界とのわずかなスペースに植栽を配し楽しめるよう
開口部を重視したバスルームでは、屋外で使っている船舶照明
を採用。マントルデザイン久保隆文さんによる照明デザイン
全体のコンセプトから、照明器具が選定されています。

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リビングダイニングにセミオープンで繋がるキッチンは、機能性
を重視。プライバシーが確保された物干し空間のウッドデッキ
に勝手口で直結。家事動線を最短にしています。

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天候や時間帯により、ソフトに表情を変える白い外観。
片流れ屋根は、先端を少し出し外壁の耐久性を高める考えです。

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夕暮れ時、刻々と表情を変える中庭&ガレージ。
車やバイクが照明で丁寧に照らされ、浮き上がります。
ガレージライフの楽しみの一つといえます。

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中庭に開くフリースタイルの住空間。
中庭&ガレージを中心に、ワクワクするライフスタイルが
創造されます。

 

建築家31人×3works展 in マークイズ ご来場ありがとうございました。

2016年09月15日

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ご来場ありがとうございました!

9月9~11日の3日間 横浜マークイズみなとみらい4階
東京ガス横浜ショールームで行いました
建築家31人×3works 展。
3日間で約140名のご来場でした。
無事開催することが出来ましたこと、
心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

次回は11月、新宿パークタワー1階
ギャラリー3で開催。
詳細は建築家31会ホームページでご案内して
参りますので、時々チェックして頂けましたら幸いです。

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家づくりトークショー

今回、会場内で滝川淳さんと一緒にトークショーを行いました。
テーマは『ヨコハマにこだわる』~住まいの「おもてなし空間」
トークショーの一部をご紹介します。
開港の街ヨコハマの皆さまは、もてなし上手であることに着目。
親しい方や、初めての方とも、状況に応じて接する準備があり、
住空間でも様々な方法で活かされているように思います。
屋外でもてなす。あるいは屋内でもてなす。そして、
その中間的なあいだでもてなす、といった実例として
横浜の住まいにおける「おもてなし空間」を中心にお話しました。

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◆屋外でもてなす~例えば玄関先でもてなす。
設計実例【洗たく屋さんの家】
 玄関先の街にひらいた家庭菜園。あえてフェンス等の仕切りを
設けず、花が咲いたり実がなったりする様子が、道行く人々の眼に
触れるようになっている。季節感と共に来客との対話や、
おもてなしのきっかけを生んでいます。

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◆屋内でもてなす~例えばリビングでもてなす。
設計実例【洗たく屋さんの家】
リビングにおける移動可能な「畳台」。来客の状況に応じて、
ダイニングの一部となったり、大テーブルになったり、
場所を移動し、休憩コーナーになったりします。

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◆屋内外の中間的なあいだでもてなす~縁側サロンでもてなす。
設計実例【縁側サロンのある家】
積極的に活用していなかった住まいの一部を、庭と連続した
縁側サロンとしてリフォーム設計。誰もがいつでも気軽に立ち
寄れるスペースであり、外からスロープでアプローチ出来る、
バリアフリー空間です。

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【縁側サロンのある家】は、本展示会へ2年前にご来場頂きました
ことがご縁で、庭と住まい全体をフルリフォームした
お客様の住まいです。

住まいは、そこに住む家族の暮らしを支えるよう、使い勝手や心地良さ
等を追求しますが、実はそこに住まない方々が来訪し、
楽しく過ごすための工夫も見過ごせません。
突然の来客や、お身内、親しい友人などを招いたり
「おもてなし」するといった観点でも、家づくりを考えることが
出来たなら素敵ですね。

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◆滝川淳 × 古川達也 トークショーの様子

新築住宅計画「雪深い町の家」イメージモデル

2016年03月29日

 

新築住宅計画「雪深い町の家」イメージモデル

雪深い町で快適に住まう工夫がテーマとなった
「雪深い町の家」では、
設計時に1/50イメージモデル※を製作。

可能な限り屋根の雪下ろし作業の無いよう、
自然落雪する片流れの勾配屋根。
厳しい冬を快適に過ごすための空間として
薪ストーブのある「縁側サンルーム」の提案。等々
模型で表現することで、大事なことがより
鮮明に確認出来たように思います。

※イメージモデル
設計時、施主ご家族やプロジェクトの関係者間で
出来るだけ空間イメージを共有するため、
その都度状況に応じた密度や大きさで製作する
簡単な模型。

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◆アプローチ方面からみる。玄関前に風除室を設けます。

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◆薪ストーブの煙突が住まいの顔となっています。

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◆自然落雪の勾配をいかした小屋裏収納。縁側サンルーム
 は、自然光を沢山取り入れるため、上部の荷重を軽減し
 開口部を大きくする構成としています。

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◆冬の物干し、シイタケや干柿の乾燥、炎を楽しむゆとり、
 暮らしを楽しむ、縁側サンルームの様子。

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◆キッチン方面からみるリビングダイニング。縁側サンルーム
 との境は、引戸で仕切ることが出来るようになります。

鎌倉市重要景観建造物指定「石川邸」を体験。

2015年10月14日

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◆敷地正面の案内板。大正15年作家の里見弴(さとみとん)
 の住宅として自ら設計に携わり建築された建物であることが
 分かります。

街や建築の保全再生は、どの地域でも必ず課題となります。
独りよがりな修復等で、歴史的建築の国際的な価値を減じ
ないための、広い視野の知識と、技術の一端を学ぶ機会。
JIA(日本建築家協会)文化財修復塾に参加しました。

場所は、鎌倉市西御門の「石川邸(旧里見邸)
建築家の久恒利之さんが、建物オーナーよりお借りし、
建築設計事務所として活用しながら、同時に
西御門サローネ」として運営。
イベントの企画や、貸しスペースにおける売上の一部を、
建物の維持修繕費等にあてるなど、
活きた歴史を、自ら繋いでおられる貴重な建築です。

横浜の歴史的建造物の調査・改修等を数多く手掛け
られている、建築家の越智英夫さんによるレクチャー後、
参加者2人一組で、現地屋内の実測調査実習を行いました。

実測&記録を繰り返し、進めていると、
ただ眺めているだけでは感じない、寸法や形態リズムの
美学が、何となく伝わってくるので面白いですね。
とても勉強になりました。

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◆石川邸外観正面。庇を支える柱は「バンデッドコラム」。
 下部石製手摺の加工形状は「ごまがらじゃくり」と
 呼ぶとのこと。(越智氏レクチャーより)

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◆建物正面にサンルーム有り。屋内外の繋がりと、
 利活用の様子を想像すると、「縁側」に近い印象です。

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◆建物の奥に渡り廊下で繋がる茶室がある。茅葺き屋根の
 和風空間。窓下は無双窓がしっかり保全され機能している。

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◆越智英夫さんによる、歴史的建造物調査・報告書づくり
 等のレクチャー。以下は、その一部。ある意味科学的であり、
 他分野においても活かせる技術。勉強になりました。

・芯を疑う。例えば、計ることなく柱間の寸法を910mm
 だと思い込まない。僅かな違いに、重要な寸法が隠れている
 可能性があるからだ。
・調査とは、建築を言葉に置き換える作業。広いとか大きい
 とか印象を述べるのでなく、具体的に何mmなのか、
 何坪なのか、実測し根拠のある数量を記録することが重要。
・根拠不明瞭の場合は断定しない。推定する、思われるなど
 という伝達技術を身につける。報告書にウソがあっては
 ならないからだ。記録日や記録者明記も必須。
・調査後は、皆で総括する。個別の記録メモをそのままに
 せず、皆で意見を出し合うことで、より客観的な記録を
 残す。一人で判断しないことが重要とのこと。 等々

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◆屋内外とも見どころ満載の玄関ホール部分。建築家の
 三上紀子さんとコンビで実習。実測&展開図作成を担当
 しました。

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◆建物内の一角は、久恒利之さんの建築設計事務所。
 庭を愛でる高い天井の落ち着いた空間。とても素敵でした。
 お忙しいところ御案内頂き、ありがとうございました。

 

リフォーム住宅「縁側サロンのある家」 基本設計。

2014年12月25日

 
リフォーム住宅「縁側サロンのある家」。

築34年(1980年竣工)木造2階建て一戸建て住宅の
リフォーム計画です。地域の子供たちや親しい方々の
来客が多いお住まい。玄関近くの一室を、屋内外が
連続する縁側のようなサロンとして、気軽に来客を
お迎えできるスペースに修繕。将来は車椅子介助なども
対応する主寝室になる計画です。新しい形のバリアフリー
提案となります。

住宅リフォーム基本設計とは?

◆背景
住まいの劣化、ご家族の独立による暮らし方の変化、
今後の暮らしにおけるバリヤフリー化など、
緊急性はないのだけれど、リフォームによって
安心で快適な住まいになったら嬉しい!
と誰もが考えるのですが、その一歩が中々
踏み出せないのが現状です。

◆そこで、
ざっくり、ご家族と共にリフォーム案を考え、図面化。
ざっくり、工事費や工事期間などを算出。
それが、「リフォーム基本設計」です。
実際に着手する前の検討材料となりますので、
お身内と相談したり、生活設計等のきっかけとして、
ご好評頂いております。
実例も、紹介出来ますので、気軽にご相談下さい。 
古川達也

◆縁側サロンのある家「基本設計」資料が概ね完成。
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◆工事費概算の算出のため、今回はSTYLE 田代さんと現地訪問。
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おかげさまで10周年をむかえました。

2014年05月13日

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「縁側サロンのある自治会館」コンセプト提案モデル
2010年2月竣工

 

  10周年をむかえました
 

  一級建築士事務所として、2005年5月13日に設立し、

  おかげさまで、本日10周年の記念日となりました。

  プロジェクトの機会を与えて下さいました皆さま。

  また、多くのご支援を下さいました皆さまに、

  心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

  設計活動を通じ、街・建築の魅力を探求し、

  さらに精進してまいります。

  今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

  古川都市建築計画  古川達也