May the Force be with you〜 5/4スターウォーズの日

2022年05月4日

 

ゴールデンウィークも終盤。久々に家族で麻布、六本木界隈の街歩きを楽しみました。

六本木ヒルズのオープンスペースで、直ぐにそれと分かる人だかりを発見!スターウォーズの人気キャラクター達が来客の目を釘付けにし、老若男女分け隔てなく写真撮影に応じていて、とても楽しそうです。

スターウォーズの様々な場面で使われるあの有名な名台詞、フォースと共にあらんことを/May the Force be with you.

そのMay the Forceから、5/4本日はスターウォーズの日ということで、催されているイベントのようです。面白いですね。

親切なイベントスタッフの方にライトセーバーをお借りし、チューバッカと記念撮影。来て良かった!^^

そうとう嬉しい私です。笑

 


嬉しさが隠せない私^^。 撮影:妻

 

横浜市都筑区で上棟式の『お餅まき』 @ぐるっと回れる家

2017年07月12日

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大盛況上棟式の『お餅まき』。おめでとうございます!

 

横浜市都筑区で上棟式の『お餅まき』

『お餅まき』とは、災いを払うための神事が広まったもので、
着工した建物の上棟時に行う上棟式と合わせて行い、建て主が
建設中の建物の上から紅白のお餅をまく風習です。
地域により赤い紐を通した5円玉や50円玉をまくこともある
ことから、建物を建てることのお祝いとして、
また喜びのおすそわけとして、地域との繋がりを大切にする
文化といえます。
建売り住宅の増加や、地域との繋がりが薄まる社会的変化など
から、昨今は行うケースもより減少していると思われます。

新築二世帯住宅計画「ぐるっと回れる家」では、
故郷の鹿児島で子供のころから行われていたお餅まきを、
ぜひ横浜での今回の家づくりで行いたいという、施主ご家族の
思いから開催となりました。

上棟式で職人の皆さまに振るまう食事の準備に加え、
お餅まきでまく、紅白のお餅の手配、お菓子や赤い紐を通した
5円玉・50円玉の準備など、当日に向け時間をかけ、
ご家族は準備をされてきました。その一つ一つに家づくりへの
期待と思いが込められ、3人のお子様たちと一緒に、その
意味するところを語りながら、この日を迎えられています。

一方、施工をまとめる中山建設さん皆さまのサポートが
なくては、実現出来ないイベントでもあります。
お餅まきが滞りなく出来るよう、数日早めに上棟し万全をきす
事前準備。お餅まきイベントご案内ちらし作りや、
近隣への配布・事前説明の徹底。参加者に危険がないよう
関係する建物や道路での安全対策。
また、何より参加された皆さまとのコミュニケーション
一つ一つに、気を緩めることの出来ないチームワークと心配り
が感じられました。一番は敷地のきわに仮設でたてた案内黒板。
イベントの進行や実行担当者の紹介など、ホットな情報を
手書きで伝える心温まる工夫でした。

近隣からお餅まき参加者が徐々に集まるなか、先に建物内で
施主お身内・施工・設計の3者による、上棟式が行われました。
建物の4隅を米とお酒で清める儀式。
関係者による工事にかかわる気持ちや意気込みを感じる挨拶。
私も設計者として、これまでの歩みや期待をお話しました。
特に、施主ご主人のお話は、家族を守る気持ちと家づくりへの
思いが伝わる感動がありました。

いよいよ開催、お餅まきのスタート!
地域の皆さまが、想像以上に大勢集まり驚きました。
施主ご主人とご長男が華やかにまき、大工さん達もサポート。
ときにパラパラと、ときにブワッと大盤振る舞い!笑
歓声があがり、お祝いの高揚感があふれていました。

実は気が付いたことがあります。
お餅まきの様子をずっと観ていたのですが、小さなお子様も
大人の皆さまも、想像以上に振る舞いが上品で、競い合って
いるにもかかわらず、互いに気を配りながら、声を掛け合い
ながらの参加である様子に驚いたのです。
考えてみると、互いに良く知る間柄だけでなく、知らないもの
通しが集まっている状況。街のどこかで出会うかもしれない
同じ地域の皆さまです。
お餅まきそのものよりも、まさに、この互いの気配りや交流に
地域の在り方としての、大切なヒントがあるのではないかと
感じたのです。

大変貴重な体験でした。
施主ご家族皆さま、中山建設の皆さま、お集まり頂きました
皆さまありがとうございました。

 

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都筑区タウンニュース新聞でのイベント紹介。

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上棟式の前に、施主ご主人・中山建設中山さん・古川で
現場打合せ。照明機器やスイッチ・コンセントなどの配置に
ついて、全体をめぐりながら調整出来ました。

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施主お身内・施工・設計の3者による上棟式が行われました。
建物の4隅を米とお酒で清めます。

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徐々に集まって参りました地域の皆さま。想像していたより
大勢お集まり頂き驚きました。
中山建設中山さんのアイディアで、敷地のきわに仮設でたてた
案内黒板。イベントの進行や実行担当者の紹介など、
手書きで伝える心温まる工夫でした。

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建物内では、上棟飾りが片流れ屋根の一番高い位置に設置。
安全にお餅まきが出来るよう、大工さんの工夫で、素敵な
仮設階段も設置され準備万端です。ご家族全員で準備された
大量の紅白のお餅、お菓子や赤い紐を通した5円玉・50円玉。
すぐ横には既に搬入された、YKKap 高性能高断熱樹脂窓
apw330が取付を待ちかまえています^^

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いよいよ開催、お餅まきのスタート!
施主ご主人とご長男が華やかにまき、大工さん達もサポート。
歓声があがり、お祝いの高揚感があふれました。

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施主ご家族、中山建設の皆さまと記念撮影。素敵な時間、
ありがとうございました。無事の工事を願います。
撮影:株式会社高木 佐藤さん

 
※合わせてご覧下さい
「ぐるっと回れる家」基本設計の様子。
「ぐるっと回れる家」実施設計の様子。
「ぐるっと回れる家」ご家族との打合せの様子。
「ぐるっと回れる家」阪神淡路大震災と熊本地震の揺れ構造検討
「ぐるっと回れる家」着工の様子。
「ぐるっと回れる家」BELS評価5つ星取得 ZEH住宅
「ぐるっと回れる家」ZEH住宅補助金の取得

 

新築住宅『中庭ガレージの家』 竣工写真公開

2017年05月7日

 

『中庭ガレージの家』

<概要>
モーターライフを楽しむご家族にとって、車・バイクなどを置くスペースは居室と同じように大切。車・バイクのある中庭とガレージを、居住空間の中心に配置した住まいです。バイク3台を出し入れ出来る玄関ガレージを境に、東棟は主寝室と子供室などのプライベート空間。西棟は開放的なリビングダイニングとした、来客と気軽に過ごせるパブリック空間。玄関ガレージの屋根は全体が天然芝の屋上緑化バルコニーで、東西の居住空間を互いに立体的離れとして繋ぎ、楽しみながら行き来できるよう意図しています。

場所:神奈川県横浜市   
用途:住宅
構造:木造2階建て
敷地面積:196㎡(59坪)
建築面積:91㎡(27坪)
延床面積:126㎡(38坪)
建築設計:古川都市建築計画+STYLE
構造設計:レン構造設計事務所
照明設計:マントルデザイン
家具設計:STYLE
施工:STYLE
写真:平剛

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住まいの中心に、中庭とガレージがあるライフスタイル。
どこにいても愛車を愛でる楽しさと、車・バイクを楽しむ
友人が集い、情報交換やメンテナンスも出来るガレージライフ。

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バイク出し入れのため中庭と床レベルをそろえた玄関ガレージ。
玄関扉と別に設けた2.5m幅の木製ガラス引戸を採用する
ことでスムーズにバイクを出し入れ出来ます。
リビングと中庭は腰掛けると丁度よい高さ。メンテナンスや
バーベキュー、知り合いが立ち寄れる縁側のような場所です。

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玄関ガレージは、バイクの乗り入れを考慮した床タイルを採用。
天井の無垢木板・壁の漆喰・左官(モールテックス)・造作家具
・自然を感じる地窓の植栽。全てが手作りの空間は、施主ご家族
の愛するモーターライフのエッセンスを表現しています。

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玄関ガレージの照明もハンドメイド。黒革仕上げのアイアン素材
によるパイプに、位置・角度を自在に調整できるスポットライト
を設置。マントルデザイン久保隆文さんによる照明デザインです。

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隣家の緑を借景として、道・中庭・玄関ガレージが繋がる空間は
面積以上の奥行きと心地良さを生みます。住まいのどこにいても
愛車を愛でることができる空間構成。リビングは、折れ戸サッシ
によりフルオープンで中庭と繋がります。

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構造の梁を現わしとした、天井高5mのリビングダイニング。
天井:野地板ヒノキ材現わし、構造梁ベイマツ材現わし
壁:フェザーフィール漆喰(ドイツ漆喰)ローラー仕上げ(プラネットジャパン)
床:オーク材厚15mm×150幅オイル塗装、床暖房仕様
※設備システムではエネファーム(東京ガス)を採用してます。

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施主ご家族が所有していたアジアンテイストのソファや
オリジナル造作棚など、様式や新旧を自由に受け入れられる
大らかなリビングダイニング。ウッドデッキは道路から
プライバシーを守る、物干しスペースになっています。

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キッチン上部はミニ螺旋階段(アイエム社イタリア製)で上る
ロフト空間。ガレージのブルー壁と同じ左官(モールテックス)
仕上げのダイニングテーブル(STYLEによるデザイン&施工)
が広い空間のアクセントになっています。

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全ての梁間に調光できる間接照明を入れ、季節やイベントなど
に合わせ、様々な演出ができる空間です。

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隠れ家のようなロフト。リビング吹抜け空間を存分に使い
200インチの映像を寝転んで楽しめるよう工夫しています。
スポーツ観戦、レーシング観戦、大スクリーンを使った
ゲーム対戦など、パブリックビューイングような風情。
天然芝バルコニーからも出入りできるので、住まいの中の
非日常空間として、離れのようなスペースになっています。

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玄関ガレージの屋根全てが、天然芝バルコニーです。
東の子供室と、西のロフト空間を行き来できる空中の庭、
住まいの中のピクニック空間といえます。
中庭の見下ろし、ビール片手に休息、夏はプール、何と
お湯が出るようになっているので、置型のバスタブを
設置して楽しむ露天風呂構想も。笑

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車・バイクが最も出し入れし易い敷地の真中を中庭とし、
居住空間をコの字型に、敷地外周いっぱいに寄せた配置。
東棟と西棟を平屋の玄関ガレージで繋ぐ構成。
隣家の生垣を借景で活かし、ガレージの屋上を全て
天然芝のバルコニーとして緑化しています。

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装飾のないシンプルな外観。要所でエッジを滑らかな
曲面にした優しい表情です。愛車フォルムの曲面やスリット
形状のモチーフを取り入れています。
外壁:モルタル左官下地の上高耐久弾性リシン吹付け

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2階子供室。リビングダイニングと同様、天井は構造の梁を
現わしとしています。壁面の一部をアカシア材粗板仕上げ
とすることで、釘を打ったり棚を付けたり、自分で手を加え
られるように工夫。中庭を眺めたり、天然芝のバルコニーに
直ぐ出られるなど、想像力を育む楽しい空間です。

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1階主寝室。中庭の愛車を眺められる配置。ベッドコーナー
に腰壁を設けることで、開放性とプライバシーを確保する
工夫をしています。ブルー壁の部分はトイレ、その奥に
洗面所・洗濯機置場・バスルーム等水周りを配置。

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トイレ・洗面所・バスルームは、洗面器本体を左官
(モールテックス)仕上げにするなど、ハンドメイドによる
手触りや心地良さを重視したオリジナル造作です。
(STYLEによるデザイン&施工)
敷地境界とのわずかなスペースに植栽を配し楽しめるよう
開口部を重視したバスルームでは、屋外で使っている船舶照明
を採用。マントルデザイン久保隆文さんによる照明デザイン
全体のコンセプトから、照明器具が選定されています。

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リビングダイニングにセミオープンで繋がるキッチンは、機能性
を重視。プライバシーが確保された物干し空間のウッドデッキ
に勝手口で直結。家事動線を最短にしています。

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天候や時間帯により、ソフトに表情を変える白い外観。
片流れ屋根は、先端を少し出し外壁の耐久性を高める考えです。

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夕暮れ時、刻々と表情を変える中庭&ガレージ。
車やバイクが照明で丁寧に照らされ、浮き上がります。
ガレージライフの楽しみの一つといえます。

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中庭に開くフリースタイルの住空間。
中庭&ガレージを中心に、ワクワクするライフスタイルが
創造されます。