足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年12月8日


足場が解体され、外観のお披露目となりました。
職人さんがコテを使い、繊細かつ力強く仕上げたグレー色
の左官仕上げ(アイカ/ジョリパットJP-100水墨淡色)
が印象的です。

 

足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計で行ってきました現場三者定例の最終日。
屋外では、足場が解体され外構工事全体の仕上げに向けた
方針整理。建物本体アプローチ部のコンクリート土間仕上
げと、周りのアスファルト舗装との境目位置や処理等を
しっかり確認出来ました。

屋内では、内装工事が大詰め。特に課題となっていた
店舗客室の左官壁仕上げについて、少しずつニュアンスを
変えた、数種類の実物サンプルを事前にご用意頂き、
皆で意見交換。この日一番はじめの議題となりました。

「これでいこう!」

意匠性や施工性、掃除がしやすいことや、ザラザラし
過ぎて来客の衣類等を傷つけない配慮など、バランスの
とれた左官仕上げであることが検討項目。
可能性のあるサンプルを、大きめに作って頂き、
それぞれのメリット・デメリットが明瞭だったことが
何よりでした。

なんと、全く意見が割れることなく、施主・施工・設計
みな満場一致で仕上げが決定。その後の打合せもずれ込む
ことなく進行し、最後の定例を終えることが出来ました。
ありがとうございました。


◆屋外の様子


大工さん・左官・塗装・建具・電気・給排水など担当の
皆さまの車両が敷地内にならんでいました。


足場が解体され、屋外のディテールがより身近に。
雁木(正面ポーチ屋根)の先端は、すっきりした意匠の
ガルバリウム鋼板製雨樋(タニタHACO)を採用。


雁木(正面ポーチ屋根)下は、バリアフリー動線として
スロープを設置。冬の凍結時も出来るだけ滑りにくいよう
皆で相談し、コンクリート洗出し仕上げを採用。
まさに施工中でした。


◆屋内の様子



店舗客室の左官壁仕上げについて、実物サンプルを前に
施主・施工・設計みなで意見交換。外壁と同じ仕上げ
(アイカ/ジョリパット)ですが、仕上げ工程における
素材の扱いや、コテの押さえ方等でニュアンスも様々。
なんと、満場一致で仕上げが決定しました。



店舗入り口風除室の展示コーナーの構成。ご家族ゆかりの
魚拓です。最終的に施主ご夫妻が選ばれたヒラメの魚拓を、
バランスよく配置できるよう、皆の意見をまとめ、古川が
その場で手描きスケッチの図面を作成。
どのようにおさまるか楽しみです。
参考:風除室展示コーナーの事前検討。



一階店舗、厨房と客室の様子。皆で仕上がりを想像しながら
施主ご夫妻に各部をご確認頂きました。



二階住居、リビングダイニングの様子。畳室の掘り炬燵
(ほりごたつ)のスケール感を座って確認する古川。
Jさん写真ありがとうございました!

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有

 

屋内塗装と屋外塗装の打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年11月15日


この日現場では、屋外仕上げ前のモルタル下地工事が終了し
仕上げ工事に入る前の、大事な準備工程として、
サッシ周りや周囲ジョイント部のコーキング施工中でした。

 

屋内塗装と屋外塗装の打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計三者定例(月一回)。
現場は、屋内外とも仕上げ工事に入る前の、各種下地の
工事に入っています。

本工事は、現場敷地内にプレハブ仮設事務所を建てて
頂いたので、書類資料の多くなる打合せが多い時は
事務所内。現場内の実物を見ながら話した方が早い場合
は現場内と、臨機応変に行き来しながら、効率よく
打合せが進行しているように思います。

屋内外とも、意匠性や機能性、耐久性やメンテナンス性等
様々な角度から整理が必要となった塗装材料が議題。
設計段階で考えていた仕様を採用して頂いたり、
より適したものに見直すご提案を頂いたり、とても大切な
意見交換です。

塗装材の性能や特徴など、細かなデータを記載した資料は
現場事務所内で確認。色味や塗装場所の細かな確認は、
小さな図面でなく、事務所から出て直ぐに現場の実物を
前に皆で確認するという打合せ。
とても明確に情報共有し、方針を皆で決定することが
出来ました。ありがとうございました。

 


現場敷地内の仮設事務所内で打合せ。奥からカネキ屋工務店
現場監督小林さん、共和塗装 本山さん、
岩崎塗装 岩崎さん、施主奥さま


屋内の木部塗装。


屋内店舗客室床コンクリート土間に採用予定の保護塗装。



屋外の木部塗装。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」

 

「会館建設プロジェクト委員会」開催 @あざみ町内会館新築工事

2018年09月30日


自治会館建設プロジェクト委員長(地域代表)作成の
次第により、和やかな雰囲気の中、委員会が開催
されました。

 

「会館建設プロジェクト委員会」開催
@あざみ町内会館新築工事

横浜市港南区の自治会館「あざみ町内会館」現場。
着工後はじめて行われる「会館建設プロジェクト委員会」
に、辻本工務店辻本さんと一緒に出席し、
建物の各仕上げ材の詳細について、住民代表の
建設委員皆様に、プレゼンテーションいたしました。

屋外は、屋根・外壁・窓サッシ・床タイル。
屋内は、床・壁・天井・階段踏み板など。
屋内外仕上材のカタログや実物のカットサンプル、
全てを会場に搬入。
基本的な機能・性能は、設計時に整理・検討済みでしたが
屋内外仕上げの色あいや素材感など、最終的細かな
建材選定は、ぜひ住民の皆さまと共に意見交換し、
最終決定したいという考えのもと、住民代表の皆さまと
関係者皆が休日返上でのぞむ委員会でした。

特に、メンテナンス性や個人の好みを超えた公共性が
ポイント。一方、地域性として周辺佇まいと馴染む
バランスや落ち着きを考慮しつつ、公共施設としての
ランドマーク性(目印)も必要であるという、とても大事
なニュアンスが共有され議題の建材は全て決定しました。
素晴らしい委員会となりました。

皆さま大変お疲れさまでした。ありがとうございました。