自治会館計画『あざみ町内会館』 竣工

2019年10月30日

 

『 あざみ町内会館 』
 

<建築概要>
築34年の旧町内会館(自治会館)建て替え計画です。経済性やメンテナンス性を重視する一方で、公共施設として町の目印になるランドマーク性など、住民で構成される建設委員の皆様と意見交換を重ね計画に反映。限られた土地で以前の1.5倍にあたる面積の集会室を実現しつつ、椅子テーブル等が片付け可能な収納スペースを適所に配置するなど、多くの世代が多目的利用できる場所になりました。オープン後、市内で建設予定の他地域の方々が、上手に建てるための参考として見学に訪れています。

場所:横浜市港南区
構造:木造2階建て
敷地面積:119.13㎡(36.03坪)
建築面積: 55.89㎡(16.91坪)
延床面積: 88.60㎡(26.80坪)
設計:古川都市建築計画
施工:辻本工務店
写真:平剛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


撮影:古川都市建築計画
 


撮影:古川都市建築計画
 

ランドマークとしての「銭湯の煙突」

2017年02月25日

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街並みの目印で、象徴になる建造物や記念物などの
対象を、ランドマークといいます。
パリのエッフェル塔、ロンドンのビッグベン、
バルセロナのサグラダファミリア、等々

世界の有名なランドマークは、誰もが知るところ。
しかし、実は我々が住む地域には、ついつい目がいき
街並みにあって毎日のように必ず眺めてしまう目印、
ささやかなランドマークもあるように思います。

例えば、銭湯の煙突。
縁あってたまたま仕事で訪れる街にあり、
気になってスナップ撮影。煙突を見上げながら、
どんなお風呂かなあ、コーヒー牛乳売ってるだろうか、
子供のころ、よく父と銭湯に行ったなあ。。
なんて想像しつつ、
早くも私自身、愛着がわきはじめているようです^^。

街並みの目印は、美しく際立つ形であることも重要
ですが、たよりなく古ぼけていたとしても、
皆それぞれの思い出や、ストーリーと結びつく
ことで、かけがえのない
ランドマークになる場合も、あると思っています。