施主・設計と各工事担当者の初打合せ @店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年07月26日


工務店さんオフィス内。模型を使い、目指すところを
確認しながら進行。途中から、施主奥さま自ら模型を
回転させ、空間の特徴を解説する場面もあるなど、
和やかな打合せとなりました。

 

施主・設計と各工事担当者の初打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

無事着工し現場では基礎コンクリート工事が進行する中、
施主・施工・設計三者定例(月一回)の、初回打合せ
が行われました。

現場監督担当の小林さんにコーディネート頂き、
工務店オフィス内で、順番に各種工事担当の皆さまと
顔合わせを兼ねた初回打合せを行うという段取りです。
給排水衛生設備 みつわ住設株式会社 小杉さん → 電気
設備 株式会社矢野電機工業所 荻井さん → 屋外サッシ
株式会社保坂屋 村松さんと概ね一時間おきにお会いし
ました。特に設備配管に関する内容は、既に進行中の
現場基礎コンクリート工事に関係する部分もあるので、
関係者相互の内容理解が大切です。

設計意図や内容を情報共有、工事ご担当からの現場調整
や変更のご提案など、意見交換をする大事な初回。
設計時に作製したイメージ模型をフル活用しました。
「こういう事だったのね、、」
「この部分が邪魔になることが課題ですね、、」等々。
模型は、全てを詳細に表現したものではありませんが、
概ねを理解するには充分。誰もが口を出せる状況を
生み出し易いアイテムと言えます。
図面で分かりにくい部分も、模型を囲み、皆で見て触れて
意見交換することで、様々な気付きや発見に繋がりました。

途中から、模型を見易いように回転させたり、携帯照明
をあて、暗い部分を照らしたり、設計者である私が行う
はずのサポートを、施主ご夫妻自ら行う場面もあり、
和やかに進行。とても良い打合せが出来ました。
 




模型、図面、建材サンプル、カタログを行き来しながら
情報共有の確度を上げていく打合せです。



模型を至近距離でのぞくと、とても臨場感があります。
写真は1階店舗部分の様子。入り口正面に薪ストーブが
見える構成です。

 

現場では、基礎コンクリート工事の配筋作業が進行中。
設計者の立場(現場監理)で検査をさせて頂きました。
1階が店舗のため、コンクリート土間を居室床仕上げ
高さまで上げることや、基礎の外側に断熱処理をするなど、
少し特殊な方針を採用しています。
厨房となる場所だけは、配管のためコンクリート土間を
下げる繊細な調整も、きちんと施工頂いていることを
確認しました。関係の皆さまありがとうございました。



 

※合わせてご覧下さい。
地鎮祭と工事契約の様子

 

下地工事と電気設備工事の現場打合せ

2017年04月8日

 

まもなく屋内の仕上工事に入る現場。この段階の関係者間に
よる連携やコミュニケーションは特に大事だと思っています。

「心地良い風と緑のある家」では、中山建設中山さんの声掛け
で、施主・施工・設計の3者で現場集合。
空間の特徴が、かなり分かるようになってきているので
使い勝手も想像し易くなっています。

玄関から順に屋内を巡りながら、意見やアイディアを出し合う
打合せ。あるべき所にスイッチやコンセントはあるか、
手摺形状に対応した下地が仕込まれているか、造作家具
カウンター高さが予定通りで問題ないかなど、
一つ一つですが、持ち帰ることなく着実にその場で方針を
決定出来た、内容の濃い打合せとなりました。

IMG_1874
◆2階居間で、照明器具位置の微調整。

IMG_1873_2
◆1階玄関付近で、近付くと自動で照明が点灯する人感センサー
 付き照明のセンサー位置を調整。実際に歩きながら
 皆でシミュレーション。電気工事吉田さん、施主奥さま、
 中山さん、お疲れさまでした。