関東学院大学 建築環境学科「建築設計製図Ⅳ」授業では
第2課題「金沢文庫ミュージアム」のエスキス授業が
始まりました。
先日の敷地視察、歴史や金沢文庫に関する資料の読み込み、
あるいは、全く抽象的な建築への思い等から、各々が
新たなミュージアムの提案をしようとしているようです。
エスキス授業の始めに、
30分程度のショートレクチャーを担当しました。
課題の出題規模に近いことや、
独立前に所属した、建築家:栗生明氏の
設計事務所で、私が担当した建築であるということで
「平等院ミュージアム鳳翔館」を事例紹介。
模型写真と現地の写真などを使いながら、
周辺環境との関係。ミュージアムとしての機能。
動線や空間構成など話しました。
エスキス中に行う即日課題では、
鳳翔館の平面図と断面図を一緒に描くという課題を
出題させて頂きました。
地下と地上、庭と建築といった特徴を上手く
表現した学生も多く、たのもしく感じました。
何か少しでも、皆の参考になったら嬉しいです。
※以下写真:TA西端君のブログ投稿より
◆エスキス授業の様子。
エスキスを待つ間、即日課題に取り組みます。
◆ショートレクチャー中の私。平等院境内の模型は、
私と当時のアルバイトの方で作りました。懐かしい~。
◆平面図と断面図。空間の特徴を説明しています。