新築住宅計画「雪深い町の家」。

実施設計が一端終了し、１回目の工事費見積り算出となりました。
今回施工予定の、黒姫ホームサービス様は、施主ご主人のお知り合い。
建設地の都合や積雪のある地域性等を、熟知されています。
皆で膝を突き合わせ、それぞれの立場で内容精査頂く
大変良い機会と考えてます。

施主・施工・設計の３者が、設計内容の魅力や課題、内外空間
イメージ等を共有できるよう、縮尺１／５０の模型を製作しました。
具体的な仕上げイメージが伝達出来る、良いスケールと言えます。
見積りに向けた「図渡し」打合せ日に合わせて着手。
概ねの骨格は１日、家具や仕上げ等詳細を１日、計２日の工程です。

そして、模型持参で現地入り。
３者の中心？に模型をおき、スムーズに打合せが出来たと思います。
図面の補足として模型確認。
模型の補足として現地確認。
３者行動を共にし、じっくり打合せ出来ました。
ありがとうございました。

◆模型の製作過程。外壁の一部に木板仕上げを採用するため、
色合いや隣り合う素材との関係が具体的に議論できるよう、
密度を上げて表現。

◆図渡し＆直接の打合せのため現地入り。最寄りのＪＲ黒姫駅へは、
在来線しなの鉄道に乗車で向かいます。
流石、雪国！　乗降時に車両内が冷えないよう、扉が手動です。

◆３者打合せ。机に模型を置き、図面と見比べられる状況。

◆３者で敷地視察。屋根からの落雪状況を想定し意見交換。