環境システム学科2年生選択「建築デジタルデザイン演習」。
BIMソフトを使った設計やプレゼンテーション、
コミュニケーション方法などを学ぶ授業ですが、
この日は、専任の澤田先生のアイディアで、
ディベート授業を行うことになりました。
受講学生を4グループに分け、各グループ内でディベート。
その内容を整理し、グループ毎に発表して頂くという授業です。
立論の担当、対論の担当、進行の担当、記録の担当
をランダムに決め、15分間徹底的に討論。
終わったら役柄を変え、15分討論、という具合に
繰り返していきます。
互いに息のかかる距離で、意見を出し合い、それらは
色や文字、数量として、大きな紙面にリアルタイムで描き込む
ことで、客観性をおび、立ち現われます。
始めは何を言い出したらよいか、とまどいのあった学生たちも、
時間を重ねるにつれ、互いの声が声を呼び、互いの意見が
さらなる意見を引き出し、声が出るようになっていく
変化を感じました。
「大宮駅東口の問題と解決」がディベートのテーマでした。
手と頭をフル回転させ、空間や環境を意識し、
提案していく、大事なきっかけになったのでは?
と、期待してます。