震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」 事例紹介

2016年04月30日

 

『 永く楽しむ家 』
 

<建築概要>
2014年11月22日に発生した、長野県神城断層地震により被災した一戸建て住宅を、全改築する震災復興再生リフォーム。大屋根の瓦が落ち損傷、内外壁の割れも広範囲だったため、応急処置で無く重い瓦屋根の形状変更含む地震に強い耐震改修を行いました。より永く楽しく住まう家となるよう、屋内は床・天井仕上げに地場産信州唐松の無垢板を採用。既存の庭の眺めや自然通風・自然採光を重視しました。屋外は将来の介助動線を考慮した屋外スロープ設置など、バリアフリー化に配慮。私道に面する塀の一部をあえて開放し、ご近所の気軽な行き来を促す「立寄りベンチ」を配置するなど、声掛けや互いに助け合える街づくりを視野に入れた住空間になりました。

場所:長野県長野市
構造:木造2階建て(改築)
敷地面積:241㎡(73坪)
建築面積:126㎡(38坪)
延床面積:186㎡(56坪)
設計:古川都市建築計画
施工:(株)飯島建設イイケンハウス
写真:関係者スナップ撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リノベーション計画「縁側サロンのある家」 事例紹介

2016年04月30日

 

『 縁側サロンのある家 』
 

<計画概要>
築35年(1980年竣工)木造2階建て住宅の改築計画。地域の子供たちや親しい来客が多く訪れる住まいです。建物全体の耐震改修を最優先した上で、玄関近くの一室を縁側のようなサロンとして、気軽に来客をお迎えできるスペースに修繕。将来は車椅子介助などにも対応する主寝室として利活用出来るようスロープを設置しています。また、敷地内既存の植栽や起伏を活かした外構デザインを住まいと合わせて行うことで、ながく住まうことが出来る新しい形のバリアフリー住宅を実現しています。

場所:神奈川県横浜市
構造:木造2階建て(改築)
敷地面積:591㎡(179坪)
建築面積:110㎡( 33坪)
延床面積:150㎡( 45坪)
庭   :149㎡ 改修

建築設計:古川都市建築計画
建築施工:加賀山工務店
外構計画:吉田龍、古川達也
外構施工:草のよしだや
写真:関係者スナップ撮影