カテゴリー:むかえる家, ワークス /最近の仕事, 現場 2014年08月3日

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新築住宅「むかえる家」は、
外壁仕上げ工事を前に、壁面全体のモルタル左官工事が終了。

特に窓まわりや換気口、外部照明や外部コンセントの配線など、
左官工事とからむ要素との際を中心に確認しました。

少々の雨でも安心。
深い軒下に計画した、オリジナル製作の長い物干しバー。
スタイル田代氏が、金属工事会社とのやり取りを重ねることで、
しっかりおさまりました。
特にこのベランダまわりでは、外壁左官の上下・左右、
出隅・入り隅などがからみ、関係する前後の工事工程も、
見た目以上に複雑です。
各部丁寧な手仕事を感じ、安心しました。
ありがとうございます。

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ものづくりにおける、良いタイミングの手際良い養生は、
最終的な仕上がりに、実は大変影響します。
施工済みの左官仕上げが傷まないよう、
上手にサポートして頂いている状況も確認できました。
嬉しいですね。

屋内造作も、随時滞りなく進行しています。

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カテゴリー:日常, 街歩きブログ 2014年08月2日

 

ミカンの木の下に佇む、小さな馬「ミカン君」。

散歩の途中で時々見に行くのですが、
小屋の中でくつろいでいたり、
他の場所に出掛けていたり。。

まさに、ミカンの木の下で出逢えた日は、
何かイイことありそう。笑

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さて、ミカン君ですが、
「野間馬(のまうま)」という、現存する日本古来
在来馬の一種で、愛媛県が産地とのこと。
公募で名付けられた名前の由来も、納得です。

ポニーセンターの案内によりますと、
江戸時代、合戦用の軍馬の中で4尺(約121センチ)
以下の馬を、農耕用で繁殖させたのが
「野間馬」の起源とのこと。
だからとっても小さいですが、
骨がかたく身体が丈夫なんですね。

瀬戸内海沿岸地域のミカン栽培。急傾斜の土地で
ミカンを大量に運ぶために大活躍。
その昔、農家の人々にとって、
無くてはならないパートナーだったようです。

現在、野間馬と逢えるのは日本全国で6箇所。
関東圏では上野動物園と、ここ横浜根岸だけなのだとか。
夏みかんの木の下で、
末永く愛されて、過ごしてほしいですね。

@根岸競馬記念公苑ポニーセンター

 

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カテゴリー:日常 2014年08月1日

 

次男が、夏休みで学校から持ち帰った鉢植え。

大変恥ずかしながら。。
親である我々夫婦ともに、それが何の植物か
分からなかったので、それほど関心を持っていなかった
のが正直なところです。

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何日か前に「おいおい、これ、えだ豆じゃん!!」
ベランダで、実が出来はじめて気が付き、
ワーワーさわいでいると

次男が一言、「そうだよ。」
ちょっと得意げ。

うっ、くやしい~。笑

ちょこっと収獲出来た「ベランダ枝豆」。
4つとれたから、家族4人で分けようか?
などと考えてみたり。。

息子のおかげで、ちょっと楽しめました^^。
 

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カテゴリー:日常 2014年07月30日

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祖父母の家へ1人で遊びに行っていた、小学生の次男。

夏休み前半にもかかわらず、
何かがきっかけとなって、夏休み宿題の自由工作を決行。
一気に制作したようです。

例年、夏休みも終わりのころ、絵日記や工作などが
間に合わず、あたふたする感じなのですが、
なぜか今年は着々です。笑

◆「オオクワガタ」とのこと
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◆「コーカサスオオカブト」とのこと
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繁茂し伐採された木枝を拾い集め、
大好きな虫をモチーフにすることも、比較的直ぐに
決まったようです。
しかし、いざ始めてみると、
ノコギリで刻みを入れたり、ハンドドリルで穴を開け、
手足の小枝を差し込んだり。。
祖父にも手伝ってもらいつつ。。
色々大変だったと、話してくれました。笑

当然決まった方針は無く、
作りながら考え、考えながら作る。

ざっくり大胆、大らかな造形。
大体でとらえ、大体で作ることで生まれるユーモア。
実は、~ちょっと感心しました。

そして、次男が作ったということ以上に、
面白いモノが生み出される状況や、
その魅力を再確認している、私自身に気が付いたり。。

息子よ、ありがとう!

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カテゴリー:ワークス /最近の仕事, 日常, 設計, 遠くを望む家 2014年07月26日

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既存家屋を建て替える、新築住宅計画。

道路から2~3m高い位置に地盤がある。
従って、見晴らしの良い方向もあるが、
隣家が接近し日あたりが微妙だ。。

眺めを活かしたい。
コンパクトなのに自由度がある。。
何より通風と採光が大事だ。
明快な空間だけれど、遊び心のある住まい。。

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たまたま自家用車が故障し、
お直しで預けた、待ち時間のランチタイム。。

食後のドリンクを頂きつつ、
常に持ち歩いている、スケッチブックに
メモをするように書き留めます。
施主ご家族の表情、
視察した環境が、頭に浮かび、重なり合い。。
そして、いくつか試みたいアイディアが
浮かんだところで。。時間です。

車は無事なおり、洗車もして頂きスッキリ。
車のように合理的で、無駄がなく、
だけれど、愛着がわいて、ワクワクする住まい。。
そんな思いも、よぎった一日でした。

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カテゴリー:ワークス /最近の仕事, 図書館のある家, 設計 2014年07月20日

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◆「図書館のある家」計画概要
大らかな河川敷に面する、自然豊かな環境。約9600冊
の書籍を所有するご夫妻の住まいとして、将来移り住むことも
視野に入れた、セカンドハウスです。建物半分は住宅、
もう半分は私設図書館で、互いに連続します。書架空間は、
建物竣工後、施主自身で楽しみながら、徐々に書棚を造作
していく予定。広いデッキテラスと繋がることで地域に開かれ、
気軽に来客をお迎えする空間となります。

 

イメージ模型について

プロジェクトにより、進め方は違うのですが、
当社では、設計のかなり早い段階で、模型を作ります。 
本件でも、ごく簡単な平面図が出来た段階、つまり高さ方向を
明確とする立面図や、断面図などの無い早い段階で
模型を作り、施主ご夫妻との打合せに持参しました。

模型は、概ね図面や案が出来上がってから、確認で作るケース
が多いと思うのですが、
当社の場合は、むしろ全く逆で、案が出始め、固まっていない
検討段階で作るケースが、ほとんどです。
古川自身、単に模型が好きだということもあるのですが。。笑

家具や植栽などの添景は、単なる飾りが目的ではありません。
暮らしの楽しみ方や、空間の大きさなどを、少しでも
施主ご夫妻がイメージ出来るきっかけになると嬉しいという
思いで表現しています。
 

模型の活用について

模型は軽いので、施主自身で手に取り、実際の目線に近い見方や、
様々な角度で自由に眺めて頂き、変更点や活かしたい点も
気軽にお話頂けたと思います。

大事な点を、再度確認です。
着工を迎えた現在の最終案と模型の形を比較すると、
実は、随所で違いがあります。
なぜなら模型は、出来上がった案の確認のために作ったのでなく、
案を練るための、途中で作ったからです。
最終案との違いは、そのまま打合せの検討成果。
施主ご夫妻と積み上げた、検討のあかしとなっています。

※この模型は、施主ご夫妻の許可を頂き、団体主催の展示会
などで、展示公開しています。
詳細は古川都市建築計画まで、お問い合わせ下さい。
 

◆庭とテラスの関係、テラスと居室の関係が分かります。
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◆書架と居室が並びます。寝室の上は小屋裏収納です。
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◆1・2階が吹き抜けを介して繋がる関係。
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◆こうして簡単に撮影し、写真そのものも打合せ等でフル活用します。
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カテゴリー:ワークス /最近の仕事, 図書館のある家, 設計 2014年07月19日

 

敷地視察から

着工を迎え、本件のプロジェクトを振り返っています。
計画のスタートでは、建て主ご夫妻と敷地視察をしました。
かつてご実家があり、ご主人が生まれ育った土地なので、
隅々までご存知であることは、いうまでもありません。

一方、奥様や設計者である私の立場でみる、敷地や周辺環境は、
さらに違った魅力も感じられるようでした。
活かしたい景色や方角、既存の植栽など、
始めに皆で敷地を視察出来て、大変良かったように思います。

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◆河川敷の雑木林が借景となる敷地

 
広い河川に面する住宅地。
敷地と接する道路の幅員や、隣地との敷地境界について
あいまいな所が多かったこと、また、河川に面することで必要
となる、河川法第26条の許可を取得するため、資料収集と
現地状況の詳細を、関係者確認することも必須でした。

お願いしました現地の土地家屋調査士:増田年晴氏により、
施主ご夫妻、市の職員の方々、隣接する住民の方々の立会いが
実現。現状確認と検証で、その後明確な敷地測量図ができ
プランニングや、各申請に必要かつ十分な整理となりました。

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◆立会い頂きました皆さま、ありがとうございました。
 

ファースト・スケッチへ

建て主ご夫妻のご要望などお話を伺った後、
常に持ち歩いている手のひらサイズのスケッチブックへ、
ボールペンで始めに描いたイメージスケッチ。
今回、詳細は別として、大きな方向性は、
このスケッチで、ほぼ決まったかたちとなりました。

・景色を楽しみながら、沢山の書籍が読めるセカンドハウス。
・バリアフリーを考慮した、平屋スタイル。
・河川敷の豊かな環境に開き、一体感が得られる広いテラス。
・一部を2階とし、伸びやかな川の眺望を楽しめるようにする。

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◆ファースト・スケッチ

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◆中国文化研究を主とした沢山の書籍。お伺いし総量を調査しました。

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カテゴリー:ワークス /最近の仕事, 設計, 遠くを望む家 2014年07月18日

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新築住宅計画の初会。

ご夫妻と、3人の小さな娘さん達が住まう、
現在のご自宅アパートを訪問しました。

暮らしのご様子を感じながら、
新居で実現したい空間や機能など、ざっくばらんに
お話を伺いました。

設計から建設にいたるスケジュールの確認。
ご予算目標など、現実的な課題も、皆で共有でき、
とても良かったと思います。

打合せを行った部屋の片隅。
「おかいもの。。。」と描かれたメッセージボード。
この子供たちが、のびのび楽しく過ごし、
成長が見届けられる住まいにしたい、、。
既に少しずつ、アイディアが浮かび始めています。

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カテゴリー:日常, 街歩きブログ 2014年07月17日

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赤いシートが印象的な長野新幹線あさま新車両

 

長野市の新築住宅現場が始まります。
長野新幹線あさまに乗車。
最近中々素敵な新車両になり、気持ちも上がります。

しばらく東京-長野を行き来することになりますが、
何といっても一番の楽しみは「駅弁」。

ご存知の通り、駅構内やホームでも、
今や様々な種類が購入できます。
しかし、なぜかいつも、同じ駅弁とする傾向ありです。
考えてみると、旅行とは少々違う、仕事の合間。
心地良い時間を過ごすために、失敗したくない。
だから、定番を選択してしまうのかもしれません。笑

 

◆行きの定番(東京→長野)

大船軒「サンドウィッチ」 ←サンドイッチでなしに^^
・日本初、サンドイッチを駅弁で発売した大船軒。
・サンドするハムの自家製造が鎌倉ハム誕生のきっかけとなる。
・ハムとチーズだけの、あきない究極のシンプルさ。
・朝のコーヒーと必ずセットなのです。笑

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◆帰りの定番(長野→東京)

おぎのや「峠の釜めし」
・日本最古の駅弁屋さん、おぎのや。
・器の形と重みが、忘れがたい!
・要は子供のころから大好きなんです。理由はそれだけ!笑
・帰りのお疲れさまビール?とセット。至福の時間。笑

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カテゴリー:日常, 街歩きブログ 2014年07月15日

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早朝ウォーキング。

憩いの水辺では、
この季節、葉がひしめき合い、
睡蓮の花がたくさん咲いています。

朝夕の開閉を、3日間繰り返すといわれる睡蓮の花。
ここでは、朝7時前後に、公園を一周歩く間で
劇的に開いている変化が分かり、ちょっと感動!

花の数に目を奪われるが、
実は一つ一つ咲き加減も個性的。
黄色みがかった、いやピンク色か。。

何しろ、とっても美しい。

@根岸森林公園

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