「むかえる家」 屋根工事と断熱工事。

2014年06月16日

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新築住宅「むかえる家」。
屋根仕上げ工事が完了。確認して参りました。

本件は、なだらかな一寸勾配(1/10勾配)による
山型形状の、切妻屋根を採用しています。

日差しを受け、屋根の屋内側にこもりがちな
熱気を外にぬくため、屋根の最頂部中央に
換気口(棟換気)を設置。
丁寧に施工された溝部に指を差し入れると
確かに熱い空気が外に向かって
排出されていることが確認出来ました。

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雨水を受け止め排水する、屋根下端の内樋
の施工も無事完了。
ガルバリウム鋼板による屋根仕上げ材との
関係も細かくおさめて頂きました。
ありがとうございます。

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屋根直下の屋内側2階では、
STYLE渡辺さんにより、
順良く断熱材の敷設が進行中でした。

屋根の屋外側、屋内側を
改めて強く意識する日となりました。

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「むかえる家」中間検査がありました。

2014年06月10日

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新築住宅「むかえる家
指定確認検査機関による中間検査がありました。

工事の途中で受ける中間検査は、
地域(自治体)によって制度が違い、
建築の構造形式や規模によって、検査回数や
内容も違ってきます。

現在の横浜市では、床面積50㎡以上の建築は
原則として中間検査が必要。
むかえる家」のような、木造軸組工法2階建て
500㎡以下の建築は、柱・梁が上棟し、
構造金物が全て付いた段階(全軸組緊結完了時と
いいます)で、一回行う必要があります。

検査は、検査員による現地検査。
設計者(施主代理)又は施工者が立会い、
検査終了後サインをします。
問題なく、無事終了しました。
工事の皆さま、ありがとうございます。

「つなぐ庭の家」 窓まわりなど確認打合せ。

2014年06月1日

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新築住宅「つなぐ庭の家」。
窓まわりを中心に、外壁詳細の調整打合せ。
現場には調度良いタイミングで
窓上部に取り付ける小庇が届きました。
中山建設 中山さんが、出来ばえをチェック。
白楽の長い家」や「もう一つある家
でも採用したつくりです。
アルミ3mm無垢板を曲げ加工したオリジナル。
中山氏と古川で、独自に少しずつ改良を重ね
今にいたりますが、まだまだ進化出来ます。
耐候性があり思いのほか経済的、しかも軽い。
溶接や複雑な加工などない場合はオススメの
手法と考えています。

2階の広いバルコニーで行き来する開口部では、
窓下端で、基準の4寸(約120mm)以上
立ち上りを確保。防水対策も万全です。
しっかり施工して頂きました。

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「むかえる家」 耐力壁など確認打合せ。

2014年05月31日

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新築住宅「むかえる家」。
耐力壁の施工状況を中心に、確認打合せでした。
屋内全体は比較的間仕切り壁が少なく
おおらかな構成が特徴の空間。

外壁で主に構造用ラーチ合板、
内壁で主に筋交いを使い形式併用の構造を採用。
必要かつ十分な耐力壁(地震や風などの
水平荷重に抵抗し構造上の耐力を担う壁)を
確保しています。
しっかり施工して頂きました。

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「つなぐ庭の家」 水回りショールーム確認。

2014年05月25日

新築住宅「つなぐ庭の家」。
風呂、洗面器、トイレ、手洗器、キッチン。
施主・施工・設計の3者で、水回りの各仕様を確認する
ためショールームを巡りました。

例えば、ユニットバス採用のため、風呂については
実際に近い空間や仕様をショールームで体験し、
確認出来るメリットがあります。

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水はけ良く汚れにくい床。歩いた感触が柔らかいことに、
お客様が気が付きました。 @ユニットバスのコーナー。

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様々な仕様を同時に見比べ、実際に触れて確認出来ます。
動作リモコンは壁掛け型にしました。 @トイレのコーナー。

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便器も、様々な造作空間タイプとともに設置されている
場所もあるので、イメージし易いと思いました。

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小さな手洗いも検討。壁に埋め込んだ省スペース型もいいが、
やはり使い勝手を追求したい。 @手洗器のコーナー。

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クリナップショールームへ移動、キッチンの視察。
今回はユニット商品と手づくり造作の良さをミックスした計画。
ユニット仕様を一つ一つ確認。 @キッチンのコーナー。

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TOTOにて中山建設中山さん撮影。ありがとうございます。

「むかえる家」 防水工事。

2014年05月23日

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新築住宅「むかえる家」。
主要構造部の細かい施工がはじまり、主な防水工事が
終了しました。

今回、前面道路に面する正面の屋根先端部では、
通常の外付け軒樋でなく、内樋を採用。
合板で箱状に造り込み、FRP(繊維強化プラスチック、
Fiber Reinforced Plasticsの略)防水を施す
方針で施工して頂いています。

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緩やかな勾配屋根の雨水を受け、
端部のドレイン(排水口)まで排水する
長い箱状の溝全体にFRPを塗布。

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同様に、ベランダ部分も、床から立ち上りまで
シームレス(継ぎ目無し)で塗布。
内樋、ベランダとも大変丁寧な施工を
して頂きました。

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「むかえる家」 が上棟しました。

2014年05月15日

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新築住宅「むかえる家
雨上がりの晴れ間、上棟に立ち会いました。
天候の悪条件も重なる中、
材料加工の事前下準備などを活かした、手際のよい
作業の積み重ねが伝わってくる現場。
頼もしいです。

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見守る側ではありますが、
図面を描き模型をつくりながら構想した空間が
立ち上る熱い時間。感動があります。

周りでしばらく見ていると、
道行く方が立ち止まり、比較的長い時間、様子を見学
されていると気が付きました。
たまたまでしょうか?地域性でしょうか?
嬉しい事です。

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夕暮れ時、屋根の下、心温まる上棟のお祝い会が
催されました。
施主ご家族、職人の皆様、ありがとうございました。

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「つなぐ庭の家」 バルコニー花台など打合せ。

2014年05月8日

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新築住宅「つなぐ庭の家」には広いバルコニーがあります。

本日は、ご家族がとても楽しみにされている
バルコニーを中心に、詳細おさめ方や、施工の工程等を、
中山建設オフィスにて打合せ。

バルコニーのエッジ部分に、
手摺を兼ねた、総長8mの花台を実現させます。
木材、スチールパイプ、防水などなど、、
異なる工種の連携が必須。

施工の立場である中山さんと、設計の立場である私。
膝を突き合わせ、
思い付いたアイディアを止めることなく、意見交換。
場所を移動し、さらに現場で確認。

L字型の居室に面する、花台のあるバルコニー。
上手くまとまりそうです。

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「むかえる家」 基礎コンクリート工事が進行中。

2014年05月7日

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良く晴れた早朝、「むかえる家」基礎工事に立会いました。

本件は、木造2階建て。基礎はコンクリートべた基礎を採用。
鉄筋を設置する作業中です。

基礎工事担当の田島さんから、
現場における状況と今後の工程、細かな工夫など、
分かり易くお話し頂きました。
ありがとうございます。

明日以降、水平の耐圧盤、次に垂直の立上りと、
2回に分けコンクリートを打設する工程となります。

「むかえる家」 照明設備の検討。

2014年05月4日

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新築住宅「むかえる家」
指定確認検査機関による確認申請を終え、現場が進行しています。

共同設計、及び施工のSTYLEさんオフィスにて
照明器具選定を中心とした打合せでした。

例えば屋内では、
落ち着いた低い天井に対応するダウンライト、、。
屋外では、
大げさな振る舞いをさけ、必要かつ十分な器具選定ですが、
シンボルツリーへの照明を丁寧に打合せ。

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リラックスした空間で、気心知れたメンバーゆえ、
冗談話?も多め。脱線することも多々有り。笑
、、ですが、実は、
少々遠回りの議論も、最後は核心に繋がるような打合せです。

電機設備設計施工の吉田さんによる、技術的アドバイスが嬉しい。
軸がブレることなく、まとまりました。
楽しみです。

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