『2つのテラスをもつ家』 竣工写真のご紹介

2022年10月31日

 

『 2つのテラスをもつ家 』
 

<建築概要>
リビングの延長として、隣りに住むご両親の住まいと行き来できる眺望テラス。共稼ぎご夫婦の家事をサポートできるよう水廻りと繋がる物干しテラス。2つのテラスをご家族のとっておきスペースとし、屋内外の繋がりを大切にした住まいです。リビング壁面7.5mのジャンボ書棚など、ご家族が楽しみながら収納したり飾ったりできる、オリジナル造作家具を各所に配置することで、暮らし方の幅を広げています。※本件はBELS評価(建築物エネルギー性能表示制度)5星を取得。約5KWの太陽光発電パネルを搭載したZEH住宅(ゼロ・エネルギー・ハウス)です。

場所:横浜市戸塚区

用途:個人住宅(夫婦+子供3人)

構造:木造2階建て

敷地面積:167.48㎡(50.66坪)

建築面積:77.17㎡(24.53坪)

延床面積:119.99㎡(36.29坪)

ZEH住宅(BELS評価5星取得)
長期優良住宅

断熱性能:UA値0.41 等級4

気密性能:C値0.3(気密試験を実施)

耐震性能:許容応力度計算 等級3

施工  :中山建設

建築設計:古川都市建築計画

構造設計:宮崎構造設計事務所
写真:塚本浩史

 


撮影:古川都市建築計画
 


撮影:古川都市建築計画
 

 


撮影:古川都市建築計画
 


撮影:古川都市建築計画
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

施主ご家族による子供室壁の湯布珪藻土左官仕上げ体験

2021年06月27日

 

施主ご家族による子供室壁の湯布珪藻土左官仕上げ体験
 

住まいづくりにおいて、施主ご家族が自ら施工に参加出来ることは、とても良いことだと思います。自分たちが住まう家を自分たちの手で作る喜びと共に、家に対する愛着や家族の絆を深める貴重な機会となるからです。一方、建設真っ只中に行うことですから、建設現場における安全確保や、施工を担当される施工会社、あるいは職人の皆さまの理解と、ご協力なくして進めることは難しいことでもあります。

竣工まであと約1ヶ月となり、内装仕上げが始まった横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家」。施主ご家族による子供室の壁の、左官塗り体験が行われました。工事契約時、施工を担当することになった株式会社中山建設中山社長より「折角の機会ですから、是非ご家族で珪藻土壁の左官塗り体験をしてみませんか」と、ご提案がありました。家づくりにとても積極的なご夫妻の様子を感じとり、声掛けして下さったのです。ご家族も大変楽しみにされていたことが、実現しました。

現場の左官職人さんが、下準備を整え、安全を見ながらコテの使い方やコツを伝授。親切にサポートして下さいました。この場をおかりしてお礼申し上げます。ありがとうございました。今回の仕上げは湯布珪藻土。実は、古川の設計図面の仕様では珪藻土と明記してあったものの、産地や種類等どんな珪藻土であるかは指定していませんでした。中山建設さんご提案により、湯布珪藻土を採用することになった経緯があります。

湯布珪藻土は、主成分を地元大分産珪藻土と、湿度コントロールに優れた北海道産珪藻土を混合。結合材に自然素材のセルロースファイバーと食品のりを使用した100%自然素材の珪藻土とのこと。つまり、安心して子供たちに体験してもらえる仕上げ素材と言えます。

施主ご夫妻が、子供たちに左官仕上げの体験をさせようと、お仕事や予定を調整され、現場工程上スムーズな日程に合わせて準備して頂けたことも何よりでした。ご実家のお父様・お母様もご参加下さるなど関係者皆が協力し合い、無事開催出来ました。子供たちにとって、自分の部屋の壁を自分で仕上げる体験。手形や足形を壁に残した思い出とともに、いつか未来の暮らしに活かして頂けると嬉しいですね。

 


写真撮影:中山建設