駐車スペースの違いによる2種類の計画とプレゼンテーション

2021年12月5日


中山建設様オフィスにて、お客様への初回プレゼンテーションを行いました。(撮影:中山建設)

 

駐車スペースの違いによる2種類の計画とプレゼンテーション
 

1ヶ月前にお客様ご夫妻の土地を視察しつつご要望をヒアリング。古川都市建築計画では概略間取りや立体的イメージが共有できる模型を製作して持参。中山建設さんは工事費概算や竣工までのスケジュール資料を用意。中山建設オフィスに集合し初回プレゼンテーションを行いました。

駐車スペースの設け方の違いで、2種類の住まい計画をご提案。模型では佇まいの違いがご家族と共有できるよう、植栽やベンチ、車や人なども入れ工夫しています。



 

お客様ご夫妻には、ウッドデッキのあり方と、駐車スペース3台分を設けた住まい配置を大変気に入って頂き、設計契約のはこびとなりました。住まいのテーマは「通り土間のある家(仮称)」。住空間の真ん中に通り土間があるライフスタイルを模索しながら頑張って参ります。中山建設&古川都市建築計画のコラボレーション家づくりによる、新たなプロジェクトとなります。




3台分の駐車スペースを設けた案のコンセプトモデル。屋内外とも具体的な計画はこれからですが、外観では、前面道路から引きがあることや、リビングと繋がるウッドデッキなども印象的な住まいとなりそうです。

 

おかげさまで10周年をむかえました。

2014年05月13日

20140513
「縁側サロンのある自治会館」コンセプト提案モデル
2010年2月竣工

 

  10周年をむかえました
 

  一級建築士事務所として、2005年5月13日に設立し、

  おかげさまで、本日10周年の記念日となりました。

  プロジェクトの機会を与えて下さいました皆さま。

  また、多くのご支援を下さいました皆さまに、

  心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

  設計活動を通じ、街・建築の魅力を探求し、

  さらに精進してまいります。

  今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

  古川都市建築計画  古川達也

 

 

事務所の片隅で。

2014年05月9日

20140512

事務所内、本棚上の片隅に置いている模型。

独立後、事務所設立と同時に、はじめて取り組んだ個人住宅
山見の家」のコンセプトモデルです。

この模型を作った時、
全然違う構成の案で、既に実施設計が進んでいました。
何かが違う、、。このまま進んだら後悔する、、。
自身の強い思いをおさえられず、
材料に直接ラフスケッチしながら、
深夜に夢中で作り上げた模型でした。

施主ご夫妻に連絡を取り、ぜひ見てほしいと懇願。
「設計し直しなので、すみません、もう少し時間を下さい。」
若気の至り。今考えても、身勝手な自分にあきれます。

しかし、施主ご夫妻は、
「古川さんにとって、独立後、最初のプロジェクト、、。
自分達も後悔したくないが、古川さんにも後悔してほしくない。」
と話して下さいました。、、この上ないことです。
感謝の気持ちでいっぱいになり、
さらに、意気込みで身体が熱くなったことを思い出します。

周囲の自然と対峙させ、
正面全体のフレームを正方形で構成したかったこと。
間仕切り壁のないワンルームスタイルを提案したかったこと。
構造は、鉄骨造でいくか、木造でいくか決めかねており、
迷いがそのまま模型に現れているなど、
当初の思いや考えが、凝縮されていたようです。
その後、この模型を原型とした案で「山見の家」は竣工しました。

、、来週、事務所設立10周年の記念日をむかえます。