第1課題「関内のオフィスビル」提出。

2016年11月12日

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2年必修第1課題「関内のオフィスビル」提出。
ズラリと並ぶ提出物された図面と模型は、街並みのようです。

未提出が少なく図面と模型がそろい、全体として平均点が高い
印象でした。
一方、模型が印象的でも、図面がきちんと描かれていない、
図面はそろっているが、模型が間に合っていない等、
案としては優秀作品と肩を並べていても、あと一歩及ばず
といった、おしい作品が沢山ありました。~今後の課題です。

関内近代建築の色彩をサンプリングした、街並みを意識した提案。。
横浜開港記念館「ジャックの塔」と対峙するガラスタワーの提案。。
敷地に残るレンガの遺構をモチーフとして空間に活かした提案。。
など、明確にコンセプトを表現した見応えある作品もありました。

講師の皆さま大変お疲れさまでした。
学生の皆さま提出お疲れさま。

@関東学院大学製図室

建築環境学科_3
◆わたくし古川も講評させて頂きました。(学科ブログより)

設計製図授業第一課題「関内のオフィスビル」 スタート

2016年10月1日

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◆自己紹介中のわたくし古川。建築環境学科授業ブログより
 

設計製図授業第一課題「関内のオフィスビル」 スタート

関東学院大学 建築環境学科2年必修、建築設計製図Ⅳ授業。
今年も非常勤講師として、指導にあたります。

授業の初日、自己紹介をかね、わたくしの設計実例を
紹介させて頂きました。
洗たく屋さんの家
縁側サロンのある家
永く楽しむ家
Bar Inferno元町店
湘南ハイツ自治会館
いずれも、それぞれ特徴的な「おもてなし空間」を題材に
そとからやってくる人々を迎える空間の工夫を、
15分程度でお話しました。
実はこの「おもてなし空間」のテーマ。
私が日ごろ大切にしている、街や建築の「公共性」
を考えるヒントがつまっていると思っています。
何かの機会に、詳しくご紹介したいですね。

この日は、昨年に続きあいにくの雨天でしたが、
学生の皆さま130人と一緒に、
第一課題「関内のオフィスビル」対象敷地を視察。

課題の敷地内には、近年発見された、明治期の商館レンガ建築
遺構があります。取り込んだり、活かしたりすることも
考えたいところ。
開港記念会館も皆で見学しました。
何か設計に活かせるヒントがあるかも知れませんね。

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◆明治期の商館レンガ建築遺構が残る敷地。横浜開港記念会館
シンボル「ジャックの塔」が見える。