ランドマークとしての「銭湯の煙突」

2017年02月25日

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街並みの目印で、象徴になる建造物や記念物などの
対象を、ランドマークといいます。
パリのエッフェル塔、ロンドンのビッグベン、
バルセロナのサグラダファミリア、等々

世界の有名なランドマークは、誰もが知るところ。
しかし、実は我々が住む地域には、ついつい目がいき
街並みにあって毎日のように必ず眺めてしまう目印、
ささやかなランドマークもあるように思います。

例えば、銭湯の煙突。
縁あってたまたま仕事で訪れる街にあり、
気になってスナップ撮影。煙突を見上げながら、
どんなお風呂かなあ、コーヒー牛乳売ってるだろうか、
子供のころ、よく父と銭湯に行ったなあ。。
なんて想像しつつ、
早くも私自身、愛着がわきはじめているようです^^。

街並みの目印は、美しく際立つ形であることも重要
ですが、たよりなく古ぼけていたとしても、
皆それぞれの思い出や、ストーリーと結びつく
ことで、かけがえのない
ランドマークになる場合も、あると思っています。

 

新築住宅「雪深い町の家」 薪ストーブ検討。

2015年09月22日

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新築住宅「雪深い町の家」。
実施設計に入り、より具体的な問題や課題に向き合い
進めています。薪ストーブの検討も、そのひとつ。

建物正面の地上階部分、
「サンルームと縁側と風除室」を兼ねた空間に
施主のご要望でもある、調度いい薪ストーブを、設置
したいと考えています。

薪ストーブをご専門に扱う、DLDの中村さんが、
事務所を訪ねて下さいました。
建築本体で必要な備えや、煙突設置における注意点、
薪ストーブそのものの種類や各特徴など、
幅広くご指導頂きました。ありがとうございます。

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新築住宅「雪深い町の家」 実施設計へ

2015年09月1日

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◆北陸新幹線「かがやき」車中でイメージスケッチ。

2mの積雪がある信州の豪雪地域。
既存住宅の建替えとして進めて参りました
新築住宅「雪深い町の家」。
テーマは、雪深い町で快適に住まう工夫です。

例えば、出来るだけ屋根の雪下ろし作業の無いよう、
自然落雪する屋根形の追求。また特に、厳しい冬を快適に
過ごすための空間として「サンルームと縁側と風除室」
の魅力を合わせ持った住空間の実現を目指し、
いよいよ、実施設計です。

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◆施主ご夫妻は、基本設計概ね終了の確認のため長野から
 横浜にある私の事務所まで訪ねて下さいました。
 ありがとうございました。

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◆建替えによる外観イメージ画。
 住まいの正面に、何やら煙突が?!
 屋内外とも、楽しみな構成となりそうです。