ZEHビルダー/プランナー実績報告を行いました

2021年06月30日

 

ZEHビルダー/プランナー実績報告を行いました

 

古川都市建築計画は、経済産業省がすすめるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業の、ZEHビルダー/プランナーに登録しています。【古川都市建築計画 ZEHビルダー/プランナー登録番号:ZEH28B-03609-CR】

以下、普及率目標と実績報告(年度毎)を行いました。ZEH普及と共に、皆さまの暮らしをみつめ、より良い住環境の創出を目指して参ります。

 

◆普及率目標と実績報告(年度毎)

目標・・・・・・・2020年度・・・2020年度実績・・・・2025年度
ZEH受託率・・・・・・50%・・・・・・0%・・・・・・・・50%
NearlyZEH受託率・・・ 0%・・・・・・0%・・・・・・・・ 0%
その他の住宅受託率・・50%・・・・・100%・・・・・・・・50%

 
 

施主ご家族による子供室壁の湯布珪藻土左官仕上げ体験

2021年06月27日

 

施主ご家族による子供室壁の湯布珪藻土左官仕上げ体験
 

住まいづくりにおいて、施主ご家族が自ら施工に参加出来ることは、とても良いことだと思います。自分たちが住まう家を自分たちの手で作る喜びと共に、家に対する愛着や家族の絆を深める貴重な機会となるからです。一方、建設真っ只中に行うことですから、建設現場における安全確保や、施工を担当される施工会社、あるいは職人の皆さまの理解と、ご協力なくして進めることは難しいことでもあります。

竣工まであと約1ヶ月となり、内装仕上げが始まった横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家」。施主ご家族による子供室の壁の、左官塗り体験が行われました。工事契約時、施工を担当することになった株式会社中山建設中山社長より「折角の機会ですから、是非ご家族で珪藻土壁の左官塗り体験をしてみませんか」と、ご提案がありました。家づくりにとても積極的なご夫妻の様子を感じとり、声掛けして下さったのです。ご家族も大変楽しみにされていたことが、実現しました。

現場の左官職人さんが、下準備を整え、安全を見ながらコテの使い方やコツを伝授。親切にサポートして下さいました。この場をおかりしてお礼申し上げます。ありがとうございました。今回の仕上げは湯布珪藻土。実は、古川の設計図面の仕様では珪藻土と明記してあったものの、産地や種類等どんな珪藻土であるかは指定していませんでした。中山建設さんご提案により、湯布珪藻土を採用することになった経緯があります。

湯布珪藻土は、主成分を地元大分産珪藻土と、湿度コントロールに優れた北海道産珪藻土を混合。結合材に自然素材のセルロースファイバーと食品のりを使用した100%自然素材の珪藻土とのこと。つまり、安心して子供たちに体験してもらえる仕上げ素材と言えます。

施主ご夫妻が、子供たちに左官仕上げの体験をさせようと、お仕事や予定を調整され、現場工程上スムーズな日程に合わせて準備して頂けたことも何よりでした。ご実家のお父様・お母様もご参加下さるなど関係者皆が協力し合い、無事開催出来ました。子供たちにとって、自分の部屋の壁を自分で仕上げる体験。手形や足形を壁に残した思い出とともに、いつか未来の暮らしに活かして頂けると嬉しいですね。

 


写真撮影:中山建設

長男から「父の日」のプレゼント

2021年06月20日

 

社会人3年目の長男から、父の日プレゼントでもらったお酒、

いいちこスペシャル。

宅配でタイミングよく届き、長男から手渡しで頂きましたよ♪

ありがとう!

早速あけて、夕食のお供に妻と呑みました。

オンザロック、美味しい。

 

施主ご夫妻と現場でサンプル帳を見なから屋内仕上げの色を決定

2021年06月18日

 

施主ご夫妻と現場でサンプル帳を見なから屋内仕上げの色を決定

横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家(仮称)」現場は、屋内の仕上げや造作工事が始まりました。施主・施工・設計3者による月1回の現場定例打合せは、残すところ来月あと1回。

この日、クッションフロアシート(CFシート)の色を現場で最終決定しました。本件では1・2階トイレと、お風呂の脱衣洗面室の床は、耐水性や抗菌性、掃除のし易さ等のメンテナンス性を重視したCFシートを採用。CFシートは厚さ2mm前後のビニール系シートの一種で、シートの中間層に発泡塩化ビニールを使ったクッション性のある床仕上げです。

厚みや金額が同じ仕様のCFシートでも、かなり色あいが選べるため、施主ご家族は選定に迷ってしまうことも多いです。工事契約時の段階で具体的な色を決めず、現場がある程度出来てきたところで、今回は現地の様子を見ながら最終的な色を決定することになりました。

既に施工済みで隣りあう無垢板の床材と並べてみたり、採用する空間にサンプル帳などの実物サンプルを直接持って行き、好みの色を検討。皆で安心して最終的な色を決定することが出来たと思います。

 


別の場所である程度の工程まで作りあげられた収納棚など、オリジナル造作家具が随時現場に搬入されてきています。

園長先生から採れたてキュウリを頂きました!

2021年06月16日

 

自宅近所の道路に面する保育園の菜園。いつも園長先生は、園児や親御さんも楽しめるよう、菜園に自ら入って植物や野菜をたくさん育てられています。

早朝、おはようございます!と、道からお声掛けしたところ、「キュウリ持って行く?」と、その場で収穫。フェンス越しに新鮮なキュウリを頂きました。うれしい!ありがとうございます!冷やして今夜食べよう。仕事は早めに引き上げだな。帰宅が楽しみ^ ^。
 

気密試験の立会いで住まいの気密性能を知る

2021年06月12日

 

気密試験の立会いで住まいの気密性能を知る
 

家づくりにおける大事な建物性能の一つに、気密性を高めることが求められています。もちろん窓や玄関扉などを開ければ、屋内外の隔てがないことになりますが、閉めている状態で、あらゆるところに隙間があれば、夏の冷房設備や冬の暖房設備の効果は薄まり、必要以上の設備使用による無駄な負荷となることを問題としています。

骨格となる建物の外皮に隙間なく、しっかりとした気密性能を発揮できる家づくりとすることで、余分な設備負荷を軽減し、出来るだけエネルギー消費を抑えた住まいを目指したい。それには、設計時において不用意な複雑さを避け、出来るだけ明瞭な構成を心掛けた隙間を生みにくい計画を意識することが大切です。そして何より建物を実際につくる施工時の、大工さんや職人の皆様の、気密性能への意識や取組みが最も重要となります。

気密性能を客観的に知る方法として、工事の途中段階で気密試験を行う方法があり、横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家(仮称)」現場では、施主ご家族のご要望から、工事契約時に気密試験を行うことを盛り込んでいました。施主ご夫妻と設計者である古川立会いのもと、工事途中の現場で気密試験を行なって頂きました。

窓を閉め換気口などを全て塞ぐなど入念に事前準備。専用の機械を動かし約5分間、屋内の空気を屋外に抜くことで減圧し、その際に屋内へ流入する空気の状況を計器で測定します。高気密住宅の目安となるC値(相当すきま面積)1.0未満を想像していたところ、なんと計器が示した数値はC値0.3で、大変高気密であることが確認できました。精度高い施工に感謝申し上げます。

家づくりを行う皆様、気密試験について設計者や施工者にご相談されると良いと思います。関心があっても、どうして良いか分からない、進め方が分からない方など、古川都市建築計画へお問い合わせ下さい。

 


気密測定は、高気密・高断熱・エコ住宅を提案する株式会社ワイエム、若松健司さんが担当。測定をしながら、更なる気密のための工夫やポイントなどをご指導頂けましたので、大変学びある機会となりました。ありがとうございました。

 

大きなオリジナル造り付け収納棚製作のジョイント方法

2021年06月10日

 

大きなオリジナル造り付け収納棚製作のジョイント方法

横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家(仮称)」は、あと2ヶ月で竣工。いよいよ屋内の仕上げや造作工事がクライマックスを迎えます。空間に合わせて設計している屋内造り付け家具の製作が始まり、調整打合せを兼ね工場で貴重な製作過程をみせて頂きました。担当は中山建設家具職人の五味さんです。

大きな造り付け家具は、分割して製作し後で繋ぎ合わせ、必要な寸法の家具を実現します。分割することで現場への輸送・搬入も可能になりますので、合理的で質の高いジョイント技術は、造り付け家具の可能性を広げる、とても重要な技術であることが分かります。

例えば、洗面脱衣室の収納棚は、完成すると壁面と一体となり床から天井までいっぱいの収納力抜群、大きな壁面収納棚となります。上下半分づつ製作し、中程で繋ぎ合わせるのですが、そのジョイントに、ドイツ製の特殊な道具と部材を活用しており、五味さんにその詳細を解説して頂きました。

専用の彫り機で確保した穴に、ジョイントするための金物を互いに埋め込み、外側から六角レンチで締め上げることで引き寄せられるしくみ。殆ど継ぎ目が分からないほどの精度で、別々に造られた家具が一体になります。再度解体して現場へ搬入し、同じ方法で組み立て再現できる。すごいですね。

本件住まいでは、さらに大きな造作家具があり、このシステムで実現して頂きます。安心して製作をお任せできる頼もしい技術ですね。完成が楽しみです。

 

六角レンチで引き寄せジョイントすると、殆ど継ぎ目が分からない素晴らしい精度です。すごいですね。

サンプルで検討モルタル下地の上にグレー色の外壁仕上げ

2021年06月7日

 

サンプルで検討モルタル下地の上にグレー色の外壁仕上げ

横浜市戸塚区「2つのテラスをもつ家(仮称)」施主・施工・設計3者で現場打合せ。モルタル下地の上にグレー色の仕上げを予定。候補となる濃淡や素材感が違う3種類のサンプル(アイカ_ジョリパット)を外壁にあてて頂き、皆で道路から見たり至近距離で見たりしました。

モルタル下地が既にグレー色で、どれも似たような印象に感じるのではないかとも思われましたが、実際に施工する場所に実物サンプルをあて比較しながら見てみると、それぞれが全然違うことに皆驚きです。和洋の感じ方、荒々しさ、優しさなど、感じる印象を共有し、最終的に絞りこむ意見交換が出来ました。

 

実物サンプルを現場に持込み外壁の色を決定

2021年06月4日

 

実物サンプルを現場に持込み外壁の色を決定
 

横浜市緑区の二世帯住宅計画「心地いい抜けのある家」施主・施工・設計3者現場集合打合せ。床や壁の下地板が取付けられたことで、空間が想像し易くなりました。予定していた屋内外の仕上げサンプルやカタログ、オリジナル造作家具の図面と現場各所を見比べ、バランスが取れているかなど、皆で具体的意見交換が出来ました。特に、外壁の色については、実物サンプルを現場に持込むことで、完成イメージを皆で共有。3者、満場一致で素敵な色合いを選定できました。