関東学院大学の製図室。
設計製図のエスキス授業の開始前は、道具を持参した
大勢の学生諸君で賑わい、ガヤガヤ。
そんな空間は、何だかワクワクして好きだ。
◆わたくしも、今年で12年目^^(大学HPブログより)
今期は11人で手分けし、120人の指導にあたります。
一人ずつ、
持参したスケッチや図面をみながらアドバイス。
悩んでいる学生をみると、
自分の学生時代を思い出すことも。笑
2015年10月30日
関東学院大学の製図室。
設計製図のエスキス授業の開始前は、道具を持参した
大勢の学生諸君で賑わい、ガヤガヤ。
そんな空間は、何だかワクワクして好きだ。
◆わたくしも、今年で12年目^^(大学HPブログより)
今期は11人で手分けし、120人の指導にあたります。
一人ずつ、
持参したスケッチや図面をみながらアドバイス。
悩んでいる学生をみると、
自分の学生時代を思い出すことも。笑
2015年10月21日
大阪小旅行
家族4人。日ごろ、それぞれ都合や行きたい場所が
完全に重なることは少ないのですが、
なぜか皆で、大阪へ行こう!
と、話が急速にまとまりました。
ちなみに、私自身は人生2回目の大阪です。
妻のコーディネートで、一泊二日。
大阪小旅行となりました。
行きたいところ。。食べたいもの。。
家族4人、ほとんど同じでブレがなく驚きでした。
さて実物はいかに!!!
どれもみな、実に期待たがわぬ個性で
我々にせまってきました。
ざっくりですが、大阪スゴイ。笑
見たかった3大
【グリコの看板】【かに道楽本店の看板】【くいだおれ太郎】
3つの場所は近いので、ちょっと歩いておーっ!
またちょっと歩いておーっ!!という感じ。笑
行きたかった3大
【ユニバーサルスタジオ】【なんばグランド花月】【通天閣】
完璧なディズニーランドに対し、良い意味でゆるいつくり、
かつ懐の深いUSJ。よしもと芸人の皆さま、客イジリの
巧みさ。新喜劇の安定感ある笑い。笑
道路を跨ぎそびえる、通天閣真下のつくり等々が印象的でした。
食べたかった3大
【たこ焼き】【お好み焼き】【串かつ】
イイダコが丸ごと一匹入った「踊りたこ焼き」。長男が下調べ
して拘った、お好み焼き「美津の」。串かつ「じゃんじゃん」。
番外編?【大阪城】
想像以上の外国人観光客で賑わっていました。
来訪者の8割以上が、外国人ではないかという印象です。
彼らが写真撮影しているポイントや視点を見ると興味深い。
最上階の展望スペース、屋内の展示など、
誰もが楽しめるような工夫が感じられます。
エンターテインメント性があり、海外からの来客が絶えない
理由ではないかと思いました。
ちなみに、インフォメーションで聴いたところ、
1番多いのが中国の方々。2番目が韓国の方々とのこと。
この日、大阪城公園内【大阪城ホール】では、
人気グループ「サカナクション」のライブがありました。
日暮れには、1万人近い人々で、
きっと、さらに賑わったことでしょう。スゴイ。笑
2015年10月20日
◆手押し車の往復ルートを確保しながら、土を排出。
「永く楽しむ家」現場は、コンクリート土間基礎工事に
先立ち、屋内側既存の土をすき取り運び出しています。
ゴロゴロ出てくる石とともに、土を手作業で運び出す作業。
新築工事と決定的に違う点は、
作業車両や機械が持ち込めないところ。
ほぼ全て手作業で土を掘り、手押し車(通称:ねこ)で
往復し、排出を繰り返す。
近日着手の土間コンクリート配筋作業に備え、
基礎底の状態や基礎の構成にかかわる重要な工程。
よろしくお願い致します。
2015年10月19日
「縁側サロンのある家」では、
施主・施工・設計の3者で屋内造作の現場打合せ。
例えば「縁側サロン」窓際の造作では、現場進行中に
うまれてきた施主ご夫妻の書棚イメージを、
古川が簡単に図面化。
現場の窓に貼り情報が皆で共有できるよう工夫頂いてます。
施工担当者による、図面への手描き書き込みは、
さらに現場修正を重ねた記録。
また、耐力壁にかかわる既設のキッチン本体は
一端撤去し、耐力壁の下地を施工後、再び元の位置に
戻し調整中です。施主のイメージを大工さんが
ダンボール板にスケッチすることで、情報共有。
着実に工程を前に進めるには、対話が必須。
そして、やはり口頭でなく、図面やスケッチによる
目に見える形の情報共有が大切だと
改めて感じます。
◆キッチンや、各部収納スペースの棚形状など、
施主ご夫妻が、要望やイメージを大工さんに
伝えている様子。
2015年10月15日
新築住宅「緑景の家」。
施主ご家族、施工、設計で現場に集合。
現場の作業休憩時間に、皆で屋内造作の打合せをしました。
床・壁・天井の下地が概ね仕上がり、屋内のイメージが
出来るようになってきたところで、
各部の仕上げ素材や色など、サンプルを使って
皆で確認する主旨です。
本件で採用するシステムキッチンなどの設備機器も、
最終確認出来たので、ひと安心。
特に、この日は住まいの中心となる、リビングまわりの
オリジナル造作家具や階段など意見交換しました。
目指すイメージが、皆で共有出来たので良かったです。
ありがとうございました。
2015年10月14日
◆敷地正面の案内板。大正15年作家の里見弴(さとみとん)
の住宅として自ら設計に携わり建築された建物であることが
分かります。
街や建築の保全再生は、どの地域でも必ず課題となります。
独りよがりな修復等で、歴史的建築の国際的な価値を減じ
ないための、広い視野の知識と、技術の一端を学ぶ機会。
JIA(日本建築家協会)文化財修復塾に参加しました。
場所は、鎌倉市西御門の「石川邸(旧里見邸)」
建築家の久恒利之さんが、建物オーナーよりお借りし、
建築設計事務所として活用しながら、同時に
「西御門サローネ」として運営。
イベントの企画や、貸しスペースにおける売上の一部を、
建物の維持修繕費等にあてるなど、
活きた歴史を、自ら繋いでおられる貴重な建築です。
横浜の歴史的建造物の調査・改修等を数多く手掛け
られている、建築家の越智英夫さんによるレクチャー後、
参加者2人一組で、現地屋内の実測調査実習を行いました。
実測&記録を繰り返し、進めていると、
ただ眺めているだけでは感じない、寸法や形態リズムの
美学が、何となく伝わってくるので面白いですね。
とても勉強になりました。
◆石川邸外観正面。庇を支える柱は「バンデッドコラム」。
下部石製手摺の加工形状は「ごまがらじゃくり」と
呼ぶとのこと。(越智氏レクチャーより)
◆建物正面にサンルーム有り。屋内外の繋がりと、
利活用の様子を想像すると、「縁側」に近い印象です。
◆建物の奥に渡り廊下で繋がる茶室がある。茅葺き屋根の
和風空間。窓下は無双窓がしっかり保全され機能している。
◆越智英夫さんによる、歴史的建造物調査・報告書づくり
等のレクチャー。以下は、その一部。ある意味科学的であり、
他分野においても活かせる技術。勉強になりました。
・芯を疑う。例えば、計ることなく柱間の寸法を910mm
だと思い込まない。僅かな違いに、重要な寸法が隠れている
可能性があるからだ。
・調査とは、建築を言葉に置き換える作業。広いとか大きい
とか印象を述べるのでなく、具体的に何mmなのか、
何坪なのか、実測し根拠のある数量を記録することが重要。
・根拠不明瞭の場合は断定しない。推定する、思われるなど
という伝達技術を身につける。報告書にウソがあっては
ならないからだ。記録日や記録者明記も必須。
・調査後は、皆で総括する。個別の記録メモをそのままに
せず、皆で意見を出し合うことで、より客観的な記録を
残す。一人で判断しないことが重要とのこと。 等々
◆屋内外とも見どころ満載の玄関ホール部分。建築家の
三上紀子さんとコンビで実習。実測&展開図作成を担当
しました。
◆建物内の一角は、久恒利之さんの建築設計事務所。
庭を愛でる高い天井の落ち着いた空間。とても素敵でした。
お忙しいところ御案内頂き、ありがとうございました。
2015年10月11日
勉強会参加のため、JR鎌倉駅から目的地まで
徒歩30分ほど。久々に鎌倉散策しました。
店が立ち並び賑わう、小町通りを歩き、
鶴岡八幡宮前で「人力車」の往来に出会う。
車よりユックリで、徒歩より早い。
一人乗りもあるようだが、
やはり二人乗りは、ひそひそ話も出来て楽しそう。
車夫のお兄さんとの会話も貴重。
広範囲かつ迷わず様々なスポットをまわり、
きっと独特な視点で街を味わえるに違いありません。
違いありません?!~そうか!
つまり自分は乗ったことがないので、
どのように楽しんでいるのか、分かっていないのだ。
これはいかん。
一度、体験せねば、一生分からないことだ!
で、誰と乗車しよう。妻が良いか?
きっと照れて反対するに違いありません。
いや、いつかワーワー言って、
ダマシテ、一緒に乗ろう!笑
2015年10月10日
◆プロジェクターを使い、多くの実例紹介によって
出来るだけ分かり易くお伝え出来ますよう工夫。
玉川髙島屋S・Cカルチャーセンター
コミュニティクラブたまがわで開講しました、
「満足できる暮らしと住まいの3つの法則」
初回講座が終了しました。
建築家の前田敦&古川達也の2人で講師を担当。
一部:住まいの文化の変遷
二部:新築文化とリフォーム文化
三部:これからの住まい文化を展望
途中、休憩&ざっくばらんな質疑応答を含め、
約90分間の講座でした。
ご参加頂きました皆さま、
素敵な時間を過ごすことが出来ましたこと、
感謝申し上げます。ありがとうございました。
次回は11月14日開講です。途中参加も可能なので、
詳しくはコミュニティクラブたまがわまで
是非、気軽にお問合せ下さい。
◆建築家 前田敦さんとわたくし古川の2人で担当。
前田さん、色々サポートありがとうございました。
楽しい時間でしたね。そしてとても勉強になりました。
◆会場の様子。ざっくばらん、かつ真剣な雰囲気。
良い機会となりました。(撮影:河辺さん)
2015年10月8日
◆コミュニティクラブたまがわホームページご案内より
◆趣味と暮らしの講座を受け持ちます。
玉川髙島屋S・Cカルチャーセンター
「コミュニティクラブたまがわ」にて、建築家仲間の皆さま
と共に、講座を受け持つことになりました。建築家の立場から、
住まいや暮らしの法則?!をこっそり伝授します^^。
月1回、10月~3月までの6か月間で、全6回の開催。
「満足できる暮らしと住まいの3つの法則」というテーマで
毎回違った内容が楽しめます。
◆初回10月10日(土)講座を担当します。
初回は「建築家 前田敦&古川達也」が対談スタイルで担当です。
内容『新築文化とリフォーム文化 住まいの文化を再考する』
少し固い?印象ですが、近年とても注目される
「リフォーム」と「新築」それぞれの魅力を、建築文化の
歴史を通して、分かり易くお話しする予定です。
きっと、自分スタイルの暮らしがみつかる、きっかけとなります!
→詳しくは
「コミュニティクラブたまがわ」又は、古川都市建築計画まで
◆とてもくつろげる休憩スペース。学びに来られる皆さまの
楽しい出会いの場となっています。
2015年10月7日
◆床・壁・天井が解体され、長い間隠れていた主要構造の状況
が明確となりました。
震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」。
解体作業がほぼ終了し、隠れていた部分を皆で確認するため
施主・施工・設計の3者で集合。
選択肢がひろい屋内外の仕上げ素材や色なども、色々な
立場や見方で話をしながら決めるという主旨もありました。
打合せに先立って、既に現場監督の飯島建設竹内さんより
施工図を頂いてました。
乗り越えるべき課題や問題が共有でき検討内容が一目瞭然、
明快な手描きの施工図です。
現場に向かう新幹線車中で、頂いた施工図を再度確認させて
頂きました。現場で話したいことも、しっかりイメージ
でき心強いです。
◆施工図確認 @新幹線はくたか
◆施主ご夫妻とサンプル確認。
現場を皆で確認。
温存する部分や、一時撤去し最終的に戻す考えの部分など
全て解体する作業に比べ、手順が複雑で、時間もかかる
作業であったことが、ひしひしと伝わってきます。
下地となる構造部分の確認が出来たことにより、
設計時の方針で、屋内外各仕上げが概ね予定通りの仕様で
進められそうです。
現場監督竹内さんによる、事前の施工図作成、
全ての検討用建材サンプル・色見本の持参、打合せ手順の
メモ用意。打合せでは、そのメモの上に決定事項を議事録
としてしっかり記録。全て順良く進めて頂きました。
私自身、横浜からの遠方現場監理。この日も
打合せ時間が少しでも無駄になることがないよう、
施主ご夫妻のご協力、飯島建設大久保さん、宮入さんにも
各場面サポート頂きました。
皆さまありがとうございました!
◆竹内さん打合せ記録の様子。
◆施主ご主人と古川で、既存柱の欠損・不備状況を確認。
飯島建設大久保さんよりご提案のあった、構造補強方針
をお話することが出来ました。(飯島建設宮入さん撮影)