『長い土間で迎える家』が竣工しました。

2023年04月6日

 

『 長い土間で迎える家 』
 

<建築概要>
家族や来客を迎えやすい間取りや空間を目指した住まいです。屋内は奥へ続く長い玄関土間が特徴。気分や状況で、手前でも奥でも大人数でも楽に靴を脱ぎくつろげます。廊下のスタディコーナー、階段のベンチ、畳室の小上がり、公園が借景のテラスなど、様々な居場所が吹き抜けで繋がる住空間です。屋外では急な来客などにも対応する3台分の駐車スペースを確保。深い庇の玄関前は雨天でも傘などを扱いやすく行き来できます。

場所:神奈川県大和市
用途:個人住宅(夫婦+子供2人)
構造:木造2階建て
敷地面積:216.02㎡(65.34坪)
建築面積: 62.75㎡(18.98坪)
延床面積:111.79㎡(33.81坪)
長期優良住宅
断熱性能:UA値0.46 等級6
気密性能:C値0.2(気密試験を実施)
耐震性能:許容応力度計算 等級3

設計施工:中山建設
設計協力:古川都市建築計画 古川達也
構造設計:リーフ・アーキテクツ・デザイン
植栽設計施工:草のよしだや
写真撮影:塚本浩史
 


公園の緑が借景の広いテラスが印象的。施主ご夫妻が様々な実例から好みで決めたオフホワイト色の外壁が素敵です。程よい高さのウッドフェンスでプライバシーを確保しています。
 


車で来られる来客も迎えやすいよう3台分の駐車スペースを確保。最大90センチ高低差のある敷地。大きな庇下に玄関近くで自転車が置けるようスロープを設置しています。
 


深い庇の玄関ポーチ。玄関先は家族で日々見守れる家庭菜園。立ち話ならぬ座り話のできる屋外ベンチや、季節感のある植栽(設計施工:草のよしだや)が嬉しい。
 


奥行きある長い玄関土間が、家族や来客を迎えます。食材を最も最短で運べる位置に、キッチンが配置されています。
 


キャンプやスポーツなど、外使いの道具を直ぐに出し入れできる土間収納を玄関横に配置。コート掛けも便利です。
 


住まいの奥まで続く、墨入りモルタル土間の玄関。直ぐに2階へ行きたい時は奥で靴を脱ぎ、ごろ寝したい時は畳小上がりで靴を脱ぐなど、気分や状況で多様な行き来が楽しい。
 


長い玄関土間。大人数の来客を互いに気兼ねなく迎えられます。狭い玄関で他人の靴を踏んでしまうようなこともありません。笑
 


長い玄関土間から立体的に広がるリビングの吹抜け空間。公園の緑を借景とするテラスへ繋がり開放的です。ウッドフェンスによって道行く人の視線が気にならずくつろげます。
 


19畳のリビングダイニングは、テラスや畳室と繋がりさらに広がりを感じます。ダイニングテーブルは、施主ご夫妻が以前からもっていた2.5mの無垢ウォールナット天板。
 


小上がり下は引き出し収納で便利。座布団マットやブランケットなど、たっぷり収納可能。急な来客でも皆で直ぐに出し入れしリラックスできます。
 


オープンスタイルのキッチンは、背面収納含む全てオリジナル造作。天板はステンレス、面材はシナ合板ですっきりシンプル。シンク下はオープンでゴミ箱が納まり機能的です。玄関土間に直結。奥は土間収納でキッチンパントリーも兼ねます。
 


玄関土間に面するトイレ前の手洗い。来客も使う場所として、おもてなしの気持ちが表現されたご夫妻選定の照明器具がカワイイ。カウンター下はお掃除ロボットの基地になっています。
 


玄関土間によって離れのような佇まいとした畳室。2方向から出入り可能で楽しめます。リビングとの間を引込戸で仕切ることで客室になります。
 


リビングと繋がりながら間合いのとれる場所として、階段下は子供の遊び場。2階の廊下は家族共有のスタディコーナー。家族の気配を感じながら、様々な居場所で過ごせる工夫です。
 


2階廊下のスタディコーナーは2.7mの広々カウンター。吹抜けを介してリビングダイニングと繋がるため孤立せず安心。手触りと開放感を優先した木製手摺。子供たちが小さい間は転落防止ネットを取付け予定。
 


将来家具や建具などで緩やかに分けても使える子供室。当面ファミリールーム的活用のセカンドリビングになります。来客を招く1階のリビングが片付きやすくなる狙いもあり。奥は主寝室ですが子供たちが小さいため、しばらくは家族4人仲よく一緒に就寝。
 


2階のプライベート空間。ご家族で選んだシンプルなユニットバス、ガス乾燥機とたっぷり収納のある洗面脱衣室、トイレが一直線ひと繋がりで快適です。
 


来客も使う1階トイレ。施主ご夫妻支給の照明器具は機能性だけでない魅力で、さりげない演出。来客へのユーモアと心配りを感じる、ご夫妻らしい空間になりました。
 


リビングの一部でもある階段は、下部2段が広くベンチ状になっています。リビングで過ごす人と心地良い距離感で対話出来る場所でもあります。
 


玄関土間に面する畳室の小上がり。出掛ける前の対話、帰宅後の高揚感で対話、様々なドラマが生まれる場所になりそうで楽しみです♪
 


畳室外側は隣家が接近しているため、地窓で自然の採光と通風を確保。隣地境界との間でメンテナンスしやすい鉢植え植栽を置くことで安らぎます。収納戸棚を浮かせゆとりを生み出しつつ、床下エアコンのメンテナンス空間と来客の荷物置場を兼ねています。
 


2階は吹抜け周りをぐるっと回れて快適。吹抜けを介した立体的な広がりと、家族の気配を感じることができます。
 


大きな掃き出しサッシでリビングと繋がるテラス。施主ご主人自ら楽しみながらウッドデッキを作る予定。DIYしやすいよう本工事でコンクリート土間を打設してあります。「バーベキューしやすいしコンクリートのままでもイイかも?!」意外にみな共感してます。笑
 


隣家の庭木が借景となる玄関ポーチ。公園の緑が借景となるテラス。周辺環境を活かした住まいが実現しました。春は満開の桜が来訪者を迎えます。(写真:古川都市建築計画)
 


テラスのウッドフェンスと同じ、優しい表情の杉板材をデザインの一部に用いた門柱。夕暮れ時、落ち着いた明かりがともり家族や来客を迎えます。(写真:古川都市建築計画)
 

 

『屋外と屋内とその間がある平屋』が竣工しました。

2023年03月19日

 

『 屋外と屋内とその間がある平屋 』
 

<建築概要>
農作業を日常とするご家族の住まう家。休憩や農作物の一時置き、道具のメンテナンスや車両の横付け、来客の立ち寄り空間として、屋外と屋内の間を広く確保しています。縁側や土間空間、深い軒下空間など、住まい屋内と屋外の中間的空間を重視し、利便性と快適性を目指した住まいです。

場所:神奈川県相模原市緑区   
用途:一戸建て住宅
構造:木造平屋建て
敷地面積:319.92㎡(96.78坪)
建築面積:123.15㎡(37.25坪)
延床面積:121.31㎡(36.70坪)

建築設計:古川都市建築計画
構造設計:リーフ・アーキテクツ・デザイン
施工:(有)山崎建設設計事務所、棟梁:佐藤明
敷地測量:株式会社ランデックス
地盤調査・地盤補強計画:HGサービス株式会社
埋蔵文化財調査:相模原市文化財保護課
土工事・基礎外構工事:(株)鳶山口工業
屋根板金工事:株式会社高木
断熱工事:株式会社キムラ
左官工事:佐藤達左官
塗装工事:有限会社山口塗装
内装工事:内田工芸
電気設備工事:松石電気
給排水設備工事:日湘工業株式会社
浸透系コンクリート工事:PUMPMAN株式会社
合併浄化槽工事:相模原市

 


山並みと呼応するシンプルな切妻屋根の平屋。玄関の目隠しや風除け機能を担う木板壁が、住まいの顔になっています。
 


農作業のトラックにも充分に耐荷重対応、無数の穴が開いた外構コンクリート床「Dotcon (PUMPMAN株式会社)」が実現。敷地内で雨水を自然浸透させ、土地の呼吸を止めない画期的な特許技術です。神奈川県初採用とのこと。
 


もとは敷地全体が田畑で前面道路より低い。道路との境は程よい植栽を予定しています。今後施主ご家族が楽しみながら植えていきます。
 


車両も横付けしやすい深い庇のポーチ。木板壁の両側から玄関引戸へアプローチ可能。
 


農作業の休憩ができる玄関土間。スロップシンクで直ぐに手も洗えて便利です。引戸を開けると、居間のキッチンにも縁側にも、直接最短で行ける間取り構成。風が気持ちいい季節は、玄関引戸を開けたまま過ごす想定です。
 


玄関土間にある、もう一つの出入口としての勝手口(引戸)。農作業中の主動線で、作業中でも下足のまま使用出来るトイレと縁側に直結しています。
 


泥汚れなどジャブジャブ洗えるスロップシンクや、下足で使えるトイレを備えた広い玄関土間。農作業仲間と、立ち話ならぬ座り話が出来るベンチや靴箱は、家族に合わせたオリジナル造作です。お茶飲みできるミニテーブルを置く予定。
 


屋外と屋内の間にある玄関土間。例えば農作業の長靴をベンチに座って楽に履く。立ち座りは手触りの良い木製(杉材)手摺が助けとなり、その手摺は居間や寝室まで続き快適です。玄関マットの大きさや形状は、住まい手が楽しみながら決めます。
 


手触りの良い大工さん手作りのオリジナル木製(杉材)手摺。
 


杉の梁を現しとした居間空間。棟梁手作りの神棚が心強いです。住まいの主要材は柱や梁など全て地元産のスギ・ヒノキ。床も幅広のヒノキ無垢板材で気持ちいい。引戸を開けると、主寝室と居間と縁側が一気に繋がります。
 


縁側から直接来客をお迎え出来る畳室。里帰りのご家族や農作業を手伝うご親族、農業体験の子供たちが来ます。引戸の先には、洗面トイレなど水回りまで手触りの良い木製(杉材)手摺が続き快適です。
 


手触りの良い木製(杉材)手摺は、将来介助もしやすい広いトイレの中まで連続。とても安心です。
 


使い勝手など、ご家族皆で選定したシステムキッチン。奥には洗面・トイレ・脱衣・風呂が家事動線最短で配置されています。
 


オープンスタイルのキッチン。居間との境はオリジナル造作家具の幅広カウンター棚。丸穴の下にはコンセントがあり、配線が邪魔にならない。
 


居間やキッチン、畳室や玄関土間と、引戸で繋がる縁側空間。大きな掃き出し窓は、親しい来客を南庭から直接招いたり、梅干づくり作業などが快適に出来るよう意図しています。
 


地域との繋がりを大切にしてきたご家族の、新しい住まい。未来の暮らしと地域の活動を応援出来る住まいが実現しました。

 



ご家族が毎年手掛ける、手作りの梅干づくり。遠方のファンからも発注のある評判の美味しい梅干です。新しい住まいの南庭で、大変楽しみな再スタートとなります。

 

写真:古川都市建築計画

 

『心地良い風と緑のある家』が人気事例ベスト5に @建築家31会

2023年02月20日

『心地良い風と緑のある家』が人気事例ベスト5に
@建築家31会ホームページ

弊所設計の個人住宅『心地良い風と緑のある家』が、所属する建築家31会ホームページ内における、検索数を評価軸とした2023年初回評価「人気事例BEST5」に選定され、第3位となりました。お時間のございます時に、ぜひ事例写真をご覧下さい。古川達也

 

建築家31会ホームページ

直近2ヶ月「人気事例BEST5」

心地良い風と緑のある家

 

 

埋蔵文化財包蔵地の住宅建設で縄文土器が出土その対処と見解

2023年01月6日


昨年末に足場が解体され新年を迎えました。足場が無くなったことで外構工事が出来るようになり、年始めは浄化槽工事からスタート。外観が現れ「完成が楽しみですね!」と道行く地元の方に声を掛けて頂く場面もありました。2月の完成に向け現場はいよいよ大詰めです。@相模原市緑区、新築住宅計画「屋外と屋内とその間がある平屋(仮称)」

 

埋蔵文化財包蔵地の住宅建設で縄文土器が出土
その対処と見解

相模原市緑区の市街化調整区域。周囲は田畑の広がる自然豊かな環境である以上に、実は埋蔵文化財包蔵地※の指定を受けた土地における少し特殊な家づくり計画として進んで参りました。土地は梅畑だった農地から施主が譲り受け宅地へ転用。住まい本体では、地盤調査の結果から建物下全体を900mm掘って砕石を入れ、地盤を補強して対応しています。その下の土は触らないことを約束することで、文化財保護課の許可を経て住宅建設が可能となった経緯があります。

一方、本件は住宅で生じる下水を排水出来る下水道が現時点で整備されていないため、相模原市の負担で敷地内に合併浄化槽を設置する必要がありました。浄化槽設置で必要な掘削は深さ2m。部分的ですが建物本体に必要だった掘削900mmを超えた深さのため、より慎重に向き合う機会であることは間違いありません。浄化槽設置場所の土を掘り出したタイミングで、文化財保護課担当者の方による調査が入り、私自身も立会いました。

土工事の職人さんがバックホウ(ユンボ)と手掘りで正確に掘削した穴に、文化財保護課の方が梯子で降りて調査がスタート。掘削の表面全体を手作業で薄く土を削ぎ落しながら、何かしらの出土を調べるかたちで進行しました。そして当初から文化財保護課で想定されていた通り、深さ1100~1500mmあたりに周囲より黒い色の縄文時代の地層。深さ1200mmのところから私の目の前で縄文土器のかけらが2つ出土しました。触っても良いとのこと。直接触れ歴史を感じることが出来ました。

<見解>
「土器が出土したとなれば、浄化槽工事はストップですか?」とお聞きしたところ、状況が確認出来たので、本件の場合は現場をとめるようなことは無いとのこと。土器は想定通り900mmより下の出土で、おそらく建物本体の下はさらに多く出土する可能性がある。つまり、住まい全体が蓋のようになり埋蔵文化財がタイムカプセルのように温存される状態。「埋蔵物は技術の進んだ未来の調査に託すかたちとなる。文化財保護の観点から理想的な建設とも言える」そういう見解でした。とても面白い考え方だと思います。

<対処>
土器そのものの対処については、文化財保護課担当者の方が出土した箇所を撮影し、深さや位置関係について克明に記録。予め用意されていたビニール袋に入れ持ち帰りました。丁寧な作業に感銘を受けます。図面に書き入れる様子を見せて頂きながら、目に見える環境を超えた縄文の空間を感じた貴重な時間でした。ご縁で携わることになった家づくり。設計した住まいが「地域の埋蔵文化財を守っている」と思うと少し誇らしい。

 


浄化槽設置場所の土を掘り出したタイミングで、文化財保護課担当者の方による調査が入りました。


掘削の表面全体を手作業で薄く土を削ぎ落しながら、何かしらの出土を調べるかたちで進行しました。


深さ1200mmのところから私の目の前で縄文土器のかけらが2つ出土しました。


触っても良いとのこと。直接触れ歴史を感じることが出来ました。


出土した箇所を撮影し深さや位置関係を克明に記録。丁寧な作業に感銘を受けました。

 

※埋蔵文化財包蔵地とは「地中に埋蔵された状態で発見される文化財」を包蔵する土地、またはその範囲のこと。法律用語だが、考古学用語のいわゆる「遺跡」に最も近い概念である。文化庁によると、貝塚や古墳、城跡、都城などの遺跡(埋蔵文化財包蔵地)は全国におよそ460000箇所存在するとされる。 ウィキペディアより

 

TV番組「渡辺篤史の建もの探訪」12月17日(土)で紹介されました

2022年12月23日


 

TV番組「渡辺篤史の建もの探訪」12月17日(土)で紹介されました
 

設計しました横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家」が、テレビ朝日『渡辺篤史の建もの探訪』で紹介されました。番組タイトルは「遊び場いっぱい 子供がのびのび育つ家」。全体として住空間の特徴や魅力を明瞭に伝える工夫がなされた編集。特に住まいの様子を伝える渡辺篤史さんのあたたかいコメントが印象的で、とても素敵な番組でした。再放送や海外放映の予定などが分かりましたら、またご案内して参ります。番組の概要はホームページのバックナンバーに掲載されていますので、お時間のございます時に是非ご覧下さい。

※番組の概要は、コチラです→
※番組収録時の様子は、コチラです→

 


リビングを掛け回る子供たちの日常が番組でも紹介されました。


ご家族の壁塗り体験などの想い出が記録写真で紹介されました。


番組エンディングでは「この居間空間、一部吹抜けで窓のうがち方が見事。5人家族、そしてよくいらっしゃるお隣のご両親、このスペースをみんなで楽しく味わいたいという感じになる。夢を構築すると言いますか、細部にわたってデリケートな配慮でつくられた素敵な建物でした」という渡辺篤史さんから嬉しいコメントを頂けました。設計者として大変励みになります。ありがとうございました。

  
  

『2つのテラスをもつ家』建築概要


リビングの延長として、隣りに住むご両親の住まいと行き来できる眺望テラス。共稼ぎご夫婦の家事をサポートできるよう水廻りと繋がる物干しテラス。2つのテラスをご家族のとっておきスペースとし、屋内外の繋がりを大切にした住まいです。リビング壁面7.5mのジャンボ書棚など、ご家族が楽しみながら収納したり飾ったりできる、オリジナル造作家具を各所に配置することで、暮らし方の幅を広げています。※本件はBELS評価(建築物エネルギー性能表示制度)5星を取得。約5KWの太陽光発電パネルを搭載したZEH住宅(ゼロ・エネルギー・ハウス)です。

□ 場所:横浜市戸塚区

□ 用途:個人住宅(夫婦+子供3人)

□ 構造:木造2階建て

□ 敷地面積:167.48㎡(50.66坪)

□ 建築面積:77.17㎡(24.53坪)

□ 延床面積:119.99㎡(36.29坪)

□ ZEH住宅(BELS評価5星取得)
□ 長期優良住宅

□ 断熱性能:UA値0.41 等級4

□ 気密性能:C値0.3(気密試験を実施)

□ 耐震性能:許容応力度計算 等級3

□ 施工  :中山建設

□ 設計監理:古川都市建築計画 古川達也

□ 構造設計:宮崎構造設計事務所

『2つのテラスをもつ家』
完成写真はコチラです→

完成までの歩みはコチラです→

 
 

「渡辺篤史の建もの探訪」12月17日(土)放送のお知らせです

2022年12月16日

 

12月17日(土)テレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」にて、古川都市建築計画 古川達也が設計しました、横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家」が紹介されます。番組予告のタイトルは「遊び場いっぱい 子供がのびのび育つ家」。是非ご覧下さい。

 

◆放送日程

テレビ朝日『渡辺篤史の建もの探訪』

12月17日(土)朝4:25~4:55 放送(首都圏)

※地域で放送日時が異なります。番組ホームページでご確認下さい。

※早朝の放送なので、録画等でご覧頂けますと幸いです。

※番組収録時の様子は、コチラです→

 

古川都市建築計画一級建築士事務所

古川達也

 


撮影:塚本浩史

  

『2つのテラスをもつ家』建築概要


リビングの延長として、隣りに住むご両親の住まいと行き来できる眺望テラス。共稼ぎご夫婦の家事をサポートできるよう水廻りと繋がる物干しテラス。2つのテラスをご家族のとっておきスペースとし、屋内外の繋がりを大切にした住まいです。リビング壁面7.5mのジャンボ書棚など、ご家族が楽しみながら収納したり飾ったりできる、オリジナル造作家具を各所に配置することで、暮らし方の幅を広げています。※本件はBELS評価(建築物エネルギー性能表示制度)5星を取得。約5KWの太陽光発電パネルを搭載したZEH住宅(ゼロ・エネルギー・ハウス)です。

□ 場所:横浜市戸塚区

□ 用途:個人住宅(夫婦+子供3人)

□ 構造:木造2階建て

□ 敷地面積:167.48㎡(50.66坪)

□ 建築面積:77.17㎡(24.53坪)

□ 延床面積:119.99㎡(36.29坪)

□ ZEH住宅(BELS評価5星取得)

□ 長期優良住宅

□ 断熱性能:UA値0.41 等級4

□ 気密性能:C値0.3(気密試験を実施)

□ 耐震性能:許容応力度計算 等級3

□ 施工  :中山建設

□ 設計監理:古川都市建築計画 古川達也

□ 構造設計:宮崎構造設計事務所

『2つのテラスをもつ家』

完成写真はコチラです→

完成までの歩みはコチラです→

  
  

新築住宅計画『寄り道できる家』 竣工

2022年11月30日

 

『 寄り道できる家 』
 

<建築概要>
例えば町には大通りがあって路地もある。近道もあって寄り道もある。楽しい町歩きのように、色々な寄り道ができる住まいです。門扉を開けようとしてガレージに寄り道。玄関へ行こうとして庭に寄り道。2階へ上がる前にゴロ寝で畳室に寄り道など、何かへ向かう途中で寄り道したくなる感覚を大切にした住空間です。

場所:横浜市栄区
構造:木造2階建て
敷地面積:197.39㎡(59.71坪)
建築面積: 73.33㎡(22.18坪)カーポート含む
延床面積:129.36㎡(39.13坪)カーポート含む
長期優良住宅

設計施工:中山建設
設計協力:古川都市建築計画
写真:塚本浩史

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『2つのテラスをもつ家』 竣工写真のご紹介

2022年10月31日

 

『 2つのテラスをもつ家 』
 

<建築概要>
リビングの延長として、隣りに住むご両親の住まいと行き来できる眺望テラス。共稼ぎご夫婦の家事をサポートできるよう水廻りと繋がる物干しテラス。2つのテラスをご家族のとっておきスペースとし、屋内外の繋がりを大切にした住まいです。リビング壁面7.5mのジャンボ書棚など、ご家族が楽しみながら収納したり飾ったりできる、オリジナル造作家具を各所に配置することで、暮らし方の幅を広げています。※本件はBELS評価(建築物エネルギー性能表示制度)5星を取得。約5KWの太陽光発電パネルを搭載したZEH住宅(ゼロ・エネルギー・ハウス)です。

場所:横浜市戸塚区

用途:個人住宅(夫婦+子供3人)

構造:木造2階建て

敷地面積:167.48㎡(50.66坪)

建築面積:77.17㎡(24.53坪)

延床面積:119.99㎡(36.29坪)

ZEH住宅(BELS評価5星取得)
長期優良住宅

断熱性能:UA値0.41 等級4

気密性能:C値0.3(気密試験を実施)

耐震性能:許容応力度計算 等級3

施工  :中山建設

建築設計:古川都市建築計画

構造設計:宮崎構造設計事務所
写真:塚本浩史

 


撮影:古川都市建築計画
 


撮影:古川都市建築計画
 

 


撮影:古川都市建築計画
 


撮影:古川都市建築計画
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「渡辺篤史の建もの探訪」TV収録に立会いました

2022年10月12日


嬉しい記念撮影。渡辺篤史さん自ら緊張気味の私を笑わせて下さいました。ありがとうございました。

 

「渡辺篤史の建もの探訪」TV収録に立会いました

設計しました横浜市戸塚区のお住まいで10月10日祝日、予定していたテレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」TV収録が行われ、立会いました。

ご夫妻が住まいの中で準備し控えている中、渡辺篤史さんが住まいの前にタクシーで到着。スタッフの方にユーモアを交えて話し掛けリラックスした雰囲気を自らコーディネートされていました。渡辺さんとの事前打合せはなく、そのまま自然に撮影スタートです。

ご家族と渡辺さんが対面する場面、玄関前の家庭菜園でやり取りする場面をリアルタイムで拝見。その後は屋内の撮影となり、私は屋内の収録が終わるまでスタッフの方と屋外で控えていました。

あっという間に感じた2時間。渡辺さんとご夫妻が対話をしながら住まいを案内する収録は終了。撮影スタッフ皆さまの計らいで、渡辺さんが退席される前に皆で歓談する機会を作って下さいました。「開口部(窓)の設け方に工夫を感じた。よく考えられていると思った」など渡辺さんから直接感想をお話し頂き感激です。用意してありました色紙へサインを頂く際は、ありがたいお言葉を添えて頂きました。とても励みになります。ありがとうございました。

年内12月の中ごろ放送予定とお聞きしています。楽しみにしています。

 


玄関の呼び鈴で玄関扉を開けるため、屋内で控えるご夫妻。


渡辺さんが住まいの前に登場で場が高揚します。撮影スタート。


渡辺さんとご家族の初対面。お馴染みのシーンを拝見しワクワク。


玄関前の家庭菜園で対話する様子。この後から屋内の収録で私は観ていないので、あとのシーンは編集されたTV放送で拝見することになります。ドキドキ♪楽しみです。笑


ありがたいお言葉を添えたサインを頂きました。家宝です♪

 

「渡辺篤史の建もの探訪」TV収録の事前打合せに参加しました

2022年10月5日

設計しましたお住まいが、テレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」で紹介されることになり、数日後に行われるTV収録の事前打合せに参加しました。

施主ご主人と撮影編集を担当される皆様と住まいに集合。当日の段取りについて打合せする一方で、住まいの特徴や紹介の仕方など意見交換していると、設計時や建設時の現場のことを思い出します。

施主ご主人をサポートするつもりで質問に答えていると、私自身が当初目指したことを再確認していることに気が付くなど、とても有意義な機会でした。

30分番組の限られた時間の中で、住まいご家族の個性と日常が伝わると嬉しい。期待しています。@竣工して1年、個人住宅「2つのテラスをもつ家」