新築住宅計画『ミニコーナーのある家』 竣工

2018年10月31日

 

『 ミニコーナーのある家 』
 

<建築概要>
家族4人で住まうコンパクトな住空間。階段に飾り棚コーナー、キッチンにスタディコーナー、居間にTVコーナー、廊下に洋服掛けコーナーなど屋内全体に様々なコーナーを配置しています。各部屋に用途や機能を押し込まず、小さなコーナーやニッチ等を設け活動や場所を兼ねることで、ゆとりや広がりを感じられる住まいになりました。

場所:横浜市都筑区
構造:木造2階建て
敷地面積:100.22㎡(30.32坪)
建築面積: 48.44㎡(14.65坪)
延床面積: 79.69㎡(24.11坪)
設計施工:中山建設
設計協力:古川都市建築計画
写真:塚本浩史

 


撮影:古川都市建築計画
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

週末相談会(無料)のお知らせです。11月3日(土)13時から17時

2018年10月30日


 

週末相談会(無料)のお知らせ

定期的に行っている建築家31会(ケンチクカサンイチカイ)
家づくり週末相談会(無料)のお知らせです。
ご利用頂き易い週末11月3日(土)13時から17時まで
古川都市建築計画一級建築士事務所にて、わたくし古川
も担当します。特に横浜方面お近くの地域の皆さま、
住宅にアトリエやクリニック、ガレージや趣味室等
を併設したい複合的な居住空間をお考えの皆さま、
様々な実例と共に、魅力やコツをお話します。
是非気軽にお出掛け頂き、ご相談下さいね。
古川達也

◆企画の概要
東京・神奈川・埼玉の各地域に事務所を構える建築家が、
各々自身の事務所内で待機し、皆さまの住まいの新築や
リフォーム・リノベーション、賃貸住宅や医院・クリニック
の新築など、住まいや建築にまつわる様々な相談に直接
お答えする、とてもお得な企画です。
詳わしくは、建築家31会ホームページでご予約頂くか
又は、古川都市建築計画までお問合せ下さい。

◆ご相談スペース
ご相談頂きます場所は、打合せや模型製作などを、
いつも行っているスペースです。
大きなテーブルで、気兼ねなくお話し頂けます。
参考資料や参考模型なども、たくさんございます。

 

祝上棟 @あざみ町内会館新築工事

2018年10月28日


上棟の様子。

 

祝上棟 @あざみ町内会館新築工事

 
横浜市港南区の、木造2階建て自治会館「あざみ町内会館」
が上棟(じょうとう)。上棟とは、屋根の最も高い位置に
棟木(むねぎ)を取り付けることです。
組み上がった建物の中で上棟を祝い、工事の無事を祈願する
上棟式が行われました。

建物四方へ酒・塩・米をまいて清める儀式の他、
住民代表の建設委員皆さまと、屋根の下でお祝いの食事会
が行われ、とても楽しい時間を過ごしました。

特に印象深かったことは、小さな子供たちの参加と、柱に
きざんだ子供たちのメッセージ。思い出を残してくれました。
きっと愛着をもって施設を使い、育ててくれることでしょう。

 

写真:辻本工務店撮影

 

※合わせてご覧下さい。

◆横浜市港南区の自治会館「あざみ町内会館」進捗。
自治会館建て替えによる「地鎮祭」に参列
屋内外仕上材の実物サンプル検討
「会館建設プロジェクト委員会」開催

◆以前に設計した建物で行われた、上棟式の様子。
祝上棟!@木造住宅の家づくり「心地よい風と緑のある家」
祝上棟!新築住宅計画「中庭ガレージの家」
「緑景の家」 が上棟しました。
「むかえる家」 が上棟しました。
「もう一つある家」祝上棟

 

墨田区曳舟駅周辺の街並み視察

2018年10月7日


街のどこからも見えるスカイツリーが常に印象的。

 

墨田区曳舟駅周辺の街並み視察

芝浦工業大学 環境システム学科 3年生後期必修授業
2018年度「環境システム応用演習」。街の問題や魅力を
発見し、より良い街のビジョンを提案するプロジェクト
を行うため、指導教員の中村仁先生の案内で、学生の
皆さまと一緒に墨田区曳舟駅周辺を視察しました。

街のほぼ全域が海抜ゼロメートルより低く、水害に
対する危機と向き合う街です。一方、狭く入り組んだ
道空間を生活圏とする古い街並みも残り、火災や震災対策
などの取り組みも、各所に見られる街だと実感しました。

特に、防災の意識を高め、その活動を広める拠点と
して生まれた「ふじのきさん家」は、ご案内頂いた
中村先生も関わられた、とても興味深い取り組みです。
古い木造の家を、防火・耐震改修し、その手法がそのまま
見られるよう工夫。街の誰もが出入り出来るよう運営され
雨水の貯留利活用や、学生の調査研究による、きめ細かな
防災マップの作成、防災拠点を巡る「防災遠足」などの
企画拠点として、活きた啓蒙活動が継続されていることに
感心しました。

近年、街のどこからも見えるスカイツリーが印象的な
街になりました。歴史の新旧が対峙する日常風景。
アンバランスであることを超え、街の元気として
かけがえのないシンボルとなる日がくるように思います。



街の要所にある公園では、防災情報の看板が見られます。




防災の意識を高め、その活動を広める拠点として生まれた
寄り合い処「ふじのきさん家(ち)」を見学。運営する
土肥秀生さんに解説頂き、とても貴重な機会となりました。



雨水の利活用をひろめる憩いの場「雨カフェ」や、街角の
「路地尊」など、比較的新しい取り組みが、街に馴染み
文化となる好例として、中村先生にご案内頂きました。
ここには街づくりの重要なヒントがあるように思います。

 

フラット35S適合証明「中間現場検査」@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年10月5日


防蟻材の施工状況を確認する日本ERI検査員の様子。
撮影:カネキ屋工務店

 

フラット35S適合証明「中間現場検査」
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

指定確認検査機関(今回は日本ERI横浜支店で申請。
新潟支店から検査員が現地入りし検査)による、
フラット35S※適合証明「中間現場検査」が
行われました。

フラット35は通常、共同住宅含む新築・中古・
リフォームなど住宅が対象なのですが、実は店舗併用住宅
の場合でも、その住宅部分のみを対象として申請すること
が可能です。意外と知られていないことかもしれません。

検査に立ち会えませんでしたが、
現場監督のカネキ屋工務店 小林さんが立会い、検査の
様子が分かるスナップ写真を送って下さいました。
検査も無事指摘なく終了したとのこと。
ありがとうございました。

※フラット35とは
住宅金融支援機構のもと、返済期間が最長35年、
保証料が不要で、金利が上昇することがない融資商品。
機構の融資条件に適合した質の高い住宅を建てることが
条件になるため、自ずと性能の高い住宅が取得でき
る上、資金計画が立てやすいメリットがあると言えます。
デメリットとしては、機構の条件に適合する建物仕様を
正しく守る設計、きちんと設計通り出来ているか審査
するための、申請や現場検査・適合を証明する書類の
受領等が必要となり、当然手間が掛かることです。
そのスケジュール管理も、慣れている設計者や施工者の
スピーディーな対応が必須となります。
35Sは35よりさらに優れた基準が認定された住宅
について、貸付条件の緩和や貸付利率の引下げが
可能となります。

 


中間検査時の外観。構造用合板やサッシが付き、主要な
耐力壁が概ね完成したあたりで、検査を受けられます。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ

 

工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年10月3日


左から左官工事担当の嶺村建材工業 佐藤さん、
カネキ屋工務店 現場監督小林さん、施主奥さま。
小林さん舵取りで打合せが進行。出来る工夫やメリット
・デメリットなど、とても自由に意見交換できる場を
設けて頂きました。
屋内外で予定している、左官工事仕上材の素材や色等の
方針を、一つ一つ確認・検討する機会となりました。

 

工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計三者定例(月一回)で現地へ伺いました。
現場は柱・梁が組み上がり屋根が完成、外壁の窓サッシが
取り付けられ、屋内側工事も着手できる段階。
ちょうど建築本体工事の中盤と言えます。

この段階で重要なことは、屋内外とも具体的な建物の仕上
げ材や造作を予定した上で、間違いのない下地工事を行う
ことです。つまり目に見えるものに対し、完成後見えなく
なったり、手を入れられなくなったりする下地の部分を、
しっかり作っていくことが重要になります。

逆に言いますと、色や素材など仕上げ材が決まらず、
曖昧だったり保留にしたり、唐突に変えたりすると、
順良く下地工事が進まず、現場の遅れや間違い、修正工事
による無駄が、現場に悪影響を及ぼす原因にもなります。
つまり、工事中盤は、特に現場監督さんの舵取りが
非常に大事な時期と言えるのです。

現場では、建具工事 土肥木工所 土肥さん(なんと施主
奥さまの同級生!心強いです。)と意見交換。
建具本体を理想的なかたちで据えられるよう、建具周りの
調整やご提案を持参され、とても助かりました。

工務店オフィス内では、厨房機器 マルゼン長岡営業所
田中さんと調整。天ぷらやフライなどをあげるフライヤー
を設計時のガス式から電気式に変更する場合の準備を
共有する意見交換。配線や電気容量なども変わるので
電気工事 荻井さんも同席、調整頂きました。

この日最後は、左官工事・金属工事全般ご担当の
嶺村建材工業 佐藤さんと意見交換。
屋内外の壁で予定している左官仕上げや、ポーチ床で予定
している洗い出し仕上げ(豆砂利洗い出しなど)等の
サンプルを持参され、方向性を決めることが出来ました。
より良いおさめ方など、多くのアドバイスも頂き、
仕上がりが楽しみになりました。

いずれも全てが下地工事にかかわる内容。
関係者相互に内容理解を深め、現場に活かせる
打合せが出来たと思いました。ありがとうございました。

 



建具工事打合せ。



厨房機器打合せ。



左官工事打合せ。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子