奏でる音で景色が変わる♪

2017年03月29日

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いつもの朝ウォーキング。いつもの公園。
いつものように園路を歩いていると
池に差し掛かるところで、
いつもは聞かない音がしてきました。

何だろう?と注目。

水際のベンチに座ってギターを弾く方を発見。
ささやかで、とても心地良い音色です。
何と表現したら良いでしょうか、
音色とともに、見慣れた景色が素敵に見えたのです。
(多分スナップ写真で伝わらないのが残念。笑)

何かをさえぎるような大きな音でもなく、
練習をしているようでもなく、
何かを伝えようと、大きな音を発することもない。
耳をすまさなければ、聞きとれないほどの音色
が生み出す、心地良い空間。

奏でる音で、いつもの見慣れた景色が
変わって見える体験でした。
音楽ってすごいですね。

@根岸森林公園の水際

 

敷地ブレインストーミング @家づくり外構計画

2017年03月28日

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敷地ブレインストーミング @家づくり外構計画

ブレインスト―ミングとは、複数名で同時にアイディアを
出し合い、意見の連鎖や相互作用を促すことで、
新たな工夫や発想を誘発する機会を設けることいいます。

名付けて、敷地ブレインストーミング!
私たち古川都市建築計画一級建築士事務所では、
どのプロジェクトでも、クライアントや設計・建設関係者
など、状況に合わせて現地集合。計画中の敷地や現地環境
に身を置き、細かな決めごとなく自由、ざっくばらんに
意見を出し合う機会を、必ず設けています。
図面や資料だけでなく、直接身体で感じる生の情報が、
とても大切だと考えているからです。

基礎コンクリート工事が終了した「クラフトマンの家
では、設計当初からこれまで4回行ってきた、
敷地ブレンスト―ミングを、庭・駐車スペースなど
主に外構計画をテーマに3者で行いました。
建物本体の施主・施工 中山建設 中山さん
植栽・外構計画の担当 草のよしだや 吉田さん
建築本体設計の担当 古川都市建築計画 古川

明確な目的をもった現場監理とは別に、全く自由に
気が付いたことを意見交換する場です。
土を踏む感触、身体で感じる傾斜や、風景の見え方など
互いに様々な気付きがあり、話がつきません。
現地で自生するツクシを発見して、自然で懐かしい
感じがあるといいね、という意見から
訪れる人が草花を植えたくなる、作物を育てたくなる、
参加したくなるような庭にしたい、というアイディア
も出ました。

わたくし古川が描いた、外構イメージスケッチを皆で
持ち歩き、スケッチと現地を見比べながら
意見やアイディアを出し合い、新たな計画のきっかけ
とする機会とした敷地ブレンストーミング。
植栽・外構計画の担当 吉田さんによる
さらに進化した、外構計画提案となると思います。

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◆古川が描いた、外構イメージスケッチを皆で持ち歩き
 スケッチで描かれた場所に佇みながら感じる感覚や
 アイディアを出し合う、敷地ブレンスト―ミングと
 なりました。
 

※合わせてご覧下さい。
基礎工事と残土&ランドスケープ

 

楽しい屋上「ペントハウス」

2017年03月22日

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楽しい屋上「ペントハウス

家や建築物の屋上に設けた小さな床面積の建築部分を
「ペントハウス」といいます。
一般的には、ビルの屋上にでるための、
階段やエレベーター、屋上に突き出た換気設備、
給水タンク置場などの塔屋を意味します。
屋上といえば、高い空、日射し、開放感とともに
デパート屋上の公園や、遊具を配したミニ遊園地など
子供のころに感じた、懐かしいワクワク感もあります。

川崎駅に近接する10階建てビルの屋上。
縁あってたまたま訪れた屋上のペントハウスは、
高さ5m程度の鉄骨フレームとネットによる構造物
で囲まれた、フットサルコートでした。

外部への騒音を気にすることなくボールを扱い、
大きな掛け声や笛の音など、全力で発散出来る環境。
天気の良い昼間は、丘の上にいるように、太陽の光も
雨風も、よりダイレクトに感じることでしょう。

そして何より、夕暮れ時にライトで照らされる
ペントハウスのスポーツ空間は、とても華やかでした。
プレーヤーがスター?に見える劇的空間。
競技場というより、まるで劇場空間のようです。

屋上は、都心部の利便性と限られた土地を有効活用する
場所。その利活用を促し支援するペントハウスの在り方
は、まだまだ無限大の可能性があるように思います。

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指定確認検査機関の中間検査 @木造住宅の家づくり

2017年03月17日

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指定確認検査機関の中間検査 @木造住宅の家づくり

建物建設では、国の定めた建築基準法に基づく建築である
ことを審査し確認するための「確認申請書」を、自治体
又は民間の指定確認検査機関に提出。
審査に合格した旨の確認済証を受領することで、工事を着工
させることが出来ます。

また、建物の完成では、確認申請で認められた建物が、
申請通り出来ているか、審査するための現地検査をともなう
「完了検査」の申請が日本では必須。合格し「完了検査済証」
を受領することで、全ての建物は竣工が迎えられます。

「中間検査」は、以上の「確認申請」と「完了検査」の間、
工事の中間で行われる大事な検査です。中間検査に合格して
いなければ完了検査も受けられません。
各自治体や建物の構造・規模等により、検査時期や項目に
違いがあるのですが、検査員1~2名による現地検査に合格
することで、以降の工事を進行させることが出来ます。

川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」で、
指定確認検査機関の中間検査が行われました。
川崎市の一般的な木造2階建て住宅では「屋根工事の工程」
が中間検査のタイミング。本件は、確認申請を提出した
SBC(湘南建築センター横浜支店)に必要書類を提出し
中間検査を申請。現地検査でも大きな指摘なく、
無事合格致しました。

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基礎工事と残土&ランドスケープ。

2017年03月16日

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基礎工事と残土&ランドスケープ。

敷地内に約1.7mの高低差がある環境。木造2階建て建物
が地面へ食い込むように配置する計画です。
地面に埋まる部分の空間は土を掘り下げ、コンクリート
基礎の垂直壁部分を、一般的な高さより高く立ち下げる、
深基礎形式とすることで空間を確保します。

ショーホーム計画「クラフトマンの家」が着工。
地盤の掘削工事から順調に基礎工事の工程に入りました。
深基礎形式とするため、土圧に対する耐力への対応と共に
防水性能を確保するため、コンクリートに特殊な液体を
混ぜ打設する方針(コンクリート躯体防水工法)を
採用しています。

基礎工事にともなう大量の残土(地盤の掘削で出る土)
は、本来排出することも大変なのですが、今回は建物本体
の周囲に盛ることで最大限活かし、丘のような前庭とします。
経済的に心地良い環境をつくる、目からうろこのような
このアイディアと工夫により、建物と外構が
一体的に連続したランドスケープ(諸要素による景観)
を生み出す予定です。お楽しみに!

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『住まいと暮らしのコンシェルジュ』模型展示 @二子玉川駅

2017年03月11日

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◆展示ブースの様子。
 住まいの一部にクリーニング店のある店舗併用住宅
 『洗たく屋さんの家』を展示しています。

 

『住まいと暮らしのコンシェルジュ』模型展示
@二子玉川駅

場所は二子玉川駅改札から直結するコンコース。
土地探しや住まいづくりなど、気軽にアドバイス頂ける
東急電鉄住まいと暮らしのコンシェルジュにて、
建築家紹介コーナーを設けて頂いています。
建築家31会メンバーで担当し交替でブースに展示。
同時に、予約制の個別セミナーや
ざっくばらんな相談会も開催しています。

現在、わたくし古川達也が担当。期間3/11(土)~24(金)
住まいの一部にクリーニング店のある店舗併用住宅
洗たく屋さんの家』を展示しています。
店舗併用住宅とは、住まいの一部に店舗がある住宅の
ことですが、実はクリーニング店に限らず、
理容室やカフェ、アクセサリー店や駄菓子屋さん、
アトリエやガレージなどなど、住まいの一部に店舗や
オフィス等がある住まいは、意外と多いケース。

 

住まいに店舗の看板を付けるだけでは
店舗併用住宅に成りません。

もちろん、住まいに店舗の看板を付けるだけでは
暮らしに活きる、店舗併用住宅には成りません。
そこには、機能性や経済性、快適性や意匠性、
法的な整理や、永く使うための柔軟性、
街並みや、まちづくりの視点からも、地域に愛される
住まいづくりのノウハウが必要です。
古川都市建築計画は、店舗併用住宅の設計を、
大変得意としております。

気軽にお立ち寄り頂き、是非展示をご覧下さい。
詳しくは、古川都市建築計画までお尋ね下さいね。

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◆明るい雰囲気のコンシェルジュ一角で、ブース展示。

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◆古川展示の様子。自由に持ち帰り頂ける、事務所案内
 リーフレットを置いています。模型と同じインテリア
 が実際の写真でご覧頂ける写真ファイルを備えました。
 是非お手にとってご覧下さい。

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◆頼れる物件情報も満載。買い物ついでに気軽に立ち寄れます。
 東急東横線車両内でも、ご案内されています ♪

 

※311東日本大震災の復興を願っております。
 古川達也

 

【ヨコハマNOW】3月号にコラムが掲載されました。

2017年03月10日

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【ヨコハマNOW】3月号にコラムが掲載されました。

横浜の文化・流行を発信する【ヨコハマNOW
横浜カルチャー/新しい建築とのかかわり方 にて
古川達也のショートコラムが、掲載されました。

コラムのテーマは、住まいのまわり。
住まいのまわりに、たった一本の樹があるだけで嬉しい、
というお話です。以前に設計した一戸建て住宅「山見の家
を紹介。住まいの新築(新しい建築)で、前からあった
一本の樹をシンボルツリーとして活かした実例です。

偶然ですが、この住まいの樹は今の季節にピッタリ!
春がそこまできている3月に、綺麗な白い花をたくさん
つけるモクレンの樹です。
お時間のある時に、ご覧いただけましたら幸いです。

※合わせてご覧下さい。
◆「山見の家」ホームページ竣工写真
◆「山見の家」暮らしの様子
◆「山見の家」TV番組【渡辺篤史の建もの探訪】
◆「山見の家」建築専門誌【新建築住宅特集】掲載
 

【ヨコハマNOW】って?

横浜に暮らす「人」の姿を多くの方々に知ってもらいたい
という主旨のもと、先人が築いてきた「横浜」、今の「横浜」
これからの「横浜」を、「人」を通して伝えることがテーマの
コンテンツが紹介されます。

横浜カルチャー/新しい建築とのかかわり方では、
古くて新しい価値観「暮らしをデザインする」を大切に活動
している、横浜元町AAスタジオ建築家メンバーが
情報発信しています。

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建築家31会 トークショー・展示・相談会 vol.24 ありがとうございました。

2017年03月6日

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ご来場ありがとうございました!

 

3月3~5日の3日間、新宿パークタワー1階
ギャラリー3で行いました
建築家31会 トークショー・展示・相談会 vol.24 。
無事開催することが出来ましたこと、
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

次回開催は
6月30日~7月2日、会場は横浜赤レンガ倉庫です。
詳細は建築家31会ホームページでご案内して
参りますので、時々チェックして頂けましたら幸いです。

 

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◆模型とパネルによる展示。順番なくどこからでもご覧
 頂ける会場構成です。家づくりトークショーも同時開催。

 

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◆古川模型展示の様子。
 【山見の家】と、本展示会(第6回)にご来場頂いたお客様
 の住まい【図書館のある家】を展示しました。
 今回は、より詳しく説明補足出来ますよう、山見の家が
 掲載されている専門誌「新建築住宅特集」を閲覧出来る
 ようにしました。
 古川模型展示に関心をもって頂いたお客様の、住まい相談
 をお受けしました。日をあらためて、さらに詳しくお話を
 伺う予定です。

 

建築家31会 トークショー・展示・相談会 vol.24 開催のお知らせ

2017年03月1日

建築家31会vol.24
 

建築家31会 トークショー・展示・相談会
vol.24 開催のお知らせ

建築家たちと、会える、話せる、相談できる3日間。
会場では、建築家本人が模型の説明や、皆さまの
家づくり相談などを行います。
「家づくり本音対談トークショー」も同時開催。
様々な出会いを、楽しみにしております。

期間:3月3日(金)~5日(日)
場所:新宿パークタワー 1階(入場無料)
詳細:建築家31会ホームページをご覧下さい。

古川都市建築計画は2つの模型を展示予定です。
是非間近でご覧下さい。

図書館のある家【長い壁面収納書棚・広いテラス】
・本展示会(第6回)に来場されたお客様の住まいです。
山見の家【ワンルームスタイル・木デッキ・借景】
・可動家具による居場所自由自在の大らかな住まいです。

 

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前回開催の様子。