着工「緑景の家」 建物本体の位置出し。

2015年07月31日

 

新築住宅「緑景の家」。

既存古家を解体し、建物本体工事が着工。
敷地を概ね整地したところで、建物本体が建つ地盤レベルの
基準点や、正確な位置出しに着手。作業に立会いました。

長い設計期間、図面の中で向き合ってきた
ミリ単位の寸法が、現場に落とし込まれていきます。
皆さま、工事の無事を祈念します。
よろしくお願い致します!

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◆座標を入力した測定機器を使い、距離・レベルを出して頂く
 作業(有限会社ポラリス)。わたくし古川(右)は、実施設計図
 をもとに、現場のベンチマーク(基準点)を決めています。
 中山さん、スナップ写真ありがとうございます!

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◆緑深い敷地。敷地ラインが植栽に隠れてしまう箇所が多々
 あるため、敷地境界等が理解し易い目印を設置して頂きました。
 ありがとうございます。

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◆緑に囲まれた敷地に、建物位置を示す地縄張り(ぢなわばり)完了。
 夏に向かいより繁茂する樹木や竹が、建物位置に覆いかぶさる
 勢いです。

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◆地縄張りで確認できた建物位置にかかわる、伸び過ぎた枝葉を
 本件棟梁担当の加藤さんに切って頂きました。助かります。

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◆同時進行で、道路後退による敷地内擁壁の施工中。順調です。

 

『建築家によるリフォーム相談会 in 髙島屋』のお知らせです!

2015年07月25日

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  ◆横浜髙島屋ホームページより
 


『建築家によるリフォーム相談会 in 髙島屋』

老舗百貨店「髙島屋」店内の催事会場で行われる、
インテリアフェスティバル。
会期内、特別価格の家具などが、たくさん展示販売されるコーナー
にて、建築家によるリフォーム相談会を行う企画です。

会期・場所
7/22日〜27日  玉川髙島屋 6階
7/29日〜8/3日 横浜髙島屋 8階

内容
横濱元町AAスタジオの建築家メンバーによる、住まいの模型展示、
リフォーム相談、住まいに関するショートセミナー、など。
皆さまの家づくり、戸建て・マンション等のリフォームに
関するお悩みなど、気軽にご相談頂けますよう、日替わり
で建築家が滞在しています。(入場・参加とも無料)

会場内でインテリアセミナー
各会場で担当建築家による、インテリアセミナーを開催。
例えば古川は、横浜髙島屋8月1日(土)
PM1時~・3時~、各20分前後(途中参加・退席自由)
テーマ『リフォームが人生を変える』
リフォームの魅力について、実例を紹介しながらお話します!

※本企画は、髙島屋スペースクリエイツ/HOW’Sと、
暮らしをデザインする「横濱元町AAスタジオ
のメンバーによるコラボレーション企画となります。

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◆前回開催時の、古川によるショートセミナーの様子。
キッチンの、ちょっとした工夫についてお話させて頂きました。

 

菜園訪問で収獲体験。

2015年07月24日

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夕食の買い物に出掛けようとしていたところ
保育園の菜園で、手入れをされていた園長先生に
「シソ食べます~?」と、お声掛け頂きました。

一緒にいた次男は、偶然にもシソが大好物。
菜園に迎えて頂き、収獲させて頂きました。
「トマトもどうですか?」
おっと。。実は、トマトは苦手な次男。笑

若々しいきれいな緑のシソと、とれたてのトマト。
早速夕食に頂きました。
シソ、美味~い!
夕食のカツや豆腐サラダと合わせたら絶品です。

そして。。次男もトマトを食べました。
次男いわく
ん?食べられるかも~?、あれっ美味しいぞ~!
期待以上のリアクションです。笑

季節感と食の豊かさ。
ささやかな日常で感じることが出来ました。
ありがとうございました!

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◆園長先生に、コツを教えて頂きながら収獲。

 

選手が近い「ニッパツ三ツ沢球技場」

2015年07月23日

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客席とピッチの距離が比較的短く、選手が身近に感じら
れることで有名な「ニッパツ三ツ沢球技場」を訪れました。

この日は、横浜FC 対 ロアッソ熊本の試合。
より永く活躍を願う、11番三浦和良選手が
スターティングメンバーで登場。試合は3-0で
敗れましたが、いいプレーもみられ、楽しい時間でした。

さて球技場ですが、おそらく客席が小さ過ぎても、
また、大き過ぎても得られない感覚。
客席の角度、奥行き、規模のバランスも、きっと重要。
確かに選手の息づかいが聞こえてきそうな近さで、
とても躍動感が伝わる球技場だと感じました。
緑豊かな広い公園内に佇む風情と共に、
地元横浜ファンから、長く愛される施設であることが
分かるような気がします。

2020年東京オリンピック。
案が決まらず迷走する新国立競技場の有り方が
問われています。
何かヒントがあるような、無いような。。
ただ、選手や来訪者が、何度も訪れたくなるような
そんな場所が生まれることを願っています。

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◆ホーム自由席チケット

 

新築住宅『図書館のある家』 竣工写真のご紹介です!

2015年07月14日

 
<概要>
大らかな河川敷に面する、自然豊かな環境。約9600冊の書籍を所有するご夫妻の住まいとして、将来移り住むことも視野に入れた、終の棲家(ついのすみか)としてのセカンドハウスです。建物半分は住宅、もう半分は私設図書館で、互いに連続します。書架空間は、建物竣工後、施主自身で楽しみながら、徐々に書棚を造作していく予定。広いデッキテラスと繋がることで地域に開かれ、気軽に来客をお迎えする空間となります。 → 着手時のエピソードはコチラ

場所:長野県長野市   
用途:住宅(移住を視野に入れた別荘)
構造:木造2階建て
敷地面積:546㎡(165坪)
建築面積:102㎡(31坪)
延床面積:110㎡(33坪)
建築設計:古川都市建築計画
構造設計:レン構造設計事務所
施工:飯島建設株式会社イイケンハウス
屋内建具工事:中村木工所
居間家具:ボーコンセプト横浜店
写真:GEN INOUE

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将来のバリアフリーに配慮した、ほぼ平屋の構成。主要諸室は
全て1階です。一部を2階とすることで、目前に広がる川の
水面を上から眺められるようにしています。

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河川敷からみた南側外観。屋根は2寸勾配(2/10勾配)の
シンプルな片流れ形状。雪国であることを考慮し、雪解けが
玄関側に影響しない屋根の形を追求しています。

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遮るものなく広がる河川敷の景色を存分に楽しむ、大きな
開口部を配置。別荘として利活用し易いよう、シャッター
雨戸付きの窓(YKKap)を採用しています。

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接道している東側正面。左は河川敷、右は駐車スペース。
景色を取り入れたい河川敷の方角以外は、プライバシー
配慮から出来るだけ小窓にしています。

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玄関アプローチ。バリアフリー配慮から、積雪メンテナンス
し易い、コンクリート刷毛引き仕上げのスロープを設置。
オリジナル製作手摺、及びオリジナル木製引戸を採用しました。

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玄関ホールは書庫そのもの。住まい手も来客も、沢山の本に
迎えられます。本の背表紙に誘われ、手に取りそのまま読書。
今後本が入ると、楽し過ぎて居間にたどり着けないかも。笑

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河川敷に面する心地良いテラスに、そのまま本を持ち出して読書
出来る空間。また、大勢の来客がある場合は、テラスがそのまま
玄関になる考えです。

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全ての居室から、河川敷の緑が楽しめる構成。広いテラスに
フラットで連続することで、心地良い環境を満喫できます。居間
と寝室は4枚引込戸により、しっかり間仕切ることも可能です。

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日ごろはご夫妻での暮らし。水周り・居間・寝室が各々孤立せず
コンパクトに繋がる構成。居間は屋根勾配を活かした高い天井。
寝室上部は、広い小屋裏収納です。

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書棚のある、居間と寝室。オーディオ機器やTVなどの家電は
書棚の一部に組み込む構成。

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心地良い景色を感じながら調理出来るキッチン。経済性と機能性
を重視したシステムキッチンを採用。背面カウンター戸棚は、
細かく利活用を相談しながら設計した、オリジナル製作です。

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水周りがコンパクトに隣り合う家事にやさしい空間。採光と通風
を重視、景色を垣間見ることも出来る洗面が心地いい。段差の
ない機能的なユニットバスは、引戸採用のバリアフリー仕様です。

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低めの天井で落ち着いた寝室から、高い天井の伸びやかな居間と
テラスへ繋がる空間。書棚の向こうに書斎が見える、心地良い
距離感を大切にしています。

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居間と吹抜けで繋がる2階多目的室。川の風景が楽しめる、
眺望スペースです。主にご親族や来客用の客間として活用。
引戸で分割可能です。手前は寝室上部の、広い小屋裏収納。

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2階多目的室からの眺め。夏は深い緑、冬は樹木の葉が落ち、
どこまでも続く山並みや、ゆっくり流れる川の水面を見渡せます。

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木デッキテラスと吹抜けのある居間は、引戸によって微調整可能。
季節や時間帯、暮らしのリズムに合わせ、様々な居心地を生み
出すことが出来る空間です。

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大好きな本と、借景としての緑豊かな環境を、存分に味わう
ことが出来る住空間。

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アウトドアライフを、より楽しむための庇がある木デッキテラス。
少々の雨でも、心地良く外の風情を楽しめます。

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居室の延長としての、木デッキテラス。コンクリートテラスは、
家庭菜園の野菜を洗ったり、火鉢を楽しんだりする目的もあり。
早朝のコーヒー、バーベキュー会、夕暮れ時のビール、などなど。

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テラスは、もう一つの玄関。来客をテラスでおもてなしする機会
が増えそうです。

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日が暮れたら、例えば、お酒を飲みながら読書。。
やってみたいことが増える。。 時間の使い方が変わる。。
そんな住空間に、育っていく予感です。

 

緑化カーテンと、美味しいブラックベリー。

2015年07月11日

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ご近所の保育園。

日射の強い南側道路際に、緑化カーテンが設けられています。
アサガオとゴーヤーが広がる緑の壁面は、
地上から2階に届く勢い。
テラスの子供たちを守る日除け。調度良いプライバシー
も確保出来るだけでなく、道行く人の目にも優しい。
ソフトな街並みを生みだしてます。
きっとゴーヤーの収獲も楽しみですね。

さて、緑化カーテンの一部はブラックベリーが豊作。
遠くからみると赤く色づいてます。

「ちょっと酸っぱいですよ。」

収獲している園長先生のお声掛けがあり、
その場で熟れた黒い実を取って手渡しして頂きました。
そのまま、口に入れる。

美味い!!新鮮でさわやか、甘酸っぱい自然な味わいです。

「みんなで収獲してジャムを作るんです。」
と、お話し下さいました。。さらに
「いつでも勝手に取って食べてイイですよ。」と。笑

いや、さすがに、そんなわけにいきませんが
とても嬉しい朝のお声掛け。
心地良い気分で仕事に向かいましたよ^^。

ありがとうございました。

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開かれた庭 @洗たく屋さんの家

2015年07月9日

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以前に設計した「洗たく屋さんの家」に伺いました。

フェンスを設けない、街に開かれた庭は、
まさに暮らしの庭。
特に、花の開花や、作物の収穫は
道行く地元の方々との、
会話のきっかけになっているようです。

ナス、キュウリ、トマトが育ち、
子供たちは、小さな生き物を育てたり。。
少し前までは無かった、木製ブランコも
仲間入りしていました。常に進化しているのだ!笑
ご主人によると、
何しろ、ここミニ菜園で収獲した枝豆が
最高に美味いそうです^^。

水をあげたり、収獲したり、
ご家族みな、それぞれ気が付いた時に手を入れ、
気軽に庭のお世話をしているとのこと。

伺うたびに変化し、
楽しませてくれる、開かれた庭。
眺めて楽しむ庭があるとしたら、ここの庭は
ご家族皆で、使って楽しむ庭。
とってもアクティブで、ワクワクして、

そして、やさしい。

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