指定確認検査機関の完了検査 @心地よい風と緑のある家

2017年05月10日

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◆完了検査を終えた、出来たてホヤホヤ?の2階リビング。
オープンキッチン・スタディコーナー・ラワンベニヤ目透かし
張りの傾斜天井・ニッチ・ご家族が時間を掛けて選んだ照明
など、皆で生み出した工夫が、夕暮れ時に浮かび上がり感動!
 

指定確認検査機関の完了検査 @心地よい風と緑のある家

建物建設では、国の定めた建築基準法に基づく建築である
ことを審査し確認するための「確認申請書」を、自治体
又は民間の指定確認検査機関に提出。審査に合格した旨の
確認済証を受領することで、工事を着工させることが出来ます。
また、建物の完成では、確認申請で認められた建物が、
申請通り出来ているか、審査するための現地検査をともなう
「完了検査」の申請が日本では必須。合格し「検査済証」
を受領することで、全ての建物は竣工が迎えられます。

川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」が工事の
終わりを迎え、指定確認検査機関の完了検査が行われました。
確認申請を提出したSBC(湘南建築センター横浜支店)に
必要書類を提出し完了検査を申請。現地検査が行われ、
大きな指摘なく無事合格、後日「検査済証」を受領しました。

完了検査の立会い日に合わせ施主・施工・設計の3者で集合。
住まい本体工事終了後に予定していた、玄関ポーチ・植栽
・駐車スペースなど、外構計画の調整打合せを行いました。

本体工事が終わっているので、空間の特徴や日々の使い勝手
等も、皆で想像し易くなっている状況です。
車で帰ってくる動線、新聞配達・来客等の視点、子供や
お年寄りの視点など、その場でスケッチしながら、皆で
意見やアイディアを出し合う打合せとなりました。
住まいご家族の気持ちや雰囲気がそのまま表れる
素敵な外構となりそうです。

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◆完了検査の様子。検査員が現地隅々を検査します。
 中山建設中山さんと古川で、検査に立ち合いました。

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◆皆のアイディアを取り入れ、古川がその場でスケッチ。
 スケッチと現地を見比べつつ方針を決めることが出来ました。

 
 

指定確認検査機関の中間検査 @木造住宅の家づくり

2017年03月17日

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指定確認検査機関の中間検査 @木造住宅の家づくり

建物建設では、国の定めた建築基準法に基づく建築である
ことを審査し確認するための「確認申請書」を、自治体
又は民間の指定確認検査機関に提出。
審査に合格した旨の確認済証を受領することで、工事を着工
させることが出来ます。

また、建物の完成では、確認申請で認められた建物が、
申請通り出来ているか、審査するための現地検査をともなう
「完了検査」の申請が日本では必須。合格し「完了検査済証」
を受領することで、全ての建物は竣工が迎えられます。

「中間検査」は、以上の「確認申請」と「完了検査」の間、
工事の中間で行われる大事な検査です。中間検査に合格して
いなければ完了検査も受けられません。
各自治体や建物の構造・規模等により、検査時期や項目に
違いがあるのですが、検査員1~2名による現地検査に合格
することで、以降の工事を進行させることが出来ます。

川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」で、
指定確認検査機関の中間検査が行われました。
川崎市の一般的な木造2階建て住宅では「屋根工事の工程」
が中間検査のタイミング。本件は、確認申請を提出した
SBC(湘南建築センター横浜支店)に必要書類を提出し
中間検査を申請。現地検査でも大きな指摘なく、
無事合格致しました。

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中間検査 @木造2階建て住宅の工事途中

2016年10月22日

 
中間検査

建物建設では、国の定めた建築基準法に基づく建築で
あることを審査し確認するための「確認申請書」を、
自治体又は指定確認検査機関に提出。審査に合格した旨の
確認済証を受領することで、建設を進めることが出来ます。

また、建物の完成では、確認申請で認められた建物が、
申請通り出来ているか、審査するための現地検査をともなう
「完了検査」の申請が日本では必須。合格し「完了検査済証」
を受領することで、全ての建物は無事竣工が迎えられます。

実は以上の「確認申請」と「完了検査」の間で、
「中間検査」も行われています。
各自治体や建物の構造・規模等により、検査項目の有無に
違いがあるのですが、例えば横浜市における
一般的な木造軸組2階建て住宅ですと、
全軸組緊結完了時(構造耐力上主要な屋根・柱梁・壁、
各接続部の金物などの施工が完了した状態)で「中間検査」
の申請を行い、検査員1~2名による現地検査に合格する
ことで工事を進行させることが出来ます。

横浜市の新築住宅計画「中庭ガレージの家」も
指定確認検査機関による「中間検査」が行われました。
指摘事項なく無事検査終了。
関係の皆さまに嬉しい報告が出来ます。

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写真は「中庭ガレージの家」検査員による現地検査の様子。
敷地と建物距離が申請通りであるか、建物の高さや屋根勾配
等が申請通りであるか、構造耐力上必要な金物が取付されて
いるか等々検査が行われました。
「中間検査」は、建物が完成すると見えなくなってしまう
部分が主な検査項目となりますので、合格のお墨付き
は施主ご家族にとって住まいの安心に繋がるものと考えます。

参考:横浜市建築局、中間検査の解説

確認済証の受領

2016年04月12日

20160412確認済証
 

確認済証を受領しました。

新築住宅計画「雪深い町の家」は、
指定確認検査機関「日本ERI横浜支店」にて
確認申請の手続きを行い、無事
確認済証を受領しました。
施主ご家族へ、良いご報告となりました。
法的には本日より工事着工が可能です。

本件は、敷地と前面道路(県道)の間に水路
(町の河川)があり、小さな橋でつながる状況。
確認申請では接道の許可申請(都市計画法43条
許可)について、要不要が議論となりました。
公的機関との時間をかけた事前協議により、
河川は道路側溝(道路の一部)として
位置づけられることに。橋の在り方にかかわらず
許可不要となったことが幸運でした。

一方、公共下水道の整備がない地域のため
敷地内に設置する、浄化槽の届出書添付など、
当初から建物以外の部分が主な課題※。
最終放流場所の協議や、地域の慣例などが
非常に重要なのですが、施工予定の現地施工会社
黒姫ホームサービス様に、必要添付書類の作成など
ご協力頂きました。

関係の皆さま、ありがとうございました。
本工事も、よろしくお願い致します!
 

※古川都市建築計画では、建物本体の設計・監理
だけでなく、関連する土地環境の調査・公的機関との
事前協議など、しっかり行いながら設計を
進めて参ります。お問合せフォームなどより
是非気軽にご相談下さい。
 

雪国の行政機関で事前協議。

2016年02月15日

 

新築住宅計画「雪深い町の家」。

実施設計が概ね終了し、施主ご家族よりご紹介の
ありました施工者様の工事費見積り内容も、皆で共有
でき着地点が見えて参りました。

このタイミングで、数日の現地滞在を予定し、
行政機関への事前協議を決行することにしました。
雪降る長野へいざ!

本件協議は、長野市の長野県長野地方事務所が主です。
まず、敷地と前面道路との間にある水路の扱いを
協議するため4Fの維持管理課でヒアリング。
水路の所有者を正しく確認するため、離れた場所に
ある法務局で登記資料入手。これらの成果をもって
1Fの建築課でヒアリング・協議となりました。

さらに日をかえ、20キロ離れた現地信濃町役場でも
ヒアリング。水路に関する、長野県の見解等を申し伝え
無事、確認申請に向けた建築条件が整理できました。

長野滞在まる2日半、事前協議の旅。
少々苦戦しましたが収穫あり。頑張って参ります!

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長野市内、基本は徒歩移動。協議用の資料と着替え諸々
の入った荷物を引きずりながら、まわりました。笑

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長野県長野地方事務所の案内板。1Fと4Fを往復する
ことになりました。おそらく建設関係、同業の皆さま
同じように行動されているのだろうな、と感じました。
地域の常識なのでしょう。

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水路の所有者を正しく確認するため、離れた場所に
ある法務局で登記資料入手。

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長野市内、関係機関を行き来している間に雪が舞う。
長野ですね~。

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豪雪地域の信濃町役場。1mの積雪、流石でした。笑

市街化調整区域許可、風致地区許可、確認済証 トリプル受領

2015年06月19日

 

新築住宅「緑景の家」。

横浜市建築局にて、各許可申請を提出し約2週間。
全ての許可がおりたという連絡があり、受け取りに行きました。
其々たった一枚の許可書のために、7カ月近く取組んできたと
考えると、重い、重い、とっても重い一枚です^^。

◆6F調整区域課より、市街化調整区域の許可
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◆7F建築環境課より、風致地区の許可
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2つの許可証原本と写しを持参し、既に準備してあった
書類を持って、そのまま指定確認検査機関(今回は湘南建築センター
横浜店)に向かい、確認申請書を提出しました。
フラット35利用のため、設計検査申請書も同時提出です。

そして、なんと!
事前相談における修正や、図面の差し替えをしつつ、待っていれば
決裁にまわり、その場で確認済証及びフラット35設計検査合格証が
受領できるということになりました。ありがたいことです。
何よりクライアントご家族に、嬉しい報告が出来ます。
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市街化調整区域許可 & 風致地区許可 & フラット35含む確認済証
トリプル受領。
私にとって、全てを同じ日に受け取る機会は、
これからも中々無いかも。

喜びをかみしめ?、夜は自宅でお酒を呑んで祝おうと
思っていたのですが、
テレビを見ながらそのまま寝てしまうという、
もったいない夜を過ごしました。笑
役目を果たし、少々ほっとしたのかもしれません。

いよいよ現場着工です。
関係の皆さま、よろしくお願い致します!

 

市街化調整区域・風致地区の許可申請提出

2015年06月2日

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新築住宅「緑景の家」。

JR関内駅近くの横浜市建築局で、各許可申請について
受領頂き、許可の手続きに入りました。

①市街化調整区域における許可
 市街化を抑制するよう定めた地域内の、建替え・崖・
 擁壁等に関する許可申請。→6F調整区域課
②風致地区における許可
 建物・擁壁建設、木・竹林伐採等に対する補植や、
 自然美の維持保全計画の許可申請。→7F建築環境課

それぞれ問題が無ければ約2週間で許可がおりるとのこと。
許可後は、いよいよ通常の確認申請です。
こちらは既に申請機関に対し事前相談してありますので
比較的スムーズに、おろして頂けると考えています。
関係の皆さま、あと少しです。よろしくお願い致します!
 

市街化調整区域・風致地区の許可申請について

さて、本件は自然豊かな環境にある古家を新居に
建替える計画。
敷地が「市街化調整区域」及び「風致地区」に属すため、
いかなる建設であっても、内容を事前に市と協議。
最終的に必要書類を提出し、許可がおりることにより、
はじめて建設可能となるプロジェクトです。

実は、提出物には実施設計図が含まれるので、設計が
全て終わった状況から、許可申請に着手し、万が一許可が
おりなかった場合は、設計が全て無駄になります。
さらに、施主ご家族は、古家付きの土地を購入するところから
はじめているので、建たない土地では、土地購入自体が
破綻しますので、あってはならない事態です。

従って、土地購入前の段階からご相談を受け、施主ご家族と、
間取り等住まい自体の打合せを重ねつつ、
同時に、市の建築局へ通い、考えている住まいの建設は
可能か、規制や守るべき条件は何か等の協議を重ね、
今回の許可申請手続きを迎えています。
許可後の「確認申請」も、許可と同じ実施設計図が
添付書類となりますので、これまで同時進行で、
事前相談を重ねてきました。
全ての歩みがかみ合い、一番良い形で進むよう願いつつ
全力で取り組んで参ります。

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一番左は、後日提出の「確認申請書」正副(フラット35
設計検査申請含め、既にいつでも出せるよう準備済み)
その他が、今回横浜市建築局へ提出した書類です。
結果的に外構計画の整理が最も重要となりました。
◆中央の書類(調整区域課へ「市街化調整区域」関係提出)
・建物の新築許可申請書等
◆右4つの書類(建築環境課へ「風致地区」関係提出)
・風致地区内行為許可申請書、及び建築物設計書
・工作物設計書(道路後退による敷地内の擁壁計画)
・宅地の造成等設計書(1.5m超の切土が伴う造成計画)
・木竹伐採設計書(擁壁建設に伴う竹林伐採と補植計画)

 

【つなぐ庭の家】確認済証を受領しました。

2014年03月10日

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新築住宅【つなぐ庭の家】
実施設計をへて、指定確認検査機関に提出していました
確認申請の審査が終了し、
本日無事「確認済証」を受領。同時に、フラット35設計検査
合格通知書を受領しました。
はれて着工を迎えることが出来ます。

フラット35適合証明を受けるために必要な分厚い仕様書。
申請提出時、工種ごとに細かく分けられた必要な項目に
全てチェックを入れ、提出しています。

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本件の敷地は、建築基準法第42条2項にあたる幅員4m
未満の道路に面しているため、原則として道路の中心線から
2m後退した線を、道路境界線とみなす緩和規定により、
建物を建てることが出来る敷地です。

申請では微妙にいびつで、並行でない道路の中心線と
セットバックによる敷地の形状・面積などの解釈について、
事前協議と地道な調整がともないましたが、
無事本日を迎えられたことを嬉しく思います。

【つなぐ庭の家】コンセプトはコチラ→

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中山建設 中山さん撮影:お客さまとの申請直前打合せの様子。