『店舗併用住宅』が相談できる建築家の展示。10/4~10/18 @二子玉川駅

2019年10月7日


二子玉川駅構内ショーウィンドウでご紹介頂いてます。

 

『店舗併用住宅』が相談できる建築家の展示。10/4~10/18 @二子玉川駅

二子玉川駅改札から直結する人通りの多いコンコース。土地探しや住まいづくりなど、気軽にアドバイス頂ける東急電鉄住まいと暮らしのコンシェルジュ二子玉川店にて、『店舗併用住宅』の計画や具体的設計が相談できる建築家として、ご紹介頂いてます。

期間は10/4(金)~10/18(金)。店内では、古川都市建築計画の設計した住まいの一部にクリーニング店のある店舗併用住宅の実例【洗たく屋さんの家】模型等が展示されています。建築家31会メンバーとして、コンシェルジュにおける予約制の個別セミナーや、ざっくばらんなご相談もお受けしておりますので、詳しくは二子玉川店までお問合せ下さい。
 

店舗併用住宅とは?

店舗併用住宅とは、住まいの一部に店舗がある住宅のことです。理容室やカフェ、アクセサリー店や駄菓子屋さん、アトリエやガレージ等々、住まいの一部に店舗や仕事場等がある住まいは多く、ライフスタイルも様々です。一方、住まいに店舗の看板を付けるだけでは暮らしに活きる、店舗併用住宅には成りません。そこには、機能性や経済性、快適性や意匠性、法的な整理や、長く使える空間の柔軟性、街並みや、まちづくりの視点からも、地域に愛される住まいづくり・店舗づくりのノウハウが必要です。古川都市建築計画一級建築士事務所は、店舗併用住宅の設計を、大変得意としております。簡単なアイディア提案から、具体的な設計・監理まで様々なかたちで対応できますので気軽にご相談下さい。
古川達也

 


二子玉川駅改札から直結する人通りの多いコンコース。土地探しや住まいづくりなど、気軽にアドバイス頂ける東急電鉄住まいと暮らしのコンシェルジュ。(2019年10月4日撮影)
 




店内の建築家特設コーナーでご紹介頂いてます。建築家31会メンバー建築家が交代で展示。展示台下はメンバー全員実積紹介ファイルが常設されており、様々な実例データをいつでも自由に閲覧できます。(2019年10月4日撮影)

 

※以前の展示の様子です。合わせてご覧ください。
 
2019年3月 古川達也の展示の様子
2018年8月 古川達也の展示の様子
2018年1月 古川達也の展示の様子

 

店舗併用住宅 『和定食屋さんの家』 竣工写真のご紹介です!

2019年06月6日

 

<概要>
和定食のお店を独立開業したご夫妻の住まいです。1階が店舗スペース、2階がご夫妻の住まう居住スペース。来客が多いライフスタイルから、店舗だけでなく住空間においても、来客を楽しくお迎え出来るよう工夫しています。外観は雪国である上越市の地域性として、商店が並ぶ街並みでみられる、雪よけの屋根「雁木(がんぎ)」をモチーフとした構成が特徴です。

場所:新潟県上越市   
用途:店舗併用住宅(住宅+飲食店)
構造:木造2階建て
敷地面積:381㎡(115坪)
建築面積: 96㎡(29坪)
延床面積:157㎡(48坪)/住宅85㎡+店舗72㎡
建築設計:古川都市建築計画
構造設計:宮崎構造設計事務所
設備設計:環設備設計
厨房設計:株式会社マルゼン
熱環境設計:株式会社イゼナ
施工:株式会社カネキ屋工務店
ロゴ・グラフィックデザイン:宮崎紘恵
写真:櫻井大士

 


雪国である上越市の街並みでみられる、雪よけの屋根「雁木(がんぎ)」をモチーフとした外観。1階が和定食を楽しめる店舗(和みめしやHAJIME)スペース、2階がご夫妻の住まう居住スペースです。雁木は店舗の顔であると同時に、待合いベンチ、バリアフリー・スロープ、木格子引戸を備え、お客様をお迎えします。

 


グレー色のざっくりとした質感の外壁と、スギ・ヒノキ材を使った木素材を採用したシンプルな構成。来客車両などの出入りのため、外構床は全て雪掻き作業がし易いようアスファルト舗装としています。

 


自然の竹を使った店舗入り口の暖簾。宮崎紘恵さんによるロゴ・グラフィックデザインです。お米、稲穂、皿、お椀、お月様などがモチーフで、逆さにみると店名の一字である漢字の「和」になっています。

 


出入り口方面からみる店内。中央奥が厨房、左は道路に面するカジュアルな客席(8席)、右は少し落ち着いた客席(12席)。収納を兼ねた壁際の固定ベンチと、椅子テーブル配置の組み合わせで、様々な居心地の客席構成を可能としています。

 


寒い冬の暖をとるだけでなく、火を眺める楽しさのある薪ストーブを設置しています。新しい試みとして、薪ストーブの暖気を天井ふところ(1階と2階の間)全体に取込み、2階床全体に設置した蓄熱材(水蓄熱アクアレイヤー/株式会社イゼナ)で蓄熱。その輻射熱によって上・下階全体を暖めるしくみを発案。建築・構造・設備が一体となった全国初のシステムです。

 


オープンスタイルの厨房から、客席全体が見渡せる空間構成。お客様へのケアやサービスを重視している店主ご夫妻の思いを形にしています。

 


出来るだけ自然採光と風通しを活かしながら、落ち着いた雰囲気となるよう窓際に竹を細かく並べています。竹は施主が所有する山小屋の敷地内で採れた自然の竹です。

 


来客の人数や予約の人数構成により、様々なバランスで椅子テーブルを移動配置出来る適度な余白と、無駄のないシンプルな客席空間です。

 


客用トイレ・手洗い空間。車椅子でも利用できる広めのスペースとし、全ての出入りで引戸を採用。バリアフリーに配慮した店舗です。

 


店舗出入り口の風除室。寒さや海からの強風に対する建物機能だけでなく、店舗前室として来訪者に季節感や地域情報等を伝えたり出来る展示スペースになっています。石器に水をためスイカや夏野菜、ラムネを浮かべるかも^^。

 

 


2階住居へ靴のまま上がれる屋内階段。店舗客席と繋がり店主だけでなく来客も靴のまま1・2階を行き来できます。階段左官仕上げは、何と施主奥様のDIY自主施工。プロ級^ ^(仕上げ材:モールテックス)。

 


2階住居用の玄関。店舗だけでなく住空間においても来客をお迎え出来るよう、靴箱のかたちを工夫。上部扉付き部分はプライベート用、下部オープン部分は来客用の靴置場としたオリジナル造作家具です。

 


明るさや広がりが感じられるよう、片流れ屋根の勾配をそのまま活かした高い天井のリビングダイニング。

 


家庭用キッチンを使ったプライベートなお料理教室もできるよう、キッチンはオープンスタイル。畳室はリビングの延長としても独立した客室としても活用出来るよう建具で仕切ることが可能。

 


畳室の小上がりは薪ストーブの暖気がいきわたります。掘りごたつやリビングに暖めた空気を送る木製のスリットが設けられています。

 


4枚引戸の開閉により畳室とリビングの関係を調整。利活用のはばを広げています。

 

 


リビングを見下ろす片流れ屋根を活かしたロフト空間。リビングや寝室と繋がりライフスタイルの変化に応じた使い方が出来ます。

 


畳室の掘りごたつはテーブルを片付け、フラットな板床にすることが可能。大勢の客布団を敷くことができます。実は何と落語の寄席を行うことも想定。畳室が舞台、リビングが客席となるよう予め考えられています。

 


隣接する奥さまご実家敷地内、柿の木ごしに見る風情。ご実家方面とのつながりなどから、住居玄関(左)と厨房勝手口(右)が配置されています。

 

 


夜の会食でお客様を迎える風情。プライベートな明かりをおさえ、雁木が引き立つ照明計画としてアプローチの工夫をしています。

 

 

◆店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」工事&あゆみ。

地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有
足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ
確認検査&フラット35S適合証明「完了検査」
竣工お引渡し。
竣工スナップ写真紹介【店舗編】
竣工スナップ写真紹介【住宅編】
雁木に暖簾と旗看板が付きました。
大切な日にお招き頂きました。
「和みめしやHAJIME」オープンレセプション

 

家具・建具や人を入れたイメージ模型 @店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年08月1日


縮尺1/50イメージ模型。来訪者にとって正面となる北東側
外観です。雪国である新潟県上越市の地域性として、
商店が並ぶ街並みでみられる雪よけの屋根「雁木(がんぎ)」
をモチーフとした構成です。

 

家具・建具や人を入れたイメージ模型
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

古川都市建築計画では設計時、図面と同時進行で模型を
作ります。プロジェクトの性格に合わせて、大きさや
表現密度なども変えつつ製作。形態や空間の特徴など
関係者皆で共有することが、模型の主な利活用です。

従って、屋根・壁などの主要な骨格だけを早めに作って
おき打合せで活用。計画の進行に合わせ、仕上げや
ディテールを後から足し引きします。
実は、工事が着工してからも打合せの深度に合わせ、
その都度模型に手を加えることも、非常に多いです。

つまり、設計が全て終わり、確認のために実施設計の
成果品として模型をつくるのではなく、むしろ案が
定まっていない状況下で、各部の方針を一つ一つ決めて
いく、検討用の道具として模型を位置付けています。

本件縮尺1/50イメージ模型も、関わる方々のアイディア
やアドバイス等に合わせ、風合いや素材感、家具や建具、
佇む人の風情なども、着工後に手を加えています。
建物が竣工するまで、少しずつ進化する模型として、
プロジェクトの進行に役立てています。
 

※合わせてご覧下さい。
着工後、工事関係者と模型を使った意見交換の様子
地鎮祭と工事契約の様子
 


北側外観。1Fは店舗で2Fが住宅です。雪国である新潟県
上越市の街並みでみられる雪よけの屋根「雁木(がんぎ)」
が店舗の入り口となり、待合いとしてベンチも配置。
雁木は、雪かきを軽減する快適なバリアフリー動線として、
車椅子にも対応するスロープを備えています。


北西側外観。西側1Fの庇下に、住居出入り口と店舗厨房
の勝手口を配置しています。


雁木の店舗入り口から入ると正面に薪ストーブが見えます。


オープンスタイルの厨房。客室は20席で、施主ご夫妻が
全体を丁寧にケアできるワンルーム。
手前のリラックスしたスペースと、奥の落ち着いたスペース
が緩やかに繋がる構成です。


開口部に、あえて格子を設けることで、落ち着いた雰囲気
のスペースを生み出します。


客室全体の構成。客席は椅子テーブルの移動で、様々な
人数構成に対応。レジの上は神棚を設置。


厨房からみた客室。お客様の出入りを把握出来るよう、
店舗出入り口が見通せる工夫をしています。


客室と厨房の境は、食の提供や飾り棚など、和定食屋さん
としての利活用や風情など模索中。まだまだ進化の予定。



2F店主ご夫妻の住居、リビングダイニングと畳室。
掘りコタツのある畳室は、リビングと建具で仕切ること
が可能。公私で活用するフレキシブルスペースとして
位置付けています。

 

模型に屋内家具・建具や人を入れる検討

本件は工事が着工してから、具体的な仕上げや造作などが
決まってきていることもあり、施工担当者の皆さまとの
打合せ日程に合わせて、皆で確認したい造作家具などを
付け足しています。
やはり、家具・建具や人などを入れると、各部のスケール
感や空間の目差すところが、とても分かり易くなります。




1F和定食屋さんに、造作家具等を入れる前と後の状況。




2Fリビングダイニングと畳室に、造作家具等を入れる
前と後の状況。



リビングと畳室の関係も、家具・建具・人などを入れる
ことで、風情や課題が関係者間で共有し易くなります。

 

<「和定食屋さんの家」概要>

和定食のお店を独立開業するご夫妻の住まいです。1階が店舗スペース、2階がご夫妻の住まう居住スペース。来客が多いライフスタイルから、店舗だけでなく住空間においても、来客を楽しくお迎え出来るよう工夫しています。外観は雪国である上越市の地域性として、商店が並ぶ街並みでみられる、雪よけの屋根「雁木(がんぎ)」をモチーフとした構成が特徴です。

場所:新潟県上越市
用途:店舗併用住宅(1F店舗、2F住宅)
構造:木造2階建て(ロフト有り)
敷地面積:381㎡(115坪)
建築面積: 96㎡(29坪)
延床面積:157㎡(48坪)

『店舗併用住宅』が相談できる建築家としてご紹介頂いてます。@東急電鉄

2018年01月26日


街歩きで目にするショーウィンドウでご紹介頂く機会。

 

『店舗併用住宅』が相談できる建築家
としてご紹介頂いてます。

二子玉川駅改札から直結する人通りの多いコンコース。
土地探しや住まいづくりなど、気軽にアドバイス頂ける
東急電鉄住まいと暮らしのコンシェルジュ
二子玉川店にて、『店舗併用住宅』の計画や具体的設計
が相談できる建築家として、ご紹介頂いてます。

期間は1/25(木)~2/9(金)の2週間。
店内では、古川都市建築計画の設計した
住まいの一部にクリーニング店のある店舗併用住宅の
実例【洗たく屋さんの家】模型等が展示されています。
建築家31会メンバーとして、
コンシェルジュにおける予約制の個別セミナーや、
ざっくばらんなご相談もお受けいたしますので、
詳しくは二子玉川店までお問合せ下さい。
 

店舗併用住宅とは?

店舗併用住宅とは、住まいの一部に店舗がある住宅の
ことです。理容室やカフェ、アクセサリー店や
駄菓子屋さん、アトリエやガレージ等々、
住まいの一部に店舗や仕事場等がある住まいは多く、
ライフスタイルも様々です。

一方、住まいに店舗の看板を付けるだけでは
暮らしに活きる、店舗併用住宅には成りません。
そこには、機能性や経済性、快適性や意匠性、
法的な整理や、永く使うための柔軟性、
街並みや、まちづくりの視点からも、地域に愛される
住まいづくり・店舗づくりのノウハウが必要です。

古川都市建築計画一級建築士事務所は、
店舗併用住宅の設計を、大変得意としております。
簡単なアイディア提案から、具体的な設計・監理まで
様々なかたちで対応できますので気軽にご相談下さい。
古川達也

 



東急電鉄住まいと暮らしのコンシェルジュ二子玉川店。
住まいや暮らしの情報が集まり、一般のお客様が
利用し易い多くの工夫が成されています。



店内に特設コーナーを設けて頂いてます。
ありがとうございます。

 

ランドマークとしての「銭湯の煙突」

2017年02月25日

IMG_1051
 

街並みの目印で、象徴になる建造物や記念物などの
対象を、ランドマークといいます。
パリのエッフェル塔、ロンドンのビッグベン、
バルセロナのサグラダファミリア、等々

世界の有名なランドマークは、誰もが知るところ。
しかし、実は我々が住む地域には、ついつい目がいき
街並みにあって毎日のように必ず眺めてしまう目印、
ささやかなランドマークもあるように思います。

例えば、銭湯の煙突。
縁あってたまたま仕事で訪れる街にあり、
気になってスナップ撮影。煙突を見上げながら、
どんなお風呂かなあ、コーヒー牛乳売ってるだろうか、
子供のころ、よく父と銭湯に行ったなあ。。
なんて想像しつつ、
早くも私自身、愛着がわきはじめているようです^^。

街並みの目印は、美しく際立つ形であることも重要
ですが、たよりなく古ぼけていたとしても、
皆それぞれの思い出や、ストーリーと結びつく
ことで、かけがえのない
ランドマークになる場合も、あると思っています。

 

柚子の実がなる木と模型?!

2016年12月15日

20161216樹木5

柚子の実がなる木と模型?!

寒くなるこの季節、街並みのあちらこちらで見かける柚子。
常緑の濃い緑の樹木に、
たくさんの鮮やかな黄色の実がつき印象的です。

道を歩いていて、柚子のなる木を見つけると
なぜか柚子風呂に入りたいなあ~と、思ってしまうのは
私だけではないはずです。笑

しかし、ここからは私だけでしょうか?
「柚子の木をみながら、柚子風呂に入ることの出来る空間」
があったらイイなあ!と思ってしまい、どんな空間が可能か
模型を作りながら構想をねることにしたのです。

なぜこんな面倒なことを?!と思うこと無かれ。笑
私にとって模型作りは、手早くイメージを形にする実験。
楽しみでもあります。
また進みましたら、随時ご紹介して参りたいと思います。

20161216樹木1
スポンジパウダーを使ったパーツをフラワーアレンジ用の
ワイヤーで束ね、イメージした枝葉のボリューム感を模索。

20161216樹木2
20161216樹木3
20161216樹木4
ミニカスミ草のドライフラワーを柚子の実に見立てる
アイディアに気が付き試してみる。中々です^^

 

※合わせてご覧下さい。
柚子の実がなる木と模型?!
柚子風呂を楽しむ空間の断面スケッチ
柚子風呂を楽しむ空間の模型制作
『柚子風呂パビリオン』の提案
『柚子風呂パビリオン』発表会 in CERA

 

第1課題「関内のオフィスビル」提出。

2016年11月12日

IMG_1878
 

2年必修第1課題「関内のオフィスビル」提出。
ズラリと並ぶ提出物された図面と模型は、街並みのようです。

未提出が少なく図面と模型がそろい、全体として平均点が高い
印象でした。
一方、模型が印象的でも、図面がきちんと描かれていない、
図面はそろっているが、模型が間に合っていない等、
案としては優秀作品と肩を並べていても、あと一歩及ばず
といった、おしい作品が沢山ありました。~今後の課題です。

関内近代建築の色彩をサンプリングした、街並みを意識した提案。。
横浜開港記念館「ジャックの塔」と対峙するガラスタワーの提案。。
敷地に残るレンガの遺構をモチーフとして空間に活かした提案。。
など、明確にコンセプトを表現した見応えある作品もありました。

講師の皆さま大変お疲れさまでした。
学生の皆さま提出お疲れさま。

@関東学院大学製図室

建築環境学科_3
◆わたくし古川も講評させて頂きました。(学科ブログより)

木陰のある「立ち寄りベンチ」♪

2016年08月14日

20160814永く楽しむ家ベンチ1
 

木陰のある「立ち寄りベンチ」♪

 

住まいの敷地と道路のちょうど境に設けた木製ベンチ。
花壇の可愛らしい花。背の高い植栽による木陰。
街並みを和らげ、道行く人々が、ちょっと荷物を
置いたり休んだり。。
どうぞご自由にお座り下さい、と語りかける場所。
誰もが心地良く利活用出来る、
ユニバーサルデザインを目指した街角です。

これは、古川都市建築計画で設計しました
永く楽しむ家」の外構で、
「立ち寄りベンチ」と名付けています。
お住まいのご家族から、嬉しいスナップ写真を
送って頂いたので、ご紹介させて頂きました。

ささやかでも、住まいが街に開くと素敵ですね。

20160814永く楽しむ家ベンチ2

震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」 事例紹介

2016年04月30日

 

『 永く楽しむ家 』
 

<建築概要>
2014年11月22日に発生した、長野県神城断層地震により被災した一戸建て住宅を、全改築する震災復興再生リフォーム。大屋根の瓦が落ち損傷、内外壁の割れも広範囲だったため、応急処置で無く重い瓦屋根の形状変更含む地震に強い耐震改修を行いました。より永く楽しく住まう家となるよう、屋内は床・天井仕上げに地場産信州唐松の無垢板を採用。既存の庭の眺めや自然通風・自然採光を重視しました。屋外は将来の介助動線を考慮した屋外スロープ設置など、バリアフリー化に配慮。私道に面する塀の一部をあえて開放し、ご近所の気軽な行き来を促す「立寄りベンチ」を配置するなど、声掛けや互いに助け合える街づくりを視野に入れた住空間になりました。

場所:長野県長野市
構造:木造2階建て(改築)
敷地面積:241㎡(73坪)
建築面積:126㎡(38坪)
延床面積:186㎡(56坪)
設計:古川都市建築計画
施工:(株)飯島建設イイケンハウス
写真:関係者スナップ撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑化カーテンと、美味しいブラックベリー。

2015年07月11日

20150711_2

ご近所の保育園。

日射の強い南側道路際に、緑化カーテンが設けられています。
アサガオとゴーヤーが広がる緑の壁面は、
地上から2階に届く勢い。
テラスの子供たちを守る日除け。調度良いプライバシー
も確保出来るだけでなく、道行く人の目にも優しい。
ソフトな街並みを生みだしてます。
きっとゴーヤーの収獲も楽しみですね。

さて、緑化カーテンの一部はブラックベリーが豊作。
遠くからみると赤く色づいてます。

「ちょっと酸っぱいですよ。」

収獲している園長先生のお声掛けがあり、
その場で熟れた黒い実を取って手渡しして頂きました。
そのまま、口に入れる。

美味い!!新鮮でさわやか、甘酸っぱい自然な味わいです。

「みんなで収獲してジャムを作るんです。」
と、お話し下さいました。。さらに
「いつでも勝手に取って食べてイイですよ。」と。笑

いや、さすがに、そんなわけにいきませんが
とても嬉しい朝のお声掛け。
心地良い気分で仕事に向かいましたよ^^。

ありがとうございました。

20150711_1