スケッチとケーキ

2013年12月24日

今年のクリスマスケーキは、特別なものとなりました。
~クリスマスまでに間に合わせたい~
オーナーシェフの強い思いを受け、スタートしたプロジェクト、
ケーキ屋さんリニューアル計画。
竣工した工場「フランス菓子工房」では、既に多くの
ケーキが生み出されています。

20131224_2

既存店舗の改装と、新たな工場新築を同時に行うため
休業期間を最短に抑えながら、法的整備や工事範囲のバランス、
リニューアルの価値を、関係者皆が感じることの出来る方針は何か、
何度もスケッチを重ねたことを思い出します。

20131224_1

実現したケーキ屋さんで作られるクリスマスケーキを買って、
自宅に持ち帰ることが出来るなんて、、。
ウレシイ!

20131224_3

~家族の反応は? ケーキすごーい!
もはや父が設計した工場で作られたことなど、どうでも良い雰囲気。
まあ、ケーキがとっても美味しいので、良しとしましょう!
メリークリスマス!!イイ夜です^^。

20131224_4

「ケーキ屋さんリニューアル計画」を終えて。

2013年11月30日

20131130_1

地域に愛されるケーキ屋さんの、リニューアル計画。
工場機能拡張としての「フランス菓子工房」新築工事と、
同時に行われた、既存店舗「フランス菓子店」改築工事が
概ね終了しました。
関係の皆さま、ありがとうございました。

クリスマスシーズンを迎えた12月1日。
ついに、グランド・オープンです。

屋内では、スタッフの方々総出でオープンの準備。
屋外では、外装の最終調整工事が行われる中、
施工状況全体の確認を行いました。
訪れるごとに発見と魅力が増す店舗になるように思え、
嬉しい気持ちです。

設計者として関わることが出来た喜びと、感謝の気持ち。
そして、、ホッとしてます^^。

20131130_2

「フランス菓子店」改築工事。

2013年11月25日

20131125_4

工場新築と同時に進行していた、既存店舗のリニューアル工事。
いよいよオープンまで一週間!
着工以来初、店舗を連続休業し、本日より
工事のラストスパートとなります。
電気工事吉田さん、クロス工事鈴木さん、左官工事名古屋さんなど、
相互に連携し、営業中は出来なかった各作業に着手。
再利用する備品を丁寧に取り外したり、つくり直す部分の下地を
施工するなどの段取りが行われていました。

20131125_1

出来る限り店舗休業期間を短くするため、
壁を境に、店舗スペースの拡張部分を先行して施工していましたが、
満を持して、本日ついに開通です。

20131125_2

電動ノコギリの爆音と、粉塵が舞いあがるなか、
新旧の店舗が、無事繋がりました。
この日を迎えられたことに感謝します。
~新しい店舗から差し込む光が、とても印象的でした。

20131125_3

「フランス菓子店」の改装も大詰め。

2013年11月16日

20131115_2

「ケーキ屋さんリニューアル計画」
工場部門の新築「フランス菓子工房」が完成し、既に使用開始
しているなか、同時進行していた
既存店舗部門「フランス菓子店」の改装も大詰めです。

20131115_1

例えば店舗脇で大型冷蔵庫置場として使っていたスペース。
壁の向こう側で店舗営業を続けながら、
新たな焼き菓子売場としてリニューアルする計画です。

店舗営業を妨げることなく進められる工事。
円弧状のたれ壁が開通すると、既存の店舗と繋がる作戦。
数週間後には全面オープンです。

「フランス菓子工房」完了検査を終えて。

2013年10月31日

20131031_1

指定確認検査機関による完了検査に立ち会いました。
指摘事項なし。検査員による記録撮影をもって、無事終了です。

20131031_2

窓から差し込む光が明るくおだやか。
菓子をつくるスタッフの方々が、毎日気持ちよく使う
手洗い、トイレ、階段照明などの設備機器たちも
検査を終え何かほっとしているような、、。

20131031_3

実は、菓子づくりに必要な大型設備の製作・搬入は大詰め。
これからヤマ場を迎えることになります。
例えば、2階の半分をしめる空きスペースは、
スタッフが中に入り、作業出来る大型冷蔵庫となります。
後日、部材を搬入し現地で内側から組み立てる予定。

本日は、製作担当者により、冷蔵庫本体の部材パネルが
階段を使って搬入できるかチェック。同サイズのフレーム
を使った、搬入シミュレーションが行われていました。
失敗は許されない。~緊張感が伝わってきました。

20131031_4

「フランス菓子工房」外壁仕上げ進行中。

2013年10月19日

20131019

本日オーナー店主と現地打合せを行いました。
実際に、ここで製造作業をされるスタッフの方々
もお呼びし、スペースの特徴や使い勝手をイメージして
頂くことが出来ました。ありがとうございます。

屋内外現場進行状況の確認。
作業スペース照明位置の確認。
製作中菓子製造設備の最終寸法と、納まり具合の確認。
オーナー購入予定の作業台寸法の確認。
など、多岐にわたりましたが、
特に大型の業務設備機器詳細と、現場床・壁・天井の
関係は、既に施工:スタイルさんに整理・調整して
頂いたので、オーナーとの打合せは
より明確なものとなりました。

地域に愛される人気店の工場として、幅員の狭い
路地空間や、お客様駐車スペースへの圧迫感を出来る
だけ軽減し、シンプルで爽やかな印象を目指した外観。
屋外では外壁仕上げ工事が進行中です。

「フランス菓子工房」中間検査が無事終了!

2013年10月17日

20131017_2

指定確認検査機関による中間検査に立ち会いました。

今回は、建物を着工後僅かに移動させる軽微な変更を
申請しているため、建物配置の確認からスタート。
屋内では、特に仕上げ後は見えなくなる
筋交いや小屋裏の施工状況、柱・梁の接続金物に関する
現場と図面の整合などが検査のメイン。

施工:スタイルの田代さんも立会い、
検査における各確認をサポート。
指摘事項なしで、無事終了しました。

「フランス菓子工房」上棟しました。

2013年10月10日

木造2階建てのシンプルな菓子製造工場となります。
作業場所の快適性を考慮しながらも、
冷蔵庫・オーブン等の設備機器や、倉庫機能が主と
なるため、開口部が少なめであることが特徴です。
既に柱・梁が組み上がり、構造耐力を担う構造用合板が
基準に従い施工されました。
打ち付ける釘のピッチや施工状況の確認を行うと同時に
アルミサッシ開口部の防水処理や、換気口の位置数量
等も確認する事が出来ました。
 
本日は、屋根仕上げ工事の最終段階で、施工担当者
からご提案頂いた、雪止め材(積雪があった際
にも、落雪を防止するための金物)も確認。
形状と取り付け位置を打合せさせて頂きました。

週末より外壁仕上げ工事に入ります。

「フランス菓子工房」基礎工事が完了。

2013年10月4日

20131003_2

綺麗に仕上がったシンプルな矩形のコンクリート基礎。
これから上にのる、構造材や設備機器と繋がる
アンカーボルトや配管など、予め設置してあります。

施工:スタイル田代さんが清掃しているのは
業務用厨房施設の床排水で必要な、グリース・トラップ。
油分を含んだ水が、下水道に直接流出する事を防ぐもので
欠かせない機器です。しっかり納まりました。

週末はいよいよ上棟です。

「フランス菓子工房」新築工事が始まりました。

2013年09月23日

「ケーキ屋さんリニューアル計画」
本件は、既存店舗の改装と、事業拡大にともない隣接地に
菓子製造の工場「フランス菓子工房」を新築する計画です。

施工:スタイルさんにより、クリスマスの繁忙期に間に
合わせるため、的確かつ大急ぎの工程がスタートしました。
新築建物の地盤で必要となった、地盤改良工事が終了。
(今回は柱状改良:地盤にセメント系固化材と水による液体
を注入しながら、機械で掘削・撹拌し、円柱状の改良体を
形成する地盤改良工法)~遺跡のようです(笑。

間をあけることなく遣り方(建物の位置出し)の現場打合せを
行い、基礎コンクリート工事に備えます。
改良体の穴をよけながら、オーナー店主と共に
工場下部でとても重要となる排水設備配管ルートなど、
しっかり確認することが出来ました。