震災復興リフォーム住宅「地域に残す家」 内部の修繕。

2014年12月13日

 
雪が舞う仙台。
震災復興リフォーム住宅「地域に残す家」の
工事に立会いました。

傾きのあった2階をおこし、健全な状態とした上で
劣化のあった柱・梁をしっかり修繕・補強。
現場では、活用出来る既存窓サッシの調整や、
新設するサッシの据え付け中でした。

仕上げを解体するまで、劣化の程度が曖昧となる
リフォームならではの問題を乗り越えるため、
地域における経験と熱意をもって取り組んで頂いて
いることが、伝わってきました。

気仙沼工務店:佐藤氏と施主ご家族と共に
内装仕上げ前の設備工事・断熱工事・下地工事等
の方針を確認。また、今後外部足場を組み、
温存補修で対応する、瓦屋根や外壁への対応も
確認させて頂きました。ありがとうございました。
 

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◆美しい雪化粧の現場ですが、工事の安全を願います。

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◆仕切られていた空間をワンルームに。
 オープンキッチンから階段や玄関方面が見渡せる
 広々とした空間になります。

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◆柱・梁の補強。様々な工夫をして頂いてます。

 

震災復興リフォーム住宅「地域に残す家」 が着工しました。

2014年11月3日

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◆地をはうようなデザイン「はやぶさ」で横浜から仙台へ向かう。

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◆乗車前清掃の表示。震災復興を願うメッセージと受け止め、
 やはり何かを感じました。「がんばるぞ!日本」
 

311東日本大震災により、半壊判定となった仙台市内の
お住まいを修繕し、耐震性・機能性・快適性を高め、
再びご家族が楽しく心地良く暮らすことの出来る住空間に
再生する計画が進行中です。

ご縁あって、古川都市建築計画では「基本設計」を担当。
経済性・合理性を超え、施主ご家族が望まれた町・住まいへの
愛着を共有したリフォーム計画を追求して参りました。

実施設計及び施工は、地元の株式会社気仙沼工務店様が担当。
基本設計の考えを軸としながら、多くの実績と技術力により、
地域密着のモデルケースとして、無事着工を迎えました。

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◆仙台の着工現場にて、左から古川と気仙沼工務店様の佐藤親子。
 お二人からは解体して分かったことや、歴史、伝統工法など、
 現場を一緒にまわりながら、沢山ご指導頂きました。
 (施主によるスナップ写真。ありがとうございました!)
 

施主ご家族のご要望により、古川都市建築計画では、
現場進行アドバイザーとして、要所で工事に立ち会う方法を採用。
バリアフリー性・意匠性・地域伝統の継承・補助金の活用など、
ひとつの住まいを超え、震災からの復興と、
広く地域の町づくり提案を視野に入れたプロジェクトと考えます。
施主・施工・設計など各関係者が様々な立場で意見を出し合い
バランスの取れた再生工事となるよう進んでいます。

既に、屋内の床・壁・天井の仕上げが丁寧に解体され、
足元強化として採用することになった、べた基礎工事の
配筋状況等を確認させて頂きました。~順調です。

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◆配筋や土台アンカーボルトなど基礎コンクリート打設前の確認。

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◆足りない部分を補い残せる部分は最大限活かす方針を追求します。