「永く楽しむ家」 リビング家具選び

2015年12月14日

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◆ボーコンセプト横浜港北店内。展示されているソファ
に座り、皆で意見交換。

竣工間近の「永く楽しむ家」。
以前からお持ちの家具や、本体工事に合わせて製作する
造作家具など、新旧が混在する空間となります。
新しく購入するリビングソファの選択が悩ましい、
と施主ご家族よりご相談がありました。

私の場合、実は、こうしたご相談が、とても嬉しい。
ご依頼がある場合は、意匠やコストなど加味しながら
出来る限りバランスのとれた家具をご一緒に検討します。

長野で進めているプロジェクト。従ってご家族は長野に
おられるのですが、今回は観光を兼ね横浜に出掛けて
頂けることが分かったため、オススメ家具店めぐりの
日程を、私の方でコーディネートしました。

デンマーク家具を扱うボーコンセプト横浜港北店で
店長の斎藤さんに、機能性・快適性・意匠性など
細かくアドバイス頂きました。事前に皆で候補を検討
してあったので、当日は色合いや生地選びなど
限られた時間内で、順良く実物サンプルを体感。
心地よいソファが、選定出来たと思います。

斎藤さん、ありがとうございました。
ご家族皆さま、良いお買い物が出来ましたね。
お住まいへの搬入が楽しみです。

※ボーコンセプト家具は今年竣工した【図書館のある家】
 でも採用しています。

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◆店内での家具選びでは、PCを使った家具配置
 シミュレーションをして頂けます。

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◆実物サンプルを使った、色合いや生地選びを納得
 いくまで試すことが出来ました。

展示用ミニチュア家具模型の製作。

2014年11月19日

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縁あって、展示用のミニチュア家具模型を製作することに。

普段の設計実務において、
クライアントや関係者の方々などに、
設計の方針や、空間イメージを伝えたりするために
模型をつくる機会は多いです。

ただ一方で、
私の場合、制作する模型は、あくまで何もないところから、
新たなモノを生み出す時に手を動かすことが多く、
設計者として、既にあるものを、ミニチュア模型として
精度よく再現することは、機会としてまれです。

まずは、製作する実物家具を、ショールームで実際に
触れて、よく観察するところから。。
そして、対象家具の大きさ等がわかる図面を頂きました。

再現サイズは。縮尺1/50で、かなり小さめ。
そのままを模型にしようとすると、かえって
上手く特徴が表現出来ないため、
部分的に簡略化したり、誇張して表現したりする
バランス感覚が大切です。

ミリ単位の寸法や、工夫あるプロポーションを、
頭と身体で感じる良い機会となり、
かなり勉強になりました。
自身の設計活動にも、いつか活きてくるように思います。

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奥のダイニングセット、ソファ、コーヒーテーブルが対象。
色や素材感の特徴をつかみ、模型としての表現を模索。

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頂いた図面と、撮ってきた写真を確認。各部のデフォルメに
によって、小さな模型で表現出来る魅力を整理。

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ソファは、2mmのスチレンボードのみで製作。
山吹色の実物に対し、ゴールド色のスプレーにより
小さくした際に、色と素材感が伝わることに気が付き採用。

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ダイニングチェアは、スノーマットを切り出して製作。

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全体を3つのパーツで構成すると、実物の特徴に近いと
分かり採用。いくつか試作することでバランスを決定。
小さくても曲面であることが分かるよう、
背板のカーブを実際より誇張することにしました。

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並べたり集めたりしながら、家具相互の密度感や
テイストのバランスを検討。

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こげ茶色のダイニングチェアは、実物と同じ色だと
ブラック色に見えてしまい重いので、少し明るめの
ブラウン色を採用。

位置を決め、扱いやすいよう市販のメッシュ板
に家具を固定。完成です!

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