屋内仕上げのサンプルを現場で比較検討。@縁側サンルームの家

2019年07月17日

 

屋内仕上げのサンプルを現場で比較検討。
 

横浜市保土ヶ谷区の新築住宅計画「縁側サンルームの家」現場。床・壁の下地が施工され、目に見える素材感や利活用にかかわる仕上げ・造作などの方針を最終決定する段階となりました。施主・施工・設計の3者集合で行う現場定例打合せで、屋内仕上げのサンプルを比較検討するなど、一つ一つ決めて参ります。

現場担当の中山建設芳賀さんにご用意頂いた、屋内各所の仕上げサンプルを、実際に使う場所に並べたり、あてたりしながら、皆で意見交換するかたちで進行。思っていたイメージと違う建材の方が素敵に感じる場面や、思っていた通りのイメージにはまり、早く完成が見たくなったり、盛り上がりました。とても良い選択が出来たと思います。

 




壁クロスの検討。
 



CF(クッションフロア)の検討。
 




タイルの検討。

 

施主・設計と各工事担当者の初打合せ @店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年07月26日


工務店さんオフィス内。模型を使い、目指すところを
確認しながら進行。途中から、施主奥さま自ら模型を
回転させ、空間の特徴を解説する場面もあるなど、
和やかな打合せとなりました。

 

施主・設計と各工事担当者の初打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

無事着工し現場では基礎コンクリート工事が進行する中、
施主・施工・設計三者定例(月一回)の、初回打合せ
が行われました。

現場監督担当の小林さんにコーディネート頂き、
工務店オフィス内で、順番に各種工事担当の皆さまと
顔合わせを兼ねた初回打合せを行うという段取りです。
給排水衛生設備 みつわ住設株式会社 小杉さん → 電気
設備 株式会社矢野電機工業所 荻井さん → 屋外サッシ
株式会社保坂屋 村松さんと概ね一時間おきにお会いし
ました。特に設備配管に関する内容は、既に進行中の
現場基礎コンクリート工事に関係する部分もあるので、
関係者相互の内容理解が大切です。

設計意図や内容を情報共有、工事ご担当からの現場調整
や変更のご提案など、意見交換をする大事な初回。
設計時に作製したイメージ模型をフル活用しました。
「こういう事だったのね、、」
「この部分が邪魔になることが課題ですね、、」等々。
模型は、全てを詳細に表現したものではありませんが、
概ねを理解するには充分。誰もが口を出せる状況を
生み出し易いアイテムと言えます。
図面で分かりにくい部分も、模型を囲み、皆で見て触れて
意見交換することで、様々な気付きや発見に繋がりました。

途中から、模型を見易いように回転させたり、携帯照明
をあて、暗い部分を照らしたり、設計者である私が行う
はずのサポートを、施主ご夫妻自ら行う場面もあり、
和やかに進行。とても良い打合せが出来ました。
 




模型、図面、建材サンプル、カタログを行き来しながら
情報共有の確度を上げていく打合せです。



模型を至近距離でのぞくと、とても臨場感があります。
写真は1階店舗部分の様子。入り口正面に薪ストーブが
見える構成です。

 

現場では、基礎コンクリート工事の配筋作業が進行中。
設計者の立場(現場監理)で検査をさせて頂きました。
1階が店舗のため、コンクリート土間を居室床仕上げ
高さまで上げることや、基礎の外側に断熱処理をするなど、
少し特殊な方針を採用しています。
厨房となる場所だけは、配管のためコンクリート土間を
下げる繊細な調整も、きちんと施工頂いていることを
確認しました。関係の皆さまありがとうございました。



 

※合わせてご覧下さい。
地鎮祭と工事契約の様子

 

金属屋根・外壁仕上げ打合せ @木造住宅の家づくり

2017年02月22日

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金属屋根・外壁仕上げ打合せ @木造住宅の家づくり

木造の家づくりにおいて、耐久性があり比較的軽く薄い板材
として、細かな手加工も可能な金属、ガルバリウム鋼板製の
屋根・外壁材を使う機会が多いです。

新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」現場は、
柱・梁が組み上がり、下地の合板が施工されたタイミング。
板金(金属屋根外壁)工事担当の株式会社高木 佐藤さん
中山建設 中山さん、大工棟梁 加藤さん
関係者現場集合で、金属屋根・外壁仕上げの打合せを
行いました。

敷地に横付けしたトラックの荷台に建材サンプルを並べ
施工場所の割り付け配置、出隅・入隅、開口部や
ジョイント部など、現場の壁面下地に直接スケッチメモ
などもしながら、順調に打合せすることが出来ました。

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◆大工棟梁 加藤さん、板金工事 佐藤さん、古川で意見交換。
 (撮影:中山建設 中山さん)

 

「永く楽しむ家」 解体作業の終了

2015年10月7日

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◆床・壁・天井が解体され、長い間隠れていた主要構造の状況
 が明確となりました。
 

震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」。

解体作業がほぼ終了し、隠れていた部分を皆で確認するため
施主・施工・設計の3者で集合。
選択肢がひろい屋内外の仕上げ素材や色なども、色々な
立場や見方で話をしながら決めるという主旨もありました。

打合せに先立って、既に現場監督の飯島建設竹内さんより
施工図を頂いてました。
乗り越えるべき課題や問題が共有でき検討内容が一目瞭然、
明快な手描きの施工図です。
現場に向かう新幹線車中で、頂いた施工図を再度確認させて
頂きました。現場で話したいことも、しっかりイメージ
でき心強いです。

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◆施工図確認 @新幹線はくたか

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◆施主ご夫妻とサンプル確認。

現場を皆で確認。
温存する部分や、一時撤去し最終的に戻す考えの部分など
全て解体する作業に比べ、手順が複雑で、時間もかかる
作業であったことが、ひしひしと伝わってきます。
下地となる構造部分の確認が出来たことにより、
設計時の方針で、屋内外各仕上げが概ね予定通りの仕様で
進められそうです。

現場監督竹内さんによる、事前の施工図作成、
全ての検討用建材サンプル・色見本の持参、打合せ手順の
メモ用意。打合せでは、そのメモの上に決定事項を議事録
としてしっかり記録。全て順良く進めて頂きました。

私自身、横浜からの遠方現場監理。この日も
打合せ時間が少しでも無駄になることがないよう、
施主ご夫妻のご協力、飯島建設大久保さん、宮入さんにも
各場面サポート頂きました。

皆さまありがとうございました!

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◆竹内さん打合せ記録の様子。

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◆施主ご主人と古川で、既存柱の欠損・不備状況を確認。
 飯島建設大久保さんよりご提案のあった、構造補強方針
 をお話することが出来ました。(飯島建設宮入さん撮影)