地鎮祭と工事契約 @店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年06月27日


地鎮祭の様子。施主、施主ご親族、施工、設計、
関係者みなで立会い、執り行うことが出来ました。

 

地鎮祭と工事契約
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

大安吉日のこの日、新潟県上越市の店舗併用住宅
「和定食屋さんの家」建設地にて、土地の神を祭り、
無事の工事を祈る「地鎮祭」が行われました。

施主、施主ご親族、施工、設計、関係者みなで集まる
ことが出来ましたので、敷地境界や内外環境の再確認、
雪降る町ならではの敷地内融雪の方針など、
ざっくばらんに意見交換。大変良い機会でもあります。


祭事の終盤、土地の四隅をまわりお酒で清めたあと、
皆で少々のお酒を頂くのですが、
いっしょに昆布とスルメが配られ食べました。
全国的には多い風習なのでしょうか、私自身は初めて。
一つ一つが、地域性を感じる貴重な経験となりました。


本件工事のご担当は、上越市を拠点にご活躍される
株式会社カネキ屋工務店さんです。
実施設計図をお渡しし同時に数社で見積り算出して頂く
「相見積り」を経て、施主・設計・関係者相談の上、
最終的に満場一致で決定いたしました。

地鎮祭後、カネキ屋工務店さんオフィスに移動。
本件施主と施工者の間で交わす「工事契約」の手続きが
行われました。
事前に準備頂いた書面を、皆で確認するかたちで進行。
木造の優しくシンプルなオフィス空間でリラックスした
雰囲気のなか、ご契約に立ち合うことが出来ました。

このオフィス空間の設計は、本件工事担当の小林さん
とのこと。とても素敵でした。



今回の建設場所は、海岸から1キロ圏内。
夏の蒸暑さと積雪ある冬の寒さ対応が必須となります。
その対策として本件建物で採用する水蓄熱システム担当
株式会社イゼナ前田さんに、終日ご助力頂きました。

イゼナさんの計画は、薪ストーブの熱を無駄なく蓄熱し、
人の出入りが頻繁な店舗と住空間を上手く暖めるという、
シンプルで新しい発想のしくみです。担当前田さんの
ご提案で、採用予定の薪ストーブを実際に燃焼させ、
現場に活かせるよう熱の伝わり方を専用の計器で計測・
分析する作業をご自身で行って頂きました。実験場所は、
本件薪ストーブ販売施工の有限会社グッドライフ上越さん。
担当の伊藤さんに、ご協力頂き無事実験が出来ました。
ありがとうございました。

雪降る町、上越市の店舗併用住宅「和定食屋さんの家」。
いよいよ着工です。



『建築家と家を建てる相談会 in湘南 vol.4』 ありがとうございました。

2018年04月29日

 
建築家と家を建てる相談会 in湘南 vol.4
ご来場ありがとうございました。

4月20~25日の6日間 江ノ島ギャラリーTで
行いました模型展示&家づくり相談会
『建築家と家を建てる相談会 in 湘南 vol.4』
暮らしをデザインする横浜元町AAスタジオ
建築家メンバー有志5組による、開催でした。
多くの皆さまにご来場頂きました。
ありがとうございました。

鎌倉近辺で土地探しから家づくりを検討している男性。。
お母様と娘さんでご来場、娘さんが開くバレー教室を
併設した住宅を、木造・鉄骨造・RC造等、どのような
構造で実現させたらよいか大変具体的な相談。。
車・バイクなど趣味のガレージを併設した住宅の
コーディネートやイベントを企画している方の相談。。
など、様々な出会いがありました。

ギャラリーお隣、玉屋のようかん名物
「のりようかん」を、いつものようにお土産で購入。
のり風味で、とっても美味しいオススメ。
近くにやってくるキッチンカーの「うなむすび」も
開催中におやつで購入。なかなか美味しかったですよ。

無事開催出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
次回開催も是非お楽しみに!





ギャラリーの様子。様々な出会いがありました。


キッチンカーの「うなむすび」。皆さまも是非^^





ギャラリーお隣、玉屋のようかん店内に、
横浜元町AAスタジオのパンフレットを置いて
ご案内頂きました。ありがとうございました。

 

「遠くを望む家」 構造検討に向けた打合せ。

2014年10月9日

 

~ 遠くを望む家 ~

先日の打合せで、施主ご夫妻と共有出来た全体のテーマです。

「遠くを望む家」は、概ねの方向性がみえた基本計画を終え、
徐々に実施設計としての検討に移行しております。

本件は、前面道路から2~3m上がった土地形状が特徴。
横浜では、とても多くみられるケースです。
土地を掘り込み自家用車をおさめるコンクリート造の地下車庫。
その上に、2層分の木造住まいを建てる、
3層構成の混構造を採用するため、
早い段階から構造設計者と検討を行う作業に着手しました。

本日は、構造設計を担当して頂く二連木さんの事務所で打合せ。
スタディーモデルを持参し、
各所空間イメージをお伝えしながら、
必要な地盤調査や、採用できそうな構造の方向性など、
私自身が気が付いていなかった工夫を、
様々ご指導頂くかたちの打合せとなりました。

◆構造設計の二連木さんと打合せ。@レン構造設計事務所
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