この時期、縁あって大学卒業設計提出作品の講評を
しています。芝浦工業大学建築研究会の所属メンバー
全17名の卒業設計提出物を、非常勤講師として、
またOBとして、ネット環境で拝見させて頂き、
一人一人に対する講評文を作成して返信します。
全力で取り組み提出したばかりの学生諸君は
どんな他人の意見に対しても敏感な状況。
コメントは、設計人生を左右する場合もあります。
今年は、社会の事情を反映した提案が多く
作品の密度よりもテーマ設定に見応えがありました。
毎年ご依頼頂きお受けしているのですが、
失礼の無いように言葉を選びつつ、
出来るだけ率直な感想を届けたい気持ちです。
自身の建築に対する考え方や設計活動を見つめる、
いい機会でもあると思っています。