プレカット図の確認打合せ @木造住宅の家づくり
木造の家づくりにおけるプレカットとは、必要な柱・梁等
の部材を、工場で自動工作機械を使って加工することを
いいます。自動で加工するには、あらかじめ全ての部材
寸法や加工形状等を、コンピューター入力しておく必要が
あり、その入力図がプレカット図となります。
プレカット図に間違いがあれば、そのまま間違えた加工で
仕上がるため、加工が自動でも、慎重なチェックが
必要になることは、言うまでも有りません。
新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」は、無事着工。
コンクリート基礎工事の工程です。概ね一か月後には
現場に柱・梁が搬入され組み上げる上棟となりますので、
プレカット図のチェック及びプレカット作業は、
待ったなしのタイミング。
施工担当の中山建設中山さんの声掛けで、プレカット工場
へ伺い、担当の皆さまと直接息のかかる距離で図面を
互いにチェック。知恵を出し合いその場で修正・調整する
ようにしました。
とにかく早い!
PC画面を見ながら修正し、その場で内容を確認。
問題を全てクリアにし、誰も課題を持ち帰らない、
気持ちよい打合せとなりました。
ついでに、工場の様子を見学させて頂きました。
積みあがる材木の荒々しさと、部材をミリ単位で扱う繊細さ
がバランスする工場空間。
ものづくりのエネルギーを感じました。
◆プレカット図のチェック。
◆PC画面を使い内容をその場で修正確認。早いです。