積雪対策の一つとして重要な、融雪を考慮した外構計画の
施工図。店舗営業にも影響する毎日の積雪対策について、
出来るだけ店主(家主)の負担軽減になるよう練られた、
計画図です。赤ラインは、冬のあいだ地上より暖かくなる
地下水を汲み上げて流す、ゴム製ホースの敷設位置を
現しています。関係者による意見交換から、地域の慣習を
取り入れた融雪のしくみに学び、本計画で採用しています。
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」
施主・施工・設計三者による現場定例(月一回)打合せ。
建物本体の基礎コンクリート工事が終了し、建物に対する
周りとの関係が、かなり想像出来るようになったところで、
敷地内、建物まわりの主要な外構について、意見交換を
行ない方針を決める打合せになりました。
特に、冬の積雪に対する融雪がポイント。毎日のことなので
出来るだけ店主(家主)の負担にならないよう、経済的で
合理的、シンプルな仕組みに着地させなければなりません。
多くのご実積や経験による、地元施工者カネキ屋工務店さん
のアイディア。敷地の所有者で土地勘や慣習を具体的に知る
施主・お身内のアドバイス。
それぞれの立場による、貴重な気付きを最大限に活かし、
計画を磨いていくようなかたちで打合せが進行。
現場監督の小林さんが、最終的に皆の意見を整理し、
施工図(実際に工事をする最終図)でまとめて下さいます。
理にかなった良い方針を、関係者皆で共有出来たと思います。
基礎コンクリート工事が終了。
敷地内、建物まわりの主要な外構について皆で意見交換。
現場監督の小林さんが、施工図(実際に工事をする最終図)
をまとめるメモをとっています。
現場からカネキ屋工務店さんオフィスへ移動。
主に建物本体の屋外仕上げについて、素材や色等の打合せを
行いました。
カタログや実物サンプルを皆で確認。
特に雨樋含む屋根の先端や、仕上げ材料が切り替わる部分を
おさめるディテールの調整など、現場監督小林さんの準備や
ご提案を中心に意見交換が円滑に進行。とても助かりました。
一方、概ね一か月後に控え日程の決まった「上棟」に向けた
準備についても確認出来ました。
施主ご夫妻の希望により「上棟式お餅まき」のイベントを
開催することになり、施主奥さま自らお知り合いと協力して
作成した、お知らせチラシが完成。近隣に配布するチラシを
持参されていました。楽しみです!
カネキ屋工務店さんオフィスで打合せ。
現場監督小林さんが準備された、屋根詳細施工図や建材
サンプル等がずらり。
施主奥様は、地域にお配りする「上棟式お餅まき」
イベントの楽しいご案内チラシを、持参されました。
※合わせてご覧下さい。
・地鎮祭と工事契約
・施主・設計と各工事担当者の初打合せ
・家具・建具や人を入れたイメージ模型