『渡辺篤史の建もの探訪』(テレビ朝日 3月3日 放送)で紹介されます。

2018年02月26日


『渡辺篤史の建もの探訪』番組エンディング次週予告編より

 

新築住宅【中庭ガレージの家】が
TV番組で紹介されます。

横浜の大工さんと古川都市建築計画一級建築士事務所
二人三脚で計画・設計。大工さん自身の素敵な自邸として
完成した「中庭ガレージの家」が、このたびTV番組
『渡辺篤史の建もの探訪』で紹介されます。
早朝の放送なので、是非録画でご覧頂けますと幸いです。

◆放送時間
 関東圏 テレビ朝日『渡辺篤史の建もの探訪』
 3月3日(土)朝4:30~4:55放送

※地方によって放送日時が異なりますので、
 番組ホームページで確認頂くか、又は
 古川都市建築計画までお問合せ下さい。

 

『渡辺篤史の建もの探訪』番組ホームページ予告紹介より

新築住宅『中庭ガレージの家』 竣工写真公開

2017年05月7日

 

『中庭ガレージの家』

<概要>
モーターライフを楽しむご家族にとって、車・バイクなどを置くスペースは居室と同じように大切。車・バイクのある中庭とガレージを、居住空間の中心に配置した住まいです。バイク3台を出し入れ出来る玄関ガレージを境に、東棟は主寝室と子供室などのプライベート空間。西棟は開放的なリビングダイニングとした、来客と気軽に過ごせるパブリック空間。玄関ガレージの屋根は全体が天然芝の屋上緑化バルコニーで、東西の居住空間を互いに立体的離れとして繋ぎ、楽しみながら行き来できるよう意図しています。

場所:神奈川県横浜市   
用途:住宅
構造:木造2階建て
敷地面積:196㎡(59坪)
建築面積:91㎡(27坪)
延床面積:126㎡(38坪)
建築設計:古川都市建築計画+STYLE
構造設計:レン構造設計事務所
照明設計:マントルデザイン
家具設計:STYLE
施工:STYLE
写真:平剛

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住まいの中心に、中庭とガレージがあるライフスタイル。
どこにいても愛車を愛でる楽しさと、車・バイクを楽しむ
友人が集い、情報交換やメンテナンスも出来るガレージライフ。

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バイク出し入れのため中庭と床レベルをそろえた玄関ガレージ。
玄関扉と別に設けた2.5m幅の木製ガラス引戸を採用する
ことでスムーズにバイクを出し入れ出来ます。
リビングと中庭は腰掛けると丁度よい高さ。メンテナンスや
バーベキュー、知り合いが立ち寄れる縁側のような場所です。

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玄関ガレージは、バイクの乗り入れを考慮した床タイルを採用。
天井の無垢木板・壁の漆喰・左官(モールテックス)・造作家具
・自然を感じる地窓の植栽。全てが手作りの空間は、施主ご家族
の愛するモーターライフのエッセンスを表現しています。

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玄関ガレージの照明もハンドメイド。黒革仕上げのアイアン素材
によるパイプに、位置・角度を自在に調整できるスポットライト
を設置。マントルデザイン久保隆文さんによる照明デザインです。

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隣家の緑を借景として、道・中庭・玄関ガレージが繋がる空間は
面積以上の奥行きと心地良さを生みます。住まいのどこにいても
愛車を愛でることができる空間構成。リビングは、折れ戸サッシ
によりフルオープンで中庭と繋がります。

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構造の梁を現わしとした、天井高5mのリビングダイニング。
天井:野地板ヒノキ材現わし、構造梁ベイマツ材現わし
壁:フェザーフィール漆喰(ドイツ漆喰)ローラー仕上げ(プラネットジャパン)
床:オーク材厚15mm×150幅オイル塗装、床暖房仕様
※設備システムではエネファーム(東京ガス)を採用してます。

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施主ご家族が所有していたアジアンテイストのソファや
オリジナル造作棚など、様式や新旧を自由に受け入れられる
大らかなリビングダイニング。ウッドデッキは道路から
プライバシーを守る、物干しスペースになっています。

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キッチン上部はミニ螺旋階段(アイエム社イタリア製)で上る
ロフト空間。ガレージのブルー壁と同じ左官(モールテックス)
仕上げのダイニングテーブル(STYLEによるデザイン&施工)
が広い空間のアクセントになっています。

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全ての梁間に調光できる間接照明を入れ、季節やイベントなど
に合わせ、様々な演出ができる空間です。

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隠れ家のようなロフト。リビング吹抜け空間を存分に使い
200インチの映像を寝転んで楽しめるよう工夫しています。
スポーツ観戦、レーシング観戦、大スクリーンを使った
ゲーム対戦など、パブリックビューイングような風情。
天然芝バルコニーからも出入りできるので、住まいの中の
非日常空間として、離れのようなスペースになっています。

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玄関ガレージの屋根全てが、天然芝バルコニーです。
東の子供室と、西のロフト空間を行き来できる空中の庭、
住まいの中のピクニック空間といえます。
中庭の見下ろし、ビール片手に休息、夏はプール、何と
お湯が出るようになっているので、置型のバスタブを
設置して楽しむ露天風呂構想も。笑

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車・バイクが最も出し入れし易い敷地の真中を中庭とし、
居住空間をコの字型に、敷地外周いっぱいに寄せた配置。
東棟と西棟を平屋の玄関ガレージで繋ぐ構成。
隣家の生垣を借景で活かし、ガレージの屋上を全て
天然芝のバルコニーとして緑化しています。

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装飾のないシンプルな外観。要所でエッジを滑らかな
曲面にした優しい表情です。愛車フォルムの曲面やスリット
形状のモチーフを取り入れています。
外壁:モルタル左官下地の上高耐久弾性リシン吹付け

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2階子供室。リビングダイニングと同様、天井は構造の梁を
現わしとしています。壁面の一部をアカシア材粗板仕上げ
とすることで、釘を打ったり棚を付けたり、自分で手を加え
られるように工夫。中庭を眺めたり、天然芝のバルコニーに
直ぐ出られるなど、想像力を育む楽しい空間です。

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1階主寝室。中庭の愛車を眺められる配置。ベッドコーナー
に腰壁を設けることで、開放性とプライバシーを確保する
工夫をしています。ブルー壁の部分はトイレ、その奥に
洗面所・洗濯機置場・バスルーム等水周りを配置。

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トイレ・洗面所・バスルームは、洗面器本体を左官
(モールテックス)仕上げにするなど、ハンドメイドによる
手触りや心地良さを重視したオリジナル造作です。
(STYLEによるデザイン&施工)
敷地境界とのわずかなスペースに植栽を配し楽しめるよう
開口部を重視したバスルームでは、屋外で使っている船舶照明
を採用。マントルデザイン久保隆文さんによる照明デザイン
全体のコンセプトから、照明器具が選定されています。

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リビングダイニングにセミオープンで繋がるキッチンは、機能性
を重視。プライバシーが確保された物干し空間のウッドデッキ
に勝手口で直結。家事動線を最短にしています。

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天候や時間帯により、ソフトに表情を変える白い外観。
片流れ屋根は、先端を少し出し外壁の耐久性を高める考えです。

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夕暮れ時、刻々と表情を変える中庭&ガレージ。
車やバイクが照明で丁寧に照らされ、浮き上がります。
ガレージライフの楽しみの一つといえます。

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中庭に開くフリースタイルの住空間。
中庭&ガレージを中心に、ワクワクするライフスタイルが
創造されます。

 

屋内外の下地工事 @中庭ガレージの家

2016年10月24日

 

屋内外の下地工事 @中庭ガレージの家

建築における屋内外の下地工事は、
建築の生命線ともいえる柱梁など「主要な骨格」と、
完成後常に目に触れ、肌触りや使い勝手に関わる「仕上げ」
を繋ぐ、大変重要な工程です。

建築が出来てしまうと、見えなくなる下地工事ですが、
屋内外仕上げの性能や寿命に影響したり、あるいは
仕上げが更新出来るよう、骨格との間に
間合いや、適切な隙間を確保する部分も
必要になるなど、大工さんをはじめ、作り手である職人さん
の多岐にわたる経験やスキルに支えられる工事ともいえます。

新築住宅「中庭ガレージの家」は、
屋内外の仕上げ素材を施工する前の、大事な備えとなる
下地工事が同時進行中です。

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屋根先端の下地工事では、通気の開口部をおさまりよく設置。
外壁や屋根にこもる熱を外に排出します。

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全体がオフホワイト色でザックリとした質感の仕上げとなる
外壁コーナーは、柔らかい曲面となる下地が組まれています。

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広い玄関土間の上となるベランダは、天然芝の屋上緑化
のため、仕上げレベルやメンテナンス性を考慮した
FRP(強化プラスチック)防水下地です。

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広い玄関土間の天井には、マントルデザイン久保さんによる
オリジナル照明を設置。特に仕上げ前の補強や配線ルート等
が下地工事のかなめ。

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床仕上げの下に床暖房設備を敷き込む下地工事。
東京ガス担当牧野さんに計画頂きました家庭で電気を生み
出すエネファーム・システムを採用。

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コンセントや配線、給排水管などのルートを調整した上で、
壁仕上げの前に隙間なく施工される断熱材工事。
天井の現しとする梁との間に、マントルデザイン久保さん
による、光源をかくしたソフトな照明が設置される計画。
関連する配線や造作が、先行して準備してあります。

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手作りとなる浴槽まわり。タイル仕上げとなる床壁の下地は
屋外ベランダ同じ防水性の高いFRP(強化プラスチック)
による下地。表面に砂のような細かな粒子をまんべんなくのせ
仕上げがのりやすくなるよう工夫されています。
水回りや作り付け造作は、共同設計+施工:スタイル田代氏
によるオリジナル製作です。