一戸建て住宅『茶の間リビングの家』完成見学会のお知らせ

2024年01月6日


 

『茶の間リビングの家』完成見学会のお知らせ
 

古川都市建築計画と横浜の工務店さん(株式会社中山建設)が協働で設計を行ないました、新築一戸建て住宅『茶の間リビングの家』完成見学会(事前予約制)を開催します。家づくりの参考として屋内外全体を体感頂ける機会。当日は設計担当した古川達也が、見所を解説しながらご案内いたします。ウッドフェンス、ウェルカムベンチ、ウェルカムガーデン、深い軒下のポーチ、金属製雨樋、玄関ベンチ・小物置き手摺り、茶の間スタイルのリビング、縁側、大型木製サッシ、6枚引き障子戸、キッチン・書棚・収納などオリジナル造作家具、オリジナル引戸建具、床下エアコン、屋根外壁にセルロース断熱材採用、湯布珪藻土仕上げ、杉無垢板フローリング、コルクタイル床、畳床など手づくりの見どころ多数。是非ご参加下さい。
古川都市建築計画 古川達也

日時:2024年1月20日(土)10〜16時(事前予約制)
場所:横浜市青葉区
※田園都市線「藤が丘駅」から徒歩20分、詳細は別途ご連絡いたします。(駐車場がありませんので予めご了承下さい)
※参加ご希望の方は1月16日までに、参加人数と概ねの来場時間帯を古川都市建築計画ホームページお問合せフォームより連絡頂き、ご予約をお願いいたします。
 

『茶の間リビングの家』概要
懐かしさを感じる「茶の間」スタイルを取り入れたリビングのある住まいです。料理をする場所としての台所と、家族が食事やだんらんを過ごす畳の床を備えたリビング。季節によって、ちゃぶ台やコタツを使う楽しみもあります。リビングと家庭菜園のある庭との間には縁側空間があり、障子戸の開閉による開放性や、閉じた時の落ち着きなど、暮らしのシーンに合わせ、印象や居心地を調節出来る工夫があります。

□ 用途:個人住宅(家族構成:40代夫婦+子供2人)
□ 構造:木造2階建て
□ 敷地面積:207.50㎡(62.77坪)
□ 建築面積:63.87㎡(19.32坪)
□ 延床面積:106.82㎡(32.31坪)
□ 長期優良住宅
□ 断熱性能:UA値0.46 等級6
□ 耐震性能:許容応力度計算 等級3
□ 設計施工:中山建設
□ 設計協力:古川都市建築計画 古川達也
□ 構造設計:リーフ・アーキテクツ・デザイン
□ 植栽設計施工:草のよしだや
 


施工中の玄関小物置き手摺


施行中の茶の間リビング

 

『屋外と屋内とその間がある平屋』が竣工しました。

2023年03月19日

 

『 屋外と屋内とその間がある平屋 』
 

<建築概要>
農作業を日常とするご家族の住まう家。休憩や農作物の一時置き、道具のメンテナンスや車両の横付け、来客の立ち寄り空間として、屋外と屋内の間を広く確保しています。縁側や土間空間、深い軒下空間など、住まい屋内と屋外の中間的空間を重視し、利便性と快適性を目指した住まいです。

場所:神奈川県相模原市緑区   
用途:一戸建て住宅
構造:木造平屋建て
敷地面積:319.92㎡(96.78坪)
建築面積:123.15㎡(37.25坪)
延床面積:121.31㎡(36.70坪)

建築設計:古川都市建築計画
構造設計:リーフ・アーキテクツ・デザイン
施工:(有)山崎建設設計事務所、棟梁:佐藤明
敷地測量:株式会社ランデックス
地盤調査・地盤補強計画:HGサービス株式会社
埋蔵文化財調査:相模原市文化財保護課
土工事・基礎外構工事:(株)鳶山口工業
屋根板金工事:株式会社高木
断熱工事:株式会社キムラ
左官工事:佐藤達左官
塗装工事:有限会社山口塗装
内装工事:内田工芸
電気設備工事:松石電気
給排水設備工事:日湘工業株式会社
浸透系コンクリート工事:PUMPMAN株式会社
合併浄化槽工事:相模原市

 


山並みと呼応するシンプルな切妻屋根の平屋。玄関の目隠しや風除け機能を担う木板壁が、住まいの顔になっています。
 


農作業のトラックにも充分に耐荷重対応、無数の穴が開いた外構コンクリート床「Dotcon (PUMPMAN株式会社)」が実現。敷地内で雨水を自然浸透させ、土地の呼吸を止めない画期的な特許技術です。神奈川県初採用とのこと。
 


もとは敷地全体が田畑で前面道路より低い。道路との境は程よい植栽を予定しています。今後施主ご家族が楽しみながら植えていきます。
 


車両も横付けしやすい深い庇のポーチ。木板壁の両側から玄関引戸へアプローチ可能。
 


農作業の休憩ができる玄関土間。スロップシンクで直ぐに手も洗えて便利です。引戸を開けると、居間のキッチンにも縁側にも、直接最短で行ける間取り構成。風が気持ちいい季節は、玄関引戸を開けたまま過ごす想定です。
 


玄関土間にある、もう一つの出入口としての勝手口(引戸)。農作業中の主動線で、作業中でも下足のまま使用出来るトイレと縁側に直結しています。
 


泥汚れなどジャブジャブ洗えるスロップシンクや、下足で使えるトイレを備えた広い玄関土間。農作業仲間と、立ち話ならぬ座り話が出来るベンチや靴箱は、家族に合わせたオリジナル造作です。お茶飲みできるミニテーブルを置く予定。
 


屋外と屋内の間にある玄関土間。例えば農作業の長靴をベンチに座って楽に履く。立ち座りは手触りの良い木製(杉材)手摺が助けとなり、その手摺は居間や寝室まで続き快適です。玄関マットの大きさや形状は、住まい手が楽しみながら決めます。
 


手触りの良い大工さん手作りのオリジナル木製(杉材)手摺。
 


杉の梁を現しとした居間空間。棟梁手作りの神棚が心強いです。住まいの主要材は柱や梁など全て地元産のスギ・ヒノキ。床も幅広のヒノキ無垢板材で気持ちいい。引戸を開けると、主寝室と居間と縁側が一気に繋がります。
 


縁側から直接来客をお迎え出来る畳室。里帰りのご家族や農作業を手伝うご親族、農業体験の子供たちが来ます。引戸の先には、洗面トイレなど水回りまで手触りの良い木製(杉材)手摺が続き快適です。
 


手触りの良い木製(杉材)手摺は、将来介助もしやすい広いトイレの中まで連続。とても安心です。
 


使い勝手など、ご家族皆で選定したシステムキッチン。奥には洗面・トイレ・脱衣・風呂が家事動線最短で配置されています。
 


オープンスタイルのキッチン。居間との境はオリジナル造作家具の幅広カウンター棚。丸穴の下にはコンセントがあり、配線が邪魔にならない。
 


居間やキッチン、畳室や玄関土間と、引戸で繋がる縁側空間。大きな掃き出し窓は、親しい来客を南庭から直接招いたり、梅干づくり作業などが快適に出来るよう意図しています。
 


地域との繋がりを大切にしてきたご家族の、新しい住まい。未来の暮らしと地域の活動を応援出来る住まいが実現しました。

 



ご家族が毎年手掛ける、手作りの梅干づくり。遠方のファンからも発注のある評判の美味しい梅干です。新しい住まいの南庭で、大変楽しみな再スタートとなります。

 

写真:古川都市建築計画

 

横浜市緑区の新築二世帯住宅計画「心地いい抜けのある家」が着工します

2021年03月20日


 

横浜市緑区の新築二世帯住宅計画「心地いい抜けのある家」が着工します
 

農地から宅地に変わりつつある住環境。プライバシーを確保し、地域の卓越風から程よく住まいを守るコリドー(回廊)のある住まいです。1階はバリアフリーの親世帯、2階は子世帯。深い軒下空間は、全体が来客を迎える玄関前のポーチであり、上下二世帯が共有する縁側空間でもある。旗竿敷地のアプローチ奥に抜けを生み、崖地に残る貴重な緑景を縁取り借景として日々楽しめる住まいの顔となります。少々の雨でも心地よく半屋外で過ごせる空間は、屋内外を繋ぎ住まいの居心地を高めます。2021年秋竣工予定です。

 

「柿の木を愛でる縁側付き離れ」を建てる計画案。

2019年12月10日


「柿の木を愛でる縁側付き離れ」アイディアスケッチ
 

「柿の木を愛でる縁側付き離れ」を建てる計画案。
 

お住まいの敷地内に先代より大切にされてきた一本の「柿の木」。毎年秋には二世帯で暮らすご家族皆で収穫し、たくさんの甘くて美味しい干し柿をつくり楽しんでこられました。一方その柿の木は、住まいの屋内どの場所からも眺めることが出来ません。現在のお住まい建設時、柿の木を残すことは何とか出来ましたが、屋内から心地良く眺められる間取りは、叶いませんでした。

柿の木は敷地の隅で孤立し、葉の繁りや成長を見守り難いことが、少し残念に思われることがあるとお聞きしました。「柿の木を眺めながら暮らせたら嬉しい」ご高齢のお母様、晩年の夢です。ご家族は、柿の木が眺められるお母様の寝室を、母屋とバリヤフリーで繋がる「離れ」として、限られた敷地内に増築することをお考えになりました。柿の木を眺めながら過ごせる寝室。ご近所のお友達が気軽に立ち寄りやすい縁側も設けたい。秋は目前の柿の実を収穫して、縁側で干し柿をつくる風情が楽しみな住空間。素敵です。

ご家族からご依頼頂き「柿の木を愛でる縁側付き離れ」を計画しはじめました。以前に、柚子の木を楽しむ住空間アイディアとして発案した「柚子風呂パビリオン」にご共感頂いていることも、ご縁のきっかけです。ご家族のご期待に応えられますよう、アイディアスケッチや具体的実現のための条件整理・法的検討など、一つ一つ進めています。
 
「柚子風呂パビリオン」の概要はこちら>
 


以前に発案した「柚子風呂パビリオン」イメージモデル。庭の柚子の木を眺めながら、収穫した柚子をバスタブに浮かべて柚子風呂を楽しむことが出来る空間アイディアです。ブドウ畑を眺めながら、そのブドウでつくったワインを頂くワイナリーレストラン。そして、柿の木を愛でながら縁側で干し柿をつくって楽しめるセカンドルームとしての離れ。共通する何かがあるかもしれません。

 

新築住宅計画『縁側サンルームの家』 竣工

2019年08月31日

 

『 縁側サンルームの家 』
 

<建築概要>
小さな子供とご夫妻が愛猫と暮らす住まいです。屋内と庭との間に、縁側のようでありサンルームのようでもあるスペースを配置。窓辺で家族と来客を迎える愛猫の居場所、家庭菜園の収穫一時置き、ロングカウンターのある家族共有のスタディコーナーなど多目的に利活用出来ます。全体に柔らかい自然光が取り込まれ、心地良い広がりを感じます。

場所:横浜市保土ヶ谷区
構造:木造2階建て
敷地面積:125.61㎡(38.00坪)
建築面積: 58.84㎡(17.80坪)
延床面積:106.40㎡(32.19坪)
設計施工:中山建設
設計協力:古川都市建築計画
写真:塚本浩史

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着工間近で描いたイメージスケッチ @縁側サンルームの家

2019年03月20日


出張先へ向かう新幹線MAXとき305号車内でスケッチ。スケッチブックはいつも持ち歩いています。

 

着工間近で描いたイメージスケッチ
 

横浜市保土ヶ谷区の新築住宅計画「縁側サンルームの家」。リビングと庭との間に、ご家族と相談し愛猫の居場所を計画しています。縁側のようであり、サンルームのようでもあるスペースに、ぜひ愛猫の年齢や性格、想定される行動、身体の健康などを見据えた居場所づくりを考えたい、と皆で話していました。

窓枠に佇み玄関先のポーチを見下ろす愛猫専用の窓。家族の往来や来客を迎える窓で、大きさや位置は設計に反映済みでしたが、そこに上下の棚床と柔らかな素材のカーテンを添えるアイディアが浮かび、イメージスケッチをしました。以前から窓際のカーテンが大好きな性格とのことで、何か工夫出来ないかと考えていたところでした。どうでしょうか?次回打合せでご家族に相談予定です。

 

 

建設工程や建材サンプル確認など着工前打合せ @縁側サンルームの家

2019年03月12日

 

建設工程や建材サンプル確認など着工前打合せ
 

横浜市保土ヶ谷区の新築住宅計画「縁側サンルームの家」実施設計が終了。建設工事の着工に向け、施主ご夫妻と中山建設さんショーホームのオフィスで打合せを行いました。
工事終了までの概略工程を把握した上で、まずは、着工後2カ月ぐらいの予定を皆で確認。既存建物の解体、地盤調査、必要になる場合の地盤補強工事、その後のコンクリート基礎工事の段取りまでを、中山建設中山さんからご説明頂きました。基礎工事後は近々で柱梁を建て込む上棟となりますので、皆で良き日取りを確認。上棟を祝う上棟式を行うか否か、どんな式を行うかなど後日決めるということで整理しました。

設計時に皆で概ねイメージ共有出来ていた屋内外の仕上げですが、いよいよ着工というタイミングでは、工期が具体化し担当の職人の皆さまも決まって参りますので、採用予定の建材実物サンプルを比較したり、新たに取り寄せたりすることは工事を円滑に進めるためにも効果的です。
今回は、大事な外壁仕上げの一部に採用予定の、実物サンプルを取り寄せました。屋外使用に強く特殊な防火処理を施したレッドシダー材(チャネルオリジナル株式会社「ウィルウォール」)です。実物サンプルを見て触れながら、施主ご夫妻の感想や、作り手としての中山さんの感想、特におさまりや施工方法、その他課題など見えてくることが沢山ありました。良かったと思います。

 


外壁仕上げ予定の実物サンプルをお取り寄せ。

 


皆で実物サンプルを確認する様子。

 



中山建設さんショーホーム「クラフトマンの家」併設カフェのケーキとコーヒーが美味しかったです。とってもリラックスした打合せとなりました。ありがとうございました。

 

愛猫と楽しく過ごせる家のご提案

2018年06月19日


愛猫Hanimaruくんの居場所でもある「縁側サンルーム」
のアイディアスケッチ。

愛猫と楽しく過ごせる家をご提案

横浜市内で土地を買って家を建てたいとお考えのご夫妻。
ご夫妻とも獣医のお仕事をされています。
欲しい家は、家族としての愛猫Hanimaruくんと、
快適に楽しく過ごせる家。
例えば帰宅時、窓越しに愛猫が出迎えてくれるような家。
ご夫妻が購入検討中の土地に、
そういう夢のある家が建てられるかが課題です。

リビングとの繋がりで、畳コーナーや縁側のような空間が
あると嬉しいと話された奥様。
多くの本をお持ちのご主人からは、沢山書棚があると
いいなあ、と話して頂きました。

以上、はじめてお会いした時にお話し頂いたことを
思いながらスケッチ&スタディを重ね案をまとめ2週間。
参考間取り図とイメージ模型を製作。
ご一緒にプロジェクトに取り組む中山建設さんの
ショールームにて、本日プレゼンテーションをさせて
頂きました。

「楽しい。こんな空間が考えられるんですね!」
「この土地を具体的に購入することを検討したいです。」
と、お話し下さいました。良かったです。


初回面談の時、奥様のスマートホンで見せて頂いた
愛猫Hanimaruくん。ぐっとイメージがわいてきました。


提案内容の工事費をご説明する中山建設中山さん。
工事費概算金額を算出して頂きました。

新築住宅『中庭ガレージの家』 竣工写真公開

2017年05月7日

 

『中庭ガレージの家』

<概要>
モーターライフを楽しむご家族にとって、車・バイクなどを置くスペースは居室と同じように大切。車・バイクのある中庭とガレージを、居住空間の中心に配置した住まいです。バイク3台を出し入れ出来る玄関ガレージを境に、東棟は主寝室と子供室などのプライベート空間。西棟は開放的なリビングダイニングとした、来客と気軽に過ごせるパブリック空間。玄関ガレージの屋根は全体が天然芝の屋上緑化バルコニーで、東西の居住空間を互いに立体的離れとして繋ぎ、楽しみながら行き来できるよう意図しています。

場所:神奈川県横浜市   
用途:住宅
構造:木造2階建て
敷地面積:196㎡(59坪)
建築面積:91㎡(27坪)
延床面積:126㎡(38坪)
建築設計:古川都市建築計画+STYLE
構造設計:レン構造設計事務所
照明設計:マントルデザイン
家具設計:STYLE
施工:STYLE
写真:平剛

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住まいの中心に、中庭とガレージがあるライフスタイル。
どこにいても愛車を愛でる楽しさと、車・バイクを楽しむ
友人が集い、情報交換やメンテナンスも出来るガレージライフ。

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バイク出し入れのため中庭と床レベルをそろえた玄関ガレージ。
玄関扉と別に設けた2.5m幅の木製ガラス引戸を採用する
ことでスムーズにバイクを出し入れ出来ます。
リビングと中庭は腰掛けると丁度よい高さ。メンテナンスや
バーベキュー、知り合いが立ち寄れる縁側のような場所です。

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玄関ガレージは、バイクの乗り入れを考慮した床タイルを採用。
天井の無垢木板・壁の漆喰・左官(モールテックス)・造作家具
・自然を感じる地窓の植栽。全てが手作りの空間は、施主ご家族
の愛するモーターライフのエッセンスを表現しています。

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玄関ガレージの照明もハンドメイド。黒革仕上げのアイアン素材
によるパイプに、位置・角度を自在に調整できるスポットライト
を設置。マントルデザイン久保隆文さんによる照明デザインです。

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隣家の緑を借景として、道・中庭・玄関ガレージが繋がる空間は
面積以上の奥行きと心地良さを生みます。住まいのどこにいても
愛車を愛でることができる空間構成。リビングは、折れ戸サッシ
によりフルオープンで中庭と繋がります。

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構造の梁を現わしとした、天井高5mのリビングダイニング。
天井:野地板ヒノキ材現わし、構造梁ベイマツ材現わし
壁:フェザーフィール漆喰(ドイツ漆喰)ローラー仕上げ(プラネットジャパン)
床:オーク材厚15mm×150幅オイル塗装、床暖房仕様
※設備システムではエネファーム(東京ガス)を採用してます。

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施主ご家族が所有していたアジアンテイストのソファや
オリジナル造作棚など、様式や新旧を自由に受け入れられる
大らかなリビングダイニング。ウッドデッキは道路から
プライバシーを守る、物干しスペースになっています。

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キッチン上部はミニ螺旋階段(アイエム社イタリア製)で上る
ロフト空間。ガレージのブルー壁と同じ左官(モールテックス)
仕上げのダイニングテーブル(STYLEによるデザイン&施工)
が広い空間のアクセントになっています。

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全ての梁間に調光できる間接照明を入れ、季節やイベントなど
に合わせ、様々な演出ができる空間です。

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隠れ家のようなロフト。リビング吹抜け空間を存分に使い
200インチの映像を寝転んで楽しめるよう工夫しています。
スポーツ観戦、レーシング観戦、大スクリーンを使った
ゲーム対戦など、パブリックビューイングような風情。
天然芝バルコニーからも出入りできるので、住まいの中の
非日常空間として、離れのようなスペースになっています。

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玄関ガレージの屋根全てが、天然芝バルコニーです。
東の子供室と、西のロフト空間を行き来できる空中の庭、
住まいの中のピクニック空間といえます。
中庭の見下ろし、ビール片手に休息、夏はプール、何と
お湯が出るようになっているので、置型のバスタブを
設置して楽しむ露天風呂構想も。笑

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車・バイクが最も出し入れし易い敷地の真中を中庭とし、
居住空間をコの字型に、敷地外周いっぱいに寄せた配置。
東棟と西棟を平屋の玄関ガレージで繋ぐ構成。
隣家の生垣を借景で活かし、ガレージの屋上を全て
天然芝のバルコニーとして緑化しています。

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装飾のないシンプルな外観。要所でエッジを滑らかな
曲面にした優しい表情です。愛車フォルムの曲面やスリット
形状のモチーフを取り入れています。
外壁:モルタル左官下地の上高耐久弾性リシン吹付け

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2階子供室。リビングダイニングと同様、天井は構造の梁を
現わしとしています。壁面の一部をアカシア材粗板仕上げ
とすることで、釘を打ったり棚を付けたり、自分で手を加え
られるように工夫。中庭を眺めたり、天然芝のバルコニーに
直ぐ出られるなど、想像力を育む楽しい空間です。

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1階主寝室。中庭の愛車を眺められる配置。ベッドコーナー
に腰壁を設けることで、開放性とプライバシーを確保する
工夫をしています。ブルー壁の部分はトイレ、その奥に
洗面所・洗濯機置場・バスルーム等水周りを配置。

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トイレ・洗面所・バスルームは、洗面器本体を左官
(モールテックス)仕上げにするなど、ハンドメイドによる
手触りや心地良さを重視したオリジナル造作です。
(STYLEによるデザイン&施工)
敷地境界とのわずかなスペースに植栽を配し楽しめるよう
開口部を重視したバスルームでは、屋外で使っている船舶照明
を採用。マントルデザイン久保隆文さんによる照明デザイン
全体のコンセプトから、照明器具が選定されています。

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リビングダイニングにセミオープンで繋がるキッチンは、機能性
を重視。プライバシーが確保された物干し空間のウッドデッキ
に勝手口で直結。家事動線を最短にしています。

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天候や時間帯により、ソフトに表情を変える白い外観。
片流れ屋根は、先端を少し出し外壁の耐久性を高める考えです。

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夕暮れ時、刻々と表情を変える中庭&ガレージ。
車やバイクが照明で丁寧に照らされ、浮き上がります。
ガレージライフの楽しみの一つといえます。

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中庭に開くフリースタイルの住空間。
中庭&ガレージを中心に、ワクワクするライフスタイルが
創造されます。

 

新築住宅計画『雪深い町の家』 竣工

2017年01月31日

 

『 雪深い町の家 』
 

<建築概要>
2mの積雪がある豪雪地域。高い断熱性や地盤の凍結に対応する基礎形状、積雪荷重に耐える強い構造、屋根雪降ろし負担を軽減する5寸(5/10)勾配の大屋根など、雪国ならではの住まいです。薪ストーブのあるサンルームは、暖をとることはもちろん、雪降る季節の物干し、近隣の方々との触れ合いなど、地域の慣習を反映した懐かしくて新しいスペースで、住まいの顔になっています。

場所:長野県信濃町
構造:木造2階建て
敷地面積:367.35㎡(111.12坪)
建築面積: 62.11㎡( 18.79坪)
延床面積:111.80㎡( 33.82坪)
設計:古川都市建築計画
施工:黒姫ホームサービス(株)
写真:古川都市建築計画