楽しい屋上「ペントハウス」
家や建築物の屋上に設けた小さな床面積の建築部分を
「ペントハウス」といいます。
一般的には、ビルの屋上にでるための、
階段やエレベーター、屋上に突き出た換気設備、
給水タンク置場などの塔屋を意味します。
屋上といえば、高い空、日射し、開放感とともに
デパート屋上の公園や、遊具を配したミニ遊園地など
子供のころに感じた、懐かしいワクワク感もあります。
川崎駅に近接する10階建てビルの屋上。
縁あってたまたま訪れた屋上のペントハウスは、
高さ5m程度の鉄骨フレームとネットによる構造物
で囲まれた、フットサルコートでした。
外部への騒音を気にすることなくボールを扱い、
大きな掛け声や笛の音など、全力で発散出来る環境。
天気の良い昼間は、丘の上にいるように、太陽の光も
雨風も、よりダイレクトに感じることでしょう。
そして何より、夕暮れ時にライトで照らされる
ペントハウスのスポーツ空間は、とても華やかでした。
プレーヤーがスター?に見える劇的空間。
競技場というより、まるで劇場空間のようです。
屋上は、都心部の利便性と限られた土地を有効活用する
場所。その利活用を促し支援するペントハウスの在り方
は、まだまだ無限大の可能性があるように思います。