祝上棟! @木造住宅の家づくり
上棟(じょうとう)とは、屋根の最も高い位置に据える部材
となる棟木(むねぎ)を取り付けること。従って、上棟の
ことを棟上(むねあげ)とも言います。縁起を考慮した吉日
に決行。木造住宅では一般的に、一日で上棟し組み上がった
建物の中で、お祝いをすることが多いです。
天候に恵まれた大安吉日、
川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」が上棟を
迎え、現場に立ち合いました。お昼休憩では、施主ご夫妻に
席を設けて頂き、建物のなかで大工さんたちとご一緒に
食事を頂きました。設計者としては、真っ白な紙、つまり
ゼロから空間を構想し長い時間をかけて図面を描き、
はじめて立ち現われる現実の空間に佇むことが出来る、
とても幸せな時間です。何度も経験していますが、
いつも感動します。
夕方には、最上部まで組み上がり、無事上棟しました。
おめでとうございます!
施主ご家族、大工の皆さま、お疲れさまでした。
竣工まで、安全第一でまたよろしくお願い致します。
◆2階高さからみる緑景と青い空を、施主ご家族に感じて
頂けて良かったです。
◆道路幅員に余裕が無く、工事には電線が障害となります。
上部に木材を上げる難しい作業。
◆施主ご夫妻に設けて頂いた食事の席。
※偶然なのですが、大変驚いた場となりました。
わたくし古川の設計で住まいを建てた施主5人が同席。
食事の写真に、何と5人が同時に写っているのです。
「ハマ大工の家」「むかえる家」「中庭ガレージの家」
「クラフトマンの家(建設中)」「心地よい風と緑の
ある家(本件)」合計5つの住宅の施主(家主)。実は
本件以外みな横浜の大工さんです。上棟のお手伝いに
来て下さったので、偶然このようなサプライズ?となり
ました。おそらく、私にとって最初で最後の珍しい機会
だったかもしれません。笑
◆夕方、無事上棟しました。おめでとうございます!