建材フェアを見学 @木造住宅の家づくり

2016年10月23日

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建材フェアを見学 @木造住宅の家づくり

一般に建材フェアとは、建材の販売店や、実際の工事で採用
する地域の工務店を対象に、新建材や注目素材、発売前の
実験的な商品など、展示公開する見本市といえます。
採用を検討している商品の詳細などを間近で確認出来る
貴重な機会なので、時々出掛けて行きます。

建築板金工事の株式会社高木 佐藤さんのご案内。
場所は、東京ビッグサイト(東京国際展示場)です。
中山建設 中山さんと一緒に、2016月星建材フェアー※
を見学しました。

実施設計中の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」
の外壁仕上げで採用検討中の金属サイディング実物
サンプルを、直接確認することが最大の目的です。
会場内にMAX寸法の8mで展示された、採用予定の
ガルバリウム鋼板製金属サイディング(アイジー工業
ガルブライトJフッ素)を発見。中山さんと共に、
風合いやおさまりなど、しっかり確認できました。
イメージ通りです。

広い会場内、折角の機会です。
様々な商品展示を見て回りました。是非使ってみたい商品
多数で、とても見応えがあり勉強になりました。
高木さんありがとうございました。

※月星商事 http://www.tsukiboshi-shoji.co.jp/

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◆高さ方向最大寸法の8mで再現された金属サイディング
 仕上げのタワー。アイジー工業:ガルブライトJフッ素

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◆様々な商品展示を見学。是非使ってみたい商品多数。

 

実施設計で必要な敷地の採寸 @木造住宅の家づくり

2016年10月2日

 

実施設計で必要な敷地の採寸 @木造住宅の家づくり

家づくりに向けた基本的な方向性を決める「基本設計」。
建設に向けた詳細をつめる設計が「実施設計」です。
基本設計に必要な敷地形状は、土地の大きさや方角、
地盤レベルなど、測量図によってかなり網羅できますが、
実施設計では、敷地境界にある塀の仕様や大きさ、
道路からの給排水引込の有無や位置等々、測量図にない
多くの情報が必要になります。
不足情報は、どうするのか?
敷地に足を運び自ら調査採寸です。
時間のかかる、地道な情報収集が、ほぼ全ての設計者の
日常であることは、一般に意外と知られていない
ことかもしれません。

同時期の実施設計となりました、
新築ショーホーム計画「クラフトマンの家」では、
敷地際の擁壁高さをメジャーで採寸。実はこのメジャーは
常に持ち歩いています。
新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」では、
施工担当の中山建設 中山さんにご協力頂き、測量図で
追い切れていなかった、土地の傾きや隣地の地盤レベルなど
を専門の計器で測定して頂きました。

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◆古川による、メジャーを使った現地擁壁採寸の様子。
 (撮影:中山建設)

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◆中山建設 中山さんによる、計器を使った地盤レベル測定。

 

照明アイディア打合せ

2016年03月21日

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新築住宅計画「中庭ガレージの家
照明アイディア打合せを行いました。
場所は有限会社STYLEです。

照明デザイナー久保隆文さんの声掛けで
関係者集合。
久保さんのアイディアスケッチと
お持ち頂いた、照明器具の実物サンプル
などを前に皆で意見交換しました。

本件は、構造と意匠と照明が
互いになくてはならない関係として
丁寧に調整しあい空間化すること
を重視した住まいとなります。
 

さて、(仮称)中庭ガレージの家は
基本設計がまとまり、明確に
中庭&ガレージを軸とした計画として
実施設計に入る段階となりました。

中庭ガレージの家
楽しみです!

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「雪深い町の家」 模型製作と実施設計の図渡し

2015年12月10日

 
新築住宅計画「雪深い町の家」。

実施設計が一端終了し、1回目の工事費見積り算出となりました。
今回施工予定の、黒姫ホームサービス様は、施主ご主人のお知り合い。
建設地の都合や積雪のある地域性等を、熟知されています。
皆で膝を突き合わせ、それぞれの立場で内容精査頂く
大変良い機会と考えてます。

施主・施工・設計の3者が、設計内容の魅力や課題、内外空間
イメージ等を共有できるよう、縮尺1/50の模型を製作しました。
具体的な仕上げイメージが伝達出来る、良いスケールと言えます。
見積りに向けた「図渡し」打合せ日に合わせて着手。
概ねの骨格は1日、家具や仕上げ等詳細を1日、計2日の工程です。

そして、模型持参で現地入り。
3者の中心?に模型をおき、スムーズに打合せが出来たと思います。
図面の補足として模型確認。
模型の補足として現地確認。
3者行動を共にし、じっくり打合せ出来ました。
ありがとうございました。

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◆模型の製作過程。外壁の一部に木板仕上げを採用するため、
色合いや隣り合う素材との関係が具体的に議論できるよう、
密度を上げて表現。

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◆図渡し&直接の打合せのため現地入り。最寄りのJR黒姫駅へは、
在来線しなの鉄道に乗車で向かいます。
流石、雪国! 乗降時に車両内が冷えないよう、扉が手動です。

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◆3者打合せ。机に模型を置き、図面と見比べられる状況。

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◆3者で敷地視察。屋根からの落雪状況を想定し意見交換。
 

新築住宅「雪深い町の家」 薪ストーブ検討。

2015年09月22日

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新築住宅「雪深い町の家」。
実施設計に入り、より具体的な問題や課題に向き合い
進めています。薪ストーブの検討も、そのひとつ。

建物正面の地上階部分、
「サンルームと縁側と風除室」を兼ねた空間に
施主のご要望でもある、調度いい薪ストーブを、設置
したいと考えています。

薪ストーブをご専門に扱う、DLDの中村さんが、
事務所を訪ねて下さいました。
建築本体で必要な備えや、煙突設置における注意点、
薪ストーブそのものの種類や各特徴など、
幅広くご指導頂きました。ありがとうございます。

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震災再生リフォーム住宅「永く楽しむ家」工事契約へ。

2015年09月8日

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◆和やかな雰囲気のなか工事契約を進めて頂きました。

春より進めて参りました、
リフォーム住宅「永く楽しむ家」
先日、実施設計が終了し、
同じ図面で、施工会社様3社に見積りを依頼。
精査・検討を行って参りました。(相見積り)

本日は、決定しました長野市の飯島建設株式会社様と
施主ご夫妻との工事契約に、設計者として立ち会いました。
場所は、工事を行うお住まい。
改築ならではの工事の段取り、ご契約内容や
ご入金の日程など、皆で一つ一つ丁寧に確認出来ました。

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◆激しく割れた床の間の壁。

本件は、2014年11月22日に発生しました、
長野県神城断層地震により被災した個人住宅を
より永く楽しく住まう家に全改築する
震災再生リフォーム住宅プロジェクトです。
和やかな工事契約の一方で、お住まいの切迫した状況を、
皆で再確認するという貴重な機会でもありました。

既存の庭、自然通風や採光を活かした心地良さ、
バリアフリー化やご親族皆が集まり楽しめる住まい
を目指し、いよいよ着工です!

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◆随所にみられる外壁の亀裂。屋根や外壁からの
雨水進入も心配されます。

 

「遠くを望む家」 構造検討に向けた打合せ。

2014年10月9日

 

~ 遠くを望む家 ~

先日の打合せで、施主ご夫妻と共有出来た全体のテーマです。

「遠くを望む家」は、概ねの方向性がみえた基本計画を終え、
徐々に実施設計としての検討に移行しております。

本件は、前面道路から2~3m上がった土地形状が特徴。
横浜では、とても多くみられるケースです。
土地を掘り込み自家用車をおさめるコンクリート造の地下車庫。
その上に、2層分の木造住まいを建てる、
3層構成の混構造を採用するため、
早い段階から構造設計者と検討を行う作業に着手しました。

本日は、構造設計を担当して頂く二連木さんの事務所で打合せ。
スタディーモデルを持参し、
各所空間イメージをお伝えしながら、
必要な地盤調査や、採用できそうな構造の方向性など、
私自身が気が付いていなかった工夫を、
様々ご指導頂くかたちの打合せとなりました。

◆構造設計の二連木さんと打合せ。@レン構造設計事務所
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「図書館のある家」工事契約に立会いました。

2014年07月13日

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◆「図書館のある家」イメージ模型

 

実施設計が終了した「図書館のある家」。
今回は、同じ図面で、施工会社様3社に見積りを
ご提出頂き、比較検討等により精査。(相見積り)

本日は、決定しました地元長野市の飯島建設株式会社様と
施主ご夫妻との工事契約に、設計者として立ち会いました。
場所は、東京にお住まいの施主ご自宅。
ご契約内容や保険加入の件、ご入金の日程など、
皆で、一つ一つ丁寧に確認出来ました。

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本件は、
2012年9月開催「建築家31会の住宅模型展(第6回)
にお越し頂きましたお客様の、プロジェクトです。

書籍をたくさんお持ちのご夫妻でした。
本が楽しめる、眺めの良いセカンドハウス。
将来の移住を視野にいれたつくり。
ご夫妻とともに検討を重ね、今日にいたります。

いよいよ着工です!

 

◆建築家31会の住宅模型展(第6回)~懐かしい。笑
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