施主ご夫妻と現場でサンプル帳を見なから屋内仕上げの色を決定

2021年06月18日

 

施主ご夫妻と現場でサンプル帳を見なから屋内仕上げの色を決定

横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家(仮称)」現場は、屋内の仕上げや造作工事が始まりました。施主・施工・設計3者による月1回の現場定例打合せは、残すところ来月あと1回。

この日、クッションフロアシート(CFシート)の色を現場で最終決定しました。本件では1・2階トイレと、お風呂の脱衣洗面室の床は、耐水性や抗菌性、掃除のし易さ等のメンテナンス性を重視したCFシートを採用。CFシートは厚さ2mm前後のビニール系シートの一種で、シートの中間層に発泡塩化ビニールを使ったクッション性のある床仕上げです。

厚みや金額が同じ仕様のCFシートでも、かなり色あいが選べるため、施主ご家族は選定に迷ってしまうことも多いです。工事契約時の段階で具体的な色を決めず、現場がある程度出来てきたところで、今回は現地の様子を見ながら最終的な色を決定することになりました。

既に施工済みで隣りあう無垢板の床材と並べてみたり、採用する空間にサンプル帳などの実物サンプルを直接持って行き、好みの色を検討。皆で安心して最終的な色を決定することが出来たと思います。

 


別の場所である程度の工程まで作りあげられた収納棚など、オリジナル造作家具が随時現場に搬入されてきています。

屋内仕上げのサンプルを現場で比較検討。@縁側サンルームの家

2019年07月17日

 

屋内仕上げのサンプルを現場で比較検討。
 

横浜市保土ヶ谷区の新築住宅計画「縁側サンルームの家」現場。床・壁の下地が施工され、目に見える素材感や利活用にかかわる仕上げ・造作などの方針を最終決定する段階となりました。施主・施工・設計の3者集合で行う現場定例打合せで、屋内仕上げのサンプルを比較検討するなど、一つ一つ決めて参ります。

現場担当の中山建設芳賀さんにご用意頂いた、屋内各所の仕上げサンプルを、実際に使う場所に並べたり、あてたりしながら、皆で意見交換するかたちで進行。思っていたイメージと違う建材の方が素敵に感じる場面や、思っていた通りのイメージにはまり、早く完成が見たくなったり、盛り上がりました。とても良い選択が出来たと思います。

 




壁クロスの検討。
 



CF(クッションフロア)の検討。
 




タイルの検討。

 

屋根・外壁、屋内造作確認 @あざみ町内会館新築工事

2019年01月11日

 

屋根・外壁、屋内造作確認
@あざみ町内会館新築工事

 
横浜市港南区の自治会館「あざみ町内会館」現場。
辻本工務店辻本さんとご一緒に、屋根・外壁確認と、
屋内仕上げ前の下地確認、造作家具の調整打合せ
を行いました。

特に足場解体を前に行う最終確認として
屋根仕上げの施工状況や、足場解体後では確認
しづらくなる場所の検査を入念に行いました。

屋内では、辻本さんによる造作棚などの
現場施工図を、大工さんを交えて情報共有し、
より良い方針を決めることが出来ました。
ありがとうございました。

 



足場を歩き各部確認。
 



屋根仕上げ・端部、軒天の通気確認。
 



集会室の下地確認。床上1m範囲は強化ボード下地です。
辻本さんによる施工図をみながら調整出来ました。

 

※合わせてご覧下さい。

◆横浜市港南区の自治会館「あざみ町内会館」進捗。
上棟の様子
自治会館建て替えによる「地鎮祭」に参列
屋内外仕上材の実物サンプル検討
「会館建設プロジェクト委員会」開催

 

工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

2018年10月3日


左から左官工事担当の嶺村建材工業 佐藤さん、
カネキ屋工務店 現場監督小林さん、施主奥さま。
小林さん舵取りで打合せが進行。出来る工夫やメリット
・デメリットなど、とても自由に意見交換できる場を
設けて頂きました。
屋内外で予定している、左官工事仕上材の素材や色等の
方針を、一つ一つ確認・検討する機会となりました。

 

工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
@店舗併用住宅「和定食屋さんの家」

施主・施工・設計三者定例(月一回)で現地へ伺いました。
現場は柱・梁が組み上がり屋根が完成、外壁の窓サッシが
取り付けられ、屋内側工事も着手できる段階。
ちょうど建築本体工事の中盤と言えます。

この段階で重要なことは、屋内外とも具体的な建物の仕上
げ材や造作を予定した上で、間違いのない下地工事を行う
ことです。つまり目に見えるものに対し、完成後見えなく
なったり、手を入れられなくなったりする下地の部分を、
しっかり作っていくことが重要になります。

逆に言いますと、色や素材など仕上げ材が決まらず、
曖昧だったり保留にしたり、唐突に変えたりすると、
順良く下地工事が進まず、現場の遅れや間違い、修正工事
による無駄が、現場に悪影響を及ぼす原因にもなります。
つまり、工事中盤は、特に現場監督さんの舵取りが
非常に大事な時期と言えるのです。

現場では、建具工事 土肥木工所 土肥さん(なんと施主
奥さまの同級生!心強いです。)と意見交換。
建具本体を理想的なかたちで据えられるよう、建具周りの
調整やご提案を持参され、とても助かりました。

工務店オフィス内では、厨房機器 マルゼン長岡営業所
田中さんと調整。天ぷらやフライなどをあげるフライヤー
を設計時のガス式から電気式に変更する場合の準備を
共有する意見交換。配線や電気容量なども変わるので
電気工事 荻井さんも同席、調整頂きました。

この日最後は、左官工事・金属工事全般ご担当の
嶺村建材工業 佐藤さんと意見交換。
屋内外の壁で予定している左官仕上げや、ポーチ床で予定
している洗い出し仕上げ(豆砂利洗い出しなど)等の
サンプルを持参され、方向性を決めることが出来ました。
より良いおさめ方など、多くのアドバイスも頂き、
仕上がりが楽しみになりました。

いずれも全てが下地工事にかかわる内容。
関係者相互に内容理解を深め、現場に活かせる
打合せが出来たと思いました。ありがとうございました。

 



建具工事打合せ。



厨房機器打合せ。



左官工事打合せ。

 

※合わせてご覧下さい。

◆上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」進捗。
地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子

 

屋内外仕上材の実物サンプル検討 @あざみ町内会館新築工事

2018年09月27日

 

屋内外仕上材のカタログや実物のカットサンプル持参で、
辻本工務店の辻本さんが来所され、古川都市建築計画で
打合せをしました。

屋外は、屋根・外壁・窓サッシ・床タイル。
屋内は、床・壁・天井・階段踏み板など。
着工した横浜市港南区の自治会館「あざみ町内会館」
について、各仕上げ材の色あいや素材感など、
住民代表の建設委員の皆様にプレゼンテーションする
準備です。

例えば、同じ仕様でも、色が違うと全く違う印象になる
こともあります。
オススメの色合いと考え取り寄せたサンプルでも、
参考に取り寄せた別の色の方が、より良いと感じるもの
もありました。
微妙に違う色合いで選択に迷う場合でも、関係者皆で
丁寧に選定することで、より地域で愛される施設づくり
を目指したいと考えています。

 


外壁仕上げサンプルは、屋内でなく、屋外の自然光で
並べてみることで、住民の皆さまに自信をもってオススメ
出来る色合いをチェックしました。

 

空間イメージをスケッチでメモ

2016年02月17日

IMG_7502
 

空間イメージをスケッチでメモ

打合せ先、旅先など、
常に持ち歩いているスケッチブック。
打合せの内容やスケジュール調整なども書きとめたりしつつ、
スケッチは、マーカーやボールペン、鉛筆などで
思い付くままに描きます。

私の場合、スケッチは
文字を書くことと変わらない、メモのような感覚です。
アイディアや大切だと思ったことについて
出来るだけその場で、メモをとるように描く。

数日前に自宅の食卓で描いた
新築住宅計画「中庭ガレージの家(仮称)」のリビング。

車をとめる中庭とリビングの繋がり。その奥にひかえる
玄関土間としてのガレージ。
道具や小物を収納する戸棚やオープン棚。

屋内仕上げのメリハリや、造作。
主要構造である梁などを現しとする空間イメージなど。

特に、中庭やウッドデッキと繋がる横の広がりと、
吹抜け空間による、縦の広がりをもつリビングの魅力は
活動的で何にでも挑戦する、住まい手の個性と
共鳴するイメージです。
詳細設計は半ば。まだまだ進化させますが、
スケッチは、強い軸足となるように思います。

IMG_7478