雁木に暖簾と旗看板が付きました。@和定食屋さんの家

2019年02月22日

 

上越市の店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」。
店主であるご夫妻から「暖簾と旗看板が付きました!」
と、ご連絡とともにスナップ写真を頂きました。

雪国である上越市の伝統的建築様式の「雁木」
をモチーフとした店舗正面の佇まいです。
暖簾と旗看板のしつらえで、活き活きとして参りました。
とても素敵です♪ うれしい。

 

◆店舗併用住宅計画「和定食屋さんの家」工事のあゆみ。

地鎮祭と工事契約
施主・設計と各工事担当者の初打合せ
家具・建具や人を入れたイメージ模型
融雪を考慮した外構計画の現場打合せ
上棟式「お餅まき」のご案内が新聞掲載されました。
上棟式「お餅まき」の様子
工事中盤、建具・厨房機器・左官仕上の打合せ
フラット35S適合証明「中間現場検査」
屋内塗装と屋外塗装の打合せ
遠方の施主とSNS&手描きスケッチで情報共有
足場解体&外溝と屋内造作の最終打合せ
確認検査&フラット35S適合証明「完了検査」
竣工お引渡し。
竣工スナップ写真紹介【店舗編】
竣工スナップ写真紹介【住宅編】

 

「会館建設プロジェクト委員会」開催 @あざみ町内会館新築工事

2018年09月30日


自治会館建設プロジェクト委員長(地域代表)作成の
次第により、和やかな雰囲気の中、委員会が開催
されました。

 

「会館建設プロジェクト委員会」開催
@あざみ町内会館新築工事

横浜市港南区の自治会館「あざみ町内会館」現場。
着工後はじめて行われる「会館建設プロジェクト委員会」
に、辻本工務店辻本さんと一緒に出席し、
建物の各仕上げ材の詳細について、住民代表の
建設委員皆様に、プレゼンテーションいたしました。

屋外は、屋根・外壁・窓サッシ・床タイル。
屋内は、床・壁・天井・階段踏み板など。
屋内外仕上材のカタログや実物のカットサンプル、
全てを会場に搬入。
基本的な機能・性能は、設計時に整理・検討済みでしたが
屋内外仕上げの色あいや素材感など、最終的細かな
建材選定は、ぜひ住民の皆さまと共に意見交換し、
最終決定したいという考えのもと、住民代表の皆さまと
関係者皆が休日返上でのぞむ委員会でした。

特に、メンテナンス性や個人の好みを超えた公共性が
ポイント。一方、地域性として周辺佇まいと馴染む
バランスや落ち着きを考慮しつつ、公共施設としての
ランドマーク性(目印)も必要であるという、とても大事
なニュアンスが共有され議題の建材は全て決定しました。
素晴らしい委員会となりました。

皆さま大変お疲れさまでした。ありがとうございました。

 




 

教室がすべて黒板の教室?!

2018年08月20日

ユニークな建物形状の、まつだい雪国農耕文化村センター
農舞台(設計:MVRDV)。ミュージアム機能をもつ
比較的小さな公共施設ですが、屋内外とも来訪者を刺激
する、様々な見所がありました。

例えば、河口龍夫さん「教室」という作品は、
屋内の一室がまるごと作品となった、体験型の作品。
なんと、教室すべてがチョークで描ける黒板塗装で仕上
げられた、まさに教室がすべて黒板の教室です。

来訪者が、自由にどこにでもチョークで描き込める空間。
チョークで何かを描いている子供たちや大人も、
それを生徒のように眺める人々も作品であるような佇まい。
教室であることは、子供でも分かると思うのですが、
明らかに教室とは違う振る舞いが生まれているようです。

実際にチョークを持ってみると、落書きとも何か違う
スイッチが入るような感覚を感じました。
リラックスした空間であるのに、微妙な緊張感もある。
不思議な高揚感と共に、何かを問いかけてくる空間。
たまたま訪れた施設でしたが、良い出会いでした。



手足を伸ばし地面から浮かぶ建築。手足がそのまま
切り込む通路となり、歪な屋内空間を生み出す構成です。
緑の部分が、河口龍夫さんの「教室」という作品。




周囲の自然を眺められる大きな開口部以外は、屋内全てが
黒板塗装された不思議な空間。

 

店舗併用住宅の設計実例を巡る “個別見学会”

2017年08月6日

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7年前に竣工した店舗併用住宅「洗たく屋さんの家
道路側に開放された家庭菜園などの外構を見学するご夫妻。
住まい全体の佇まいや、街との繋がり方など、高いご評価を
頂きました。
 

店舗併用住宅の設計実例を巡る “個別見学会”

住まいの一部に店舗を併設する住宅を「店舗併用住宅」と
言います。住まいの心地よさはもちろんのこと、店舗の
あり方や、住まいと店舗の繋がりなど、敷地や地域の
特徴を最大限に活かした、住宅と店舗の快適な関係性を
計画することが必須。時節の移り変わりに伴う、
店舗や家族の変化に対応する、柔軟性や自由度も大切です。

店舗併用住宅の新築を検討されているご夫妻より、
古川都市建築計画で以前に設計しました店舗併用住宅の
実物を、是非見学したいとご要望頂きました。

設計実例を巡る”個別見学会”を企画。
横浜市内で設計しました実例を、ご一緒に見学する機会です。
<見学の流れ> 全約3時間コース
古川都市建築計画近くでAM9時集合。古川の車で移動。
・「洗たく屋さんの家」(クリーニング店併設)見学、内覧
・「小さな広場の家」(歯科医院併設)見学
・「ウッドフェンスの家」(理容室併設)見学 

特に、ご家族構成や街との関わり方・佇まいなど、参考になる
とのことで、店舗併用住宅「洗たく屋さんの家」では、
事前にお住まいのご家族にご承諾頂き、内覧が実現。
リビングダイニングで、ご家族から暮らしの様子を、
直接お聞きする貴重な機会となりました。
・その後お変わりなく、楽しんで住まわれていること。。
・店舗と住まいの間合いを使いこなし、暮らされていること。。
・竣工後7年、店舗の進化に合わせたカスタマイズのこと。。
・日頃のライフスタイル等々。。
貴重なお話の数々。O様、大変お世話になりました。

ご一緒しましたご夫妻に、リアルな店舗併用住宅の様子を
体感頂けて良かったと思います。
そして実は何より、素敵に住まわれている各お住まいの様子を
拝見でき、私自身が元気をもらいました。
ありがとうございました。

皆さまへ
古川都市建築計画では、設計実例”個別見学会”を随時企画
して参ります。ご希望等ございましたら、
古川都市建築計画ホームページお問合せ ・お電話など、
是非気軽にお問合せ下さい。

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洗たく屋さんの家」内覧の様子。
高い天井の大らかなリビングで、お住まいの奥さまが
暮らしの様子について、たくさんお話し下さいました。
ありがとうございました!
古川オリジナルデザインの「畳台」で、ご長男が
プラレール妙技をご披露。楽しい時間でした。

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左「小さな広場の家」(歯科医院併設の住宅)見学。
右「ウッドフェンスの家」(理容室併設の住宅)見学。