古川都市建築計画は、8/10から8/14まで
夏季休暇を頂きます。
暑さ対策など、お出掛けには充分お気を付け頂き
皆さま良い夏休みをお過ごし下さい。
古川達也
追伸
先日、川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」で
竣工写真撮影があり立ち合いました。撮影は塚本浩史さん。
撮影の休憩時間、ご夫妻お手製の、かき氷を頂きました。
本当に美味しい!
住まいの素敵な写真は、後日ご紹介して参ります^^
お楽しみに!
2017年08月9日
古川都市建築計画は、8/10から8/14まで
夏季休暇を頂きます。
暑さ対策など、お出掛けには充分お気を付け頂き
皆さま良い夏休みをお過ごし下さい。
古川達也
追伸
先日、川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」で
竣工写真撮影があり立ち合いました。撮影は塚本浩史さん。
撮影の休憩時間、ご夫妻お手製の、かき氷を頂きました。
本当に美味しい!
住まいの素敵な写真は、後日ご紹介して参ります^^
お楽しみに!
2017年05月10日
◆完了検査を終えた、出来たてホヤホヤ?の2階リビング。
オープンキッチン・スタディコーナー・ラワンベニヤ目透かし
張りの傾斜天井・ニッチ・ご家族が時間を掛けて選んだ照明
など、皆で生み出した工夫が、夕暮れ時に浮かび上がり感動!
指定確認検査機関の完了検査 @心地よい風と緑のある家
建物建設では、国の定めた建築基準法に基づく建築である
ことを審査し確認するための「確認申請書」を、自治体
又は民間の指定確認検査機関に提出。審査に合格した旨の
確認済証を受領することで、工事を着工させることが出来ます。
また、建物の完成では、確認申請で認められた建物が、
申請通り出来ているか、審査するための現地検査をともなう
「完了検査」の申請が日本では必須。合格し「検査済証」
を受領することで、全ての建物は竣工が迎えられます。
川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」が工事の
終わりを迎え、指定確認検査機関の完了検査が行われました。
確認申請を提出したSBC(湘南建築センター横浜支店)に
必要書類を提出し完了検査を申請。現地検査が行われ、
大きな指摘なく無事合格、後日「検査済証」を受領しました。
完了検査の立会い日に合わせ施主・施工・設計の3者で集合。
住まい本体工事終了後に予定していた、玄関ポーチ・植栽
・駐車スペースなど、外構計画の調整打合せを行いました。
本体工事が終わっているので、空間の特徴や日々の使い勝手
等も、皆で想像し易くなっている状況です。
車で帰ってくる動線、新聞配達・来客等の視点、子供や
お年寄りの視点など、その場でスケッチしながら、皆で
意見やアイディアを出し合う打合せとなりました。
住まいご家族の気持ちや雰囲気がそのまま表れる
素敵な外構となりそうです。
◆完了検査の様子。検査員が現地隅々を検査します。
中山建設中山さんと古川で、検査に立ち合いました。
◆皆のアイディアを取り入れ、古川がその場でスケッチ。
スケッチと現地を見比べつつ方針を決めることが出来ました。
2017年04月8日
まもなく屋内の仕上工事に入る現場。この段階の関係者間に
よる連携やコミュニケーションは特に大事だと思っています。
「心地良い風と緑のある家」では、中山建設中山さんの声掛け
で、施主・施工・設計の3者で現場集合。
空間の特徴が、かなり分かるようになってきているので
使い勝手も想像し易くなっています。
玄関から順に屋内を巡りながら、意見やアイディアを出し合う
打合せ。あるべき所にスイッチやコンセントはあるか、
手摺形状に対応した下地が仕込まれているか、造作家具
カウンター高さが予定通りで問題ないかなど、
一つ一つですが、持ち帰ることなく着実にその場で方針を
決定出来た、内容の濃い打合せとなりました。
◆2階居間で、照明器具位置の微調整。
◆1階玄関付近で、近付くと自動で照明が点灯する人感センサー
付き照明のセンサー位置を調整。実際に歩きながら
皆でシミュレーション。電気工事吉田さん、施主奥さま、
中山さん、お疲れさまでした。
2017年03月17日
指定確認検査機関の中間検査 @木造住宅の家づくり
建物建設では、国の定めた建築基準法に基づく建築である
ことを審査し確認するための「確認申請書」を、自治体
又は民間の指定確認検査機関に提出。
審査に合格した旨の確認済証を受領することで、工事を着工
させることが出来ます。
また、建物の完成では、確認申請で認められた建物が、
申請通り出来ているか、審査するための現地検査をともなう
「完了検査」の申請が日本では必須。合格し「完了検査済証」
を受領することで、全ての建物は竣工が迎えられます。
「中間検査」は、以上の「確認申請」と「完了検査」の間、
工事の中間で行われる大事な検査です。中間検査に合格して
いなければ完了検査も受けられません。
各自治体や建物の構造・規模等により、検査時期や項目に
違いがあるのですが、検査員1~2名による現地検査に合格
することで、以降の工事を進行させることが出来ます。
川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」で、
指定確認検査機関の中間検査が行われました。
川崎市の一般的な木造2階建て住宅では「屋根工事の工程」
が中間検査のタイミング。本件は、確認申請を提出した
SBC(湘南建築センター横浜支店)に必要書類を提出し
中間検査を申請。現地検査でも大きな指摘なく、
無事合格致しました。
2017年02月22日
金属屋根・外壁仕上げ打合せ @木造住宅の家づくり
木造の家づくりにおいて、耐久性があり比較的軽く薄い板材
として、細かな手加工も可能な金属、ガルバリウム鋼板製の
屋根・外壁材を使う機会が多いです。
新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」現場は、
柱・梁が組み上がり、下地の合板が施工されたタイミング。
板金(金属屋根外壁)工事担当の株式会社高木 佐藤さん
中山建設 中山さん、大工棟梁 加藤さん
関係者現場集合で、金属屋根・外壁仕上げの打合せを
行いました。
敷地に横付けしたトラックの荷台に建材サンプルを並べ
施工場所の割り付け配置、出隅・入隅、開口部や
ジョイント部など、現場の壁面下地に直接スケッチメモ
などもしながら、順調に打合せすることが出来ました。
◆大工棟梁 加藤さん、板金工事 佐藤さん、古川で意見交換。
(撮影:中山建設 中山さん)
2017年01月21日
祝上棟! @木造住宅の家づくり
上棟(じょうとう)とは、屋根の最も高い位置に据える部材
となる棟木(むねぎ)を取り付けること。従って、上棟の
ことを棟上(むねあげ)とも言います。縁起を考慮した吉日
に決行。木造住宅では一般的に、一日で上棟し組み上がった
建物の中で、お祝いをすることが多いです。
天候に恵まれた大安吉日、
川崎市の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」が上棟を
迎え、現場に立ち合いました。お昼休憩では、施主ご夫妻に
席を設けて頂き、建物のなかで大工さんたちとご一緒に
食事を頂きました。設計者としては、真っ白な紙、つまり
ゼロから空間を構想し長い時間をかけて図面を描き、
はじめて立ち現われる現実の空間に佇むことが出来る、
とても幸せな時間です。何度も経験していますが、
いつも感動します。
夕方には、最上部まで組み上がり、無事上棟しました。
おめでとうございます!
施主ご家族、大工の皆さま、お疲れさまでした。
竣工まで、安全第一でまたよろしくお願い致します。
◆2階高さからみる緑景と青い空を、施主ご家族に感じて
頂けて良かったです。
◆道路幅員に余裕が無く、工事には電線が障害となります。
上部に木材を上げる難しい作業。
◆施主ご夫妻に設けて頂いた食事の席。
※偶然なのですが、大変驚いた場となりました。
わたくし古川の設計で住まいを建てた施主5人が同席。
食事の写真に、何と5人が同時に写っているのです。
「ハマ大工の家」「むかえる家」「中庭ガレージの家」
「クラフトマンの家(建設中)」「心地よい風と緑の
ある家(本件)」合計5つの住宅の施主(家主)。実は
本件以外みな横浜の大工さんです。上棟のお手伝いに
来て下さったので、偶然このようなサプライズ?となり
ました。おそらく、私にとって最初で最後の珍しい機会
だったかもしれません。笑
◆夕方、無事上棟しました。おめでとうございます!
2017年01月6日
プレカット図の確認打合せ @木造住宅の家づくり
木造の家づくりにおけるプレカットとは、必要な柱・梁等
の部材を、工場で自動工作機械を使って加工することを
いいます。自動で加工するには、あらかじめ全ての部材
寸法や加工形状等を、コンピューター入力しておく必要が
あり、その入力図がプレカット図となります。
プレカット図に間違いがあれば、そのまま間違えた加工で
仕上がるため、加工が自動でも、慎重なチェックが
必要になることは、言うまでも有りません。
新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」は、無事着工。
コンクリート基礎工事の工程です。概ね一か月後には
現場に柱・梁が搬入され組み上げる上棟となりますので、
プレカット図のチェック及びプレカット作業は、
待ったなしのタイミング。
施工担当の中山建設中山さんの声掛けで、プレカット工場
へ伺い、担当の皆さまと直接息のかかる距離で図面を
互いにチェック。知恵を出し合いその場で修正・調整する
ようにしました。
とにかく早い!
PC画面を見ながら修正し、その場で内容を確認。
問題を全てクリアにし、誰も課題を持ち帰らない、
気持ちよい打合せとなりました。
ついでに、工場の様子を見学させて頂きました。
積みあがる材木の荒々しさと、部材をミリ単位で扱う繊細さ
がバランスする工場空間。
ものづくりのエネルギーを感じました。
◆プレカット図のチェック。
◆PC画面を使い内容をその場で修正確認。早いです。
2016年11月10日
地鎮祭 @心地よい風と緑のある家
「地鎮祭」は、土地の神を鎮め、土地を利用させて頂く許しと、
工事の無事を祈る伝統的な儀式です。
工事の規模、地域、慣習の違いによって、とり行いの有無や
進め方も様々ですが、施主ご家族をはじめ、
工事関係の皆さまや近隣の皆さまが、互いに顔を合わせ、
ご挨拶出来ます良い機会ともいえます。
実施設計の終盤。建築確認申請に向けた申請資料作成に
入った新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」の
地鎮祭に、出席させて頂きました。
神主さまのアドバイスから、敷地のなかでも、新築予定の
ちょうど建物中央に定められた祭場は、神様が南を向くことが
出来る配置。私たちは北を向きます。
晴れた秋空の下。太陽の方角をより強く意識し
あらためて土地と静かな対話が出来たように感じました。
撮影:中山建設
2016年10月30日
『家具・小物を表現した模型』実施設計へ
設計時に製作しているイメージ模型。
私の場合イメージ模型は、設計の比較的早い段階で、
手を動かしながら、目指すイメージを模索するための
表現手段。プロジェクトの性格に合わせ、部分や全体など
様々な大きさで製作しています。
川崎市の新築住宅計画『心地よい風と緑のある家』では、
具体的な家具・小物等を表現した模型を製作しました。
実は、設計を始める前から、施主ご夫妻の具体的な居場所
イメージが比較的明確でした。玄関土間と繋がる子供たち
の空間は置き家具や建具等で、融通のきく多目的空間と
したい。居間は座ってくつろぐ時に感じる高い天井、
バルコニーを介して緑景が常に見渡せる。バルコニーには
椅子テーブルを置いて目前の緑を楽しみながら
気軽に食事をしたい。キッチン近くには子供が勉強したり
家事や書きものが出来るコーナーが欲しい、等々。
つまりご家族にとって、建物の色・形よりも、暮らしの
中でやってみたい諸活動が、ちゃんと出来る空間であるか
が最重要課題でした。従って、この住まいの模型では、
家具・小物や植栽などを入れることで、具体的所作や
活動が、鮮明にイメージ出来るよう工夫しています。
本件は、この模型の確認をもって基本設計から
実施設計へ以降。設備や構造検討などの連携・打合せにも
分かり易いこの模型が大活躍です。関係の皆さまに
空間の具体的利活用を知って頂き、各々必要な調整を
ご提案頂ける効果も感じています。
◆製作途中(下)の状況と比較。家具等を入れた模型
(上)では各所で出来る所作が、より想像出来ます。
◆道路側住まいの正面。日々の行来で目にする家庭菜園
が楽しい。
◆実際には体験出来ない上空からの視点。施主ご家族と
共に緑地と向き合うバルコニーを、強く意識しました。
『心地よい風と緑のある家』概要
豊かな緑地帯に面した静かな住環境です。1階は広い
土間と繋がる多目的なスペース。客室や寝室として活用
します。2階は屋根形状を活かした伸びやかな居間。
どこにいても風がぬけ、緑が楽しめる住まいです。
建物用途:住宅
構造規模:木造2階建て
敷地面積:149㎡(45坪)
建築面積:62㎡(19坪)
延床面積:104㎡(31坪)
所在地:川崎市
2016年10月23日
建材フェアを見学 @木造住宅の家づくり
一般に建材フェアとは、建材の販売店や、実際の工事で採用
する地域の工務店を対象に、新建材や注目素材、発売前の
実験的な商品など、展示公開する見本市といえます。
採用を検討している商品の詳細などを間近で確認出来る
貴重な機会なので、時々出掛けて行きます。
建築板金工事の株式会社高木 佐藤さんのご案内。
場所は、東京ビッグサイト(東京国際展示場)です。
中山建設 中山さんと一緒に、2016月星建材フェアー※
を見学しました。
実施設計中の新築住宅計画「心地よい風と緑のある家」
の外壁仕上げで採用検討中の金属サイディング実物
サンプルを、直接確認することが最大の目的です。
会場内にMAX寸法の8mで展示された、採用予定の
ガルバリウム鋼板製金属サイディング(アイジー工業:
ガルブライトJフッ素)を発見。中山さんと共に、
風合いやおさまりなど、しっかり確認できました。
イメージ通りです。
広い会場内、折角の機会です。
様々な商品展示を見て回りました。是非使ってみたい商品
多数で、とても見応えがあり勉強になりました。
高木さんありがとうございました。
※月星商事 http://www.tsukiboshi-shoji.co.jp/
◆高さ方向最大寸法の8mで再現された金属サイディング
仕上げのタワー。アイジー工業:ガルブライトJフッ素
◆様々な商品展示を見学。是非使ってみたい商品多数。