施主ご家族による子供室壁の湯布珪藻土左官仕上げ体験

2021年06月27日

 

施主ご家族による子供室壁の湯布珪藻土左官仕上げ体験
 

住まいづくりにおいて、施主ご家族が自ら施工に参加出来ることは、とても良いことだと思います。自分たちが住まう家を自分たちの手で作る喜びと共に、家に対する愛着や家族の絆を深める貴重な機会となるからです。一方、建設真っ只中に行うことですから、建設現場における安全確保や、施工を担当される施工会社、あるいは職人の皆さまの理解と、ご協力なくして進めることは難しいことでもあります。

竣工まであと約1ヶ月となり、内装仕上げが始まった横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家」。施主ご家族による子供室の壁の、左官塗り体験が行われました。工事契約時、施工を担当することになった株式会社中山建設中山社長より「折角の機会ですから、是非ご家族で珪藻土壁の左官塗り体験をしてみませんか」と、ご提案がありました。家づくりにとても積極的なご夫妻の様子を感じとり、声掛けして下さったのです。ご家族も大変楽しみにされていたことが、実現しました。

現場の左官職人さんが、下準備を整え、安全を見ながらコテの使い方やコツを伝授。親切にサポートして下さいました。この場をおかりしてお礼申し上げます。ありがとうございました。今回の仕上げは湯布珪藻土。実は、古川の設計図面の仕様では珪藻土と明記してあったものの、産地や種類等どんな珪藻土であるかは指定していませんでした。中山建設さんご提案により、湯布珪藻土を採用することになった経緯があります。

湯布珪藻土は、主成分を地元大分産珪藻土と、湿度コントロールに優れた北海道産珪藻土を混合。結合材に自然素材のセルロースファイバーと食品のりを使用した100%自然素材の珪藻土とのこと。つまり、安心して子供たちに体験してもらえる仕上げ素材と言えます。

施主ご夫妻が、子供たちに左官仕上げの体験をさせようと、お仕事や予定を調整され、現場工程上スムーズな日程に合わせて準備して頂けたことも何よりでした。ご実家のお父様・お母様もご参加下さるなど関係者皆が協力し合い、無事開催出来ました。子供たちにとって、自分の部屋の壁を自分で仕上げる体験。手形や足形を壁に残した思い出とともに、いつか未来の暮らしに活かして頂けると嬉しいですね。

 


写真撮影:中山建設

施主ご夫妻と現場でサンプル帳を見なから屋内仕上げの色を決定

2021年06月18日

 

施主ご夫妻と現場でサンプル帳を見なから屋内仕上げの色を決定

横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家(仮称)」現場は、屋内の仕上げや造作工事が始まりました。施主・施工・設計3者による月1回の現場定例打合せは、残すところ来月あと1回。

この日、クッションフロアシート(CFシート)の色を現場で最終決定しました。本件では1・2階トイレと、お風呂の脱衣洗面室の床は、耐水性や抗菌性、掃除のし易さ等のメンテナンス性を重視したCFシートを採用。CFシートは厚さ2mm前後のビニール系シートの一種で、シートの中間層に発泡塩化ビニールを使ったクッション性のある床仕上げです。

厚みや金額が同じ仕様のCFシートでも、かなり色あいが選べるため、施主ご家族は選定に迷ってしまうことも多いです。工事契約時の段階で具体的な色を決めず、現場がある程度出来てきたところで、今回は現地の様子を見ながら最終的な色を決定することになりました。

既に施工済みで隣りあう無垢板の床材と並べてみたり、採用する空間にサンプル帳などの実物サンプルを直接持って行き、好みの色を検討。皆で安心して最終的な色を決定することが出来たと思います。

 


別の場所である程度の工程まで作りあげられた収納棚など、オリジナル造作家具が随時現場に搬入されてきています。

気密試験の立会いで住まいの気密性能を知る

2021年06月12日

 

気密試験の立会いで住まいの気密性能を知る
 

家づくりにおける大事な建物性能の一つに、気密性を高めることが求められています。もちろん窓や玄関扉などを開ければ、屋内外の隔てがないことになりますが、閉めている状態で、あらゆるところに隙間があれば、夏の冷房設備や冬の暖房設備の効果は薄まり、必要以上の設備使用による無駄な負荷となることを問題としています。

骨格となる建物の外皮に隙間なく、しっかりとした気密性能を発揮できる家づくりとすることで、余分な設備負荷を軽減し、出来るだけエネルギー消費を抑えた住まいを目指したい。それには、設計時において不用意な複雑さを避け、出来るだけ明瞭な構成を心掛けた隙間を生みにくい計画を意識することが大切です。そして何より建物を実際につくる施工時の、大工さんや職人の皆様の、気密性能への意識や取組みが最も重要となります。

気密性能を客観的に知る方法として、工事の途中段階で気密試験を行う方法があり、横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家(仮称)」現場では、施主ご家族のご要望から、工事契約時に気密試験を行うことを盛り込んでいました。施主ご夫妻と設計者である古川立会いのもと、工事途中の現場で気密試験を行なって頂きました。

窓を閉め換気口などを全て塞ぐなど入念に事前準備。専用の機械を動かし約5分間、屋内の空気を屋外に抜くことで減圧し、その際に屋内へ流入する空気の状況を計器で測定します。高気密住宅の目安となるC値(相当すきま面積)1.0未満を想像していたところ、なんと計器が示した数値はC値0.3で、大変高気密であることが確認できました。精度高い施工に感謝申し上げます。

家づくりを行う皆様、気密試験について設計者や施工者にご相談されると良いと思います。関心があっても、どうして良いか分からない、進め方が分からない方など、古川都市建築計画へお問い合わせ下さい。

 


気密測定は、高気密・高断熱・エコ住宅を提案する株式会社ワイエム、若松健司さんが担当。測定をしながら、更なる気密のための工夫やポイントなどをご指導頂けましたので、大変学びある機会となりました。ありがとうございました。

 

大きなオリジナル造り付け収納棚製作のジョイント方法

2021年06月10日

 

大きなオリジナル造り付け収納棚製作のジョイント方法

横浜市戸塚区の個人住宅「2つのテラスをもつ家(仮称)」は、あと2ヶ月で竣工。いよいよ屋内の仕上げや造作工事がクライマックスを迎えます。空間に合わせて設計している屋内造り付け家具の製作が始まり、調整打合せを兼ね工場で貴重な製作過程をみせて頂きました。担当は中山建設家具職人の五味さんです。

大きな造り付け家具は、分割して製作し後で繋ぎ合わせ、必要な寸法の家具を実現します。分割することで現場への輸送・搬入も可能になりますので、合理的で質の高いジョイント技術は、造り付け家具の可能性を広げる、とても重要な技術であることが分かります。

例えば、洗面脱衣室の収納棚は、完成すると壁面と一体となり床から天井までいっぱいの収納力抜群、大きな壁面収納棚となります。上下半分づつ製作し、中程で繋ぎ合わせるのですが、そのジョイントに、ドイツ製の特殊な道具と部材を活用しており、五味さんにその詳細を解説して頂きました。

専用の彫り機で確保した穴に、ジョイントするための金物を互いに埋め込み、外側から六角レンチで締め上げることで引き寄せられるしくみ。殆ど継ぎ目が分からないほどの精度で、別々に造られた家具が一体になります。再度解体して現場へ搬入し、同じ方法で組み立て再現できる。すごいですね。

本件住まいでは、さらに大きな造作家具があり、このシステムで実現して頂きます。安心して製作をお任せできる頼もしい技術ですね。完成が楽しみです。

 

六角レンチで引き寄せジョイントすると、殆ど継ぎ目が分からない素晴らしい精度です。すごいですね。

サンプルで検討モルタル下地の上にグレー色の外壁仕上げ

2021年06月7日

 

サンプルで検討モルタル下地の上にグレー色の外壁仕上げ

横浜市戸塚区「2つのテラスをもつ家(仮称)」施主・施工・設計3者で現場打合せ。モルタル下地の上にグレー色の仕上げを予定。候補となる濃淡や素材感が違う3種類のサンプル(アイカ_ジョリパット)を外壁にあてて頂き、皆で道路から見たり至近距離で見たりしました。

モルタル下地が既にグレー色で、どれも似たような印象に感じるのではないかとも思われましたが、実際に施工する場所に実物サンプルをあて比較しながら見てみると、それぞれが全然違うことに皆驚きです。和洋の感じ方、荒々しさ、優しさなど、感じる印象を共有し、最終的に絞りこむ意見交換が出来ました。

 

実物サンプルを現場に持込み外壁の色を決定

2021年06月4日

 

実物サンプルを現場に持込み外壁の色を決定
 

横浜市緑区の二世帯住宅計画「心地いい抜けのある家」施主・施工・設計3者現場集合打合せ。床や壁の下地板が取付けられたことで、空間が想像し易くなりました。予定していた屋内外の仕上げサンプルやカタログ、オリジナル造作家具の図面と現場各所を見比べ、バランスが取れているかなど、皆で具体的意見交換が出来ました。特に、外壁の色については、実物サンプルを現場に持込むことで、完成イメージを皆で共有。3者、満場一致で素敵な色合いを選定できました。

 

 

木造2階建て二世帯住宅計画「心地いい抜けのある家」が上棟

2021年05月15日

 

木造2階建て二世帯住宅計画「心地いい抜けのある家」が上棟

横浜市緑区の木造2階建て二世帯住宅計画「心地いい抜けのある家」が上棟しました。未だコロナウイルス感染拡大を危惧するコロナ禍の状況です。ちょうど一年前、1度目の緊急事態宣言期間に土地を視察しお客様ご家族と出会い、設計。役所協議、リモートでの情報交換、感染予防対策の上ご家族全員と直接の打合せ等、一つ一つ丁寧に歩み着工。現在3度目の緊急事態宣言期間に、上棟を迎えることが出来ました。無事、工事が進むよう願いつつ、竣工が大変楽しみです。

コロナ禍でも、希望をもって家づくり出来ますので、是非ご相談頂きたいと思います。古川達也

 


上棟式の様子。ご家族全員と中山建設皆さまで、建設への思いを一人一人ご挨拶する、心温まる機会となりました。
 


約25mの路地状部分がある旗竿地の住まいになります。
 


長いアプローチの先にある住空間は、隣地の豊かな緑景が借景となり、気持ちよい空間の抜けが魅力となります。


2階の子世帯は大屋根の形状を屋内空間に活かし、大梁が現しとなります。雨天に備え柱・梁を濡らさないよう、上棟後ブルーシートによる万全の養生をして頂いています。

 

棟梁のお手伝いで子供たちが率先して現場のお掃除。

2021年05月7日

横浜市戸塚区「2つのテラスをもつ家(仮称)」施主・施工・設計3者による打合せ。月一回の定例打合せに、施主ご夫妻は必ず子供たちを連れて来ています。

施主ご家族が暮らしている場所と建設地が徒歩圏内で近いということもあるのですが、家が一つ一つ人の手で作られ、出来上がる過程を感じたり、職人皆さまの頑張りを直に見て、子供たちに何かを感じて欲しい、ということなのだと受け取っています。素晴らしいことです。

打合せ終了後、大人たちの目が届く限られた範囲ではありますが、棟梁のお手伝いで子供たちが率先して現場1階のお掃除をしてくれました。職人さんとの交流、住まいへの愛着と共に、少しでもモノコトづくりへの関心が育まれるとしたら、これは正に、住環境を自然に学ぶ機会としての、住育(じゅういく)なのではないだろうかと感じます。

子供たちは暮らし始めてからも、きっとお掃除してくれることでしょう! 頼もしいですね。

造り付け家具を施主・施工・設計3者で確認・現場調整。

2021年04月4日

 

造り付け家具を施主・施工・設計3者で確認・現場調整。

横浜市戸塚区の新築住宅計画「2つのテラスをもつ家(仮称)」施主・施工・設計3者集合で行う月1回の現場定例。屋外の屋根工事と外壁の窓サッシの施工が終わり雨仕舞いが出来たので、いよいよ本格的に屋内工事の仕上げに着手するタイミングです。既に床フローリングやセルロースファイバーによる断熱工事は終了。実施設計図面を皆で確認しながら、オリジナルで製作する書棚や収納棚などの作り付け家具(造作家具)の打合せを行いました。施主ご家族全員で参加頂けたので、子供たちの動作や、現場でご家族皆が感じる感覚を共有しながら、棚を増やしたり家具のプロポ-ションを微調整したり確かな調整を行うことが出来ました。

 

指定確認検査機関による中間検査の立会い。

2021年03月9日

 

指定確認検査機関による中間検査の立会い。

横浜市戸塚区の新築住宅計画「2つのテラスをもつ家(仮称)」。指定確認検査機関(本件は湘南建築センター)による中間検査に立ち合いました。特に、屋外では敷地境界に対する建物本体の離れ寸法。屋内では構造上主要な耐力を担う耐力壁や、構造金物の配置などの施工状況が検査の対象です。検査員と一緒に実施設計図と見比べながら全数・全箇所の整合を確認しました。指摘なく無事終了です。